Y田タヌキ その論理と情熱

呉智英夫子主催 論語講座 以費塾 第十四期 DVD発売中

2007-03-03 以費塾オリジナルDVD-BOX製作日誌

[][][]製作日誌を書く意図 05:28

俺にしては結構すごい物が作れたという自負があるので

どう作ったか忘れないようにちゃんと書いておこうというのと

個人でオリジナルのDVD-BOXを作っている人間はそうそういないから

これからオリジナルのDVD-BOXを作ろうとする人に

参考にしてもらえれば良いかなと。

参考にするやついるのかな。かなり怪しい。

しかも相当な長文になるので、ほとんどの人間がまともに見ないんじゃなかろうか。

とりあえず完成したDVD-BOXがどんなもんだったかは下記の写真を参考に。

ただこれは展示用で、セロテープが付いていたりするから

厳密には完成品ではない。

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企画段階 05:28

呉智英夫子講義、浅羽通明先生プロデュースの論語塾、以費塾

14期を毎回撮影しつづけ、1回2時間の講義を28回撮影し、

欠席した人に配布するためにDVD化していたもんだから、

28回分のDVDが出来上がってしまった。

以費塾が終わるのを記念して以費塾同窓会なんてもんが開かれる話が出たので

それじゃあ記念に呉智英夫子に以費塾14期の講義をDVD-BOXにして

個人的にプレゼントしようじゃないかと思い立った。

28枚もあるから、どうBOXにするか悩んだ。

頭の中では、5枚組みとか6枚組みとかいった

よく目にするアニメDVD-BOXなんかがイメージされたわけだ。

家には鋼鉄天使くるみDVD-BOXと救命戦士ナノセイバーDVD-BOXがあるから

作るならそんな感じだよなあと。

救命戦士ナノセイバーDVD-BOXは下の写真みたいなの。

誰でも一度は見たことある、ありふれた形のDVD-BOXである。

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材料集め 05:28

ヨドバシカメラヤマダ電機など、色々電器屋に行ったのだが

オリジナルのDVDを作成するためのシールやらケースやらはあるけど

オリジナルのDVD-BOXを作成するための物は全然無い。

エレコム CCD-028シリーズ

エレコム CCD-DVDF12シリーズ

など、他にもさまざまなDVDのケースはあるが

どれも記念品としては、あまりにも不恰好で不適切。

イメージは普通のアニメDVD-BOXなので、電器屋での材料調達が非常に困難になった。

DVDが28枚組みともなると、海外ドラマの24や

ドラゴンボールDVD-BOXと同レベルの枚数になり

店頭で24とドラゴンボールDVD-BOXを見たが、24は相当でかいし

ドラゴンボールに至っては、外見はただのダンボール。

こんなのを記念品といって呉智英夫子に献上するんじゃ、名古屋に帰るとき超大変。


そんな中、こんなケースを発見。

エレコム CCD-DVD08シリーズ

1枚のトールケースに4枚DVDが入るので、28枚組DVD-BOXでも

28÷4=7

という小学生でもできる計算を実行すれば

外見は7枚組みのDVD-BOXと同じ形でいけることが判明。

このトールケースを7枚準備して、ケースのジャケットを作成し

あとは7枚のトールケースが入る箱を用意すれば良いだろう。

ということで、CCD-DVD08シリーズのクリアタイプのケースを1つ購入した。

たとえ4の倍数な枚数のDVD-BOXじゃなくても、2枚入るケースと組み合わせたり

3枚入るケースと組み合わせれば、市販品と同じ形のDVD-BOXが作成可能だな。

で、家で試しに救命戦士ナノセイバー1巻のケースのジャケットを

エレコムのケースに入れてみたところ

ケースを開いたら、ジャケットがうっすら透けて見えてしまっていた。

クリアタイプだとジャケットに印刷された文字や絵がうっすら透けて見えてしまうということが発覚。

これではクリアタイプのケースは使えない。

ということで、ブラックタイプのケースでDVD-BOXを作成することに。

1セット3枚組みなので、結局9枚買うはめになり、2枚余った。


トールケースのジャケットは、とりあえず値段が高ければ綺麗に印刷できるだろうということで

エレコム EDT-KDVDT1

を購入。

結果的には使わずじまいになるのだが、それは後述。


DVD-R以費塾の講義のDVDを作成していたわけだが

さすがにレーベルに何も印刷されてない、真っ白な状態ではDVD-BOXにならないだろうと考えた。

そこで、電器屋の店頭でCD/DVDのラベルを色々見て、写真印刷もOKな

高品質なラベルを買おうかと考えた。

エレコム EDT-FWDVD1

で、ラベルを何の道具も使わずに手だけで貼るのは、微妙にずれたりして相当困難だろうから

何かラベルを貼る道具を買わないとまずいかなあとか考えていたら

ラベルの注意書きにとんでもない記述を発見。

カーオーディオなどでご使用の際は、高温になり、ラベルが中ではがれてしまう場合が

ありますので、ご注意ください。

また、スロットインタイプのCD・DVDドライブでは使用しないでください。


なぜスロットインタイプのドライブで使ってはいけないかは

ヨドバシカメラで、ラベルを貼ったDVD-Rのサンプルを見てすぐに分かった。

ラベルって思った以上に厚みがあって、ドライブの中では、異物以外の何者でもないなって感じ。

呉智英夫子に献上して、いざDVDを再生したときに、DVDプレイヤーを壊したんじゃ

ただのいやがらせになってしまう。

ということで、最近のプリンターでは結構当たり前についている直接印刷の機能を使うことに。

ただ、俺が使っていたプリンターは、hpのdeskjet5550というかなり古いプリンターで

当然直接印刷の機能なんてついていない。

このDVD-BOXを作るためにわざわざ新しいプリンタを買うってのはどうだろうかとかなり悩んでいたところ

以費塾の同窓会の案内葉書を俺が印刷して発送することになり

費用として25000円ももらえたから、この金で新しいプリンタを買うことに。

いざ新しいプリンタを買うとなると、色々な機能が欲しいなと思ってきてしまい

結局買ったのは

Canon PIXUS MP950

という、かなりハイグレードな複合機。現行の最上位機種の前の機種だ。

Sofmapアウトレット品で27800円で売っていたのでこれにすることに。

DVDの印刷に使ってみたが、かなり簡単に印刷でき、とても感動。

年賀状なんかも縁無し印刷ができてとても便利。

DVDに直接印刷できない人は、ラベルを買うしかないだろうけど

印刷機能のみのプリンターであれば、直接印刷ができるプリンターは結構安いから

ラベルとラベルを貼る道具の費用+αだと思って

プリンターを買ってしまったほうが良い。

そんなこんなでDVDのラベルの材料収集は解決。


DVD-BOXの中身はこれで万事解決したが、問題は外の箱である。

そもそも外の箱の素材はなんなのだろうか。

救命戦士ナノセイバーDVD-BOXをじっくり観察したところ、紙でできているようだ。

要は紙箱だということだ。

市販のDVD-BOXを作っている業者は、箱をどうやって調達しているのだろうかと考えたが

箱を作る業者に大量注文して、大量生産しているんだろうなというのは自明。

しかし個人でそんなことやるには莫大な金がかかるし

呉智英夫子に献上する分で1個、まあせいぜい自分用も作ったとして2個だから

業者に大量注文するのは金がかかりすぎるので却下。

で、DVD-BOXを構成する紙を文房具屋で探し出して、組み立てようと考えた。

それで、東急ハンズやら、文房具屋などを色々ハシゴしたが、DVD-BOXを構成するような紙は見つからず。

後で分かることだが、市販のDVD-BOXの紙箱は、紙を何層か貼り合わせて作られていた。

画用紙1枚でできるようなものではなかったようだ。

で、色々ネットで紙箱を検索したら

BOXSTORE(ボックスストア) 貼り箱オンライン販売

こんなお店を発見。

DVD-BOXに使える箱は、貼り箱のフタ身式だと思われる。

見積もりも簡単にできて、10個から注文できるようだ。

10個はかなり少ない。すごいね。

試しに7枚組みDVD-BOXの箱のサイズを入力し、フタを1/3までの深さにして

個数を10個、色は白、ロゴ印刷なしで見積もってみた。

フタはいらないので、一番短いものにした。

すると、1個534円で、10個で送料別で5340円となった。

結構安い。

で、DVD-BOXのサイズを自分で測って注文すると

微妙にサイズが違っていて、ケースが全部入らないとか、

すごいぶかぶかでケースが簡単に出てしまうなんてことになりかねないので

一応この会社にメールで色々問い合わせてみたところ

使用するトールケースを指定すれば、費用は当然こっち持ちだけど

使用するトールケースをこの会社が入手してくれて

そのケースがきちんと入るサイズで製造してくれるそうだ。

だからかなり楽ちんだ。

割高になるけど、10個未満でも製造が可能かもしれないとも言っていた。

なんて良い会社なんだ。

しかし、当初呉智英夫子に献上する1個だけしか作る予定ではなかったから

その1個のためだけに5340円はちょっと高いよなあと考え

偶然国領TSUTAYAで見つけた、MADLAXの1巻の中古で980円のDVD-BOXを購入し

箱の印刷をはがして流用することにした。

材料集めの段階では、呉智英夫子に献上する1個だけしか想定していなかったから

こんな材料調達をしたのだが

同窓会としての記念品としてDVD-BOXを使いたいと言われ

しかも浅羽通明先生に献上する分と、展示用とで合計3つ用意して欲しいと頼まれてしまった。

呉智英夫子に献上するのに、浅羽通明先生に献上しないのは確かにおかしいよなとは思ってはいたんだが

予算がろくになく、時間的余裕もろくになかったので断念していた。

予算は同窓会がくれるようなので、結局3つ作ることに。

しかしもっと早く言えよって感じ。そうすれば、MADLAXのBOXの印刷をはがすなんていう

なんとも手間と時間のかかる無価値な作業をやらずにすんだというのに。

言うのが遅くてうざいね。記念品にしたいとかいう話はかなり急だったからなあ。

意思決定と情報伝達が遅いことによって

世の中の9割は無駄でできているんじゃないかと思った。

PCとネットを使って細かく情報伝達ができる理系と

PCが使えなくて、情報伝達を直に会って行わざるおえない文系とでは

効率の良さが大分違うだろうから、無駄の割合が、

理系では3割〜4割、文系では9割くらいかなと推測。数値はまあ適当。

けど文系は理系の倍以上無駄が多いんじゃないかとか思ったり。

最近ちょっと話題の、携帯しか使えない20代が多いとかいうのも

無駄が発生する大きな要因なんじゃなかろうか。

話が脱線してしまったが、1個しか作らず、予算を相当ケチりたいなら

ブックオフなりTSUTAYAなり、中古で安く売られているDVD-BOXを購入し印刷をはがして流用すれば良い。

ただ、作るDVD-BOXの数が2個以上で

予算をそこまでとことんケチる必要性がなく、時間的余裕があるのなら

上述の紙箱製造会社に頼んだほうがいい。

MADLAXDVD-BOXは運良く激安で入手できたが、それでも980円だ。

紙箱製造会社に注文したら、1個580円だからな。安い上に新品だ。

どう考えても紙箱製造会社に注文したほうが良い。

結局、国領TSUTAYAで運良くもう1個同じ値段の980円で中古で売られていたので

MADLAXの1巻のDVD-BOXを再び購入し、浅羽通明先生の献上用とし、

展示用は家にあったダンボールを組み立てた。

なので展示用は不恰好だし、厚みも大分違う。

自分用はどうやって入手しようかちょっと悩み気味。


DVD-BOXの箱が調達できたので、その箱に貼るラベルを探すことに。

救命戦士ナノセイバーDVD-BOXをじっくり観察すると

DVD-BOXは、紙箱に救命戦士ナノセイバーのイラストなどが印刷されたラベルが貼られて

作られているのはすぐに分かるのだが

そのラベルは一体どんなサイズなのかがさっぱり分からない。

ラベルの端の部分とかを見つけたので、どういう形で貼られているか

展開図を想像してもA4のラベルを貼り合わせて作ったとは思えない。

ロール紙タイプのラベルに印刷をして、幅の長い1枚のラベルを作っているんじゃないかと推測。

ロール紙タイプのラベルを色々探したが見つからず。

ネットで探したりもしたが、あってもだいたい業務用。

仕方ないので、A4タイプの、電器屋だったらだいたい売ってるようなタイプのラベルを使うことに。

救命戦士ナノセイバーDVD-BOXの触り心地をしっかり覚えて

新宿ヨドバシカメラのラベルコーナーに行って、サンプルをさわりまくった結果

エーワン インクジェットプリンタラベル 光沢白フィルム ハイグレード A4判 ノーカット

が最も近いと判断。これがラベルの中で一番高かったし、これを使うことにした。

紙箱の印刷面をはがす作業 05:28

購入したMADLAXDVD-BOX第1巻。

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BOXにはTシャツも付いていた。

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呉智英夫子と浅羽通明先生用に2つ買ったので、同じTシャツが2枚も残ってしまった。

ちなみにDVDは、ブックオフで2つとも、1200円で売れた。

980円でTSUTAYAで買ったものが、Tシャツを手元に残しつつ、買った値段以上で売れるのは気分が良い。

で、このDVD-BOXの紙箱の印刷をはがすことに。

最初手ではがせるかと思ったが、元々簡単にははがれないように作られているので

手のみではがすのは無理だと断念。

ホームセンターで紙やすりを購入し、紙やすりで根性で削ることにした。

紙やすりは、目の粗いものと細かいもので、3種類くらい購入。

最初は目の粗い紙やすりを削って、触り心地が良くなるように、目の細かいもので仕上げた。

外側の印刷部分が1層で、紙の部分が5層くらいになっている感じ。

紙の部分で、結構一気にべりべりっとはがしやすくなる層があるので

そこまではがせば十分。

ぶっちゃけ外側の印刷部分だけでも十分かな。

あまりはがしすぎると、紙箱の強度がやばくなりそうだ。

印刷部分だけを削った場合の出来上がりはこんな感じ。

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紙の部分を削った段階での写真は撮り忘れ。まあ結局これと同じ感じ。

でこぼこしているとラベルを貼ったときに、はがれやすくなる原因になりそうだから

極力なめらかにした。

この時点で、マドラックスのファンにケンカ売ってるとか思われそうで怖いね。

で、すでに買ってあったブラックタイプのトールケースを7枚試しに入れてみることに。

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すげー、なんか本当にDVD-BOXっぽい。この時点でとりあえず結構感動もの。

デザイン(没案) 05:28

最初何も考えずに、とりあえずブックオフDVD-BOXをいくつか見て

どの面にどういう内容が印刷されているのかを色々観察してデザインを作ってみた。

以費塾のロゴは

青柳衡山 無料フォント集

から、青柳衡山フォント行書で作成した。

呉智英夫子の写真は、以費塾で今までてきとーに撮っていた写真をPhotoshop Elementsで加工。

こういうとき、ああ写真色々撮っておいて良かったなとか思ったり。

今まで撮影してきたDVDを全部確認して、第何回に論語の何章〜何章まで講義をしたかリスト化した。

で、市販のDVD-BOXには、全てバーコードが印刷されていて

それに近いことをしてみたいなと考え、現代にはQRコードなんてもんがあるなと思い出し

QRコード簡単に作れないかなあと色々なサイトで試してみたら

http://www.cman.jp/QRcode/

ここのサイトで作るQRコードが一番質が良く、ここでQRコードを作成。

講師:呉智英夫子

なんて感じで色々情報を埋め込んでいったのだが、結構データを埋め込めるようなので

論語から1章引っ張ってくるのもなかなか乙かなあと思いつき

以費塾」の名前の由来となった、陽貨第十七 五章を埋め込むことにした。

なかなかいい感じ。

そんでもってWordで製作。

本当はもっと色々グッドなDTPソフト使ってやるべきなんだろうけど

手元によさげなソフトがないのと、あっても使いこなすスキルがないのでWordで作成。

でもって印刷して、箱にとりあえずセロテープで仮止めしてみた。

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ふむ、何か物足りないというか、真っ白すぎ。

id:nitarid:pggmに見せたのだが、id:pggmからは白すぎと言われ、

id:nitarからはセンスないとぼろくそにけなされた。

まあ俺も、さすがにこれは献上する記念品としてどうかと思うので

このデザインはやめて、新しく作り直すことに。

しかしここまでの段階で、全ての文字を青柳衡山フォント行書で作っていたため

青柳衡山フォント行書にない漢字を4つほど、

Photoshop Elementsで、他の漢字からパーツを切り取って、うまく重ね合わせて作成。

で、画像データの漢字を、目次の位置に合うように根性で挿入したりした。

すごい手間がかかってる。

しかも写真は撮らなかったけど、これと似た感じのデザインで

すでにDVD-Rに28枚全部レーベルを作って印刷したり、

トールケースのジャケットを作って印刷したりした。

レーベルにはそれぞれ、目次に対応した、何編何章〜何編何章までとか入れて

目次のときと同じように、画像データの漢字を根性で挿入したり。

トールケースのジャケットも同じ感じ。

超手間がかかってる。

そもそも論語の章のタイトルには、普段見ないような漢字が使われているものがあり

八イツ第三の「イツ」は青柳衡山フォント行書じゃなくても、

ゴシック明朝体以外のフォントにはない漢字。

目次を作るだけでも一苦労である。

箱のデザイン 05:28

新しく作り直すことになったので、id:nitarとだべりながら考えた。

id:nitarが、俺なら岩波文庫のデザインのパロディにするとか言うので

それいただきだってことで、岩波文庫のデザインのパロディにすることに。

手元にあった岩波文庫論語の表紙には、左に孔子の絵があり、右に顔回の絵があるが

この右側に呉智英夫子の画像を持ってくることに。

写真のデータから向きがグッドなのを選択。

孔子顔回の絵はモノクロなので、Photoshop Elementsで、フィルタの輪郭検出を使って

輪郭のラインを強調して、その後モノクロ2階調化。

2階調化の度合いをうまく調整して完成。

またこの方法でのモノクロ化だと、多少ぶれていたりピントがあっていない写真でも

結構綺麗な画像ができるので良い。

岩波文庫は以費文庫に変更した。

裏の部分にある、岩波のロゴマークみたいなのは

スキャナで取り込んで、岩波の象形文字みたいな部分を消して、

白舟篆書教漢で以費と書いた。

また、バーコード部分には、没デザインのときと同じようにQRコードを入れた。

文庫の上の面と下の面は紙が重なった状態になっているわけで、

BOXも似たような感じにしたいなと考え

ためしに文庫の上の面をスキャナで取り込んで、あわせてみたが、

色具合や紙の質感がうまく表現できなかった。

紙のでこぼこ感などの質感をスキャナで表現するのは難しい。

スキャナ2次元的にしか読み込めないからなあ。

で、今度はデジカメで、多少角度をつけて文庫を撮影し

紙が重なった部分をコピペしまくって、でっかくしたら、結構うまくいった。

で、印刷して仮止めした。

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文庫の色に近づけるのに苦労した。

同じ色を表現するのはホント難しい。

画面で見ている色と印刷したものの色は全然違う。

モニターのキャリブレーションをなんとかしたいもんだ。

DVDのラベルのデザイン 05:28

DVD-Rは、予算があまりないので、広く使えるタイプではなく、

普通の、内側が結構開いているものを使用。

そのため、デザインが結構しづらい。

画像を入れても、結構小さくなってしまう、難しい。

で、とりあえず、以費塾の文字と、

第何回で、何章〜何章かという情報はしっかりいれ、DVD-VIDEOのロゴを入れた。

文字だけだと大変つまらないので、呉夫子の写真を、

箱のデザインをしたのと同じようにモノクロにして挿入しようと考えた。

何パターンか写真をモノクロ化したが、どれを使うか結構悩んだ。

結局、以費塾の14期の最終講義のときに撮った

俺と呉夫子とのツーショット写真を加工したものを採用することに。

ただ、輪郭強調と2階調化を写真全体に一気にかけてしまうと

白くなりすぎる部分や、黒くなりすぎる部分が発生してしまったので

範囲選択で何箇所か別々に2階調化をして、2階調化の濃度を調整し

全体的にバランスの良いモノクロ画像にした。

範囲選択をうまくしさえすれば、バランスの良いモノクロ画像が作れるので

Photoshop Elementsは便利だ。

ちなみに使っているのはPhotoshop Elements2.0だ。


また、全体のデザインをどうするかも色々悩み、

論語の為政第二 一章のイメージで試しにデザインをしてみることに。

為政第二 一章


子曰く、政を為すに徳を以てすれば、譬えば北辰の其の所に居て、

衆星のこれに共するがごとし。


先生がいわれた、「政治をするのに道徳によっていけば、

ちょうど北極星が自分の場所にいて、多くの星がその方に向かって

あいさつしているようになるものだ。(人心がすっかり為政者に帰服する)」


金谷治訳注 岩波文庫 論語より

とあって、イメージとしては、北極星を中心とした、星の日周運動である。

星の日周運動なので、背景を黒にすることに。

でもって、日周運動の軌跡をどこから持ってくるか悩んだ結果、

図書館に子供向けの星の本を借りに行き

本に載っていた日周運動の写真をスキャナで取り込み、

Photoshop Elementsで輪郭強調のフィルタをかけて、2階調化。

そんでもって細かいゴミを取り除いた。

で、以費塾の文字や、呉智英夫子の画像を黒色から白色に反転させて合成。

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北極星の部分を中心に持ってきたら、

北極星あたりがすっぽり抜けて日周運動に見えないので、北極星の位置を変更。

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いまいちぱっとしない。

なんか日周運動に見えない。むずすぎ。これはかなりのスキルが要求される。

これ一つ作るのにも、合成の作業が相当大変で、時間がかかった。

あと27個も同じように作るのは時間的に不可能だ。

なので、星の日周運動の背景は没にして、文字を色々入れて、

呉智英夫子の写真を2階調化した画像を入れるだけにすることに。

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こんな感じで28回分全部作成。数が多いと大変。

DVDトールケースのジャケット 05:28

DVDトールケースは、箱の中に入った状態になるわけだから

岩波文庫のカバーを取った状態のデザインを使うことに。

スキャナで模様を取り込んでうまい具合に配置。

もともと論語は、青202-1という番号に分類されていたので

1巻〜7巻まで、青202-1〜青202-7という形にすることに。

以費文庫だから、岩波文庫と数字がかぶっても問題ない。

ただ、文庫の色を表現するのが本気で難しかった。

スキャナで取り込んだ色データをそのまま使ったら全然違う色で印刷されるし。つらすぎ。

根性で細かく色の調整をして、普通紙に試しに印刷。

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ふむ、いい感じ。

専用の用紙に印刷 05:28

箱のデザインは、A4のラベルに印刷。

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DVDレーベルはプリンタでDVD-Rに直接印刷。

DVDトールケースのデザインは、トールケース専用用紙に印刷。

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普通紙で印刷したものと色が全然ちげー。

しかも、元々の岩波文庫自体が、そんなにいい紙を使っているわけではないので

紙が高級すぎて、妙にのっぺりした感じになっちゃって

とても文庫のようには見えない。

ケースに入れたままで、直に紙に触ったりするわけじゃないから

触り心地を良くする必要はないだろう。

ということで、結局用紙は普通紙を使うことに。

購入したDVDトールケースジャケットが無駄になってしまった。

失敗した時用の分も買っておいたので、かなりの無駄が出てしまった。

使う機会はあんまないだろうから、困ったものだ。

で、印刷してケースに入れてみたわけだが、

4枚DVDを入れられる構造のケースなため、1枚のケースと溝の感じが違っていて

エレコムのサイトでダウンロードしたテンプレートのサイズの規格だと

溝がはみ出て見えてしまう。

これはださいので、テンプレートのサイズから少し縦長にして作成した。

箱にラベルの貼り付け 05:28

印刷したA4のラベルを箱に貼り付ける作業へ。

ラベルを切るときは、定規をあててカッターナイフで切ると、まっすぐに切れて良い。

このテクニックは結構ギリギリで気づいたため

もし気づかなかったら、裁断機を買っているところであった。危ない危ない。

5枚の紙を、貼る順番を考慮して、

うまい具合に、貼りあわせる部分が外側に見えないように切って貼り付けた。

ちょうどいい感じに適宜折り曲げたりした。

感じとしては、ペーパーアートののりしろを考えるようなノリだな。

ところがここで誤算が発生。

当初普通紙で仮止めをしたときは、普通紙であったために紙がやわらかく

簡単に折り曲げられたので気づかなかったのだが

購入したラベルは普通紙に比べ結構堅く、折り曲げると、

折り曲げた部分の周りが微妙に浮いたりしてしまう。

周りを抑えつつ折り曲げなければならないので、かなり難しい。

角の所なんかは相当洒落にならない。微妙にラベルが浮いてしまっている。

結局こんな感じに。箱の外見はいいが、内側の部分が汚い。

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まあもう、どうしようもないので、これで完成。

で、このBOXに触ると、なんか微妙にべとべとした感じがする。

写真屋に現像を頼んだ写真を触ったみたいな感じの質感。

これはちょっといやかも。

高級なフィルムタイプのラベルを使ったわけだが、普通の光沢紙タイプのラベルのほうが

触り心地は良かったかもしれない。

DVDの映像の編集 05:28

ここまででほぼDVD-BOXは完成して、

さてケースにDVDをしまっていくかなといったところで

そういえばDVDのチャプターは、15分単位で切っただけで

どこかの1章を見たいというときに、非常に参照しづらいなということに気づく。

さすがにそれだとDVD-BOXとしては不完全だ。

ということで、論語の一章一章をがんばって区切ってチャプターをつけることにした。

TMPGEnc DVD Author 2.0を使ってチャプターを区切るのだが

映像を流しながら、区切る場所を探すと、途中で再生が追いつかなくなってしまった。

マシンパワーが足りない。厳しい。

そこで仕方なく、映像から音声を分離して、音声の波形編集ソフトを使って

章の区切りが何分何秒のところかというのを探し出し、それを元にして

TMPGEnc DVD Author 2.0でチャプターを切っていった。

で、波形編集ソフトで色々波形を見ていったら、妙な波形の部分があることに気づいた。

試しにその部分を再生してみると、かなりひどい電子ノイズであった。

なんでこんなノイズが入っているのか摩訶不思議

撮影していてこんな音は聞かなかったから、

ビデオカメラ内部でのノイズかなあとか考えて色々調べてみたら

どうやらハムノイズと呼ばれるもののようだ。

noise.mp3

クリックしてIEで再生してもいいし、ダウンロードして聞いてもOK。

1.4Mくらいのmp3ファイル。

で、こんなノイズが入っていたことに初めて気づいたわけだ。

1年半ずーっと撮影していたが、全然見返してなかったから。びっくりだ。

くそー、ノイズうざいなあ。

なんでこんなノイズが入ったかは不明。

撮影はバッテリーでやっていたから、交流電源からのノイズの影響とかはないはず。

予備校の教室で講義はやっていたから、

FM周波数の電波による影響かなあとか思ったり。

それかまあ、バッテリーの不調か。

まあ、運良く同窓会のときの講義にはハムノイズが入っていない感じなのでよかった。

あとまあ、今まで講義はICレコーダーで同時に記録していたから

どうしても聞き取れない部分はICレコーダーで録音したもので聞けばOKだ。

で、そんな感じで精神的にへこみながらも、なんとかチャプターをつけることに成功。

チャプターを綺麗につけたので、メニューを作成することに。

TMPGEnc DVD Author 2.0に入っていたテンプレートで作った。

で、とりあえずDVD-Rに焼いてみて、家のブラウン管のテレビで再生してみた。

そしたら端が切れまくった。なんじゃこりゃー

色々調べると、どうやらオーバースキャンとかいうものが原因らしい。

http://d4.princess.ne.jp/multimedia/ntsc/overscan.html

ここが分かりやすい。

昔VHSをキャプチャーしてPCに取り込んだときに、

映像の下の部分に変な白い線が入ってうざいなあとか思っていて

ある程度オーバースキャンに関して知識があったはずなのに

オーバースキャンを考慮せずにメニューを作ってしまった。失敗。

で、TMPGEnc DVD Author 2.0は、メニューを作成する際に

オーバースキャンの領域を線で表示できるので、

オーバースキャンの内側に入るようにメニューを調整。DVD-Rに焼いてみた。

また端が切れた。ありえない。

オーバースキャンの境界線の内側でメニューを作ったというのに。超当てにならねえ。

で、さらに内側にいくように微調整。

ついに完成。

ここまでで、メニューの端が切れていたせいで、

失敗DVD-Rが20枚近くできてしまった。くそうざい。

で、なんとかDVDのほうのデータも完成し、全部焼き焼き。DVD-Rは完成。

配布資料等を添付 05:28

以費塾ではたまに講義の参考資料ということで、呉智英夫子が資料を配っている。

14期全体で合計6枚だったかな。

その配布資料をコンビニでコピーして、DVDトールケースにDVDと一緒に入れることに。

目次や注意書きを印刷した紙も一緒に入れることに。

配布資料は第何回、何月何日と、日付と何回目かを書いておくことに。

ところが俺の手書きだと文字が汚くて微妙なことこの上なく

ヤマダ電機で安くラベルが買えたので、ラベルに第何回、何月何日と印刷して

配布資料に貼ってコンビニでコピー。若干縁が出てしまったが、かなり綺麗にできた。

で、DVDトールケースは結構特殊なサイズで

A4やB5のままだと、単純に折り曲げただけだとうまく入らない。

そこで、端を切ったりして、折り曲げたときにうまく入るように調整。完成。

ついに完成 05:28

配布資料を添付したDVDトールケースをBOXに入れて、展示用をダンボールで即興で作って

合計3つのDVD-BOXを並べて写真を撮ってみた。

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かなり壮観である。すばらしい。感動ものだ。

そんなこんなでついに完成。やったね俺。

しかし本当に疲れた。

ちょっとした追記 05:28

DVD-BOXとはちょっと関係ないんだけど

呉智英夫子と浅羽通明先生に、DVD-BOXを持って帰ってもらうのに

裸のままってのも微妙だから、紙袋に入れて持って帰ってもらうことに。

で、紙袋を新宿東急ハンズで購入。かなりグッドな紙袋を発見した。

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シールが貼られているのはださいのではがした。

でせっかくだからこの紙袋に以費塾の文字を入れて、以費塾オリジナル紙袋にしようと考えた。

しかしこの紙袋にプリンタで印刷できるわけはなく、透明なラベルを貼ることに。

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微妙だ。透明部分が全然透明に見えない。

で、なんとかならないかと色々探したら

http://www.a-one.co.jp/cgi-bin/catalogue/product.cgi?prcd=51209&viewf=1

こんなの発見。使ってみた。難しい。

縁が汚れないよう綺麗に転写するのは難しい。

しかも、これもやはり空白部分に薄いシートがあり、透明ラベルを貼ったときほどひどくはないが

やはり透明部分が気になる。微妙だ。

ということで、結局以費塾オリジナルの紙袋は断念し

ただの紙袋でDVD-BOXは持って帰ってもらった。残念。

試しにラベルとかを貼った紙袋は、他に色々ラベルとかを印刷して遊んだり。

あとはまあ、運搬がいかに大変だったかは、2月11日の日記を見てもらえばOK。




しかしホント、こんなクソ長い文章誰か読むのだろうか。読まないだろうなあ。

次郎次郎 2007/03/12 23:53 『読書家の新技術』を読んで以来、20年近く呉智英氏の本を愛読しています。(文庫で出版されている本は全て購読しました。)ただ、以費塾の存在については最終講義が終わってから知り、大変残念に思っています。『現代人の論語』を読んで益々講義を受けたくなりましたが、それもかないません。つきましては、受講料+DVDの製作費で講義のDVDをお譲りいただけないでしょうか?もちろん、今回製作されたようなDVD−BOXはかなりの手間がかかるのは日記を読むまでもなく(読みましたが)分かりますので、何の装飾も無いDVDで構いません。
以上、ご検討をよろしくお願いいたします。
次郎
jirohata@yahoo.co.jp