2009-10-13 シッタカ経済論 (はてなへの引っ越し実験2)
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経済・金融 |
経済・金融関連は、バックボーンがしっかりしている学問の中で、市井の人々が最もシッタカしやすい学問だろう。
軽いところだと、そこら辺のプチ株おじさんの「今日は楽天株がどうたら…」っつー聞いている方が恥ずかしくなってしまうアレ。十分迷惑だが、適当に頷いていれば害は少ない。
重症なのは、上のエントリーとか、コレとか。
最近は特に財政破綻に関するシッタカが盛んだ。
国家財政論は(非マクロ)経済学者や、自称エコノミスト、自称経済評論家でも、結構間違えてしまう論点だから、しかたないかもしれない。けれども他人のBlogにトラックバックを貼ったりしつつ節度を超えたシッタカで誤りを言い切るのは、上手なスパムのようなもので、タチが悪い。
じゃあ、この先、どこまで増え続けるとやばいの?っていうと誰も答えられない
すでに十分やばい。こちらを参考してほしい。
ハイパーインフレ論者は、いまだかつてデフレから急にハイパーインフレになるプロセスを説明していない。
嘘。プロセスを説明してる人は沢山いる。
めんどくさいので手短に言うと、ハイパーインフレは起こると皆が信じると、一気に起こる。バブル崩壊と一緒。
既に日本国債がやばいと思っている人が沢山いるので、そう言う人々が増えたらそうなる。
そもそも、国債発行額が倍になったら米の値段(一般物価の例)が上がるのか?
コメは700%もの関税が掛かっているので一般物価の例としてふさわしくない。まじめに答えると、国債発行残高が倍になるまでに、どのような経済・金融政策が打たれているか不明なので答えようがない。
持続不可能になったとしてもいきなり制御不能の経済になる根拠はどこにも無い。
そのときに制御可能といえる根拠が不明。アメリカ在住ならば、「Kling Mankiw」あたりで英語ググってくれ。
基本的に制御不能になる。説明がめんどくさい(だったら書くな、かw)
累積債務増加が困るのは貧富の格差が拡大して政治的にもたなくなるから。
- 28 http://blog.livedoor.jp/kazu_fujisawa/archives/51596567.html
- 5 http://wofwof.blog60.fc2.com/blog-entry-147.html
- 3 http://d.hatena.ne.jp/keyword/トンデモ
- 2 http://ameblo.jp/kyouno-sekai/entry-10363397857.html
- 2 http://d.hatena.ne.jp/hottheme
- 2 http://d.hatena.ne.jp/keyword/社会保障
- 2 http://k.hatena.ne.jp/keywordblog/ハイパーインフレ
- 2 http://translate.googleusercontent.com/translate_c?hl=pt-BR&sl=ja&u=http://search.minakoe.jp/rsss/rsss.asp?qry=domain:hatena&multi=1&prev=/search?q=%E3%83%AB%E3%83%9E%E3%83%8B%E3%82%A2%E3%81%AE%E4%BA%BA%E3
- 1 http://ameblo.jp/kyouno-sekai/
- 1 http://b.hatena.ne.jp/entry/blog.livedoor.jp/kazu_fujisawa/archives/51596567.html
おっしゃるとおり、経済は専門ではありません。
>めんどくさいので手短に言うと、ハイパーインフレは
>起こると皆が信じると、一気に起こる。バブル崩壊と一緒。
よろしければ、デフレから短期間の間にハイパーインフレになるプロセスを記したものを一つ挙げて頂けませんか。その間に、マイルドなインフレが起こって金融引き締めや緊縮財政を採る時間はなかったということになりますよね。
「インターバンク市場」の存在、次に、最近議論が盛んな非伝統的金融政策についての論点はご存じでしょうか。
もしご存じなければ、経済学をイチから学ばずとも、エッセンスを吸収できる良書があります。僭越ながら紹介させていただくことで、長くなる話は恐縮ながら割愛させていただきたく存じます。
「素人以上プロ未満のための経済・金融入門」
しかし財政問題はホットでクリティカルなトピックですから、時間のあるときにまとめてみようと思っています。しばしお待ちいただければ幸いです。
以上、よろしくお願いいたします。
>次に、最近議論が盛んな非伝統的金融政策についての論点
専門家ではありませんが基本的なことは抑えているつもりです。
yamanoさんは経済学者だと思いましたので、恐らくキャピタルフライトなどを考慮して不確実性を一気に増大させるモデルを提示されるかと思っていました。ただしモデルだけならいくらでも構築は可能なので、デフレ下に対応した説得力があるパラメータの推定かカリブレーションが行われていないと政策
という観点からは無価値だと思います。逆にそういうことが行われていれば建設的で説得力がありますね。
質的な議論をすれば、池尾氏のブログ(?)にもあったように「積極財政を採用することは安全ではない」のでしょうが、どの程度のリスクがあるのか、そのリスクを回避した場合のコストがどのくらいか、というところに見解の相違があるのでしょう。
ちなみに、潜在GDPのような均衡点を所与とすれば、積極財政を長期間続ける事は経済理論的にはおかしいのでしょうが、私はそういう単純な均衡点の存在は信じていません。
そもそも私は「経済理論が現実的政策にどれだけ役に立つかといえば全体の1/4位であり、さまざまな条件を総合的に考えないと間違えてしまう」といった小宮隆太郎氏の指摘が正しいと思っています。だから、正しい1/4に立脚しながら、残りの3/4について、不確実な未来に仮説を立てざるを得ないジレンマを抱える政策的なものを、総合的に正しく考えてみたいとおもっています。
まぁ現実には、私が几帳面な性格ではない故、ほとんどは思いつきで書いてしまうだろうと思いますが。
生暖かく見守ってください。
もちろんブログ用に実証分析を期待しているわけではないので、実証はジャーナルの引用で結構です。