たぶん絵的なBLOG

画材店の店主がつづる絵画や画材のあれこれ

問屋街を歩いた。けれど・・・

昨日東京へ舞い戻り、浅草の問屋街を歩いてみた。文具や画材の問屋があれば儲けものだし、まあともかく、いちど問屋街を覗いてみたかったというわけ。事前に調べると休日はお店は開いていないとのこと。ならば平日にということで、JR上野駅で降り歩き始める。いきなり歩道橋の上で方向がわからなくなり、道路を眺めると、浅草方向の文字が・・・


ともかく気温が上昇して暑い。問屋街に向かう途中、下谷神社の交差点で道路に赤い鳥居がまたがっている。ちょっと変わっているので一枚。


ようやくかっぱ橋道具街に到着。ますます暑い。すこし厚着しすぎたかもしれないと思う。


ここは飲食店や厨房機器関連の問屋のようで、こんな感じ。

文房具や画材のお店はないかという当てが外れたわけだけれど、問屋街の空気を吸ってくることはできた。


蔵前の周辺には、おもちゃ、花火、靴などの問屋が並んでいる。
雑然と商品が路上に出ていて、ダンボール売りなのか問屋とはこんなものかと納得。


平日の昼間なのに(?)、サラリーマンがけっこう熱心におもちゃを眺めている。この人たちも商売なのか、あるいは趣味なのか不明だ。


問屋では小売りはしないのが原則だが、わざわざ看板を出しているところもあった。小売しません、素人さんお断り、というわけ。平日は建前上もあって特にそうなのだという説もある。


3時間ほどウロウロして、目指す文房具や画材の店はなかった。冷静に考えてみると、大衆商品でないものは(数が出ないものはと言うべきか)、問屋という商売が成り立たないのだと思った。行くまでもなく分ることだったかもと少し後悔。仕入先のことは、もうちょっと真剣に考えなくてはいけない。


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