新小児科医のつぶやき

2007-09-09 医師としては許せぬブログ

他のブログへの批判は避けなくてはいけないと自戒していますし、△院長への批判も少々後味が悪かったのですが、今日のは医師の良心としてしておくべきだと考えます。これは私だけがそう感じているだけではなく、このブログの存在を知った殆んどの医師がそう感じています。まず9/9付けのBlogRankingの医学ランキングを御覧頂きたいと思います。



画面上からキャプチャした関係で、1位に輝いているBermuda先生のブログが欠けてしまっている事をまずお詫びします。そこはお詫びしておいて、このランキング表を見て少し不自然な点にお気づきになりませんか。ここで注目して欲しいのは2位、3位、6位、7位、9位、10位のブログ名です。本来のブログ名とランキング表のブログ名の比較をして見ます。


本来のブログ名
ランキング表のブログ名
日々是よろずER診療日々是よろずER診療@癌自然治癒??
東京日和@元勤務医の日々東京日和@がんは自然治癒しません!
よっしぃの独り言よっしぃの独り言@癌、自然治癒しないから
勤務医 開業つれづれ日記勤務医 開業つれづれ日記@癌が自然治癒?
天国へのビザ天国へのビザ@癌は自然治癒しません!!
産科医療のこれから産科医療のこれから@癌自然治癒しないもん

いずれも医療ブログ界では押しも押されぬ人気ブログですが、@以後に本来のブログ名と異なるメッセージが入っているのが分かると思います。微妙に表現が違いますが、

    癌は自然治癒などしない

この事をブログ名で訴えています。医師でなくとも、当たり前の事といえば当たり前の事なんですが、あえてタイトルにまで出して訴えているのは4位の

に対する抗議です。

内容はお読みになられて御判断頂きたいのですが、私もこのブログが主張する内容には同意しかねます。もちろん医学は多種多様の主張が自由に許される科学であり、時にトンデモ学説が幅を利かす事もあります。自由に主張できるのは確かなんですが、逆に自由に反論する事も許されているのが医学です。主張と反論を繰り返し、しっかりとした検証を経て耐え抜いたものが医学の標準として確立されます。こういう事は医学だけではなく、自然科学全般に行なわれている作業です。

許されると言う意味で

    がん・白血病は自然治癒する!薬で殺される ?現代医学は矛盾だらけ!様々な難病の自然治癒症例を紹介しています。

この主張も唱えるのは可かも知れませんが、現在確立されている医療の常識において大きく反する事であり、当然のようにこれに対し反論、批評する事も可能です。

まず主張されている「がん・白血病は自然治癒する」ですが、そういう事があるかと言えばあるのが医学です。実際にそういう奇跡に近いことを経験された医師は少なく無いかと思います。私も無いとは言えません。奇跡の治癒としては、祈祷や、御聖水、アガリスクの類で治癒された方も確実に存在します。これらのケースは医学では合理的な説明がつかず、医師をもってしても「奇跡だ」と言うしかないケースです。

そういう経験があるから、医師はどんなに重症例でも治療への期待を捨てません。時に医学常識を覆す、信じられないことが起こるからです。例えとして悪いかもしれませんが、ビルから落ちて、途中に樹木や、ビニール看板があったりして軽症に終わる方がおられます。これは奇跡と言うより偶然かもしれませんが、同じ場所から飛び降りても、同じ結果が常に得られるわけではありません。むしろそうでない結果が起こる方が圧倒的に多く、ましてや「ビルから飛び降りても常に大丈夫」とは絶対に言えません。

このブログは「ビルから飛び降りて、奇跡的に助かった」ケースを「ビルから飛び降りても常に大丈夫」と主張しているブログと私は判断します。つまり、

    ビルから飛び降りても助かった人がいるから、安心して飛び降りてください

こういう事を大真面目に主張されれば、良心的な医師であるほど反論しますし、そういう主張が世に蔓延する事を懸念します。ブログランキングの上位の医師ブロガーたちも苦々しく思い、ブログ名にて反論を行なっているのです。なぜにブログ名でということなんですが、このブログはコメントもTBも許さない構造になっているのです。直接コメント欄で反論したいのですが、これができないために、せめてランキングの前後でメッセージを発信することで注意を喚起している行動と考えます。

ここ1週間ほどでこの抗議運動は広がっていますが、どうもこのことに気がついたらしく、これに対する反論を9/7付のエントリーにて行なっています。長いですが引用しておきます。

≪がんは治らないというブログについて!≫

 すでにお気づきの方もいらっしゃることと思いますが、最近「がんは自然治癒しない」という主観で書かれたブログが目立っています。

 これは明らかに「がんは自然治癒する」というブログに対する批判行為であるようにも思われます。

 しかし、実に面白い現象だと思います。

 第一に、彼らは、がんという病気を本当に治らない病気だと思いこんでいる無能な医者だということです。

 また、本当に今の医学者の中に「がんを治せる医者が居ない」ということを彼らが自ら認めているということにもなります。

 それは、古い西洋医学の理論に洗脳されているという事実を証明しているようなものです。

 ですから、石原都知事が全国に先駆けて「メディカルスクール」をつくり、患者の求めている医療を提供できる医者を養成すると決断したのです。

 柔軟性があれば、今の教育制度の中でも十分改革はできるはずです。しかし、柔軟性がないために話合いができないのです。

 そのためにまったく異なる視点に立って新しい医学教育を行うことにしたのです。

 東京都の決断は患者が望む医療を行うもので唯一正しいものです。東京都の医学教育改革が全国に影響を与えるまでにはそう時間を要しないはずです。

 「患者の希望を無視してきた従来の医学者には期待できない」という東京都民の生の声が具体的な形になるのです。

 愛知県でも、私のような考え方に共鳴してる方が大勢おります。

 実際に、愛知県の大府には、県の所有する土地がたくさんありますし、新しい医療教育のために土地を提供することは可能であるとまでいわれています。

 近い将来日本の医学界に激変が起こることがわからない「感度の悪い頭脳集団」ということを彼ら自身が証明しているようなものです。

 明治の異変について行けず、「朽ちた幕府の役人」のようなものです。

 よって、彼らの存在は、時間が自然淘汰してくれるはずです。

 今日もまた沢山の人の中で、がんは自然治癒しています。

 その主役が健全な働きをする免疫細胞ですし、腫瘍壊死反応を起こす部隊なのです。

この反論に対し、頭に血が逆流された医師は多いかと思いますが、あえて一点だけ取り上げておきたい思います。

ですから、石原都知事が全国に先駆けて「メディカルスクール」をつくり、患者の求めている医療を提供できる医者を養成すると決断したのです。

 柔軟性があれば、今の教育制度の中でも十分改革はできるはずです。しかし、柔軟性がないために話合いができないのです。

 そのためにまったく異なる視点に立って新しい医学教育を行うことにしたのです。

 東京都の決断は患者が望む医療を行うもので唯一正しいものです。東京都の医学教育改革が全国に影響を与えるまでにはそう時間を要しないはずです。

 「患者の希望を無視してきた従来の医学者には期待できない」という東京都民の生の声が具体的な形になるのです。

この部分は通常の読解力があれば、石原都知事がこの自然医学総合研究所の主張を受け入れ、この方針を「メディカルスクール」にて教育し、「がんは自然治癒する」をがん治療の基本方針として東京都民に積極的に行なうと解釈できます。具体的に都知事の名前を挙げられていますので、医学界はこの真偽を都知事に公式に問い合わすべきです。

問い合わした結果、本当に都知事がそういう方針であるならば、医学界を上げて抗議すべしです。東京都民の皆様も、癌になっても「自然治癒」方針が基本の癌治療しか受けられなくなります。

都知事がこれを否定した場合、この研究所は都知事の名前を騙っての虚言を呈した事になります。これはどう考えても大きな犯罪行為であり、詐欺に当たるとしても言い過ぎではないでしょう。私はしがない町医者ですが、日医ルートで石原都知事への問合せの方法を摸索してみます。ここを読まれた方で、この自然科学研究所の主張に同意し難く、さらに都知事への問合せルートをお持ちの方は是非ご協力頂きたいと思います。

774氏774氏 2007/09/09 11:48 Malignant tumorが自然消滅するのは、偶然tumorに対する自己抗体が生じてかつ体力が十分ある場合でしょう。普通の医学者なら、どうして自己抗体ができるのか、その条件は何かに思考が向かうはずですが、ト世界の常識として霊派、電波、電気、宇宙人・・・共通のネタがあるわけです。お金になりますからね・・・これ以上ばらすと消されるから、止めときますが、以前書いたように医学も科学の一部ですから、証明、検証、反論可能性に耐えないと認められません。n=1,2程度では駄目なのです。その辺の違いでしょう、まともなブログとト系ブログの違いは。

YosyanYosyan 2007/09/09 12:10 ある現象を見てこれを一般化しようとするのは科学の基本ですが、一般化のサンプルの取り方、原理の抽出方法は重要であり、ここの基本が間違っていたらなんにもなりません。

癌に対する自己抗体の研究は私が腫瘍に関わっていた当時から盛んに研究が行われ、それの臨床的応用のための基礎研究は今も続いているはずです。一部に実用化したものもあったかと思いますが、まだまだ癌治療の主戦力になるには相当な距離があります。免疫系の操作はそんなに容易じゃなく、操作を有効に行なう方法、行った事による他の個所への影響はまだまだ未知の部分が残されています。

そこまでの研究成果を十分に踏まえた上のものなら医学的に許容範囲の主張ですが、とてもそうとは私は思えません。

moto-tclinicmoto-tclinic 2007/09/09 12:30
なんか、うちの近所のはなしみたいですねぇ。
むかし、わたし元気で純真?、やや攻撃的だったころは、こういうの見るとすぐに、問い合わせたものです。。
-----
「先生、知人がこういう物を勧めてくれたのですが...少し高価なので迷っているのですが如何なものでしょう。」と言って彼は私にきれいに印刷されたパンフレットを差し出す。そこには「アトピー性皮膚炎に朗報。○○エキスの驚異的効果。××博士も絶賛」とある。「うーん」私は腕を組む。

○○エキスなど私は聞いたこともない。私は皮膚科医で学会や医学雑誌にはそれなりに目を通し日頃から情報収集には心がけている積もりである。こういったいわゆる民間療法の類は私達医師の目をうまくすり抜けて患者に忍び寄っている様にも見える。

「僕は○○エキスというのはよく知らないけどこういうのはいい加減な物が多いと思うよ」「先生知らないんですか?この間テレビでもやっていましたよ」側にいた看護婦までもがあの番組は私も観たと言い出し患者と話しが弾み出す。こういった風景は最近あちこちの皮膚科の診察室で見られるのではないだろうか。

私は患者からこのような問い合わせを受けた場合には、その場では答えず、その商品の製造または販売元へ次の様な文面の手紙を書くことにした。 

「謹啓時下益々御清栄の段大慶に存じます。さて近年アトピー性皮膚炎に良いとして、様々な健康食品・スキンケア用品・環境対策商品などが出回っており、患者さんから私共皮膚科医の元に問い合わせを受けることがあります。しかしこれら商品の多くは、開発・使用調査等に当たって医師や公的機関による有効性の評価を受けることなく流通することが多いので、私共皮膚科医としてもその有効性についてのコメントを求められても困ることが多いです。そこで私共ではこのような問い合わせを受けた場合には、まず製造または販売元へアトピー性皮膚炎に有用であるとするならば、その理論的根拠、開発の経緯、使用調査はどのような形で行われその結果はどうであったか、などについての情報提供を求めることとしております。お手数ですが資料御送付下さいますようお願いいたします。提供いただいた資料は患者への説明材料とさせて頂きます。敬具」
-----
続きお読みになりたい方は、下記Hpどうぞ。10年くらい前の「正論」に投稿掲載されました。原稿料10万円くらいもらったかなあ?
http://www.atopy.org/takayamake/archives/19970101_0002.php

だから、本当に白黒はっきりさせたい、患者に真摯に説明したい、という場合には、まず、堂々と質問の手紙を相手に書いてみることからはじめるといいですよ。

moto-tclinicmoto-tclinic 2007/09/09 12:42
追伸:Yosyan先生に、質問状書け、って言ってるわけじゃなくて、情報収集として、相手に問い合わせるのは、いちばん早道だってことです。相手は、一生懸命、いかに自分のやってることが正当か、を目一杯資料送ってきてくれますからね。
もっとも、土佐清水病院というSODエキスで有名なところには、マジで訴訟起こされかけましたが・・むかしは、そういう、患者をおかしな治療(=経済的に困窮させるという意味で)から守ることに、強い正義感を抱いていたものでした。
いまは、なんだか、むかしほど、腹が立たなくなった。・・自分の中でのパラダイムシフトなんでしょうか?

国が、保険診療・国立病院を壊していく中で、じぶんのやってることが、なんだか虚しく悲しくなっちまったもんで。

YosyanYosyan 2007/09/09 12:46 moto-tclinic様

先生の地の部分の行動ですね。抗議メイルと言うか問合せメイルはそうとう行っているはずなんですが、はかばかしい反応はなく、一番の反応は引用したエントリーのようです。

それにしても原稿料10万円は羨ましい。いまだかつて自分で書いた文章で原稿料どころか、賞と名のつくものはもらった事は1度もないですからね。天は先生に経営センスと文才の二物を与えたかとやっかみたくなります。

Med_LawMed_Law 2007/09/09 12:54
『癌の自然治癒』と言いながら、片方でインチキ健康食品売っていたりするのが実情ですから、とっとと厚労省にチクッて薬事法違反で摘発していただきましょう

非医師の場合、診断したり、治療したり、お金を取ってアドバイスするのも医師法違反に問われるでしょう

インチキに踊る国民もバカなら、放置している国も愚かです。
もちろん、裏で金を握らされて国民を裏切っているマスゴミなどゴミ箱だけでなく、豚箱送りにしてもらいたいものです

この手のインチキを毎日ゴミ新聞がタイアップして講演会開かせたり、ほんとうに嫌になります。

BugsyBugsy 2007/09/09 13:02 リンパ球の成分輸血によるがん治療は以前大変注目を集め、樹状細胞や造血幹細胞移植によるがん免疫療法へと発展して現在に至るのです。個人的にはがんと宿主の免疫応答に非常に興味があるので、今回初めて自然医学総合研究所とやらのホームページを拝見しました。

見た瞬間のけぞりました。NRT自然免疫活性療法とあるのは 明らかに申し上げたがん免疫療法とは全く異なるものです。内容は骨盤矯正、赤外線のホットパックに類似した治療のようですね。まあいいとこ 整体、理学療法の範疇ですか。整形外科の皆様、がん治療を明日から全部お任せします(冗談です)。

はっきりと「治療」と謳っています。何らかの理学療法などの国家資格を有しているとは明記されていません。
>分子矯正医学の通信教育を受講し独学で学ぶ。
はあ〜 分子矯正学ねえ。(林家彦六の声で)

がんに効果ありと世間を騒がせたアガリクスの二の舞、というより随分無用心な内容です。せめて健康に良い位で止めときゃいいのに 警察行き間近かですなあ。自説を開陳するのは勝手ですが、医療資格のないのをいいことに末期になれば知らん振りです。当然治療の責任も取りません。どうも本療法で営利企業を営んでらっしゃる御様子です。
こういった連中にオイラは出来るだけ近づかないようにしてますが、ただし困ったことに患者さんがセカンドオピニオンのつもりなんでしょうか、こういう輩にこっそり面談をして吹き込まれることですね。結果として手術や諸々の治療の開始が手遅れとなり 末期になって「お前が最初に診断した医者だろ?責任もってなんとかしろ。」とねじこまれるんです。

オタク皮膚科医オタク皮膚科医 2007/09/09 13:09 皮膚科領域ですが、悪性黒色腫に対する免疫療法なるものは一応実用化されてます。
ご存じの方も多いかとは思いますが、体外に取り出した自分の樹状細胞に腫瘍抗原を認識させ、体内に戻すという方法です。樹状細胞療法専門のクリニックがある程です。
しかし従来の治療法に比べると「画期的な治療法」とは言える状況になってません。

さて、件の総合研究所のWebページ。
自分たちの治療法が何故腫瘍に対して効果がでるのか記載が無く、胡散臭さが満点ですね。
可視光やら赤外線を照射することで、少しはNK活性が上がり腫瘍に対する自己抗体ができるかもしれませんが、そのようなデータが全く見当たらず、医学的には認められないですね。

DrPoohDrPooh 2007/09/09 13:36 コメントは出来るようですね。もっともこれだけコメント欄がきれいなのは,片端から削除しているのかも知れませんが。

BugsyBugsy 2007/09/09 13:51
御略歴を拝見しました。こりゃ 相当のタマです。
あくまで本人の開示された内容ですと、

>日本文化振興会、元皇族・伏見博明総裁より社会文化功労賞を授与。
>1999年12月、米国公益法人I・A・E University Bayard Bucky名誉総裁より、論文「CYTOKINE AND DNA REPAIR」が認定され、Doctor of Biochemistの称号を受ける。

どこかで聞いたことあるなと思ったのですが、I.A.E.Universityというのが国際学士院大学The International Academy of Education University (IAE University)のことらしいです。ほら、ディプロマミルってご存知でしょ。気をつけろっていう意味で ご存知の方も多いのでは?。
もう一つ日本文化振興会とありますが、scientificというより民間の・・・・。
http://khon.at.infoseek.co.jp/soshiki/kokusai.html

ここにBayard Buckyなる名前も載っていてまず間違いないでしょう。

この二つの団体と関連があるって チョー怪しい。日本文化振興会の関連団体をしらべれば裸足で逃げ出しますぜ。

moto-tclinicmoto-tclinic 2007/09/09 14:01
URLを、全部読んだわけではないのですが、このシステム(ビジネス)の特徴をいくつか。

1)薬事法には、巧妙に配慮しています。「NRT療法が効いた」ではなく「自然治癒した」。NRT療法の有効性を語るのではなく、現代医療や医者を批判することで、婉曲的に患者の共感をつかもうとする手法のようです。

2)血液検査にあたっては、患者自身に針を刺させて採血しているっぽい。太陽灯やスーパーライザーが医療機器に認可されているなら、薬事法違反ですが、どうだっけな?

3)医者の反論に対しては、たぶん「真摯に耳を傾け」て、「しかし、わたしどもの意見を支持してくださるお医者様もおられます」で終わりでしょう。
深く突っ込むと、こんどは「じゃあ、現代医療でがんは治せるんですか?副作用はどうですか?」と論点をそっちに持っていこうとするんじゃないかな。

多くの民間療法は、なにか、特有のグッズを持ってるものですが、NRTの場合は、整体みたいなことだけ。主に現代医療批判と自然治癒礼賛で持ってるって感じでしょうか?
明確な○○エキスとかを商品としていない分、薬事法に引っかかりにくい?
面白いシステムだと思いました。

moto-tclinicmoto-tclinic 2007/09/09 14:35
血液検査にあたって、患者自身に針刺させてるっぽいところは、脱毛エステに似てます。レーザーやフラッシュ光線で脱毛するときは、直前に剃毛が必要なんですが、かみそりを使うには理容師免許がいります。それで、たいてい、カミソリだけ用意して、自分で剃らせます。

患者が「治らなかったじゃないか」と怒っても「私どもは、治すなどとは、一言も言っておりません」なら、訴えようがない。しかし、治すと言っているような、暗示は与えなければならない、それには、現代医療・医者批判は好都合なんでしょう。

YosyanYosyan 2007/09/09 14:40
Dr.Pooh様

アレッ、コメントできましたか。書く前にチェックしていたときには見つからず、意見があればメイルを送れと書いてあったので、無いと思っていました。これは私の失策です。

しかしコメント欄が真っ白と言うのも不思議ですね。人気があってもコメントの少ないブログは確かにありますが、あれだけ上位で真っ白はちょっとありえないですね。まあ例の眼科医の腕の写真のブログの例もありますから言い切れませんけど、やや不可解です。

Bugsy様、オタク皮膚科医

わざとエントリーで突っ込まなかった部分のfollowありがとうございました。誰も突っ込まなかったらどうしようと不安でしたが、期待以上の完璧な突っ込みでした。正直なところ読むのにはちょっと忍耐が要る作業ですから、御苦労様です。

moto-tclinic様

 >面白いシステムだと思いました

冷静に見れば、ああいう怪しげな超医学的療法のニーズはこの世の中に確実にあり、それに応えるビジネスモデルと言う観点からは「おもしろい」と思います。とは言え、それで無邪気に儲けてもらっても本職としては困りますし、不良例の尻拭いも勘弁して欲しいところです。引用したエントリーには、

 >愛知県でも、私のような考え方に共鳴してる方が大勢おります。

大府の県の土地云々は置いておいても、先生のクリニックの側と言うか、同じビル内にでも進出されたら、あまり歓迎されないかと思います。あれでも医学に関する主張ですから、そういう主張をしたら、それだけの反論や批評は容赦なく行われると示しても問題は無いと考えています。

774氏774氏 2007/09/09 14:40
 moto先生、「学会で大きな反響」では無くて「学会で大きな反論」じゃないんでしょうか。有名な新聞公告商法の手口ですよ。学会はどんな意見でもとりあえずは聞いてみるという基本的スタンスがありますから、それを利用されているだけと思います。何ならその発表のfirstに問い合わせて資料請求してみるのもいいかもしれませんね。虐めに近いので刺客が来るかもしれませんが。

 オタク皮膚科医 様の方法は、私の親戚が研修医時代に手伝ってて意味無かったと言ってたものかもしれません。うちの大学、メラノーマの総本山でしたから、皮膚科はしんどい科として人気最低でした。各学年0〜1人だけ。教授も斜め上の別格の人で、卒試で30人以上落とすという三嶋先生。望月先生と並んで神大の顔です。二人合わせてMMと言われてました(笑)

Dr. IDr. I 2007/09/09 14:44
>最近「がんは自然治癒しない」という主観で書かれたブログが目立っています。

ぷぷっ。
こういう言い方をする人って、自分が主観で言ってるって事に気づいてないんですよねー。
典型的っすねw

774氏774氏 2007/09/09 14:44 医療が勝手に請負契約化しつつあり現場が困っているのに、そういう商法はせいぜい薬事法違反というのが腹がたつ。

moto-tclinicmoto-tclinic 2007/09/09 14:52
HPに、名古屋財界人や、地元の経済新聞なんかが登場してます・・
この手の健康ビジネスは、中小企業の社長さんが、けっこうハマりやすいんですね。いまは、どうなったか、むかしは、船井総研グループというのがあって、破産した脳内革命の春山院長とか、上で書いたSODエキスもそうだったし、小銭に不自由しない社長さんたちが踊ったものでした。名古屋だとスジャータの名酪の社長さんが有名だったな。従業員たちにも勧めて、ほんとの病気持ちの患者さんが従業員やその家族にいたりすると、えらい迷惑だったりしてました。

最近、院内サプリの販売始めませんか?っていうようなDM、うちのようなクリニックにはしょっちゅう来るんですが、皆さんとこどうですか?うちみたいな美容外科は、まだ罪が少ないけど(だけどやらないけど)、保険診療うまくいかなくて、ほんとの病気の患者に、この手の商品売り出す医者いたら、罪なことだと思います。。

いや、医者が、もし、この手の商売始めたら、素人がやってるNRT研究所より、道義的罪は深い。それだけは、やったら駄目だと思います。

YosyanYosyan 2007/09/09 15:02
 >院内サプリの販売始めませんか?

来た事ないですね。もっとも小児科の場合、「変なものを食べさせない」という親の意識の方が高いですから、商品開発されていないのかもしれません。サプリではないですが、「なんとか水」のレンタルは来た事あります。あほらしくて置かなかったのですが、某医院の待合にあってビックリした事があります。

そうそうFaxできた振動マシーンの特価広告ですが、なぜかいつまでも残っています。どうも女性陣(つまり私以外)がなんとなく欲しがっているようです。ああいうのに女性は弱いですからね。

moto-tclinicmoto-tclinic 2007/09/09 15:02 >Yosyan先生
「面白い」っていうのは、いい意味じゃないですよ。「新手の」とか「新奇な」って意味で使いました。
 大府っていうのは、県の長寿医療センターがあるところだから、そのことを言ってるんでしょう。ディプロマミルとか社会文化功労賞とか、権威付けのお金出すのにやぶさかでないタイプだから、産学協同研究とかで入り込むスキを狙ってるんじゃないかなあ。
講演会の会場も、ウィル愛知ってのは、愛知県女性センターで、ここは、県立なのだが、民間受け付けてるんで、しょっちゅうこの手のビジネスに使われる。
そのくせ、この建物内に消費者センターの苦情窓口があるんだから、皮肉と言うか、情け無いというか、いかに行政がこの手のビジネスへの介入に非力というか・・

m-birdm-bird 2007/09/09 15:46 詭弁というか何というか…
騙される訳ないだろうと言う内容でも、実際に癌になってしまった人にとっては、効果があると聞いたら藁にもすがる気持ちで試してみるでしょう。

そう考えると、こういったビジネスはとても腹立たしく感じます。
きちんと統計的なデータを取って、まじめに開発をしている人たちに失礼ですしね。

moto-tclinicmoto-tclinic 2007/09/09 15:57 > m-bird 様

わかりますし、わたしも昔純粋にそう思ってたんですが、この手のトンデモは、ある一定の枠を超えなければ、患者のメンタルサポート的には、需要もあるし、社会的絶対悪とまでは言えないのかも?と、自信がなくなってきています。
この枠を、どう考えるのが、いいのだろうか・・

moto-tclinicmoto-tclinic 2007/09/09 16:20
まあ、NRTの場合は、現代医療の限界を槍玉に挙げる手法を用いている点だけで、十分悪質といえますけどね。
これが、現代医療を否定しない、むしろ補完するという意味でalternativeな代替医療になるとどうか?あるいは、ホスピスとか終末医療は?となると、どんどん思考が迷路に入ります。

m-birdm-bird 2007/09/09 16:25 >moto-tclinic様
うーん、私は「医師がそういった目的で、嘘の薬を処方」するのならば納得しますが…
そんな意図でこういったビジネスを行ってる所なんて皆無ですので、私は悪だと思っています。

通るすがる通るすがる 2007/09/09 16:25 >moto-tclinic様
>最近、院内サプリの販売始めませんか?っていうようなDM、うちのようなクリニックにはしょっちゅう来るんですが、皆さんとこどうですか?

内輪の恥を晒しますが、当院(国立大学法人付属病院です)では、院内の売店で堂々とこれらのサプリメント、アガリクスやその他の高価な「健康食品」類が売られていた時期があります。
数年前に大学で勤務していた頃にはなくて、昨年戻ってきてみたらそんなコーナーができていました。

外来診療棟に近い売店でもあり、患者様が目にする機会の多い場所でした。施設の性格上、厳しい状況の患者さんの占める割合が多いためか、相当の売り上げがあったようです。
施設内でこうした商売を行うことについて、現場からもかなり抗議があり、またアガリクス商法の摘発などもあって、その売り場は昨年夏には閉鎖されました。

詳しい経緯は結局明らかにはなりませんでしたが、要するに病院施設内福利のために運営されている○○団とかいう事務方の天下りのための財団法人がその売店の経営母体であり、そこへ売込みがあったので何も考えずに商品を置いた、という経緯だったようです。

開業診療所であれば、施設内で取り扱われる商品に医療側の責任者の目が行き届かない、ということはないでしょうが、図体の大きな施設だとこうした事例もある、ということでご報告申し上げます。

院内売店に、そうした健康食品を置いて欲しい、という患者様からの要望があった、というのもまた事実なのですが…。

koumekoume 2007/09/09 16:42 マルチ商法なんかのフィールドでは、サプリメントがガンに効くなんてセールストークは日常茶飯事みたいですね。悪徳商法批判の掲示板を見てるだけでもそんな事例には山ほど当たったし、どんなシステムを見てもどれも金太郎飴みたいに類型化した勧誘トーク&テクニックに言い訳・こじつけ理論だったのでもう飽きてしまいましたが。
ガンやアトピーなどが治るなんてトークも嫌でしたが、それと同じくらい嫌だったのが、いわゆる健康食品を摂取してる最中に何らかの症状(副作用?)が出ても、「それは好転反応なので、継続して使用してください」なんて言い出す奴が多かったことですね。アガリクス摂ってるからガンは良くなるはず、とずっと放置してて、けどなぜか妙に苦しがってるからと病院に行ってみたらもう手遅れなほど進行していたとか、許せない!と思うような事件も多く・・・本当に、医師を叩いてるメディアはこういう奴らこそ猛爆撃してもらいたいです。

TRICKTRICK 2007/09/09 18:26 逆に「癌は自然治癒などしない」と断言してしまうのもどうかと思いますが、癌の治療を「現代医学」に任せるのか「新興宗教」に頼るのかの選択だという事を、患者は十分に理解する必要がありますね。

moto-tclinicmoto-tclinic 2007/09/09 19:12
ところで、この「新小児科医のつぶやき」は、BlogRankingに出てこないようですが、登録されてないんでしょうか?

d1b54cd1b54c 2007/09/09 19:44 どちらの立場でもないのですが、自然治療という段階で、それは「医学」
とは別のものに思います。

こういうことに批判する時間をもっと患者や治療技術向上に使えよう
お薦めします。

youriyouri 2007/09/09 21:29 TRICK様
>癌の治療を「現代医学」に任せるのか「新興宗教」に頼るのかの選択だという事を、患者は十分に理解する必要がありますね。

 癌には限りませんが、ICUで、呼吸器、IABP、CHDFなどを回しながら、患者家族の持ってきたサプリメントを経管投与していたことがあります。それが「神様の水」だったこともありますし、「教祖様の講話集」や「病気を治す音楽」を耳元で流していたこともあります。お札、お守り、数珠、足輪、冠、人形、置き物など、ベッド周りを宗教グッズが取り巻いていたこともあります。
 常にはEBMを重視しサプリなど歯牙にもかけていない医師でも、いざ病となり、現代医学の手が尽きた途端、サプリや水に手を出し始めることもありますので、医学的な理解度は必ずしも関係ないのだと思います。

 経管投与にあたっては成分に関する資料をもらい(もらっても、何が入っているのかよく分からないことが殆どですが)、家族には「できる範囲で」「状態によってはできないこともある」とよくよく言った上で、100万分の1希釈ぐらい(まだ見込みのある患者さんに対しては、希釈率はもっと高くなります)にしたのを毎日1ml程度ですが。
 スタッフからは、「そんなもので治ると思ってるなら、医学的な治療なんか即刻やめればいいじゃないか。サプリや教祖様に治してもらえばいい」という意見も多々あるものの、医学の限界に達したとき、まだ他に助かる方法があるのではないかと必死になる気持ちは分かるので、非医学的なものに対する医学的見解は一通り述べるものの、それでもどうしてもと言われれば、上記のような、毒にも薬にもならない範囲で投与しています。
 本人や家族が、病や死という辛過ぎる状況を受け入れる(健康や生を諦める)為には、「自分は精一杯やったが、それでも駄目だった」ということが必要のように思います。
 100万分の1サプリメントがその一助になり、それで精神的に次の段階に進めるのであれば、まあそれもよいのだろうと。

 もちろん、病人やその家族を食い物にするような商売は許せないし、片っ端から厳罰に処すべきですが。
(癒着胎盤で逮捕なら、こんな商売は死刑でも足りないぐらいです。でも、宗教と言われてしまえば、手を出せないんですかね?)

 この世に病と死がある限り、こういう商売も、それにすがる人も、無くなることはないのでしょうね。
 医学との違いはサイエンスか否かだけで、患者側が求めていることは同じですから・・・。

おとにゃんおとにゃん 2007/09/09 22:00 関東の小児腫瘍内科医です.私も自然医学総合研究所に患者を盗られたことがあります.患者さまはかなり具合が悪くなってから、当院に駆け込んできましたが、もっと状態がいいときに手放してくれればと悔しい思いをしたことがあります.しかし親御さんもまったく後悔していなくてステルベンのムンテラの時腹が立ったのを思い出しました.今から5年ほど前のことです.

cobonzucobonzu 2007/09/09 22:25 http://blog.with2.net/rank1392-0.html
blog ランキングって、ここなんですね。

moto-tclinicmoto-tclinic 2007/09/09 23:00
手術したり、昔、患者を全身管理してたときには、やるべきことをやったあとは、医者である私自身、心の中で祈りますからね〜・・宗教は医者にこそ必要なのかもしれません。
前に何度も書いてますが、日本の患者の悲劇は、宗教をもたない日本人に特有なところがあって、祈るべきものを持たないから医者に祈るしかない。それが裏切られたときの恨みも深い。
外国人の多くは宗教持ってますから、医療は医者に求めるが、救いは神に求めます。
まあ、宗教をもたなければ宗教戦争は起きませんから、良し悪しなんでしょうが。

moto-tclinicmoto-tclinic 2007/09/09 23:18
なんだか、非常に不思議なもの、みつけてしまいました。なんだよ、これ?
>「東京女子医科大学附属青山自然医療研究所クリニック」
http://www.twmu.ac.jp/AWNML/N/tejun/index.html
単純にビジネス的視点から考えれば、マーケットは存在するし、無くなりはしないのだから、NRTみたいなところじゃなく、医者の管轄としちゃえって考えもあるのかもしれません。サプリメントで副作用出たときなんかは、早期発見・対処可能だし、一般医療と縁を切らさずに管理するだろうから、おとにゃん様の患者のようになることもなかろうし・・
うーん、わかりませんが、医者でも波動とか気とかUFOとか好きな人いますからねぇ。医師の経歴見ても、まともなのか、トンデモなのか、わけわかりません。
http://www.twmu.ac.jp/AWNML/N/annai/staff.html

SeisanSeisan 2007/09/09 23:20 なかなかすごいですね。
インフルエンザもはしかも体が硬くなって胸腺が十分機能しないから重症化するそうです。
そこで薬を使うからさらに悪くなるんだ、と。
挙句に「抗生剤を安易に使うから耐性化する」
麻疹に抗生剤は関係なく、耐性化も関係ないです。
ついでに言うなら、予防接種は自分がかからないことはメインでなく、流行を阻止することが何より大事なんですが、そんなこともお構いなしに「薬で予防するから効かないんだ」
おいおい、ワクチンの基本の基本くらいせめて受けに来るお母ちゃんレベルの知識は持ってくれや。

moto-tclinicmoto-tclinic 2007/09/09 23:54
このへんになると、どうですかね?科学か、トンデモか?
「特定非営利活動法人 日本食品機能研究会 」
http://www.jafra.gr.jp/index1.html
[役員]
http://www.jafra.gr.jp/npo-annai.html
[ヘルシーインタビュー]
http://www.jafra.gr.jp/interview-index.html

ニセ科学ウォッチャーニセ科学ウォッチャー 2007/09/10 00:38 その東京女子医大の川嶋医師は,完全にトンデモさんです.
波動医学協会(現 日本エネルギー医学協会)で講義をしていて,そのabst.にこんな↓ことが書いてあってクラクラします.

「量子物理学の世界では、蛋白質が合成される際、アミノ酸がが結合するときある音がでることがわかっています (略) 1985年、フランスの量子物理学者ステルナイメール博士はヘモグロビンの音楽を作り、貧血を改善させました」
http://www.broadfilm.net/hadou2/ (ページの真ん中あたりの vol.6)

ちなみに,現在日本エネルギー医学協会の会長らしいです.

いのしんいのしん 2007/09/10 01:06 こんばんは。yosyan先生お元気のようですね。今年の夏には参りました...
それにしてもやはり日本人は「アメリカ化」しているんですね。書かれているブログも突き詰めれば「不安煽り系」ですよね、それがこんなに関心呼ぶんですか...リキなくてすいませんが、俺は目の前にいる方に俺の信じるところを説いていきます。それしかできそうにありません。

774様
コメントへのお返事ありがとうございました。ただ、残っている勤務産科医の状況はもっと...だからあえて「支持はしませんが」と書き込みました。「自分の最低限の生活さえも享受できない医師に診療を任せてもいいの..?」こういった類の書き込みをここにしたのはいつだったでしょうか...

774氏774氏 2007/09/10 03:04 今日はmoto先生の書き込みが多すぎて、自分の書き込みが見つからない。ところで、中性子がゆがむと癌になる、陽子がゆがむとAIDSになる、鶏の体内にはK + H -> Caの核融合反応が起こっているという、定番の偽医学は流行ってない様だ。

774氏774氏 2007/09/10 03:33 いのしん 様
 元のやり取りを発見しました。基幹病院勤務医の脱出が進むと、残された医師の更なる疲弊を招くとの事ですが、これは本来は国家や経営陣が考える問題であり、労働者である医師個人が考える問題ではありません。資本主義社会ですから、労働者は辞める権利や職場を替わる権利を有しております。医師と同じく社会インフラ的存在である、自衛官や警察官、消防隊なども同様に辞める権利を有しています。そして政府は長年の長期雇用政策(年功序列、終身雇用、株の持合の3点セット)から、労働者の市場化を達成しており需要と供給のバランスで労働者の動向が決まるようになっています。全ては平成不況時に問題となった雇用のミスマッチを解決する為に行われた政策で、熟練工の海外流出や若年者の派遣労働者化、技術伝承ができるかどうか、といった問題を生みましたが、全体を見ると失業率低下に大きく寄与しています。失業率上昇は社会不安、政権転覆を招きかねませんから。医師も同様に、条件の悪い所からよい所に市場原理に基づいて流れる、それだけの事です。もちろん医療は給与だけではなく生きがいは医師により違いますから、複数の要素が絡み合った複雑な方程式となりますが、基幹病院での違法の激務を選ぶ医師は自ら選んだのであると解釈されるのが、現代の雇用です。政策転換はここ数年の事ですので、考え方についていけない面があるかとは思いますが、もともと労働は個人の自由である、労働は市場原理で決められるように変わった、という事はご理解ください。

skyteamskyteam 2007/09/10 15:04 wikipediaより
患者・施術者が憶えておくべき 整体の禁忌対象疾患
整体術(カイロプラクティックなど)の対象とすることが適当でない疾患として、厚生労働省通達(平成03年06月28日 医事第58号)において、腫瘍性、出血性、感染性疾患、リュウマチ、筋萎縮性疾患、心疾患等とされている。さらに、椎間板ヘルニア、後縦靭帯骨化症、変形性脊椎症、脊柱管狭窄症、骨粗しょう症、環軸椎亜脱臼、不安定脊椎、側彎症、二分脊椎症、脊椎すべり症などと明確な診断がなされているものについては、患者自身も危険性を認識しておくことが重要である。

元外科元外科 2007/09/12 19:53 はじめまして。このような医者は末期になると診てくれないから死んだ人を診る機会がないんですよね。初めに高額なお金を払わせて具合が悪くなって他の病院で治療でもしたら「あなたはもうウチではみれません」といわれ他患者を看取った事もあります。その患者は最初に150万円支払い1回3万円の治療を3買い受けたらへろへろになって自宅ではどうしようもなくなり病院へ入院しました。わらをもつかむ思い出お金を払ったんでしょうけど、(お金は戻ってこないと契約書に書かれていましたから)はっきり言って詐欺ですね。

堀口舞堀口舞 2008/10/08 13:15 医療崩壊ー地域医療の崩壊は、今国民的な関心になっていると思いますが、わたしの知人の開業医の先生が最近、このテーマで執筆されています。
この本によると、その崩壊の主な責任は、医療行政の問題にあると指摘しています。つまり、医療費など年間2200億円削減のしわ寄せを、地域の医療現場に押しつけているとのことです。
このような、一開業の方々を含めて、現場の医療関係者から様々な議論が巻き起こってくることを期待したいところです。
『医は仁術か算術か―田舎医者モノ申す』(定塚甫著・社会批評社・1500円)
http://www.alpha-net.ne.jp/users2/shakai/top/80-9.htm

SSSS 2010/01/21 21:42 がんの早期発見は大切なことと思います。
しかし、最近、遺伝子検査で超早期にがんがわかると誇大な表現といいかげんな検査をしている会社があります。

http://www.genescience.jp/

この会社の学術顧問をしている和田先生がブログを書いています。はじめは、コメント欄があったのですが、下記のようなコメントがされて、反論もせずにコメントを削除して、書き込めなくしてしまいました。(でもキャッシュは残っています、「ジーンサイエンス」と「和田先生」でグーグルなどで検索すると出てきます)

http://d.hatena.ne.jp/wadahiromi/

医療の業界では、このような、お金儲けと法律違反をする会社があるのでしょうか?

書き込まれたコメントを3回に分けて貼り付けます。
先生のご意見をお聞かせください。

K子K子 2011/02/24 13:59 初めまして。離れて住む義理の親がこの研究所に通っています。膵臓癌です。
どんな所かとHP見てみましたが、あまりにいい話しかない事に「これ、ダメでしょ…」と、
いろいろ調べていてこちらに辿り着いた次第です。
自分の受賞暦(これも怪しいみたいですね)を並べたがるあたりも気に入りません(私の直感で、根拠はありません)

曰く、  薬は体内に残って毒になり、それが病の元になるから飲んではいけない  のだとか…。
何より、こんなざっくりとした説明(というか脅し)をあっさり信じてしまう事に驚いたんですが、信じ込んだら一直線のようです。「血は腸で造られるのよ」と教えてくれる日も近そうです。

病院は信用できない、とも言い切ってます。このまま検査も受けないつもりのようです。
一体何を吹き込まれたのかわかりませんが、あまり関わりたくないなあ、という気持ちもあり、
こちらからは何も言わない、聞かないつもりです。
既に言ったところで都合の悪い話は聞こえていないようですし。

自分の実親だったら何をしてでも止めさせますけどね。
今は私の家族が巻き込まれないよう守る事を一番に考えています。
(既に薬は飲むな、整体を受けてみろ、と勧められていますが、聞き流しています)
夫は本人の希望なら仕方ない、気の済むまでするしかないという考えのようです。

信じたまま走り切れればそれはそれで幸せなのかもしれませんね。たとえ全財産吸い取られても。

私は絶対嫌ですが…。

ちゃんちゃらおかしいちゃんちゃらおかしい 2015/05/20 10:00 医療にはがんを治せないわけですから、間違ってはいないのですが。

私の周りには自然治癒した人がいます。
治癒後30年以上経過し、今では同年代よりはるかに元気です。
そもそも病院は症状緩和が目的のところであって、そのためには、切除もいとわないということでしょう?
治せもしないものが何を言う。
ちゃんちゃらおかしいとさえ思ってしまいます。
がんについて知らない人を脅し不安にさせ、思う壺にしているのは医療の方ではないですか。
医学の父は何といいましたか。
人間は自ら治す力をもっている。真の医療とは自然治癒力を発揮させることであり、医者はこの自然治癒力が十分発揮される条件を覚えるだけである。
という旨、言ってませんか。
おごれるもの久しからず。
本当の医療とは人間の体の神秘にはどうやったって勝てないことを知っている人が究めることができるのではないでしょうか。
それ以外の医療はエセですよ。

ちゃんちゃらおかしいちゃんちゃらおかしい 2015/05/20 10:00 医療にはがんを治せないわけですから、間違ってはいないのですが。

私の周りには自然治癒した人がいます。
治癒後30年以上経過し、今では同年代よりはるかに元気です。
そもそも病院は症状緩和が目的のところであって、そのためには、切除もいとわないということでしょう?
治せもしないものが何を言う。
ちゃんちゃらおかしいとさえ思ってしまいます。
がんについて知らない人を脅し不安にさせ、思う壺にしているのは医療の方ではないですか。
医学の父は何といいましたか。
人間は自ら治す力をもっている。真の医療とは自然治癒力を発揮させることであり、医者はこの自然治癒力が十分発揮される条件を覚えるだけである。
という旨、言ってませんか。
おごれるもの久しからず。
本当の医療とは人間の体の神秘にはどうやったって勝てないことを知っている人が究めることができるのではないでしょうか。
それ以外の医療はエセですよ。

ちゃんちゃらおかしいちゃんちゃらおかしい 2015/05/20 10:00 医療にはがんを治せないわけですから、間違ってはいないのですが。

私の周りには自然治癒した人がいます。
治癒後30年以上経過し、今では同年代よりはるかに元気です。
そもそも病院は症状緩和が目的のところであって、そのためには、切除もいとわないということでしょう?
治せもしないものが何を言う。
ちゃんちゃらおかしいとさえ思ってしまいます。
がんについて知らない人を脅し不安にさせ、思う壺にしているのは医療の方ではないですか。
医学の父は何といいましたか。
人間は自ら治す力をもっている。真の医療とは自然治癒力を発揮させることであり、医者はこの自然治癒力が十分発揮される条件を覚えるだけである。
という旨、言ってませんか。
おごれるもの久しからず。
本当の医療とは人間の体の神秘にはどうやったって勝てないことを知っている人が究めることができるのではないでしょうか。
それ以外の医療はエセですよ。

BugsyBugsy 2015/05/21 22:05 >ちゃんちゃらおかしい様

>私の周りには自然治癒した人がいます。

はい悪性腫瘍専門のオイラですが そんな患者さん普通にいますけど よくもおっしゃいましたなあ。医者は皆良く知っていますよ。むしろどうして予後が良いのか分子病理で研究しているわけで そんな研究に没頭する連中も多いのです。やっぱり自分を含めて結論は出ていません。

>医療にはがんを治せないわけですから、間違ってはいないのですが。
手術や後療法だけで術後フォローをせずして完璧に治すだなんて言い放つ医者が何もわかってないわけで 我々は最低限の苦痛を取ることと出来るだけ将来をご自分にとってより良きように考え 選択していただいているに違いなく その中での選択肢として手術を含めた治療法を話し合っています。手術をしない内科療法だけで治療を行えるガンはあっても極めて少ないです。少なくとも我々の仕事の第一義は患者さんの苦痛を取り除くことですからね。
そして再発期間の平均年数を越えても腫瘍の再発が見られない場合 やっと治ったかなと判断しています。いつまでも期間を定めず 患者さんを再発に関して怯えさせているのは医師というより人間としてのあり方に疑問に思うからです。かいって最初から術後全く再発のない症例が中にはあることと告げることは 不必要な期待を抱かせることとなって人を治療する医師としては無責任ではありましょう。

>治癒後30年以上経過し、今では同年代よりはるかに元気です。
はい 術後じゃなくて治癒判定後でしょ?当たり前です。同年代の方もがん以外の病気は成人病を初めて多数ありますからね。

>そもそも病院は症状緩和が目的のところであって、そのためには、切除もいとわないということでしょう?
治せもしないものが何を言う。

切除できても症状緩和すら出来ない場合も沢山あります。結局がんになられて受診する目的とは何なんでしょう。治せもしないでと言い放つなら治せると言い放つ あなたの存じ上げている医師の元にいくらでも紹介状を書きます。オイラも数人は知ってはいますが ならば患者さんの長期予後には 正直これ以上自分は責任はもてません。がんは治せるかと問われれば完治は普通ありえないという医師の方が まだまともだと思いますね。ガンと聞いただけで諦められる患者さんの家族の方が普通にみかけます。オイラはそこからもサポートしています。

>がんについて知らない人を脅し不安にさせ、思う壺にしているのは医療の方ではないですか。
どうぞどうぞ不安に思われたらご自由に 不安に思わせない別の医師の門戸を叩かれてください。そのおり検査資料はすべて患者さんご本人に提供してきました。
同時にこんなご不満が患者家族にあるのも個人的は重々承知しています。ご自由にインターネットで情報を集めてください。名医と言われる医師のもとに訪れるのも良いし 規模の素晴らしいご希望の先端医療を行っている医療機関に行かれるのも勝手です。すでに自分のプライドにこだわって外来の患者さんを自分の元に引き止めておこうとする医師はもう時代遅れなんですね。
やはり医療とは人が人を診る行為であり お互いの信頼関係が保つことが出来なければ患者さんが立ち去ったところで仕方がない事なのです。当然こちらも信頼に値する患者では無ければ診療はいつでもお断りしています。

>医学の父は何といいましたか。
この言葉が出てくるのは実に嬉しく思います。オイラはヒポクラテスの言葉は学部では習わず 医師になってから少しだけ教わった次第で恥ずかしく思っています。
だからこそギリシャのコス島を訪れた際 ギリシャ語だったのかラテン語だったのか分からないまま 有りがたく聞かされました。オリーブとエーゲ海が息をのむほど美しかったです。 どうぞ医療の研鑽を積もうとせず 謙虚な態度をとろうとしない医師がいれば いつまでもこの誓いの元に大きな声でお叱りおきください。

>おごれるもの久しからず。

現代の日本の医療でおごれるとしたら 昔からですが医師個人の収入や社会的地位に対する思い上がりです。というよりも一部の医師には社会に対しての謙虚さが足りませんな。
エリートは高級官僚から銀行マンから山ほどいるわけで医者などという職業は本来社会を動かす担い手では無くて 役者芸者と大して違いないと内心思われているようです。確かに勘違いしているアホ医者は多いです。しかし こういった思い上がった医師どもは、社会からのしっぺ返しで数年で痛い目に合っています。同時に医療側が奢っているとみている患者側も事実誤認の部分で批判しているようで 本ブログの過去のアーカイブに沢山資料があります。ご覧ください。所詮はどちらも目くそ鼻くそとオイラは笑っています。

>本当の医療とは人間の体の神秘にはどうやったって勝てないことを知っている人が究めることができるのではないでしょうか。
それ以外の医療はエセですよ。

おやおやオイラが日頃主張していることと同じじゃないですか。同時に自分の先輩からそういわれて後輩にも同じ内容を教育しています。
同じことを考えている医師は実は多いのです。オイラは医師とは志は高く掲げるのが本来の職掌で 志の高い人間は職業の垣根を払って尊敬申し上げています。志のない下界とは刃物を持った馬鹿者にすぎません。
こんな当たり前のことを患者側も医療側も分かっている人は昔からいたし 分かろうともしない人は双方で相変わらずいますね。

2007年のブログ記事ですか 自分も若かったなあ。

>ちゃんちゃらおかしい様

久々に元気をもらって若くなりました。

さて長々とここまでオイラに書かせやがったなと申し上げたい。反論もないままレスポンスが無いのならば あんた卑怯者ですなあ。実にオイラは嬉しく思っている次第です。
かかってこいやと啖呵は切ってみせやしょう。