効エネルギー日記

エネルギーの効率的利用を中心に、自分の考えを述べる。

テスラモーターズが日本へ攻勢

自動運転モードで走っていたテスラモーターズの電気自動車が事故を起こしてドライバーが死亡したことは、大きなイメージダウンとなったかも知れないが、それによって電気自動車自体の評価が下がった訳ではない。価格は別としても1充電あたりの航続距離が確実に長くなっているのを見ると、燃料電池自動車はインフラ整備が進まないことから市場への浸透力で負けているのかも知れない。テスラが日本に充電拠点拡充に乗り出しているのを見ると、同社の電気自動車の魅力にひかれる人も増えるかも知れない。7月17日に浜松市の高速道路のサービスエリアに開設し、全部で11カ所とした。今回の新設により盛岡から岡山までのネットワークができ、「急速充電拠点だけの利用で本州を縦断できるようになった」としている。ゼロから充電すると20分で250キロメートル走行可能な電気を蓄えられる。今年は浜松市を含めて既に4カ所で開設するなどペースを上げており、「年内にさらに2カ所で設置する」ということだ。燃料電池自動車と違い、自宅に停めているときにゆっくり充電することもできるから、その利便性は高い。それに加えて長距離ドライブにも蓄電池の電気がなくなる心配が少なくなるとすれば、これからの普及は加速されるに違いない。