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2ヶ月足らずで・・・

10/19に『プロフェッショナルの情報術 なぜ、ネットだけではダメなのか?』を紹介させていただいたが、あれから2ヶ月足らずで思いがけない出来事にでくわすことになった。それはどのようなことかというのと、同書(P83)に紹介されていた専門誌『月刊総務』を購読したところ童門冬二氏の講演を拝聴することが出来たのだ。(丁度、同社が開催していた第2回総務大賞の発表と授賞式に参加することが出来たのだ)童門氏といえばもう20年位前になるだろうか、『上杉鷹山の経営学―危機を乗り切るリーダーの条件 (PHP文庫)』をはじめ『小説 二宮金次郎〈上〉 (人物文庫)』など何冊か読んだこともあり、好きな作家の一人だったから嬉しい驚きであった。童門氏の基調講演は「不易流行」から始まり、震災現場の中学生のコメント(今の所で、今やれること、今やる)、ルーマニアコンスタンティンの小説「25時」の中の言葉である「もし、世界の終わりが明日だとしても、ぼくは今日林檎の種を蒔くだろう」、奥の細道河合曾良、新しい酒は新しき皮袋に盛れ(伊勢商人会津黒川商人⇒会津若松商人)などを事例に挙げ総務部門の人たちが理解し易いようにお話しされた。とても84歳には思えないはっきりしたお言葉で私たちにを気遣う温かみのある方だった。感謝に堪えない。