2本立て
1本目
年配の女性を中心に健康マージャンの人気が高まっており、「飲まない・吸わない・賭けない」がモットーだそう。
そんな記事を目にして、飲まない吸わない賭けないはビリヤードでも大事だよなーって思ってたんですけど、ビリヤード愛好家の年配のご婦人方は普通に飲まない吸わない賭けないだよなーと思い。
麻雀だってもっと下の世代は、飲むだろうし吸うだろうし賭けるだろうし。
ただ、飲まない吸わない賭けない健康マージャンを推進するお店が、そのモットーのもとで繁盛してしっかり経営が成り立っているらしいので、それはビリヤード場では難しいかなぁと思いましたね。
私個人といたしましては、吸わない賭けないは大いに喜ばしいところですし、酒好きではありますが別に球屋での飲酒が好きなわけでもないので「飲まない」も加えていただいて全く構いませぬ。
ここら辺は、ビリヤードをスポーツとしたいのかレジャーとしたいのか、そこんところの考え方次第だと思いますけどね。
さてさて。「飲まない」になっても全く構わんと言いましたが、現状は飲める環境なわけですので、飲むこともあるわけですけどもね?(笑)
「飲みながら撞く」は滅多にやりません。
飲むなら撞いた後。まぁ、後で飲むこともそんなに多くなく、やっぱり球屋じゃあんまり飲まないんですけども。酒を頼む時は「酒が飲みたい」というよりも「お店に金を落としておかないと」と思って頼むことが多いです。
アルコールが入った状態で球を撞くことが滅多に無いプレイヤーとしましては「少しくらいは飲んでいた方が、緊張が緩和されて良いのだろうか」「どれくらいまでなら飲んでいてもまともに撞けるだろうか」とは、しばしば考えることでございます。
以前に、飲みながら撞くことを推奨する某店にて、焼酎をチビチビと飲みながらハウストーナメントに出たらちゃっかり優勝しちゃったことがありました。
なので、少しはアルコールが入った方が良いような気もするのですが、とはいえアルコールの回り方ってその日の体調や空腹具合などで変わってきますからねぇ。同じ酒を同じように飲んでも同じような酔い方をするとは限りませんゆえ、やはり酔球はギャンブルとしか思えないのであります。
ビリヤードはビリヤード、酒は酒で、それぞれ落ち着いて楽しみたいなと。
しかし昨日は事情が違いました。
赤狩山プロのグランプリ勝利を祝っての集まり。
スタートから飲みます。とりあえず飲みます。そして飲みます。
しばらくすると、1先チャレマが開始されました。
赤狩山プロと杯を交わしたことはありましたが、酒飲んで撞いている姿は初めて見ました。
奥様曰く「飲んでも球入れる」とのことでしたが、とはいえやはり杯が進めば多少は球入れなくなるだろうと思い、「後の方がチャンスあるだろう」と画策していたのですが、まさかのご指名によりトップバッター。
プロはたぶんまだビール半分くらい、こっちは既にビール2杯にたっぷりワイン1杯。アルコールハンデが欲しい。
平日トーナメントの時は赤狩山Pとの対戦は大抵渋台で行われるので、赤狩山Pに回してしまっても多少はチャンスが回って来る可能性がありますが、今回は甘台でしたので回してしまったらノーチャンス。
ブレイク権はチャレンジャーが貰えるので、こうなったらもうマスワリをするしかありませぬ。
過去に各所のイベントで、色んなプロとの1先チャレマに挑み、その度に「マスワリをすれば勝てる!」と思っていましたが、実際にマスワリ出来たことあったっけかな、、、
しかしそこら辺は酔球戦士鈴木です。
適当にブレイクしたらラッキーで良い配置になって、自爆出しミスからのジャンプショットも「絶対に入れる!」とか言いながら撞いたら本当にラッキーで入って、加えてラッキーなことに入れりゃ出るような配置だったので次にも繋げられて。
まともに手球を合わせられたのなんて最後の8番から9番だけだったような気がしますが、入れて入れての、歴史に燦然と輝くトップバッターマスワリ。
プロに回しちゃったら終了とはいえ、1回も撞かせないとなると勝った気全くせんな。
4先5先くらいの長さがあっての「1回も撞かせず」だったら達成感あるだろうけど、1先だしな。
マスワリの達成感はありましたが、赤狩山プロに勝った数にはカウントいたしませんw
その後、プロを除いた参加者達での1先トーナメントもあったのですが、さらに酔いが回っていた私は、知らぬ間に9番を外していてキッケー氏に敗北。
そのまんまきっけー氏が優勝。
ちょうど「C級の時にしか優勝したことが無い」「Bになってから優勝してない」って話を聞いていたから「B級で初優勝!」なんて言ってみたんですが、1先なんかじゃ優勝にカウントしないそうです。私と同じような気分ってことだな(笑)
カーリーさんとの1先チャレマでは3杯分のアルコールと戦っていた私でしたが、酔球の良かった点は
・頭が回っていないので、悪い感情も湧いてこない。細かいことを気にしない。
・普段は苦手とするガン見される環境も気にならない。
・視野が狭くなっているので、球撞きに集中出来る。
・口パンチされてた気がするけど、頭に入ってこない。
・酔っている自覚があるので、普段より慎重に撞く。派手なことをしようとせず、地道に入れる。
こんな感じでしょうか。利点たくさんだな。
欠点はといえば、今回思い当たったのは一点だけなんですけど「呼吸が乱れている」でした。
酔っ払い独特の浅く激しい呼吸。
プラクティスストロークをしている時に自分の呼吸が気になっちゃってストロークのリズムが狂い、一体いつ撞き出したら良いのか分からなくなってしもうた。今回はたまたまミスには繋がらなかったけれど、長く撞いてたら絶対どっかでミスしてただろうな。
うーん。でも利点の方が多いか。
公式戦じゃ使えないですが、ハウストーナメントなら飲酒OKなことが多いし、試してみる価値あり。。。。?
ちなみに、1先チャレマ終了後にはシャンパン飲みまくりの、ビールもカクテルもチャンポンして、危うく記憶をなくすところだった私です。ウコンとヘパリーゼに頼って今日も生きています。
赤狩山プロ、優勝おめでとうございます(無理やりまとめ)
今回の件を「ブログに書いても良いですよ」と言われたから書いてみましたと言いたいところですが、言われてなくても書いていたことでしょう(笑)
2本目
ビリヤード業界には女性が少なく、数少ない女性はヲタサーの姫状態になるので、そういう場面を見かけて「うわぁ。。」と思うことが少なくありません。
女性プレイヤーをチヤホヤする男性やチヤホヤされて調子に乗る女性を見て醜いと感じることは我ら男衆にもあるわけですが、普段話を聞いている限り、そういう調子に乗っている女性に厳しいのは女性上級者なんですよね(笑)
「真面目に球撞け」っていう気持ちの現れなんでしょうか。
さて。「女性プレイヤーとの対戦は難しい」と口にする男性プレイヤーは少なくありません。
最初は男性だけの話かと思っていたのですが、「女性プレイヤーとの対戦は難しい」と口にする女性プレイヤーもいるのです。
数が少ないだけに対戦する機会も少なく、その不慣れさが現れているってことなのかもしれませんが、不慣れって言ってもねぇ?何に慣れろと?違いは何?
私は、とある特定の特徴がある女性を除けば、概して女性プレイヤーを苦手だと感じることは無いです。男女問わず対戦相手はあくまでも対戦相手。
際どい服装をしているだとか、色々とチラリしている女性に弱いっていう人の話も多く聞きますが、その点も私は全く意に介さないので「女性プレイヤーキラー」と言われたことも。
いやいや、キラーとかじゃなくて、「女性プレイヤー」だなんて特別視しなきゃ良いだけの話なのに、、、
たぶん、私みたいに兄弟親戚に女性が多いという環境の中で生まれ育った男衆は、全体的に女性相手の時も平常心だと思うぞ。
そんな私ですが、最近平常心を乱される出来事がありました。
隣のテーブルで、際どい服装をした太ったオバさんが撞いてましてね。
きっ、、、、キツい、、、、、
えーーーーーーーーっと、さてさて。
過去に対戦して最も緊張した女性プレイヤーは河原Pだとは前にも書いたと思います。
腕前が違い過ぎて勝負の面では緊張も何もありゃしないのですが、勝ちたい気持ちとかそういうんじゃなくて、「下手だと思われたくない」っていう気持ちが出てしまったんだと思います。
年上の女子プロでしたら思い切りドーンと胸を借りるつもりでブツかっていけるのですが、年下の女子プロだとなんかこう、妙な虚栄心が出て来てしまうというか。。。。
結局そのせいでかえって冴えない球撞いて、玉砕することになるんですけどね!
ま、河原Pにチャレンジした時にやたら緊張したのは年下だとか女性だとかじゃなく別のことが原因だった可能性も大なのですが、それはまた別の日のネタで。
この話が何に繋がるかと言えば、サンビリにて平口プロのチャレマ&祝勝会が行われるそうな。
「ポイントサンビリ荻窪西口店:平口結貴チャレンジマッチ(9月8日) | 「On the hill!」」
チャレマは先月にも行われておりまして、その時は私は開催されるのすら知らなかったのでチャレンジしてみるかどうか悩むこともなかったのですが(←事前エントリーで枠は埋まっていた)今回は事前に情報を得ましたゆえ、一瞬チャレンジを考えてみたのですが、絶対緊張するからやめる!
男子プロとやる時だってそりゃ緊張はするんですけど、緊張の種類が違います。嫌な汗かくからな。。。。
P.S.
そうそう。カーリーさんの祝勝会にてセンターショット対決も行われたんですけど、出る気全く無かったのにまたもやご指名。
その頃には既に飲みすぎていて「自分のキューをどこに置いたかも覚えてない」とか言ったら、赤狩山Pのキューを手渡されるという光栄。
ところが、なんか長いし太いし重いし!
キューのせいだかアルコールのせいだか単に下手なんだか、何が何だか分からないまま1ポイント分くらいズレたセンターショットを繰り出す私。「こういうの待ってた」「これを狙ってた」とプロ。
それまでのチャレンジャーが、みんな綺麗にセンターショットを決めるもんだから、オチを作りたかったもよう。
オチ担当鈴木です。こんにちは。