鈴木さんちの球日記

撞球愚痴日記。2006年から書き続けているので、昔と今とでは持論が変わっていることが多いです。1プレイヤーの成長記として、生暖かい目で見守ってください。

スピードとパワー

2本立て


1本目



この動画が公開された当初ですから、1年半ほど前でしょうか。この動画を見て、特に何を思うわけでもなく「ふんふん。そうだよね」とか頷いておりました。



しかし、先日球談義をしている最中に急に「キュースピードで出す(速く撞く)ってのとパワーで出す(強く撞く)の差って、分かるようで分からんぞ」と思ったのであります。


ロリアン・コーラー2度目の来日の時だったかな。その時にキュー切れのコツを聞かれたコーラーが「強くではなく速く撞くイメージ」と言っておりました。その時もふむふむと頷いたのですが。。。


感覚としては羅Pの言っていることもコーラーの言っていることも理解出来るんですよ。


けどそれを、しっかりと言葉で誰かに伝えようとしたら良く分からん。速いと強いって何が違うの?


そんなわけで、最近のマイブーム用語が「速く撞く球」です。


配置を見て「これは速く撞かなきゃいけない球だ」とか良く言ってますw





2本目



年末ジャンボ宝くじの季節でございます。


ドリームジャンボの頃の話ですので少々前の話ですが「宝くじ当たらんかなー」といつも通りのことを呟いていたら、これまた良くある「当たったら何がしたいの?」という質問を受けました。球関係の人から。


その時はなんて答えたんだっけかな?「世界旅行がしたい」とか「ダイビングやモーターパラグライダーの資格が取りたい」とかなんとか答えたのかもしれません。とにもかくにも、ビリヤードとは全く関係のない宝くじの夢を。


そうしたら「良かった。鈴木さんまで『球屋を出したい』とか言い出すかと思った」って言われたんですね。その人、ビリヤードを生業にしている、思いっきりビリヤード業界の人なのに(笑)


宝くじの当選額も色々あるわけで、何百円や何千円かじゃ「当たった」という気すらしませんよね。


万単位になれば「ラッキー」とは思うでしょうが(その程度も当たったことないので、どういう気持ちになるかは分からん)何かちょっと贅沢をして終わってしまいますよね。


十万百万の単位になると、今度は貯蓄っていう堅実路線になりそう。千万単位も同じかなぁ。



億になってやっと人生を考える段階になりますが、1億2億じゃ「一生遊んで暮らす」は無理なので、「あまり収入を気にせず、好きな仕事をする」くらいでしょうかね。


でね。某K氏と何度か「何億あったら球屋を出す気になるか」って話をしていて、出た結論が10億なんですよw


それくらいあれば、赤字覚悟での理想の球屋作りが出来るかなって。非現実的な額ですね。


っちゅーわけで、球屋を出す気はないっていうことですね。


いちビリヤード好きとして「何か業界の役に立てないか」ってのは多くの方が考えたことあるんじゃないかと思います。


最も役立てることは単純。誰もが分かっているけれど誰も実行には移さない(というか出来ない)、大金持ちになって業界に金を落とすということ。


潤沢な資金があれば数々のプロモーションを打ち出せますから、メジャー化への道が楽になりますでしょ。


大企業のシャチョーになって社内でビリヤードを流行らせていけばそのうちマスコミが食いつくだろうし。


芸能人を動かせる立場があれば、これまた流行らせることが出来るだろうし。


テレビ局での地位があれば、ビリヤードを題材にした企画を通すことも出来るだろうし。


面白いビリヤード漫画を自分で描ける力があれば。有名漫画家にビリヤード漫画を描いてもらうだけの力があれば。


色々妄想は膨らみますな。


なにはともあれ、外からの力があれば色々と変えられることはあるんですけどね。


内からの草の根的な活動は大事ですけど、草の根的な活動しかする力が無いとも言えるわけで、、、、



ブロガー活動なんぞ何の役にも立たんな。