効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

JR奈良駅前の変化

日本へ観光に来て奈良を訪問する人の大半はJRを使っているはず。その観光客を迎えるJR奈良駅前の東側広場は、そこから春日大社に向かう三条通に面している。だが、駅に降り立った観光客が見る広場は、バスの停留所を中心にした殺風景なもの。ただ一つあるとすれば、新しい駅に衣替えした時に残した古い駅舎を観光案内所に使っていることだが、端の方に位置するためにほとんど誰も気がつかないだろう。そこから春日大社に向かう道は、これまで観光道路に改装するために立ち退いた住宅空き地と店舗が混在する、何とも雑な印象を与える狭い道路でしかなかった。次第に歩道などが整備されていたが、雑然とした感じばかりだった。昨日ここを通った時、この道路がかなり整備されて、歩道にはデザインが統一された膝までくらいの高さの歩道灯が整備され、店舗の並びも綺麗になっていた。そして、駅前の三条通に通ずる交差点には、参道入り口と分からせるような古い様式による門が作られていた。これを見て、観光客も奈良へ来たという感じを受けるだろうなと少しは救われた感じがした。しかし、これからもっと奈良の雰囲気を表現するデザイン性を追加してほしいものだ。