鈴木さんちの球日記

撞球愚痴日記。2006年から書き続けているので、昔と今とでは持論が変わっていることが多いです。1プレイヤーの成長記として、生暖かい目で見守ってください。

ブラインド

3本立て




1本目


皆様メモってしますかね?


私は昔は良くやってました。その日学んだことを忘れないようにメモメモ。


とはいっても、文字情報からイメージを思い出すのは難しく「やらないよりはマシ」っていうくらいでしたが。。。


今はやっていません。メモしている時間がなければ、見返している時間も無いからです。


たまに「メモしときゃ良かった」と思うことがあります。


これは復習パターンのメモですが、予習というか「次に球を撞く時は、こういうことをやろう」という予定をメモすることってありますか?


今さっき、次回の球撞きで試したいことが1つ思い浮かんだのですが、次に撞けるのがたぶん一週間後とかなので忘れていそうで。



とりあえずメモしておきましたが、これを見て思いだせるのだろうか。


というか、メモをしたこと自体忘れてそう(笑)





2本目



私のトレンド、手汗問題。



まず1つ気付いたこと。


グリップをどうしようかとか言っていましたが、そういや私、バットエンド持つやん。


赤狩山Pがインタビューで、糸とか革とか巻いてもどうせその部分を持たないからウッドグリップってなこと仰ってましたが、私もその部分持たないしw


たまにキューを短く持って革巻きの部分を持ってストロークする時は、あんまり滑らない気がする。


ってことは、バットエンドを持つ時のために、バットエンド周辺だけ滑り止めを施しておけばいいのかな。ドラムスティック用の滑り止めでも貼り付けようかな。



続きまして、知った事。


手の汗にはほとんど脂分が含まれずサラッとした汗らしいとはこの間書きましたが、それにも関わらずベトついたり滑りやすくなってしまったりするのは、手で顔を触ったり腕を触ったりなど、他の部分から脂分を貰ってきてしまうからだそうな。


確かに私、メッチャ顔とか触るわ!!


というわけで、出来るだけ他の部分を触らないように心がけ、触ってしまったらオシボリで拭く。


そうするようにしたら、多少滑らなくなった、、、、ような気がしないでもない。




3本目






配置図の使いまわしですが、こんな配置で引いて、出来る限り9番に厚く出そうとします。


手球と8番がそこそこ離れていますので、狙い通りに正確に引くってのは中々に難しいと思いますが、そもそもイメージしていた手球位置が最初っから間違っていた!なんてこともあるんじゃないでしょうか。



9番ボールのシュートラインを伸ばしてみるとこんな感じですので、この黄線の近くに出したいわけですよね。8番ボールから1ポイント分くらい引けば良い感じでしょうか。


ところが「ボール2個分くらい引けば良いかな」とか思ってしまって、いざ正確に2個分引き戻して9番に向かってみると「あれ!薄い!!」ってなことに。


9番へのポジショニングをする際に、ありがちなんじゃないかと思います。ちゃんと確認をしておきましょうっていう好例です。


その他にも、色々と確認をしておきたいこと、しておくべきことってありますよね。


慎重過ぎるのもどうかと思いますが、軽率に撞いてしまうのも問題なので、慎重ではなく丁寧にってのは良く言われる事かと。


そういう確認作業をしたい場合に困るのが、台間が狭く、かつ周りのテーブルに人がいる場合。


周りのテーブルに気を配ることに集中力を削がれてしまいますし、はたまた待ちの時間が発生する場合もありますでしょう。


行きたい場所で隣の台のプレイヤーが撞いていた場合。


自分もその場所で撞かなきゃいけないってんなら待つしかないわけですが、確認のためにその場所に立たなきゃいけないっていう場合は、確認は必須ではないだけに「省略しちゃっても良いかなぁ」と思い。


そして省略した挙句にミス、、、、モヤモヤしますね。


好きな時に好きなようにテーブルの周りをグルグル歩ける環境ってのは良いですよね。



昔は良く参加していた某店のハウストーナメントに全く参加しなくなった理由の1つがそれなんです。台間が狭い。


台間が狭くてフォームが作りづらいってのは、まだ良いんです。広い方が良いけれど、それくらいは対応しなきゃいけないかなって思う。



しかし、試合の時なんぞは四方八方、どのテーブルでも試合が進行していて、自由にテーブルの周りを歩けません。


1つの確認をするために、複数台の撞き終わり待ちをしなきゃいけないこともザラで。
私と同じく最近は参加していないっていう人の話を聞くと、同じようなこと言ってますね。


対応力対応力って言いますけど、一体どこら辺までが対応すべきことなんでしょうかねぇ。




ビリヤード場が儲からない原因の1つに、テーブルが場所を取り過ぎるってのがありますよね。


テーブルを置くだけならまだしも、人が立つスペースの事も考えると、1台置くのに18畳でしたっけ?そんくらいいるんですよね。


あ。ニューアートさんのページに17畳って書いてあった。


場所ばっかりとって客単価は低いわけですから、そりゃ儲からんですわな。そう考えるとボウリングなんてもっとか、、、


ビリヤード場では1台1台に17畳なんて確保していられませんからプレイスペースが重なり合ったり撞きづらな位置があったりするわけでして。


私は都心を中心に活動しておりますので、台間の狭い店が多いのは地価の問題もあるのかなと漠然と思っているんですけどね。


たまーに他の地方の球屋さんに行ってみても、別段広いとも思わず。


他の地方から東京へ来た方。逆に東京から他地方へ行った方。平均的な台間の違いって、感じることありますか?


私が東京にへばりついているもんだから、比較が出来ん。


少々前に初めての店に行きまして、そこも台間が狭かったのですが、その店で撞きながら思ったのは、同じ「台間が狭い」店でも慣れ不慣れが出るな、と。


慣れた台間が狭い店と、不慣れな台間が狭い店では、やっぱり違うのです。


台間の狭い店でやることというと、隣のテーブルに腰かけながら撞くですとか、スタンスが充分に広げられず縮こまって撞くですとか、テイクバックすると壁にぶつかってしまうので立てキューをして撞かなきゃならないとか、それでもどうにもならないので備え付けの短いキューを使うですとか、サイドブレイクは一方のサイドからしか出来ない仕様になっているとか。


色々ありまして「台間が狭い店に特徴的なこと」として、一くくりに出来ることもあると思います。どこかの店で慣れていれば、他の店でも通用するようなことはある。


私が「慣れないな」って思ったのは、物の配置を把握しているかどうかですね。



当たり前ですけど、初めての店、行き慣れていない店はどこに何があるのか分かりませんよね。



慣れた台間の狭い店であれば、テーブルの周りを歩く際にどこに何があるか分かっていますから、一々目視しなくてもグルグル歩けるわけですが、不慣れな店だとチョークを塗りながら歩いたらバットエンドをブツけたとか、足の指をブツけたとか起こりがち。


いちいち周辺を確認しなきゃいけないので、球に集中出来ませんし。


また、構えようと思った時に背後で何かにブツかったとしたら。


慣れた店なら後ろに何があるか分かっている。


足を乗っけて良いものなのか、腰かけてしまって大丈夫な物なのか、その台間の狭さでどう撞けば良いのかが確認しなくても分かる。


けれど、不慣れな店だとブツかったものが何なのかをまず確認しなきゃいけません。それから台間対策を練らなくてはいけないわけですから、テンポが悪い。



慣れた台間の狭い店でも撞きづらさを感じるというのに、不慣れな台間の狭い店だと手間ばっかりで球撞きがシンドイですな。