ひざ上●センチ
ロンドンに来て一番嬉しいことの1つに、好きなお洋服が着られること。 私の基本は『トラッド』。 ボタンダウンシャツにタータンチェックの巻きスカート、上はダブルのブレザーかⅤ字のカーディガン。 そんな格好の女の子なんて日本にいないし、そんな格好をしようものならちょっとした視線を感じてました。 でも、ここでは着られる。
それから、スカートやパンツの丈。 冬はスカートにロングブーツを合わせるのが大好き。 でも「ミニスカートは学生で終わり」って暗黙の了解が私の中にあって、スカートの丈とブーツの長さのバランスに四苦八苦していました。 事実、会社にひざ上5センチの白と黒の千鳥格子柄のプリーツスカートを履いていったら、先輩にチクリと言われたんですよね。 「それはちょっと・・・」 でも、ここでは着られる。
この間読んでいたファッション関連記事にこんな記載が。
It is not OK to wear a mini over the age of 35.
思わず目を見張っちゃった。 だって、逆に言えば34歳まではミニスカートをはいてもいいってことでしょ! さすが。 さすが過ぎ。 イギリス人は、人が何を着てようが無関心。 といわれているけど、実はみんな見ているのよね。 お化粧がうまくできたとき。 髪がうまくまとまったとき。 マニキュアがうまく塗れたとき。 新しいブーツを履いていったとき。 お洋服の組み合わせが可愛かったとき。 誰かが絶対ほめてくれるもの。
というわけで、今日はひざ上15センチのミニスカート履いてお出かけしまーす。
【今日のお写真】
センターからの帰り道、リージェントパーク経由で歩いて帰ってきました。 ところどころにお花があって、春の訪れを感じます。