「効エネルギー」日記

2018-05-21

風力発電から長距離送電

住友電気工業は5月16日、鹿島建設東京都港区)より、風力発電所「ウィンドファームつがる」の建設工事における送変電設備・工事を受注したと発表した。この風力発電所プロジェクトは、再生可能エネルギー事業者であるグリーンパワーインベストメントが、青森県つがる市にて計画する国内最大規模、発電容量約122MW(出力3.2MW×38基)の陸上風力発電事業。よく38基も設置する場所があったものだ。その場所の近くには送電系統がなかったのだろう、各風車からの発電電力を33キロボルト(kV)の地中配電線で集電し、154キロボルトに昇圧した後、電力会社との系統連系地点までの約34キロメートルを地中送電する設計になっているとのこと。この長さの地中送電とは驚きだが、地中の通路の掘削技術の進歩とコストダウンで実現したのだろう。通常の66キロボルトで系統まで送るのに比べて送電ロスが大幅に低減でき、回線数の低減やケーブルの小サイズ化(軽量化)による管路土木工事への負担軽減にも寄与したという。架空送電線で既存の送電系統に送るよりも、この方式が今後普及するかも知れない。洋上風力発電でも、陸上に上がってからの系統接続にはこの方式が優位に立つだろう。

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