鈴木さんちの球日記

撞球愚痴日記。2006年から書き続けているので、昔と今とでは持論が変わっていることが多いです。1プレイヤーの成長記として、生暖かい目で見守ってください。

恋のハリケーン

関東は台風が接近中です。


この大雨の中、風で傘を壊されてしまったらしい妙齢の女性がたたずんでいたので、そっと傘を差しだしました。恋の予感でしょうか。


頭が全く回らん鈴木です。



「今日は冴えてる!」って日の頭の回転数を150。通常時を100としたら、今は3くらいです。酷いです。


今日はJPAでスコアラーやったんですけど、私のつけたスコアを見たら、回転数3っぷりが良く分かると思います。間違いまくりのグチャグチャ過ぎてカオス。



ブログを更新しようとも自分が何を書いてんだか全く分からない状況に陥っておりますが、なんとか書いてみようと思います。近頃ブログ更新が命がけです。



平撞きブレイクに少しずつ自信を持てて来ているんですが、あくまでも「場外してしまうほど厚みを外す事はほとんど無くなった!」「ミスキューまがいの当たりをする事はなくなって、ドカーンと当たる事が多くなった!」というだけです。ショボくね?ww


分かりやすくショボさを表せばですね。10ボールと8ボールで全く同じブレイクです。


真正面から厚み100%でドカーン。力加減も全く同じ。


10ボールではどういうブレイクをしたらいいのか。8ボールならどうすればいいのか。


分からんし、出来ないし!!


まだそれを考える段階に至っておりません。狙ったところに正確に撞けないし、力加減の調整なんて出来ないし。


狙った通りに撞けないんだから狙う意味がない。まずは狙った通りに撞けるようにするところから。


それは事実でありますが、それと同時に「仮に厚みや力加減の調整がしっかり出来るようになったとして、狙ったブレイクを私はするのだろうか?」とも思った。


(new art様より拝借)




10ボールのブレイクインと言えば、2列目(写真の4&5)をサイドポケットに狙うのが一番のセオリーですよね。


他にも8番9番を1クッションでコーナー。2番3番をグルっと1周させてコーナーなど、上手くやれば狙えるボールは多い。9ボールよりも狙いがいがあるとも言えます。


私の平撞きブレイク練習って、10ボールのラックに向かって真っすぐ強く撞くだけの練習です。


しっかり芯を喰わせる事と、厚みを合わせる事しか考えていません。


なので決して「10ボールブレイク練習」とは言えないのです。ラックがただの「手球を受け止めてくれる物」「厚みの目標」にしかなっていないですからね。


「○番を入れよう」とかは一切何も考えていないわけですが、それでもブレイクインはする。


直近の練習時には、1時間ほどやってブレイクイン率は100%。3個イン4個インも結構頻繁に。


何も狙わなくても入るんだったら、狙わなくて良いんじゃ?と思ってしまう。


「それだと、コンディションが悪かった場合にブレイク入れられないぞ!」って思われるのかもしれませんが、多分そんな時は相手も一緒になってノーイン連発になって、結局はあんまり関係なくなる気がする。


10ボールラックに向かって真っすぐ強く撞くだけの練習をしている時、一番良く入るのは2番3番な気がする。


ブレイクが当たっていない時は全然入らず、ブレイクが当たっている時は頻繁に入ってくれる。非常にやる気を出させてくれるボールであります。


まぁ、そんなわけでですね。「正面から真っすぐ強く撞く」というブレイクが高い精度で出来るようになったら、私はそこで満足する気がするのであります。


未来の私は、手球位置に気を遣ったり、力加減に気を遣ったりするのだろうか?


当たったら入る。当たらないと入らないって分かりやすくて好き。


ブレイクが当たらない調子の悪い時にどうするかが肝心?



諦める!!





さて。9ボールです。


10ボールの事を考えている時に9ボールにも頭が及んだわけですが、「9ボールだって何も狙って無いじゃん」って事に気付いた。


「狙ったわけじゃないけど、結果的に入ったブレイク」は、10ボールだけじゃなくて9ボールも一緒だ。


っていうところから頭がトリップして、またいつもの長話です。一旦の閑話休題



ラックシートというものがある。



非常に便利なものであります。


私が最も利便性を感じるのが、ラックを立てる手間であります。短時間で簡単に組めますからね。


何かと言うと、ブレイク練習をする時に一番恩恵を受けていますww


ブレイク練習の時は何度も何度もラックを立てるわけですから、それが面倒で、昔から「ラックが全自動にならないか」などと言っていたわけですが、今はトライアングルラックで立てていた頃に比べれば、だいぶ楽になりました。


記憶が朧ですが、私が球を始めた頃(約10年前)にラックシールが出始めたんですかね?


トライアングルラックは今でもテーブルに設置されていますけど、シールはほぼほぼ淘汰されてしまったので、最近のプレイヤーはもしかして知らない??


ほとんどの読者様には説明がいらないだろうし、ラックシールを知らない世代の人がこのブログを読んでいるのかどうか謎ですが、一応説明を。





自分のブログを遡ればどっかに写真あるだろうと思ったけど、探すのにずいぶん苦労してしまった。なんとかあった。


当時のネタの関係でトライアングルラックが置いてありますけど、それは関係無し。トライアングルラックの中にあるシール。ラシャに直接貼られたシール。この上にボールを置けばラックが立つわけです。


(ちなみに、サンビリでは去年までシールが貼られていたらしい事を、自分のブログで知りましたww)


長所はラックシートと同じで、均等に立つこと。手間がかからないこと。


欠点は、ラックシートの欠点を極端にした感じでしょうか。疲弊してくると、どうやっても立たなくなる。そして、疲弊するまでが早い。


シートもそうですが、シート以上にシールは毎回同じ位置にボールが置かれるので、ラシャの痛みも早い。


サラのラシャに綺麗に貼られたシールなら良いんですが、そうじゃないと完璧なラックは組みづらかったですよね。


シールがズレたりはがれたり。下のラシャが傷んだり。その度に微調整が必要で。


今はなき某店で、毎日毎日店長さんが華台のラックシールを微調整していたのを思い出すなぁ。


便利だけど、良い状態が長続きしないってのがシールでしたね。


シールの通りにボールを置いたらラックが浮きまくりになる事が多く、シールが邪魔なだけの事も多かった。シールを無視してトライアングルラックで立てたり、近年だったらシートを使ったり。


でもまぁ、総じてトライアングルラックを使うよりは入りやすかった。。。。んでしたっけ?覚えてないやww


いや、まぁ、ともかくとしてですよ。トライアングルラック→シール→シートという時代の移り変わりを経験してきた身としては、シート専科の時代のプレイヤーに対して“ゆとり”のイメージが少なからずあるわけですよ(笑)


「置くだけでラックは立つもの」と考えているような人や「即死して当たり前」と思っている人達には思うところがあるわけですけども。


それって単にちょっとだけ歴が長い事を誇示したいだけなのかなって思った。


と言いますのも、まず理由の1つめ。ラックシートになった事で自分の勝率がどう変化したか、全然分かっていない。


たとえば、トライアングルラックを使っての勝負をしたとしてですよ。シート世代のプレイヤーに対しての勝率が上がったとしたら、「このユトリが!」とか堂々と言えますけどね?w


でも実際には、勝率変わらないどころか、下がる可能性も大いにある。


ブレイクインをさせるブレイク力に関してはユトリを上回ると思うんですけど、ブレイク後の配置に関しては、シート時代の簡単な配置だからこそ私は取り切れるのであって、トライアングルラックだと「ブレイクインさせたは良いが、取り切れずに接待ビリヤード」になるんじゃなかろうか。


それとですね。「トライアングルラック時代を経験している人はラックの知識がある」だなんて思っていたんですけど、どうやらそうでもないみたいなんだよなぁ。


よく良く考えたら、私より歴が長い人でも、ラックがグダグダな人いっぱいいるからなぁ。最近立て続けにラックを立てるのが下手なベテランプレイヤー(ラック以外の技術は一級品)と対戦したもんだから、なおさらそう感じる。


「昔はラックが適当だった」「前3つがついていれば良いだなんて言われていた」「今の方がラックはシビア」


そんな話を聞きました。それもそうだよなぁ。


昔はノーインが普通にありました。


ラックチェックをしたとしてもブレイク力が無ければ入らなかったし、ラックチェックをしてブレイクも充分な精度があったとしても入らないこともあったし。


入らない事が普通にあったからこそ「入らないのはラックのせいではない」みたいに考える人も多かったんだろうな。


ラックの知識を得ようとする人と、どうでも良いと考える人の両極端だったのかな?


シート時代になってからは、入るのが当たり前になったからこそ、入らなければラックがおかしいって事になりますのでね。なので昔よりもラックに気を遣うようになった、、、、のかねぇ?


よく分からんばい。


回転数3の頭でよぅ頑張った。。。。限界が来たので続きは明日。



P.S.


ちなみに、冒頭の傘を貸した女性ってのは、たまたま出くわした身内です。恋の予感がしたらマズイです。