この間COEDOの黒ビールを紹介したわけだが、もう1種類の方はイマイチだったので放置。
別のもんを。
増税とのイタチゴッコの末に生み出された、ビール味のリキュール。
「リキュール(発泡性)」とか書かれてビールではないとされながらも、ビールと同じコーナーに並べられている皮肉な飲み物。
その中で最近発売されたこいつ↓
今まで飲んだ準ビールの中では一番好みです。一番ビールに近い。
そんな話をしていたら常連さんに「これも旨かったよ」と勧められたのがこいつ↓
今飲んでいるわけだが、確かに旨い。
けど、やっぱスパークリングホップの方が好きじゃわ。
両者とも魅力的なのは、缶ジュースとほぼ同じ値段ってこと。
どこで買うかにもよりますが、110〜130円で買えますからね。
ジュース代わりに飲むようになったら終わりだな。
こちらから質問したわけでもなくアドバイスを受けるという経験は、多くの人があると思います。
よほど近寄り難いオーラを出している人でなければ、何回かはありますよね。
かく言う自分も、若輩者だからなのか、常に悩ましい球撞きをしているからなのか、昔から今でも、しばしば一方的なアドバイスを受けることがあります。
そういうアドバイスをされた時「聞いてもいないのに、うるさいなぁ」と思う人と「ありがたいことだ」と思う人と別れると思うわけですが。
自分の場合は当たり前っちゃー当たり前ですが、聞いたわけでもないアドバイスでも、役に立つことなら「ありがたい」と思うし、どうでも良い事だったら「うるさいなぁ」と思うわけであります。
内容次第です。
けど、どうでも良い内容であったり、自分の趣向に合わないことであったりしたアドバイスであっても、結構覚えているもんです。
そんな当時は否定したアドバイスで、最近思い出して役に立っていることがあるのです。
ブレイクの時の手球の置き位置に関してであります。
普段、手球をどの辺りにセッティングしますか?
自分の場合、まず前後方向ではヘッドライン(ヘッドストリングス)ギリギリに手球を置いています。
手球キッチン内っていうのは、手球の中心がヘッドラインを越えなきゃ良いわけでして、そのギリギリの所に置きます。
今まで冗談以外でケチつけられたことは無いですが、なんせそんなギリギリに置くために、万が一に備えて時々横から見てキッチン内に収まっているかチェックしてます。
で、そんな前後方向の置き位置は決まっていて、後はテーブルコンディションに合わせて、同じレストの長さで撞けるように左右方向を調整していました。
けどね、それはあまりよろしくないのではないかと。
クッションの形状によって、強制的にコジらされてしまうことがあると、何度かブログに書いてきたと思います。
そのアドバイスを貰った時も同じことを悩んでいて、それに対して「手球の置き位置が悪い」と指摘されたわけです。
内容ってか、押し付けがましい口調だから嫌だったんだな、ありゃ。。。
まぁともかく、それで教えられた手球の位置ってのが、従来の俺の置き位置よりだいぶクッションから離れた所でして、その手球位置と1番ボールを結んだ延長線上にブリッジを組むと、レストがめちゃ長くなる。
とてもじゃないが、当てられる気がしない。
なので採用しなかったんです。
けどね、それが有効だと今更ながら気づいたわけです。
クッションの丸みというのはテーブルによって差がありますが、同じテーブルであれば、1ポイント目だろうと2ポイント目であろうと、どこでも同じですよね。
ブレイクでブリッジを組む時、どこに手球を置くか、それに伴って変わるブリッジ位置によって、1番ボールとブリッジを結んだラインとロングレールとが成す角度は変わってくるでしょう。
この写真で言えば30度くらい?
その角度が鈍角であるほど、クッションの影響を受けやすい。
そして鋭角であるほど、クッションの影響を受けづらくなるようです。
かといって鋭角過ぎるのもダメでしてね、テーブルによってピッタリ来る角度があるんですよ。
そこにブリッジを組みたい。
そうすれば、非常にキュー出しを真直ぐにしやすくなります。
けどそうするとレストが長くなっちゃうから、アドバイスを貰った当時の俺は敬遠したわけですけどね。
また別の人から受けたアドバイスと合わせりゃしっくりきました。
「ブリッジの位置を変えたら、レストが長くなるから無理!!」って思ったら、手球位置を下げりゃいいんですよ。
テーブルごとに必ずある理想の位置にブリッジを組み、人それぞれの好みのレストの長さにするためには、手球を前後方向に動かして調整する。
手球のセッティングに手間取りますが、そういうセッティングの仕方してみれば、当たりも厚みも安定すると思います。