新小児科医のつぶやき

2007-05-06 物証発見

カルテネット流出告訴報道で大きな鍵になっている2006.10.31付読売大阪朝刊のカルテ画像が見つかりました。あれだけネット上で話題になっているので誰かがupしてくれないか探していましたが、ついに出て来ました。2006.10.31付読売新聞大阪朝刊情報カルテ画像にあります。考えてみれば絶対にあるはずの画像で、近畿圏の図書館に行けば半年前の新聞ですからあって当然のものです。

見てもらえればわかるのですが、医療関係者であれば一目で医師記録と判断できます。これを看護記録と主張されたら看護師の皆様から大顰蹙を買います。それほど明瞭に医師記録の特徴備えています。医療関係者には文句なしなのですが、特徴の説明をしておきます。

医師記録と看護記録の違いをまとめると、

医師記録
看護記録
字が汚く殴り書きで他人に読まれる事を考えていない たとえ字が汚くとも丁寧に他人が読めるように書いてある
内容が文章の体裁をなしていない表現はともかく文章になっている
罫線無視で余白がふんだんにある罫線を守り無駄な余白を残さないように書く

医師の中にも綺麗な字で見事な文章を綴りながらのカルテを書かれる方は稀におられますが、逆に看護師の中にこんな乱雑な書き方をする人は皆無に近いと考えてもらえれば良いと思います。それぐらい見事に医師カルテの特徴を備えています。私も他人の事は言えないですがね。

内容ですが医療関係者ならだいたい読めるかと思います。ただし医療関係者以外となると相当読みにくいと思いますから、わかるだけ解読します。ただ私にもどうしても読めないところが何ヶ所かありますのでご了解ください。カルテは8/8の0:00の失神のものと、1:37の痙攣時のものを切り出して上下に並べて撮影されています。なお「●」は私でも判読不明文字です。

まず0:00の時点の記録です。

8.8 0" AM headache (+) 発汗↑

BP 155/84 脱水●み

→生食水 500ml iv

nausea → vomitting (+) → プリンペラン 1A iv

0"14' 意識消失 (+)

●●. BP good SpO2 97%

   resp good

→内科Dr診察依頼 → 既往不明だがヒステリー発作etcも考

→ Vital●● 経過観察

次は1:37時点の記録です。

1"37'AM

BP↑ 強直性ケイレン? eclampsia?

→ MgSO4 iv

→ MgSO4 20ml/hr

奈良医大へtel (△△Drへ)

母体搬送依頼す

奈良医大満床にて他をさがす

この画像から分かる事はこれが医師記録部分である事とカルテの構成が時系列カルテではない事です。時系列カルテでない証拠に医師記録の右端部分に完全な余白があります。そうなればこのカルテは医師記録部分と看護記録部分が分かれて記載されていた事になります。つまり医師記録部分と看護記録部分は容易に分割して公開できると言う事です。また遺族関係者にベテランどころでない看護師がおられた事は既に周知の事実であり、看護記録と医師記録を取り違える可能性はありえない事です。

ここで2007.4.29付の読売新聞の記事を引用します。

転院断られ死亡の妊婦、詳細な診療情報がネットに流出

 奈良県大淀町の町立大淀病院で昨年8月、○○○○さん(当時32歳)が出産時に脳内出血を起こし、19病院に転院受け入れを断られた後、死亡した問題で、○○さんの診療経過など極めて詳細な個人情報がインターネット上に流出していることがわかった。

 情報は医師専用の掲示板に、関係者らしい人物が書き込んだとみられ、「転載して結構です」としていたため、同じ内容が、医師や弁護士など、かなりの数のブログに転載されている。

 遺族側の石川寛俊弁護士が28日、大阪市内で開かれた産科医療をめぐる市民団体のシンポジウムで明らかにした。石川弁護士は、個人情報保護条例に基づく対処を町に要請した。遺族は条例違反(秘密漏示)などでの刑事告訴も検討している。

 書き込みは、昨年10月に問題が報道された翌日から始まった。仮名で「ソース(情報源)が確実なきょう聞いた話」「この文章はカルテのコピーを見ながらまとめました」などとして、最終月経の日付から妊娠中の経過、8月7日に入院して意識不明になるまでの身体状況や検査値、会話など、カルテや看護記録とほぼ同じ内容を複数回に分けて克明に書き込んでいた。

 この中には、入院前の記録など、当時、遺族が入手していなかった内容や、医師の勤務状況など病院関係者しか知らない内容も含まれていた。

 石川弁護士は「主治医と家族のやりとりを近くで聞いていた人物としか思えない書き込みもある。許しがたい」と批判している。

 遺族は「あまりに個人的な内容で驚いた。患者の情報が断りもなく第三者に伝わるなら、診察室で何も言えない」と話している。

 大淀病院の横沢一二三事務局長は「○○さんが入院した日に病院にいた職員を対象に聞き取りをした。全員が『情報を漏らしたことはない』と答えたので調査を終えたが、遺族の弁護士には伝えていない。掲示板の運営事業者への照会などは思いつかなかった。再度検討する」と話している。

記事の内容については既に各所で議論が行なわれているのでここでは置いておくとして、一つだけ注目点を挙げたいと思います。

    カルテや看護記録とほぼ同じ内容

医療関係者の理解としてカルテには医師記録も看護記録も含まれるとするのが一般的ですが、読売の記事ではカルテと看護記録を切り離して記載しています。カルテを医師の記録したもの、看護記録はカルテとは別に作成されるものと受け取れる表現です。考えてみれば不思議な表現ですが、その原因は日刊スポーツの2007.4.30付の記事の一部にあります。

遺族側は「報道陣に公開したのは、出産のために入院した昨年8月7〜8日の『看護記録』だけ。カルテなど公開してない。さらされた情報には、遺族も知らない通院中のカルテの内容が含まれ、病院関係者しか知り得ない情報だ」としている。

日刊スポーツの記事によれば遺族は看護記録だけを報道陣に公開し、医師記録は公開していないとなっています。なんと言っても『』で看護記録を強調していますから記者会見でも遺族が強調された部分かと考えます。告訴まで検討している遺族の言葉は十分信用できます。またカルテのどの部分を報道陣に公開したかは遺族が一番良く承知しており、十分な時間をかけて弁護士と相談の上の記者会見まで行なっていますから、この言葉に嘘があるはずがありません。

ではその前提で流出ルートをもう一度考え直してみます。

  • 大淀病院ルート

      報道を受けての記者会見には弁護士も同席しており、カルテの管理は訴訟の可能性もあり厳重であったと考えるのが普通です。おそらく院長室なりの鍵のかかる場所に収納され、そう簡単には見ることも出来ない状態になっていると考えます。そういう状態では院内関係者といえども密かにコピーを取ることは不可能かと考えます。

  • マスコミルート

      遺族が告訴まで検討して記者会見を行い、『看護記録』だけしか報道陣に公表していないと断言しているのですから、報道各社といえども看護記録以外のカルテ情報はもっておらず、ここから流出しようがありません。

  • 遺族ルート

      マスコミルートと同様に『看護記録』以外は公表していないのですから流出する理由がありません。また流出に対し告訴まで検討しているので疑う理由はありません。

  • 奈良産婦人科医会ルート

      記事情報では担当の産科医にも意見を求めてのものだったそうですから、公表された看護記録以外に、看護記録に記された処置や判断の背景の情報は入手した可能性はあります。ただしこれも公表された看護記録に限定したものと考えるのが妥当で、奈良産婦人科医会ともあろうものが医療記録、個人情報の範囲を越えての情報収集を行なえたとは思えません。

これまで当ブログでも流出ルートの推測を何回か行ないましたが、あくまでも状況証拠として「医師記録を持っている可能性がある」としてのものでした。確実に看護記録以外の医師記録を持っていると特定されるところが無かったからです。ところが今回の情報により報道陣に公開されていないはずの医師記録が読売新聞に存在している事が明らかになりました。いわゆる動かぬ証拠です。

事実関係をまとめると、

  • 遺族は看護記録以外を公表していない。
  • ネットに流出したのは看護記録以外の医師記録部分が含まれる

そうなれば医師記録を持っている機関ないし人物が疑われる事になります。遺族が公表していない以上、医師記録は公正な手段で入手していない事は疑いようもありません。読売新聞はなんらかの不正な手段を用い医師記録を入手した事がこれで証明されました。そうなると読売新聞の罪は非常に重い事になります。

読売が行なった不正は、

  • 不正な手段を用いて医師記録を入手した。
  • 医師記録を家族提供と偽って報道した。
  • カルテ流出告訴記事で流出が問題になったのは遺族が公表した看護記録以外であることを伏せた。

もう一度日刊スポーツの2007.4.30付の記事を引用したいと思います。

「家族も知らない内容まで他人が勝手に見て話し合っている。そんなことが許されるのか。医師である前に人間としてどうか。世の中に問いたい」

現時点での最有力容疑者が読売新聞です。この事について読売新聞は公式に釈明する必要があると考えます。

道標主人道標主人 2007/05/06 13:28 10月22日の産經新聞朝刊にも、10月31日の読売新聞朝刊と同等の内容の、時系列に沿った報道記事がありました。

匿名希望匿名希望 2007/05/06 13:30 多くは語れませんが、間違いなくM部長の字です。

道標主人道標主人 2007/05/06 13:54 Yosyan先生、ご尽力に敬服いたします。

拝見しました記事の写真から、
この写真は 2 枚のカルテのページのコピーのつぎはぎであること、
0:14 のページと1:37 のページの 2 ページですね。
それと毎日放送のニュースでしたかのテレビ画面に映っていましたのは、
この写真の 2 ページ目にあたる部分の右端、eclampsia? のところですね。

YosyanYosyan 2007/05/06 14:19 道標主人様

毎日の画像部分は漢字で「子癇の疑い」となっていますが、産科医は医師記録でeclampsiaと英語で書いており、毎日が放映した部分とは異なると考えます。筆跡鑑定とは言いませんが、担当の産科医が丁寧に書いたら毎日の画像になるかどうかですが、カルテの日本語部分を見る限り相等差があるように感じます。

もし毎日放映部分が医師記録であったのなら、比較的罫線を守って書いているので落ち着いて書いたサマリーに近い部分ではないかと考えます。もっともこの部分については完全捏造説もありよくわかりません。

ただ天漢日乗さんのところに看護記録の画像が残っており、これは筆跡がかなり異なっており、看護記録では無さそうな気はします。

http://iori3.cocolog-nifty.com/tenkannichijo/2007/05/481022yosyan_dc24.html

座位座位 2007/05/06 14:38
●部分ですが、推測しますに、

脱水●み    → 脱水ぎみ
●●. BP good  → con,BP good
(consciousnessと書こうとしたが意識消失の為記載不要に気づき、conで中断)
Vital●● 経過観察→Vital etcも 経過観察

座位座位 2007/05/06 14:42 枝葉末節ですが、conはconjanctivaを書こうとして中断したのかも知れません。

YosyanYosyan 2007/05/06 14:51 座位様

あそこを”con”と読みますか、てっきりviatal signをあらわす略語かなんかと思っていました。それと末尾のVitalの後は私には日本語の「出」かなと思ったのですが、etcの”t”が高く突き抜けていると読めなくもありません。

こういうのは看護師のほうが得意かもしれませんね。医師は自分の字が汚いのを棚に上げて、他人の汚い字が読めないのをしばしば罵倒しますからね。

ある町医者ある町医者 2007/05/06 15:08 「報道陣に公開したのは、出産のために入院した昨年8月7〜8日の『看護記録』だけ。カルテなど公開してない。」
という日刊スポーツの記事が虚偽という可能性も捨てきれません。

根拠は、読売、毎日、産経、共同にはこの部分が書かれていないことです。
日刊スポーツだけってのが、何か違和感を感じます。
実際、遺族はこう言ったんでしょうか?
もし、言ったのが事実なら、なぜそれを書いたのは日刊スポーツだけなんでしょう?

日刊スポーツが捏造記事を書いた。
そして、もうひとつ考えられるのが、遺族側が嘘を言っている可能性。嘘だというのを日刊スポーツ以外のマスコミは知っていたので、その部分をあえて書かなかった、、、という推測はうがちすぎでしょうか。

HekichinHekichin 2007/05/06 15:25 読売新聞の画像を提供して下さった方、Yosyan先生お疲れさまでした。
虚偽の情報で我々を混乱させた石川弁護士グループに懲戒処分とかできないんですかね。当事者じゃないと無理ですか?
この件、遺族サイド虚言説を僕は支持します。
これは医師へのネット上での議論を自主規制させるための情報戦争ですから。
日刊スポーツ捏造説はさすがにかわいそうかな、遺族の虚言を基に書いたのなら虚言よる被害者になると思います。(報道機関としてレベルが低過ぎますが)

それにしても新聞記者って楽な仕事ですね。裏取りしないで報道、あとの訂正も必要なく、毎日新聞に至っては(業界人内部だけで評価される)素晴らしい賞を取ったようですし。

YosyanYosyan 2007/05/06 15:28 ある町医者様

今朝は見つからなかったのですが、日経新聞にも『看護記録』のみ公表の記事を出したようです。憶測に過ぎませんが、この2社は本当に看護記録しか持っていなかったので遺族発表を素直に記事にしたと考えています。他社はその点がヤバイのでぼやかした可能性です。

日刊スポーツが誤報を流したのであれば、誤報を信じた第3者に責任があるわけでなく、あくまでも誤報を流した報道機関の責任かと考えます。今日はそういうスタイルで書いていますので御理解の程を。

ある町医者ある町医者 2007/05/06 15:36 もう一つの可能性も考えておかないと。
遺族とマスコミのグル説です。
m3.comでこの説を唱えているかたがおられます。

ある町医者ある町医者 2007/05/06 16:30 すみません、ブログ主さんのお考えと離れてしまいそうなんですが、私も遺族サイド虚言説を捨てきれないのと、さらにマスコミ不信(マスコミぐる説)も離せそうにありません。

三藤さんがまとめられた4.28カルト集会の記録、これは一級資料と思います。
特に石川弁護士に発言部分です。
file:///H:/Documents%20and%20Settings/incho/My%20Documents/ooyodo/isikawa.html
この部分を元に読売は記事にしているってことはないでしょうか?

それとこれ、、、
>あのー、高崎さんの話でまぁ、あったかもわかりませんが、患者さんたちが入手したカルテはほんの一部なんです。全部を入手したのはごくごく最近、なんですよね。

「全部を入手したのはごくごく最近なんですよ」って本当でしょうか?
カルテ開示を求めたのが最近だってことでしょうか。まさかねぇ、、、
カルテ開示を要求されたら、病院側はカルテ全部を渡すと思うんですが、医師の記録部分、看護記録、検査記録など全部です。
それを看護記録だけ遺族側に渡すなんて、考えられますか?

ある町医者ある町医者 2007/05/06 16:35 リンク間違ってしまいました(取り込んだファイルに、、、)。
すみません、ここです。
http://symposium.b-r.under.jp/?eid=547628

どうでもいいですがどうでもいいですが 2007/05/06 16:52 conではなく、しかし、だと思います。自分もああやって書くので・・・

PMSPMS 2007/05/06 17:02 vital出、または vital etcの部分ですが、コピーの重なり部分で下が(直線的に)切れている所為だと思います。(「経過」の下1/4程度も切れている)
・日刊スポーツがスポーツ記事以外の独自ソースを持っている可能性は限りなく低く、この手のニュースはほぼ間違いなく配信されたニュースを枠に流し込んで作っているものだと思います(共同通信社ソースか時事通信社ソース)。
ご存じかもしれませんが、新聞記事を書きに新聞が自主的に取材にくることなんか滅多にありません。誰かがニュースにして!とマスコミに連絡するから彼らはやってくるのです。(どこそこの小学校でなんとかの行事がありますなんてニュースから、企業の新製品発表、学術総会の旧帝大の大発見発表etc.)

PMSPMS 2007/05/06 17:07 「子癇」画像ですが、完全捏造は(元コメントにあった通り)可能性は低いと思います。マスコミの中の人が「癇」なんて字を崩して書けるものですか。

YosyanYosyan 2007/05/06 17:18 PMS様

>日刊スポーツがスポーツ記事以外の独自ソースを持っている可能性は限りなく低く、この手のニュースはほぼ間違いなく配信されたニュースを枠に流し込んで作っているものだと思います(共同通信社ソースか時事通信社ソース)。

記者会見の実際の様子はわかりませんが、確かに日刊スポーツの記者がこんな医療ネタに記者を派遣するとは思えませんね。御指摘のように通信社から提供されたニュースのうち「これで埋めておこう」と適当に選んだものを「そのまま」枠に流し込んだ可能性が大です。

そもそも日刊スポーツ記者がが奈良事件の時も記者会見に居たかどうかも怪しいものです。そうなると事情にそんなに詳しくないわけで、通信社の生の情報をそのまま記事にした可能性が大です。知らないのですから妙にいじくらない訳です。なんと言ってもスポーツ新聞ですから。

ところが事情を知っている他の新聞社はそうはいかない。共同戦線を組み記事をボカした可能性は十分ありえます。その上で配信元に圧力をかけ、『看護記録』のみの部分も改変させた可能性が出てきます。

日刊スポーツにも訂正のニュース情報が来たかもしれませんが、組み換えが間に合わなかったのか、そんな大事な訂正である事が理解できなかったので、そのまま初期の情報を流したストーリーは現実味があります。

それこそ真相はどこにですが。

t_f(ROM専門)t_f(ROM専門) 2007/05/06 17:34 >ある町医者 さま
○大淀町個人情報保護条例
http://www.town.oyodo.nara.jp/reiki/reiki_honbun/ak43705091.html
(開示請求権)
第12条 何人も、この条例の定めるところにより、実施機関に対し、当該実施機関の保有する自己を本人とする保有個人情報の開示を請求することができる。
2 未成年者又は成年被後見人の法定代理人は、本人に代わって前項の規定による開示の請求(以下「開示請求」という。)をすることができる。
3 本人が死亡している場合における当該本人の個人情報については、当該本人の配偶者、子又は父母その他のこれらに準ずる者と実施機関が認めるもの(以下「配偶者等」という。)に限り、開示請求をすることができる。この場合において、実施機関は、必要があると認めるときには、審査会の意見を聴くことができる。
(開示請求の手続)
第13条 開示請求は、次に掲げる事項を記載した書面(以下「開示請求書」という。)を提出しなければならない。
(1) 開示請求をする者の氏名及び住所又は居所
(2) 開示請求に係る保有個人情報が記録されている公文書の名称その他の開示請求に係る保有個人情報を特定するに足りる事項
(3) 前2号に掲げるもののほか、実施機関が定める事項
2 前項の場合において、開示請求をする者は、実施機関の定めるところにより開示請求に係る保有個人情報の本人であること(前条第2項又は第3項の規定による開示請求にあっては、開示請求に係る保有個人情報の法定代理人又は配偶者等であること)を示す書類を提示し、又は提出しなければならない。
3 実施機関は、開示請求書に形式上の不備があると認めるときには、開示請求をした者(以下「開示請求者」という。)に対し、相当の期間を定めて、その補正を求めることができる。この場合において、実施機関は、開示請求者に対し、補正の参考となる情報を提供するよう努めなければならない。

#2 前項の場合において、開示請求をする者は、実施機関の定めるところにより開示請求に係る保
#有個人情報の本人であること(前条第2項又は第3項の規定による開示請求にあっては、開示請求
#に係る保有個人情報の法定代理人又は配偶者等であること)を示す書類を提示し、又は提出しな
#ければならない。    ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^

う゛〜む…。

座位座位 2007/05/06 18:07 >どうでもいいですけど様、 負けました orz orz

yamadayamada 2007/05/06 18:13 >t_f(ROM専門)様
確かにご遺族が入院カルテのみ請求すれば外来カルテは開示されないかもしれませんね

読売は毎日から同業のよしみでスクープ数日後にカルテコピーを流してもらったのではないでしょうか?今回のカルテ流出騒動で一番腰が引けているのは毎日の記事(社会面に小さく)ですし、最初のスクープ前の時点でご遺族が毎日に手持ちの資料を出し惜しんだとは考えにくいです。一方、ご遺族は報道各社には読みやすい看護記録のみを配布した?
すべて判ったうえでの弁護士の対ネット医師戦略のように思えます

ニックネーム選択ニックネーム選択 2007/05/06 18:48 「Vital●● 経過観察」→「Vital 良く 経過観察」でしょうか?

サルガッソーサルガッソー 2007/05/06 18:59 しかし解せないのが読売の報道ですね
こんな明らかな物証を掲載しておいて「ネットに流出している」なんて正気とは思えません。
よほどネット言論が憎いのでしょうか。
なんにしてもマスコミの売らんかなにはほとほとあきれます。

t_f(ROM専門)t_f(ROM専門) 2007/05/06 19:03 >yamada さま
○大淀町情報公開条例施行規則
http://www.town.oyodo.nara.jp/reiki/reiki_honbun/k4370055001.html
公文書開示請求書(様式第1号)
http://www.town.oyodo.nara.jp/reiki/reiki_honbun/k4370055001.html#y1
>(公文書を特定できるように具体的に記入してください。)

う゛〜む。ご遺族としては、“外来カルテ”にまでは関心が及ばなかったということですかね?

柳 2007/05/06 19:58 >“外来カルテ”にまでは関心が及ばなかった

おかしいです。通常弁護士が真っ先にやるのが証拠保全。これはカルテ改竄を防ぐという名目もあり、不意打ちに近い形で通常X-P等も含め全ての資料を抑えるはずです。カメラマンも同行しコピーしにくい資料は写真をとっていきます。証拠保全をしているなら遺族側に外来カルテ、医師記録を含むほぼすべての資料がそろっているのが通常であり、もし最初の段階で証拠保全をしていないならこの弁護士は失格です。

つまり遺族が外来カルテ、医師記録を早い時点で入手していないという部分には医師側の非を鳴らすためのかなり恣意的な情報操作がある可能性があります

ニックネーム選択ニックネーム選択 2007/05/06 21:00 遺族側の戦略に、齟齬が生じている可能性のひとつですが、石川弁護士は当初関与していなかったのではないのでしょうか。最初は弁護士なしで、カルテ開示請求し、毎日がスクープを出した後、PGE2の内服で分娩誘発した症例の事故であることから、例の団体が関与してきた可能性を考えています。
当初の報道で、病院側弁護士に関する記載はあったが、遺族側代理人に関する記載は無かったと記憶しております。

yamadayamada 2007/05/06 21:11 >ニックネーム選択 さま
わたしもそう思います。確かコンタクトができたのは11月にはいってからこの被害者の会の集会にご遺族の義父様が参加されてからのように記憶してますが、、、当初はご遺族も県警の捜査に期待されてたと推察します。ですから、いま思いついたのですが

5/3のニックネーム選択さんの『カルテ情報流出ルートのもうひとつの可能性として、警察関係(相談した医師を含む)が挙げられると思います。2月2日の毎日新聞から>県警は任意で提出されたカルテなどを基に専門家約20人に意見を求めた』

のおしゃるように外来カルテ(ひょっとしたら全部)の流出は警察ルートかもしれませんね

BUgsyBUgsy 2007/05/06 21:23 天漢日乗さんの画像;時間ごとにまとめた看護記録からと思えます。彼女達よくボールペンでバイタルを手のひらに書いてますもんね。後になって細かい数字できちっと記載します。医者はその瞬間忙しくってマトメ書きしません。後になってワーと書きますな、普通。これは女文字かなとも思います(全く個人的印象ですが)。
一方医師のカルテとされている文面ですが オイラはどうみても医師の記載されたカルテと思います。今どき草書体を崩したような字体で書くのは男だけです。
http://soho1172001.web.fc2.com/image.htm
崩した字体で生食水500ml ivと書きなぐってるじゃありませんか。

午前0時に頭痛があったそうです。嘔気嘔吐もあったとあります。午前0時11分 意識消失con BP goodとあれば conはやはりcongestionでもconjunctivaでもなくconsciousnessの略語でしょう。まあ意識もalert、血圧もOKと記載されているのでしょう。自分はよくわかります、普段やってるもん。酸素飽和度97% 呼吸goodとありますね。そりゃ胸をなでおろしますよ。
内科Dr診察依頼 既往不明もetcも考 とあります。この時点で脳出血おきていたんでしょうかね?既往歴わかんないんだもんなあ、余裕ないよん、主治医には。まずは意識障害以外は正常な所見です。局所脳症状は?後になっての分析は楽ですが、致死的脳出血があれば何らかの神経学的サイン、瞳孔不同だとか片麻痺、せめても脳ヘルニア徴候、少なくとも血圧上昇は発症時におきていて当然です。呼吸だっていずれCheyne-Stokes呼吸なんぞも起こらなくてはおかしいですね。もしそういった異常所見あれば 子癇を経験されてる産科医の先生だって滅多にないことでビックリ、カルテには書きますぜ。産科の先生 anisocorea,upward gaze nystagnus、pin-point pupilって一回見たら忘れませんぜ。脳ヘルニアの時にね。
神経症状なくして意識障害イコール脳神経障害と思うのは藪医者の始まりですぞ!
意識障害があったとして神経徴候の診察できんだと?オイラの金科玉条だぞっと。かかって来い、喧嘩もするぞっと。研修医の諸君!

その後 午前1時37分 血圧上昇 強直性痙攣 ecrampsiaと読めるのでしょうかね。出血による脳局所症状であればどっかからマーチして全身痙攣にならないのかしら?痙攣っていきなり全身に来るとでも思ってんの?急に血圧上昇とあります。その後 奈良医大に母体搬送するも満床とあるわけです。 強いて疑うならこのあたりでしょうか、脳出血を疑うのは。高血圧性脳症だって痙攣はおこしますぜ。もう今となったらわかりません。この女性の死亡原因となった脳出血の病理解剖所見は伏せられたままですな。国循で病理解剖やったのかしら?遺族が裁判で真実を究明したいのならば そこからお話しなくちゃ。全く見えて来ませんね。せめて病理解剖は同意していただくしかないと愚考します。

今回のカルテの時系列はまず信用できます。かくのような頭痛が先行し、10数分間で続いての血圧上昇、意識障害の遷延 1時間してtonic convulsionと一般的に考えて30台前半の女性であれば apoplexyといえば間違いないねえ(60点!の採点ですが)。脳出血には間違いない、これをくも膜下出血、高血圧性脳出血、脳幹出血とお答えされれば研修医の諸君、何にも勉強しなかったねえ。来年入局してオイラに可愛がってもらってよ、もう一度涅槃の世界で。
子癇での脳出血は何%?脳浮腫はあるらしい。しかし破綻的な脳出血、明らかに短時日で脳ヘルニアに至る子癇からきた脳出血とやらをオイラに教えてほしい。そいつを半日問い詰めてみたい。神経症状の全くない子癇由来の脳出血っていうけどさ 普通は動静脈奇形かもしんない。モヤモヤ病?女性だからねえ。だけど30台で虚血症状のエピソードのないモヤもねえ。。。。既往で脳神経症状がなかった もしくは無症状で前もって診断または検査されなかった、それはお気の毒 運が悪かったのです。疑ったとしても 妊婦をいきなり造影剤使ってCT-angioする奴 オメエ殺されます。オイラ殺します。
一方高血圧性脳出血のオペで血腫吸ってくる奴。いるなあ。オイラは血腫の病理検査して学会発表したことありますが あん中にちっちゃなAVMからcryptic angiomaやらmetastatic melanomaやら山ほどありました。30台の若い女性が血圧上がったから末梢血管が切れるだ?脳出血?御目出度いもんですねえ。お前の主任教授の顔を見てみたいもんだ。基礎疾患なかったの?何で考えない。

この症例での死因は?意識障害が遷延したままテント上の徴候が顕在化しなかった理由は?意識障害がsudden onsetしたのは?脳ヘルニア徴候本当にあったの?何ら妊娠とは別個の脳出血を誘発する潜在的な器質的疾患なかったの?
真実を知りたいのなら 問題はそこだと思います。病理解剖やったの?大きい声で問い詰めたい。
やっと本日ブログご主人様から提示された内容から 言いたいこと言えました。ありがとうございます。

Med_LawMed_Law 2007/05/06 21:24
いずれにせよ、家族の言い分が正しければ読売新聞は個人情報保護法に違反して、違法に情報を入手し、自らの犯罪行為で紙面を汚したことになる。

読売新聞が正しく情報を入手(つまり家族の了解を得て情報を入手)しているのであれば、単なる家族側の言い掛かりであり、ウソツキということになる

カルテの内容の区別が付かないのであれば、家族も読売新聞側も医療批判する能力がないのに、吼えている狂犬と同じ。

さて事実はどこにあるのでしょう
マスゴミの自己分析などというものが期待できる訳もないが、上げた拳をどこに下ろすのか、皆が注視していることは、彼らもこのブログ等を読んで感じていることでしょう

善処をお願いしたいものだ

ある町医者ある町医者 2007/05/06 21:47 外来カルテのことがなぜ問題になっているのかよく理解できません。
m3.comに書かれていたような入院前の履歴くらいは、入院カルテに普通に書くし、逆に書かない方がおかしいですよ。それも、医師も看護師も両方。
外来カルテを遺族側は持っていようがいまいが、関係ないと思います。どっちでも同じ。

都内大学勤務医都内大学勤務医 2007/05/06 23:02 流出元のもう一つの可能性として、遺族の誰か(カルテ流出問題を訴えた
のとは別の方)が別個にカルテ開示請求を行ってコピーを入手した、とい
うのも考えられそうです。新聞記者から「カルテのコピーを入手してくれ
たら謝礼を出す」などと依頼されてコピーを入手し、記者に渡した。その
謝礼の後ろめたさからコピーを別個に入手したことを黙っているとすれば
話が通じます。

motomoto 2007/05/06 23:08 >ニックネーム選択 様
「Vital●● 経過観察」→「Vital 良も 経過観察」とわたしは読みました。

motomoto 2007/05/06 23:09 >ニックネーム選択 様
「Vital●● 経過観察」→「Vital 良も 経過観察」とわたしは読みました。

motomoto 2007/05/06 23:10 2回クリックしちゃいました。すみません。

BugsyBugsy 2007/05/06 23:14 五月晴れのゴールデンウィーク最終日 こんなことをまだ言ってます。
http://www.mainichi-msn.co.jp/eye/shasetsu/news/20070506k0000m070113000c.html
本質的に何も変わっちゃいない。

yamadayamada 2007/05/06 23:37 >都内大学勤務医さま 
それも十分ありますが
 スクープの翌日か翌々日に県警が捜査に乗り出した記憶があります。こういう場合、カルテは全部県警に証拠保全で押収されるのでしょうね、現時点で患者側の切れ者弁護士がウソをいうメリットもありませんし、嫌疑不十分で警察から戻ってきた外来カルテなどを最近になって手にいれたとすれば辻褄は合います。

 おそらく 県警→県警記者クラブ→各新聞社→意見を聞かれた医師=→m3通報医師

で日刊スポーツと日経が蚊帳の外というのも地方の奈良ではありそうです。
患者側弁護士も承知の上での刑事告訴だったらホントよくできた話です。

誤算は本物の入院カルテの医師2号用紙コピーが看護記録と医師2号用紙の区別のつかない記者の手で紙面に掲載されていたということで、、

t_f(ROM専門)t_f(ROM専門) 2007/05/06 23:54 >都内大学勤務医 さま
開示請求権者は、この場合は、夫・死亡女性の実父母が該当者でしょう。謝礼云々はともかく、おそらくは“真相究明のため”として新聞記者に取材協力を求められ、応じたということではないかと。それが夫ではないとすると…、女性の実父母ということになるんでしょうか…?(確かに、実父母も“家族”とは言えるでしょうが)

通行人、その10くらい通行人、その10くらい 2007/05/07 00:10 Vital 良し 経過観察

と解読するのが前後関係からも適当だと思います。

motomoto 2007/05/07 00:25
条例を読む限り、開示請求は、あくまで開示だけであって、コピーをとるのを許すとこまでは認めないのではないでしょうか?メモはとれると思いますが。
コピーは、証拠保全のときに取れます。それから、病院側も、訴訟が予想される場合には、関係者の出来心?による改ざんを防ぐためにコピーをとっておくのじゃないでしょうか。同時に、病院長を通じて、大学や医師会などに内容について検討を依頼すると思います。このときにいくつかコピーができた可能性はあります。
エントリーの読売新聞の記事の写真は、読売新聞だけの「スクープ」だったとしたら、個別取材の過程で、遺族または弁護士からカルテをみせてもらい、これをコピーではなく、その場で写真にとったのかもしれません。医師名が黒字でふせてありますが、コピーなら、これを先に塗りつぶすような気がします。元が写真だから画像処理でああなってるのかも。
カルテコピーの一部を見せて写真に撮らせただけなら、遺族は「カルテをマスコミに配布してはいない」というかもしれません。

motomoto 2007/05/07 00:34 >通行人、その10くらい 様
失礼ですが、あなた医者じゃないでしょう?(違ったらゴメンナサイ)
M先生、この時点で、「良し」なんて、書ける心境じゃないはずですよ(^^;。何か不安なもの、胸によぎってたはずです、普通に臨床医なら。

shy1221shy1221 2007/05/07 00:37 「Vital●● 経過観察」→「Vital 良く 経過観察」に1票。流れとして、「内科Drに診察を依頼して、いろいろな可能性が考えられるけど現状としてVitalが安定してるから経過観察」みたいな内容だと思われるので。

motomoto 2007/05/07 00:50
今気がついたんだけど、読売新聞のカルテの背景の緑、これ布地じゃないのかなあ。布目が見えます。
右横に「家族提供」ってしっかり書いてあるから、家族が関係部分だけ切り取って写真にとることを許可して、その辺にあった緑の布地(テーブルナプキンだと思う)にのせて記者が写真にとったと。

いなか小児科医いなか小児科医 2007/05/07 00:53 すんません
日経にのっていたという説をぶちまけてしまいましたが、どうも日刊スポーツの間違いだった様です。(眠気にやられたかもしれません)ブログの方は訂正しておきましたので、何卒よしなにしてください。

motomoto 2007/05/07 01:01
ちなみに、わたし、皮膚科専門医。
写真からどんどん深読みしていくのは専門です(でした)<(^^;。いまは皮膚科やってないもんね。
いや、緑を布地で、さらにテーブルナプキンとまで言う自分が、いかにも、ひと昔前の皮膚科医っぽいなあ、と自分で苦笑したもんで。
昔の皮膚科の検討会じゃ、一枚の写真からどこまで読み取るか、を競ったもんです。いかにも説得力ありそうなことを言えた人が勝ち(笑。

t_f(ROM専門)t_f(ROM専門) 2007/05/07 01:08 >moto さま
公文書開示請求書(様式第1号)
http://www.town.oyodo.nara.jp/reiki/reiki_honbun/k4370055001.html#y1
>開示の方法>1 閲覧  2 写しの交付(□郵送希望)

郵送可で交付される「写し」というのは、コピーのことと考えられるんですがどうでしょうか?

motomoto 2007/05/07 01:31 >t_f(ROM専門)様
いやー、「請求」はできるでしょうけど、たとえ写しの交付を請求しても、カルテの場合、許可は閲覧どまりだと思いますよ。それも通常は本人のみで、本人死亡の場合、遺族だとしても、許可するかどうかも微妙じゃないかなあ。

三上藤花三上藤花 2007/05/07 01:49 例のシンポで配布された資料です。「看護記録に基づく経過」だそうです。
http://symposium.b-r.under.jp/?eid=550631
(エントリーの中身は画像ファイルへのリンクのみです)

とりあえず、参考資料代わりに使えるようでしたら、使ってください。

sci98sci98 2007/05/07 02:02 結局の所m3に流出したといわれる情報は、既に読売新聞で報道されていた内容に過ぎなかったということなんですか?
取材源はどこでしょうかね。病院関係者経由は考えにくいから、やっぱ遺族経由かなあ。

motomoto 2007/05/07 02:04
もし、m3の医師?が、上記のような病院側の対策に関連してカルテコピーを入手し、そこから記載したとしたら、自分の担当患者ではなくても、職業上知りえた秘密であり、守秘義務は生じると思います。
もんだいは、m3というネット環境が、守秘義務にどれくらい抵触するかですが・・ある意味、学会と同じ程度のセミクローズドさだとは言えますからね。
ここは、漏らした内容によるのでしょう。

わたしの感じるところを率直に述べますと、たとえ担当医に過失はないと思っても、m3のようなところでそれを記すことは、担当医や病院に味方しません。間接的に相手側に情報を与え、訴訟にあたっての「手のうち」を明かすことになるからです。

何日か前に書きましたが、医師は患者の個人情報を徹底して守るべきで、対抗としては名誉棄損で訴えるべきです。ちなみに、名誉棄損は、「公然と事実を摘示し、人の名誉を毀損」することですから、その事実が真実かどうかは問わないんです。だから「この患者は助かるはずだった」とか書かれた時点で、もっとみんな、名誉棄損で新聞社訴えるできです。それも取材記者個人と連帯で。記者に過誤保険はないですからね、3000万円の慰謝料請求とかすれば、精神的に抑止になるはずですよ。いままで、病院・医者が名誉棄損起こしてこなかったのが、いちばんいけません。

参考:名誉棄損とは
http://www.i-foe.org/kankyo-hormone/civil_suit/comment_suit_03.html

ひみつひみつ 2007/05/07 08:26 カルテ情報流出?の参考になるかどうか・・・。
11月3日付けの週刊朝日の記事だそうです。
http://plaza.rakuten.co.jp/atsushimatsuura/diary/200611090000/

BugsyBugsy 2007/05/07 08:31
おはようございます。感情の迸るままファイアーしてしまいました。
この事件の及ぼす影響が大きすぎることは言うまでもありません。

昨今医学生や研修医の地方医療の実地研修がよく話題にのぼります。
その際こういった医療資源やマンパワーが乏しい地方の公的病院をどうみるのでしょうか。感情としては地域医療は必要であり、興味をもっている学生や研修医もいるとする報道も散見しますが、ただ実際に研修にあたると怖気を震うのでしょうね。少人数でぎりぎりの医療を行うさまを見れば、ますます僻地医療に赴くなんて若い人いなくなるよなあと正直考え込みます。
話がずれますが そういった地域医療を振り向かせようとするならば、それなりの教育や研修にふさわしい環境と動機付けの元になる人材や医療資源が研修先の必要です。 
行政側としては農村あるいは僻地医療をひょっとしたらのどかな牧歌的なものと認識しているのかもしれませんが 現場は凄まじいの一言です。この事件でも明らかになりました。全国の研修医にも知れ渡りましたね。

tera2005tera2005 2007/05/07 08:44 Yosyan先生、また讀賣新聞のカルテ写真情報を発掘してくださった先生方のご尽力に敬服します。讀賣新聞の記事には明確に「家族提供」と書かれているので、遺族の言葉が捏造なのか、讀賣が嘘を書いているかのどちらかですね。

ただの(ryただの(ry 2007/05/07 08:45 昨日実家に帰ってきました。お節介な父がご近所の方に聞いてくれたらしく、図書館に行くまでもなく画像を確認することが出来ました。どう見ても医師記録そのものでした。私が書込まなくても、いずれどなたかが見つけられたとは思いますが、本blogを見た父はまんざらでもない様子でした(子どもっぽい父ですみません)。

転送を依頼された奈良医大産科Drのお名前も聞き覚えがありました。私は臨床研修は実家のある奈良の病院で受けたいと考えていて、以前奈良医大に見学に行ったことがあります。そのとき産科も見学したのですが、そこでお相手いただいた先生(方)でした。丁度この一件があった直後、マスコミの報道前であったと記憶しています。

今の段階の私的感想はMed_Law様とまったく同じです。私は時期もさることながら「家族提供」という文言がポイントと考えています。もしやと思い、図書館に行って11月の読売朝夕刊をチェックし、訂正のないことを確認しました(見落としがないとは言い切れませんが)。まさか今になって訂正記事なんて出しませんよね?>読売新聞様

motomoto 2007/05/07 09:18
家族が、看護記録しか公にしていない、というのは、看護記録の内容は読めて把握できたが、医師記録の部分は、読みにくく、よめても専門用語が多く、解釈しにくいので、わからないまま公開することは、訴訟進行上不利益になるかもしれない(医師にとって有利なことが書かれているかもしれない)と考えるからだと思います。
だから、この部分なら公開しても大丈夫、こちらに有利だ、と思われた個所のみを切り取り記者に提供したのじゃないかな?
で、ここやそこの部分が、医師に有利なんですよ、と、わたしたちがm3に書き込むこと、わたしもつい書いちまいましたが、医師の心眼をもってでなければ読めない部分をネットで解読してあげることは、担当医・病院の利益にくみしないと感じるわけです。

motomoto 2007/05/07 09:28 >ひみつ様
これこれ、こういう週刊朝日の記事なんかには、速攻で名誉棄損訴えねばなりません。ここで名誉棄損の認定にあたっては、担当医が居眠りをしていたかどうかという「事実」関係の真偽は論点にはならない、名誉が棄損されたか、社会的評価として不利益をこうむったか、が争点になるはずです。

motomoto 2007/05/07 09:34
すみません、居眠りじゃなく仮眠ですね。・・大きな違いです。申し訳ない。まことにお手数ですが、Yosyan先生、できましたら訂正ねがえませんでしょうか?恐縮です。

tera2005tera2005 2007/05/07 09:37 おはようございます<ただの通りすがり>様、素晴らしい発見でした。奈良県警が「業務上過失致死」容疑で病院の捜索に入った正確な日付は解りませんが「捜索へ」とは「毎日新聞が最初に報道した翌(10/18)日」には各社報道していますので、県警が毎日新聞の1報のすぐ後にカルテを押収していた可能性が高いです。病院側の弁護士がコピーを取っていたでしょうが、カルテなどの資料を押収されてしまえば、病院側は反論の根拠を示せなくなります。これは医療界に身を置く我々にとっては注意しなければならないことだと思います。

ただの(ryただの(ry 2007/05/07 09:38 >Bugsy様

仰るとおり、大学の友人の中には地域医療に興味を持っている人はそれなりにいます。だからといって未熟なままいきなり地方の病院に赴くほど勇気はありません。

同級生だけでなく先輩後輩達と色々話をしている中で感じていることですが、学生は決して待遇やQOMLだけで研修先を選んでいるわけではありません。我々が一番望んでいるのは何と言っても良い研修内容です。昔の舞鶴がそうだったように、評判の良い研修をしている病院にはたとえ地方であっても魅力を感じる学生は多いと思います。学生自体の都会志向は確かにありますが、病院が多い都市部には多様な研修プログラムの提供が可能で学生が選択しやすい環境にある点が大きいのではないかと思います。待遇や設備はプラスアルファの要素に過ぎません。

あとこれは私の場合ですが、色んな病院を見学するなかで一番気にしていることは「この先生とだったら一緒に仕事をしてみたい」という先生がおられるかどうかです。そういったロールモデルとなる先生の多い病院には心惹かれます。生意気かも知れませんが、同級生と見学した病院の話の話をすると「あの病院の○○先生はいい先生だった」という話が必ず聞かれます。そういった職場でしっかりと自分を鍛えて行きたい、というのが多くの学生の偽らざる心境だと思います。

長々と語りましたが結局の所「Bugsy様に同意」という事を言いたかっただけです。お粗末でした。

ある町医者ある町医者 2007/05/07 10:32 m3.comに書き込まれたのは、看護記録からじゃないでしょうか(これが95%)。
それに加えて、知り合いなどから地域のうわさ話にあたり、ちょっと色つけしたと(この色つけが5%)。こんなことは、マスコミはしょっちゅうやっているし、しなかったらマスコミの怠慢でもある。

医師から見たら、看護記録もカルテであって、違和感なくカルテからと(少なくとも私なら)書きます。
そして、一般人なら、カルテと言えば、医師が書くところだけと思い違いして、m3.comに書かれたカルテを見て書いたというのを、医師が書く診療録と誤解した。そういう一般人の誤解をうまく利用したやつがいて、この劇をしくんだ。
三上さんのところにアップされた看護記録なるもの(これは看護記録のコピーではなく、それをまとめたもの、ワープロで清書したもののよう)とm3.comに書き込まれたものはほとんど同じに見えるというのが、その根拠です。

診療情報漏洩などと言える事件ではないのではありませんか。
m3.comに書き込まれたものの情報元は、遺族がマスコミに提供した看護記録です。
これを診療情報漏洩だと告訴したいのなら、自分自身を告訴すべきです。

あ、読売は別。
遺族側は、カルテは提供していないと主張しているのなら、読売新聞を告訴すべきだ。
これ、マスコミとぐるになった自作自演劇じゃないでしょうか?

ojiyanojiyan 2007/05/07 23:01 ●●. BP good  
→「con,BP good」
ではなく
良く読めば
「しかし, BP good」
だと思います。
なお,
マスコミに対して,看護記録だけを公開してカルテは公開しなかったということにどのような意味があるのでしょうかねえ?
マスコミとしては,カルテが公開されずに看護記録だけだとすると,なぜ看護記録だけなの?といぶかしがるのでは。
当然,マスコミはカルテも要求するでしょう。
求められれば提出するのでは?
なんて,想像たくましく考えてしまいますね・・・・・