[ 悠 々 日 記 ]/ YUYUKOALAのブログ

コアラのように悠々と日々暮らしたいと考えている、とある人の日記です

アンケートはてな(結果&分析)

今年のセンター入試「地理A」の問題について、はてなでも聞いてみました。



今回の参考問題はコチラです。



http://www.yomiuri.co.jp/nyushi/center/05/exam/531/14.htm

http://whatever.say.jp/program/snap_shot/site/11058366876433/



それを基に聞いたアンケートはコチラです。(性別年代別)

[女性20歳以上]http://www.hatena.ne.jp/1105835638

[男性20歳以上]http://www.hatena.ne.jp/1105835629

[女性20歳未満]http://www.hatena.ne.jp/1105835624

[男性20歳未満]http://www.hatena.ne.jp/1105835615


以下のうち正しいと思われる組み合わせを答えなさい。



サッカー,野球,ラグビー

「発祥国」と「日本チーム所属の外国人選手の主な出身国・地域」



ア:「発祥」=イギリス/「出身」=オーストラリア,サモア,トンガ,ニュージーランド,フィジー

イ:「発祥」=アメリカ/「出身」=アメリカ,台湾,ドミニカ,ブラジル,ベネズエラ

ウ:「発祥」=イギリス/「出身」=オランダ,韓国,クロアチア,コロンビア,ブラジル



1:ア=サッカー イ=野球   ウ=ラグビー

2:ア=サッカー イ=ラグビー ウ=野球

3:ア=野球   イ=サッカー ウ=ラグビー

4:ア=野球   イ=ラグビー ウ=サッカー

5:ア=ラグビー イ=サッカー ウ=野球

6:ア=ラグビー イ=野球   ウ=サッカー



そのまんまという話もありますが(^^;

全部で200名の回答を頂きました。ありがとうございます。



それでは正解および回答状況の発表です。



この問題の正解は6(ア=ラグビー イ=野球 ウ=サッカー)です。


ア=ラグビー

「発祥」=イギリス/「出身」=オーストラリア,サモア,トンガ,ニュージーランド,フィジー

イ=野球

「発祥」=アメリカ/「出身」=アメリカ,台湾,ドミニカ,ブラジル,ベネズエラ

ウ=サッカー

「発祥」=イギリス/「出身」=オランダ,韓国,クロアチア,コロンビア,ブラジル




ちなみに、センター試験で出題されたものとアイウの順番は変えてみました。

センター試験での正解は4(ア=野球,イ=ラグビー,ウ=サッカー)でした



回答状況をまとめた一覧はコチラです。(太字が正解)



ア:発祥=イギリス
 出身=オーストラリア
サッカー
サッカー
野球
野球
ラグビー
ラグビー




イ:発祥=アメリ
  出身=アメリカなど
野球
ラグビー
ラグビー
サッカー
サッカー
野球




ウ:発祥=イギリス
  出身=オランダなど
ラグビー
野球
サッカー
ラグビー
野球
サッカー

(回答締め切り順)
(1)
(2)
(3)
(4)
(5)
()
合計
正答率


男性
20歳以上
6
8
3
9
1
23

50
46%


女性
20歳以上
9
6
1
5
2
27

50
54%


男性
20歳未満
12
5
1
6
4
22

50
44%


女性
20歳未満
7
7
5
7
3
21

50
42%


(分類別合計)
(1)
(2)
(3)
(4)
(5)
()
合計
正答率


男女別
男性
18
13
4
15
5
45

100
45%


女性
16
13
6
12
5
48

100
48%


世代別
20歳以上
15
14
4
14
3
50

100
50%


20歳未満
19
12
6
13
7
43

100
43%


全体合計
34
26
10
27
10
93

200
46.5%



なかなか面白いデータが取れたと思います。

当初の予想は「正解」の選択肢6が一番多くなり、

次に「1つのみ正解」の選択肢1,3,5が多くなり、

中でも「イ=野球」の1が3,5よりもやや多くなると考えていました。

回答状況を見ると、選択肢1,6の回答数の多さは順当な結果でした。


[男性 20歳以上](1)4位、(6)1位

[女性 20歳以上](1)2位、(6)1位

[男性 20歳未満](1)2位、(6)1位

[女性 20歳未満](1)2位タイ、(6)1位



しかし、残る4つの選択肢については予想と異なる結果になりました。

「大ハズレ」(一つも合っていない)選択肢2,4の回答数は


[男性 20歳以上](2)3位、(4)2位

[女性 20歳以上](2)3位、(4)4位

[男性 20歳未満](2)4位、(4)3位

[女性 20歳未満](2)2位タイ、(4)2位タイ

と共に「大ハズレ」にも拘らず、ある程度の数を集めました。

一方、「1つのみ正解」の選択肢3,5の回答数は


[男性 20歳以上](3)5位、(5)6位

[女性 20歳以上](3)6位、(5)5位

[男性 20歳未満](3)6位、(5)5位

[女性 20歳未満](3)5位、(5)6位

と、どの層でも対照的に下位に沈みました。

つまり、選択肢3,5が少なく、2,4が多いという結果になっています。



このように「大ハズレ」が「1つのみ正解」よりも多くなった理由は何でしょうか?



選択肢4については、実際のセンター試験の正解が4だったことで

この設問での条件を熟読せずに回答した人が多かったのかもしれません。

しかし、それでは選択肢2については4と同じ位の多さだった説明ができません。

色々考えてみましたが、理由はよく解りませんでした。



次に「男女別」で見てみます。

予想では「スポーツ問題」なので男性勝利と考えてましたが、

なんと女性が正答率で男性に勝りました。

男性の敗因は、20歳以上での選択肢4、20歳未満での選択肢1、の誤答です。

一方、女性の勝因は、20歳以上での6の正答の多さです(唯一の過半数)。



「世代別」では20歳以上の正答率が勝りました。

これは知識量・経験量の差がストレートに出たのだと思います。



もう一つ、回答締め切り順の正答率を見てみます。

各問につき全体の回答状況を終了後公開にしていましたが

システム上、回答締め切り後はオープンになってしまいます。

その為、締め切りが遅くなる程、他の回答状況の影響を受けて

正答率は上がると思われましたが、

実際は「46% →54% →44% →42% 」と後半下がってしまいました。

つまり、他の回答状況の影響は認められないといえます。





今回のアンケートで何よりも意外だったのは、男女別正答率です。

このデータを調べたかったのが今回のアンケートの動機でした。

スポーツ問題ということで男性有利との予想をしていたのですが、

結果は女性が金星、男性は過半数割れの惨敗です。



最後に、全体正答率が46.5%というのは

センター試験問題の中では難問なのではないでしょうか。

なによりも、この設問が「地理A」という科目で出されたことには

大きな違和感があります。

どう考えても適切な科目は「保健体育」ではないでしょうか。




あと、今回個人的に感じたのは

・女性陣の回答は男性陣に比べて遅い。特に20歳未満女性。

・質問が沈んでしまうと積極的に回答して貰えない。

ということです。