中国ビジネスを愛する貴方におくる起業家のホンネ

好きなんだから堂々と宣言しちゃいましょ。私は、いま、改めて中国上海ビジネスに夢中♡

やってみるしかない!

無類のビジネス好きからすると上海は特別な存在。

当然、ビジネスチャンスが数多く生み出される場所なので、めちゃくちゃ競争が激しい。
ポテンシャルは極めて高いが成功は非常に難しい中国上海ビジネス。

中国上海で起業した個人事業主の11年目ということもあり、
他に先駆けて注目した結果、まあまあヒットしたビジネスモデルはあります。
が、結局のところ、商売として成り立っているのは、「インテリアデザイン」と「コンサル」のみ。

上海ビジネスは変化のスピードが非常に早く、ライフサイクル短縮化への対応が難しすぎる。
ローカル企業の勢いは凄まじく、あれよあれよという間に、ユーザーの特定のニーズを満たします。

流れが読めない会社は淘汰される可能性大なのですが、
中国上海ビジネスは変化のスピードが速いので、それをどうやって乗り切っていけばいいのか........。

「日本企業は意思決定が遅い」という話を耳にするのですが、
海外事業やグローバルプロジェクトでは「さらに輪をかけて遅い」ため、
何かが始まった瞬間に一気に広がる中国上海ビジネスのスピードに対応できない場合が多い。
決定スピードが遅いと、それだけで不利な状況からスタートするわけですから、勝率が低下します。
何をもって成功とするか難しいところですが、成功している日本企業は、そんなに多くないと思います。

ウチは小規模な会社組織のため身軽なのですが、
それでも何かが始まった瞬間に一気に広がる上海ビジネスのスピードに適応できていません。
柔軟なシステム基盤やリソースが不足しており、考えて議論している間に、世の中は変化する。

今、中国は世界一シビアな経済大国の一つですから、経営努力を怠りあぐらをかいていると、
異業種やローカル企業などの参入により不測の事態に陥り、けちょんけちょんにされます。
中国人でも継続は難しい上海ビジネス。我々外国人が四苦八苦するのは当然。

真偽のほどは定かではないですが、上海で成功できれば中国全土で成功できる、と言われています。
中国人にとって一番ビジネスが難しい街が上海らしい。
中国最大の経済都市であり、中国全土から猛者が集まる、まさにビジネスという名の戦場です。

いや、ほんと、タフでなければ生きていけませんよ。
2012年の統計によると、中国で毎年300人くらいの日本人ビジネスパーソンが死んでいます。
はっきり自殺と断定されたケースもあれば、「精神障害」と「突然死」も少なくない。

中国市場に駐在員を送り出す日本企業の期待の高さと、
日本とは異なる中国での現地 ビジネスの内情との間には、
大きなギャップがあるため、中国の赴任先各地で日本人の自殺者が出る。
悲しいかな、真面目で責任感が強い人ほど危ない......。

中国上海ビジネスと本気で向き合っていれば、毎日のように精神的な強さを試される場面に遭遇する。
失敗から立ち直り、困難から学び、さらに成長するために必要なメンタルがないとキツイ。

島国の中で同じ日本人を相手にしている企業にとっては、中国ビジネスは簡単ではありません。
そもそもの話、日本の常識は世界の非常識ですからね。
それでも、今後益々縮小してゆく日本市場にあっては、中国市場は極めて重要なのは言わずもがなです。

勝つか負けるか、それは誰にも分からないのですが、それでも戦った人間だけに、生き残れるチャンスがある。

中国上海ビジネスにはコレが絶対!という公式はありませんが、
私の経験が少しでも参考になり、新たなビジネスの可能性を引き出していただければ幸いです。

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