2010-11-14
優れたリスクハンドラの必要性について
初めての日記です。
ネットの中に埋もれてしまうと思いますが、よろしくネ!
リスクは Low Risk, Low Return.
High Risk, High Return.
No Risk, No Return.
です。
これまでの右肩上がりの場合には、Low Risk, Low Returnでも良かったんですが、
ネットの登場で情報の流れが段々良くなりました。加速しているといっても過言では有りま
せん。
そうすると各業界で1位、2位までしか残れなくなりました。皆がTOP製品しか買わない
からです。情報が加速すると売れるものはより売れ、売れないものはより売れなくなります
。
すると3位、4位のものは価格優位性を持つしか有りません。製造業ではアジアの国々への
製造工場のシフトを促して来ました。それにより良い物を安くして、1位、2位を狙う戦略
でした。どの日本企業もそうして来ました。
それがここ10年の日本の製造業界の動きでした。確かに1位、2位は頻繁に入れ替わりま
した。最近はそれが韓国で有ったり、中国であったりして来ました。
そうです。アジアの国々がここ10年で日本をCatchUpしてしまいました。
それぞれ投資を繰り返し、スクラップ&ビルドで適者生存でそれらの強者が残って来ました
。彼らは日本に追い付きましたが、利益は持てるものに集中し格差社会になっています。
反対に日本は利益を平均的に分配して来ていましたので彼らに比べて日本国民全員が均一な
ハイカロリーな生活を送って来ました。その為に利益の総和が大きいものを常に必要として
います。それはもはやLow RiskでLow Returnではやっていけなくなりました。ハイカロリ
ーな生活を国民全員が出来ない場合、出来る人が最低限に限られて来ます。それが二極化で
有り、雇用の現状維持、新規雇用縮小という老若二極化という方向になってしまいました。
パイが小さくなったので食べる量を減らすより食べる人を減らす方向になりました。
これが現在の日本の大問題です。これは将来に大打撃を与えます。
これを打破するには、各企業がHigh Risk, High Returnを狙える人材を育てて投資し続
けるしか有りません。High Riskなので全勝は出来ませんが、勝率7割程度の良きリスク
ハンドラを育てるしか有りません。7勝3敗でどうかは分かりませんが、少なくともLow
Returnを超える勝敗数です。
リスクハンドラはリスク全体を考えて上手に勝負に行きます。(ハンドリングします。)
リスクハンドラは情報収集していますが、先の読めない場合でも判断を行わなければなりま
せん。決して先延ばし出来ません。先延ばしはそれだけ利益が減りますから。従いましてハ
ンドラには経験豊富さも求められます。判断し続けて判断率を上げます。度胸も必要です。
経営者は、最初にハンドラが負けた場合に叱責してはいけません。経営者には我慢強さが求
められます。ハンドラの訓練には試練が必要です。最初は0勝10敗かも知れません。
優れたリスクハンドラを育成するには、経営者も誰をハンドラに指名するかHigh Riskが求
められます。マイクロソフト社、アップル社、グーグル社の創業者の様な優れたリスクハン
ドラを指名出来るか、又、育つまでの我慢強さが経営者や政治家に求められます。
トヨタ生産方式は優れた生産方式です。しかし、改善には時間が必要です。時間を必要とす
る生産方式は終焉します。シックスシグマもQCサークルも不要です。時間を必要とする全
ての生産方式を凌駕する生産方式こそ、リスクハンドラ決定生産方式です。
現状の生産方式を改善せずに捨て去ります。イノベーションでカタストロフィー的に生産方
式を変革します。ハンドラのトップダウンで決定します。コツコツは不要です。製造品その
ものが目に見えないスケールになってしまっている点も否めませんが。
話が永くなりましたが、優れたリスクハンドラが居れば雇用がより創造的な雇用として改善
します。パイを大きくして、食べる人を減らす必要が無くなります。
税金や資金をリスクハンドラの捜索と指名、育成に使うべきだと私は思います。
元々、事業というものはもっとギャンブル的だったはずです。10人が10人とも反対する
事業の方がライバル無しで当たれば大きいはずです。
私のこの小市民的な意見が、ネットの屑にならん事を祈って。長文にお付き合いThanks.