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5/28の朝日新聞夕刊に掲載された漫画書評で、
相田裕の作品「ガンスリンガー・ガール」が取り上げられていましたが、
作品が作品なだけあり、同作品が「問題作」として紹介されていました。
「ガンスリンガー・ガール」
■矛盾には目をつぶり
問題作である。人によっては「胸が悪くなる」というかもしれない。
舞台は、近未来のイタリアに設定された「公益法人社会福祉公社」。表向きは政府主催の身体障害者支援事業だが、実態は、なんらかの事情で半死半生の大けがを負った少女たちの身体を機械でおきかえ、テロリストの暗殺など政府の非合法活動に従事させている団体である。少女たちはそれまでの記憶を消され、「条件付け」と呼ばれる洗脳によって、人を殺すことに罪の意識をもたず、男性の担当官に絶対的な忠誠と愛着を持つよう仕向けられている(少女と担当官の間に性的関係はない)。
「条件付け」と鎮痛のための薬は少女たちの寿命を確実に縮め、ときには記憶障害を引き起こす。しかし少女たちは、人殺しが日常の世界を淡々と生き、彼女たちを教育する担当官との間には人間的な「約束」や交流が生まれたりもする。
「少女たちに与えられたのは、大きな銃と小さな幸せ」
もちろん、とんでもない話である。だが少女たちは、あるいは人身売買によって「殺人ビデオ」に出演させられた犠牲者であり、親に轢き殺されかけた子供であったりする。それが命を取り留め、つらい記憶は消され、彼女たちの「殺人」によってテロは未然に防がれ、彼女たちの身体のデータは、障害者のためのよりよい義手・義足の開発に役立てられる。
つまり、この物語は私たちを試す。大きな矛盾には目をつぶって、せめてできることに縋る。けれど残る違和感と罪の意識。あなたはどんな審判を下すだろうか。
作品が作品なだけに、説明がどうしてもドぎつくなってしまっています。
正直なところ、なにも朝日新聞でこの作品を紹介しなくても
いいんじゃないかとも思うのですが。
好きな作品が取り上げられるのは嬉しいのですが、
何かの拍子に批判の矢面に立たせられるご時勢、
こう目立つことが却って波風を立たせやしないかと
ちょっと心配になります。
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