鈴木さんちの球日記

撞球愚痴日記。2006年から書き続けているので、昔と今とでは持論が変わっていることが多いです。1プレイヤーの成長記として、生暖かい目で見守ってください。

教え下手

3本立て


1本目




試合会場として有名な渋谷のCUE。8月末まで終日フリータイム(休日は3時間まで)を実施しているそうで。


確か去年もやっていた覚えがあるので、毎年期間限定でやってるのかな?


1500円で開店から閉店まで球が撞けるわけでして。


さすがに開店から閉店までは無理として「開店の10時に行って、夜7時くらいまで。。。」とか想像してみたんですけど、無理!今の私、ほんと体力ないから無理!!


体力のない自分には終日フリータイムはあんまり意味ないかなって思い直しました。



以前に一度書いたと思いますが、フリータイムプランの落とし穴ってものがあります。


たとえばサンビリの6時間パックで入店したとして。


今までに何度かありました。まだまだ始めたばっかりだっていうのに、急な用事が出来て帰らなくてはいけなくなったとか。勿体ない。


また、時間の余裕はあれど、あまりに球撞きのイメージが悪いだとか体の調子が悪いとかで「これ以上球を撞いても無駄。悪化するだけ」っていうこともしばしばあります。


そんな時でも「せっかくフリータイムで入ったんだから、もう少し撞かないと勿体ない」と思ってしまって、グダグダと惰性で球を撞き続けてしまう。結果的に時間の無駄、体力の無駄、そして調子もより一層悪くなるという何も良いことが無い状態に。


逆パターンもあります。


サンビリは昔は通常料金か6時間パックかしかなかったのですが、最近は3時間パックがあります。


「今日は3時間かな」と思って入店すれど、調子が出てきて「もうちょっと撞きたいなぁ」とか、相撞きすることになって3時間をはみ出してしまうとかいうことがしばしば。


だったら6時間パックで入っておけば良かったなって思うことがあるわけです。


けち臭プレイヤーは、料金プランで一喜一憂してしまうわけですね。


ですから、快活クラブとか自遊空間とかの料金プランは素晴らしいな、と。



利用したことがある方はご存知でしょうが、事前申告が必要ない。会計時に最も安い料金プランで計算してくれる。


好きな時まで撞いて、好きな時にやめられる。そして安い。


漫画喫茶素晴らしいなぁ(料金プランに関しては、全てのネカフェがそうだというわけではございません)






2本目



これまた、なすみそさんのブログを読んでいて思いついたことなんですけども。


「キューをしっかり出す」とか「9番はしっかり撞く」とか言った表現の、初級者への伝わらないっぷりって凄いよなぁと昔から思っております(笑)


ただただ無意味に長いフォロースルーを出す。シバキに近いハードショットをする。


今までに見た例は何十例もございます。I氏もそうだったから、散々にネタにした覚えがw


歴史は繰り返すとでも言いましょうか、いつの時代にもそういう曲解した初級者に出会います。ということは、そういう曲解させてしまいがちな発言をする上級者がいつの時代もいるということでしょう。


上級者同士なら伝わるけれど、初級者には曲解されがちな表現って色々ありますから、アドバイスをする際には彼我の実力差ってのを考慮して教えないとね。


「分かった?」って聞いても「分かりました!」って全然違うことを頭に浮かべているのに返事だけは良い初級者って多いですしw


理解度もチェックしないといけませんな。


プレイヤー同士でさえそうなんだから、一般の人が相手となると、、、、3本目に続く





3本目





先日とある人と話していた時に「話し方が下手だなぁ」「こういう人は理解されづらいだろうな」と思っておりました。


自分が知っていることは相手も知っていて当たり前と思い込んでいるかのような喋り方。


ビリヤード業界でも、こういう人いるよなーって思っていました。


たとえば、今日初めてビリヤードをやりますっていう人に教える時に、手球だとか的球だとか、コーナーポケットだとかラックだとか、厚いだとか薄いだとか、タップだとかシャフトだとか、その他諸々、専門用語をガンガンに使って説明する人っていますでしょう。


ついつい口をついて出てしまうのは仕方ないと思いますが、普通ならね、相手の反応を見て「あ。理解出来ていないっぽい!」って気づいて、補足の説明をするでしょうよ。


ところが、一方的に喋りたいことを喋って終わり。相手が理解していなかったら「相手の理解力が足りない」みたいな人、いますよねぇ。


教え魔と言われる類の人は、大抵そんな感じ。


「教えて欲しい」と思っている初級者も一定数いるわけですので、教えたがりプレイヤーの需要もあるわけですけども、教えるのが上手くなきゃ話になりませんな。