無線LANプリンタはやはり使いやすいのでおすすめ

およそ6年以上自宅で使ってきたスキャナ付きプリンタCANON MP770が故障してしまった。
インクがかすれてきたので、交換インクを変えたが、どうやらプリンタ内部のヘッドが原因らしい。

ヘッドパーツを取り外し、インクがにじんだ金属のパーツ部分をクリーニングしても改善せず断念。
当時は複合機が安くなり始め、2万ちょっとで手に入れたこのプリンタ、6年も使ったならもう元はとったようなものだ。

そして今回、後継機種となるCANONのMGシリーズを買うことにした。

違いが分かりにくかった複合機シリーズ
紙にアイデアを表現する、というコンセプトは、人々が足りるを知るには十分なくらいに成長している。
どんどん向上する、追加される機能と人々の満足度は反比例して伸びていく。
基本以上の付加価値をどれほど有用に魅せているかがポイントだ。
ランニングコストが判断基準になるけど、メーカーの都合もふまえた価格設定はこれからも大きくは変わらないだろう。

今回は以下のポイントで考えてみた:
以前のプリンタ CANON MP770でよかった機能ー
・スキャナ
・CDレーベルへの直接印刷
・スキャナでの直接コピー

今回上記に加えてほしい機能ー
無線LAN印刷
・もっと静かに。

こうした判断基準のもと、前と同じCANONで機種を絞り込んでみた。無線LAN機能を持ち、CDレーベル印刷機能を搭載したものはだいたい以下の3機種がそれに当たる。
CANONサイトには比較表があるけど分かりずらいのでまとめるとこんな感じ。

CANON MG8130:スキャナがCCD。全部入り。
CANON MG6130:タッチ式のディスプレイ操作。6色カラー。
CANON MG5230:タッチディスプレイなし。5色カラー。

今回は話題のタッチ式ディスプレイで遊んでみたかったので、MG6130を買うことにした。実際金額差もそれほど下位モデルとなく、スキャナ、無線LANを搭載しこの18,000円台というのはお買い得だ。

「目新しく」感じさせるそのタッチ式ディスプレイはこんな感じ。

その時の使用目的に使うボタンだけがライトアップされガイドする、というのは大変分かりやすい。まるでPCアプリケーションを操作しているみたいだ。

無線LAN接続はMacでもWindowsでも、インストールソフトが自分でプリンタのIP拾ってきて自分でやってくれた。現在でもプリンタのネットワークアダプタだけでも数千円。その昔はネットワークプリンタ設定というのは敷居が高く、appletalkや言語ドライバやら複雑で、この設定だけでも仕事になったものだけど、便利な世の中にやっとなってきた。

昨年(2010年)に登場したiOSから、Airplayというワイヤレスプリントの規格も登場した。ツールを使うと既存のプリンタでもできるようなので、また試してみたい。

音も実に静粛になったし、安くなってきている今は買い時なのでは。さっき見てみたら、Amazonでは18,000円きってきていた!でもこれくらいがこれから相場になるかなあ。

Canon インクジェットプリンター複合機 PIXUS MG6130BK ブラック

Canon インクジェットプリンター複合機 PIXUS MG6130BK ブラック

MacがBlue Rayディスクを本格的にサポートしない理由の一考。

次世代ディスクの下克上も収まってきて、「時代はもうBlueRay!」てなキャンペーンが展開されて久しい。けれどうちにはまだない。

新技術の提案や導入には目ざといはずのAppleがBlueRayをサポートしないのはなんでだろう、と考えていたが、昨今の技術的なストリームを見ると、Appleのデータに対する見方、倫理的な考え方が関係している気がする。

ここ最近のリリースやトピックを見ていると、Appleとしては、ネットワーク上で扱いやすいデータ形式、というのを基本の概念に持っていることが分かる。

Mac OS X 10.6となり、OSだけで3GBまでシェイプアップ。PowerPCIntel CPUの意向バージョンとされていた10.4, 10.5は10GB近い。
おかげでMacbook AirはインストールメディアはUSB。今後CDメディアはフロッピーと同じ運命を辿るであろうことが容易に予測される。

また、10.7では標準搭載となるApp Storeで、ソフトのインストールまでもネットで完結できる体制も整えた。
音楽はおろか映画すら、iTunes Storeにてすべて行なえる。

iPhone, iPadにても閲覧できるようなデータサポートとしてるけど、データ移行はUSBまたはワイヤレスネットワーク経由。CDメディアの出てくる出番などさらさらない。


Mac OS Xが登場したとき、Macを「デジタル・メディア・ハブ」とする構想を打ち出していた。そのアイデアをふまえて考えるとき、デバイス間で移行のしやすいデータ、またはメディア形式として考えると、おのずとネットワーク間で扱いやすい軽いデータを、ということになる。

その観点から見るとBlueRayなどはまるでどんどんと肥えていくデータのためのもの。データがそこからフォワードされていくことなど関係ない。そしてもっと保存容量の大きいメディアができました、みたいな発展が容易に想像がつく。


Appleはそうした未来は描いていなくて、ストレスフリーなデジタルライフのために、という視点でデータを軽く扱いやすくととらえているので、BlueRayサポートは優先順位が低いんじゃないか、と予想できる。


BlueRayのクオリティの高さはいわずもがなだ。
HDとなったとはいえ、まだダウンロードタイプのものには及びにくい。
これを見てると、音域の点で劣るiTunesAAC形式の音楽データと、MP3形式、ソニーのデータタイプのあたりの論争を思い出す。
結局、質はある程度満たし、ユーザーから扱いやすい環境を持ったiTunesがすう勢となった。


なのでMacのBlueRay、オプションでつけられますよーみたいなくらいのスタンスになりそうな気配と予測しています。

Adobe製品がまた期間限定で安くなっている

Amazonさんで、Adobe製品の期間限定のセールをやってる。
21~26%の割引率で、Adobe商品はやたら高額なので割引額も大きくなり、6,7万は安くなるものも。

ときどきこうした高割引率のセールをやられると、「これは買っとかなきゃマジで!」という感覚に襲われ、アメとムチ効果だなあ。
とはいえ、導入考えている方にはぜひこうしたセールはおすすめ。
次いつやるか、分からないですしね。

Yahoo!ロコがウェブマーケティングの新潮流になるのか?

新規サイトの登録やプレスリリース等をしていると、Yahoo!での宣伝方法について行方が知りたくなる。
最近海外では失速気味のYahoo!ウェブサービス、エンジンにGoogleを使用などなど、さてこれからどうなるかと気になるところだったが、今日たまたま、2010年4月登場予定のYahoo!ロコという地域情報サービスを知った。

いわゆるGoogleプレイスの対抗馬、地域情報にyahooのリソースをフルに使って提供というところか。

ヤフー、4月より新サービス「Yahoo!ロコ」をスタート ― Yahoo!地図やYahoo!グルメなど地域関連サービス群を統合:MarkeZine(マーケジン)ヤフー、4月より新サービス「Yahoo!ロコ」をスタート ― Yahoo!地図やYahoo!グルメなど地域関連サービス群を統合

Yahoo!ロコでは、目的地までの路線検索や地図での確認などど同時に、店舗や施設、サービスなどの地域情報をまとめて収集することが可能となる。目的の情報を「地域」「ジャンル」「キーワード」などから探すことができるほか、気になった情報は、自身のアカウントに「キープ」したり、Twittermixiなどを利用して、知人とシェアすることもできる。「キープ」することで、店舗側からの割引情報などを受け取ることができる。PCだけでなく、携帯電話やスマートフォンにも対応する。

 店舗や施設を運営する事業主は、こうした行きたい場所や目的地の情報を探しているユーザーに対して、自社の情報を宣伝し、店舗であれば集客することも可能となる。Yahoo!ロコ上に情報を掲載したい場合は、事業主向けの専用ページである「Yahoo!ロコプレイス」を登録することで、自社・店舗のページを持つことができる。

サービス開始時の月間利用者数は約2,600万人、PVは約17億を見込んでいるとのこと。
事業主の利用料金は、エントリープランでは無料。すべての機能が利用できるが、「キープ」ユーザーに対するクーポンの発行やユーザー情報の回数などに制限がかかる予定。有料プランは36,000円からとなっており、制限なくユーザーに対して情報を発信することができるという。

地方に根ざしたサービスが中心の中小企業、またショップは今後注目が集まるのではないかな。
ちょっと情報収集しておこーう。

こちらの本もお役立ちです。

Google AdWords&Yahoo!リスティング広告対応 リスティング広告 成功の法則

Google AdWords&Yahoo!リスティング広告対応 リスティング広告 成功の法則

6/14追記:
延期されていたこのYahoo!ロコ、6月からサービス開始したようだ。利用料は毎月2,100円からと始めるにはお手頃なので、いかがでしょうか。

Yahoo!ロコ プレイス

Macbook Proにメモリ2GB→8GBに増設。やはり俊敏加速!


Macbook Pro(Late 2009)を使用して約1年と少し。
母艦iMacで基本制作を行ない、他の場所での作業として活用を主としていたMacbookProの活用比重が大きくなっていたので、メモリを増設することにした。



MacbookProを増強する理由。
MacbookProはその存在意義として全く必要に足るすばらしいマシン。
デスクトップのiMacとの違いとして尋ねられた時に挙げるとすれば、それは目線を少し下げた位置で作業ができる、という点だ。
SONYの以前の社長(大賀さんだったかな?)のインタビュー記事に、水平より9度前後見下ろす角度が一番快適にテレビを視聴しやすいのだ、というものを読んだことがある。
その目的とするならば、ラップトップタイプは実にかなったものだ。

使いやすさも十分だと、よりもっと使おうとするもので、
そうなるともう少し快適にしたいな、という必要が出てくる。
MacbookProにもParallels DesktopからバーチャルのWindows 7を使ったりすると、
そのもたつき具合が実用にあわなくなる。
そこでメモリを使った実務環境のバージョンアップを今回やってみた。



AmazonでBuffalo製メモリ8GBが10,800円。
もうひとつ後押しとなったのがメモリの値段の推移。
4GB×2枚のBuffalo製のメモリが10,800円で販売されていた。
8GBをアップグレードしようとすると少し敷居が高く感じるが、10,000円台でここまで可能となるようならば、十分もとはとれるのではないだろうか。

BUFFALO ノートPC用増設メモリ PC3-8500(DDR3-1066) 4GB×2枚組 D3N1066-4GX2/E

BUFFALO ノートPC用増設メモリ PC3-8500(DDR3-1066) 4GB×2枚組 D3N1066-4GX2/E



メモリの容量増加の効果
精密ドライバーさえあれば、メモリの交換は5分で済む。
MacbookProの裏面の10個のねじを外しバックパネルを外せば、ほぼ中央にメモリのスロットルが顔を出す。
斜めに差し込む時に注意さえ払えばすぐに交換できる。

さて、8GBに交換しその変化はどうだろうか。
いろいろなサイトでベンチマークでの比較で説明されているが、正直さわってみた体感でなければその差は語れないもの。
通常OSに割り当てられる最低限のもの、またソフトを複数実行したとき必用とされる容量は、以前のスペックの2GBで十分事足りるものだ。
そのため起動やブラウジングといったレベルの作業ではあまり実感はない。
起動がもたつくiPhotoもそんなに変わった気はしない。
しかし、複数のソフトを並行利用する時にやはり体感的にその差が分かる。
Photoshopで複数ファイルを開きながら作業を行い、他のソフトも操作する場合、
クリックしてからの反応速度に時間差を感じない。
Finderを開く時、ディレクトリ内のファイルを表示させる時にも、
「あ、複数のソフトを動かしているからだよな」と思わせるような間合いが、ない。
ほんの小さな、数秒の差だけど、それがスムーズさ、
作業のすとれすふりーにつながるんだから10,000円の効果は確かにある。

そしてやはり、ディスクスワッピングを確実に感じていた仮想OSの運用。
Parallels Desktopにてメモリの割り当てを2GBにして試してみた。
普通のWindowsをPCから起動させているときとほぼ変わらない速度で上出来だ。
動作もリアルに"OSシームレス"を実現できている。

まだ多くのソフトは試していないが、Illustratorも安定しているようだ。
CSはCS3を使っていることもあるかもしれないが、頻発していたファイルを開いた時点でのクラッシュがまだない。
やはりメモリの割り当てなどに、こうしたトラブルは起因するのかもしれない。


Macbookシリーズを使っているユーザーは、ぜひぜひ試してみる価値があると思いますよ。

BUFFALO ノートPC用増設メモリ PC3-8500(DDR3-1066) 4GB×2枚組 D3N1066-4GX2/E

BUFFALO ノートPC用増設メモリ PC3-8500(DDR3-1066) 4GB×2枚組 D3N1066-4GX2/E


PS.
Apple用のメモリの場合、型番のイニシャルが"A"から始まるものがセオリーだが、このメモリは"D"から始まる汎用のものだ。
万が一のエラーや非対応を覚悟したが、いまのところはおおむね問題のない動きをしている。

2011年01月11日のツイート

2011年01月10日のツイート