新小児科医のつぶやき

2008-05-17 koume様の主張

koume様は☆医療問題を注視しる!その4 加古川事件とJBM☆を書かれた気鋭のブロガーです。koume様は医師ではなく99.99%農業関係者で、証拠としては農家こうめのワインを読まれるとよくわかります。医療関係者ではありませんが、医療問題には深い関心を寄せられており、ある意味、医療関係者で無い分だけより鋭い観察をされます。一昨日取り上げた団藤保晴氏の医療崩壊と医師ブログ林立、勢いと隘路にも目が醒めるようなコメントをされています。

医療問題には強い関心を持っている非医療関係者です。

他の方も書かれていますが、医師たちは現在の医療システムが崩壊しても特に困りません。困るのは患者の方です。

数多くの医師ブログがあり、そこで様々な情報が発信されていますが、ほとんど医師の善意によるもので、私などはその善意にタダ乗りしていろんな問題を教えてもらっているに過ぎません。

そういう意味で、

> メディアの力も借りてでも動かして行かねばならないことに早く気付いて欲しいと思っています。

は間違いであって、正しくはマスコミ諸氏の方こそ

医師の力も借りてでも動かして行かねばならないことに早く気付いて欲しいと思っています。

と言われるべきではないでしょうか。であれば、見るべき意見はHNのまま取り上げればよいではないかと言う主張も聞き入れるべきではありませんか。

もっとも、マスコミ諸氏が医療問題など報道したくないと考えているのであれば話は別です。反対に医師たちは、マスコミを通した医療報道などにはそれほど必要性を感じていないので、歩み寄れと一方的に言っても無駄でしょう。

現在団藤氏のエントリーには50以上のコメントが寄せられていると思いますが、これが最高のコメントだと思います。極論すればこのコメント一つさえ団藤氏が理解してくれたら、それで必要にして十分といえるほどの内容です。個人的に唸りっぱなしで感心していますし、医師ではここまで到底言い切れる内容ではありません。団藤氏におかれましても、他のコメントの揚げ足を取って揶揄することに奮闘されるより、このコメントに真剣に向き合って頂きたいと願います。


これ以上、本当は書く必要はないのですが、読者の皆様と言うより団藤氏に理解しやすいように蛇足の解説をつけます。

医療崩壊と言う事象があることを団藤氏は理解しておられるのは分かります。厳しいコメントが溢れていますが、それでも団藤氏はまだ理解のあるマスコミ人であるとは思っています。そう思っていないコメンテーターもいますが、かなりの割合で団藤氏の医療崩壊への理解が不十分であることへの苛立ちが表現されていると思って頂きたいところです。

団藤氏の理解は医療崩壊で医師も患者も困るだろうから医師の応援をしようと言うスタンスに読めます。そうでないと言われるかもしれませんが、そうであるようにしか読めません。医師も患者も困るんだから、メディアが医師の応援をしてやろうとの呼びかけです。それが根本的に誤解されているところです。医療崩壊が起こっても医師にさしてデメリットはありません。むしろメリットの方が増えるだろうと誰しも考えています。メリットを享受するためには医療崩壊前に長年にわたり築き上げた「医師の精神」「医師の心」を相当捨て去らなければなりませんが、そこさえ耐えれば無問題です。

医療崩壊は医療自体が崩壊するのが本質ではなく、国民が長年享受してきた日本型医療制度が崩壊することです。日本型医療制度が崩壊しても日本の医療はしっかり残りますし、医師が消滅するわけでもありません。崩壊前も崩壊後も医師は医療活動を変わらずに行ないますし、崩壊後は現在のような極限の犠牲的労働とは無縁の世界に変わります。これはそうするように財界がきっちりレールを敷いていますし、その方向に動くように後ろから強力に押し続けています。

もちろん財界は医師にラクをさせるためにそんな行動を起してるのではなく、日本型医療制度を叩き潰した後の財界主導の医療制度で、天文学的な収益を確保する確実な算盤を弾いています。医師がラクになるのはほんのオマケです。ま、金の卵を産む鶏を殺すバカは財界にはいませんから、そうなります。この程度の認識は少なくともネット医師なら常識であり、それを前提にすべて話を展開しています。

つまり医療崩壊で困るのは患者だけなのです。医師は「医者バカ」ですから、患者が困るの一点で医療崩壊に抵抗しています。医療崩壊は医師以外の政府も財界も大賛成なのです。医師のみが反対して抵抗している構図です。なんと言っても相手が相手ですから、攻撃は猛烈にして執拗です。医療費を搾り上げる兵糧攻め、訴訟で責め立てるテロ戦術、本来なら一番困るはずの患者をプロパガンダで医師と対立させる広報戦略。日医だってとうの昔に政府に篭絡され、ガタガタにされています。

朝日新聞がどう考え、団藤氏がどう考えているかは知る由もありませんが、現在の日本型医療を享受し続けたいのであれば、患者のために立ち上がらなければなりません。医師のためではなく患者のためです。破壊勢力は強大ですから、これに本気で抵抗するには、

    医師の力も借りてでも動かして行かねばならないことに早く気付いて欲しいと思っています。

結果としての形は同じでも、メディアが医師のために力を貸してやろうではなく、メディアが真剣に患者の事を心配するなら、医師も手を貸してあげても良いです。医師も抵抗はしていますが、時期としては既に手遅れといってよく、誰も理解してくれないの絶望感から崩壊容認派は急速に増えています。医師が崩壊を容認してしまえば、医療崩壊を食い止めるものはいなくなります。孤立無援の抵抗に医師も疲労の色が濃くなっています。

医療のネット情報を本気で集めているのなら、それぐらいは分かるはずです。いや分かっていないからあんなエントリーが書けるのだと思っています。事故調問題ですら、医療崩壊の大きな流れの中では些事なのです。あんな問題は医師が政府と財界の意向に副いさえすれば速やかに解消します。そんな解決法では患者にとって望ましくないから他の方法で抵抗しているのです。

マスコミ人として医療問題に関心があり、医療ブロガーの意見を求めたいのなら、これぐらいの初心者レベルの理解に早く到達して頂きたいと思っています。

moto-tclinicmoto-tclinic 2008/05/17 08:14 うーん、保険医療制度がこのままで、っていうか、長寿医療制度が民主党案のようにひっくり返されて、社会保障費負担がどんどん増えていくと、日本の進むであろう道は、インフレしか無いような気もするのですが・・
インフレになると、保険支払い点数は変わらないから、総体的に社会保障費は減ったことになる。
いま、日本の企業、とくに輸出型が、決済通貨を¥でしているから、簡単には日本はインフレにならないと皆思っていますが、外資比率が高まって、本社を海外に移すとかして、¥を見捨てるようになると、じわじわとインフレ化するでしょう。いつからかはわからない。
そうならないためには、日本の医療の現状、とくに高所得者や高額医療は、自由診療に誘導しておくとか、企業からの税金拠出以外の財源(消費税とか)から、社会保障費を拠出すべく、リンクさせておく必要はあります。

moto-tclinicmoto-tclinic 2008/05/17 08:22 続)
医療と農業ってのは、かなり構造が似ていて、政府による強い保護のもと、よい米も悪い米も、あまり大差ない価格で買い上げられていた。
自由化以降は、農作物は、壊滅に近いものから、高価格化して、海外にまでジャパンブランドとして売りに出される作物まであらわれた。
リンゴなんか、いま、紅玉とか国光とか作ってる農家あるんだろうか?むかしはバケツ一杯100円で買えたリンゴが、いま一個が数百円。あれが、医療崩壊後の日本の医療の姿です。生き残れる農家と、そうでない農家がいたように、医者も同じ。
「国民に安くておいしいリンゴを提供したい」と国光を作り続けている農家がいないことだけは、確か。

YosyanYosyan 2008/05/17 08:37 moto様

経済全体の中の医療費と言う話まで医師が論じる必要があるのでしょうか。本当の名医は国を治すなんて言葉がありますが、そんな名医は滅多に生まれないから例えにされるわけであって、凡医はもっと狭い視野、患者に向かって医療に専念できる環境を実現させようで精一杯と考えています。

国政とはそういう業界と言うかそれぞれの集団の利害調整の場であって、それこそ国全体の利害を調整して活かすべきところは活かし、抑えるところは抑えるを決める役割と思っています。餅は餅屋という言葉通り、複雑化した社会ではすべての分野のスペシャリストを望むのは難しく、国政は正しい意味での政治のプロが担当すべき仕事みたいに考えています。

もっともそんなに単純化できないのがまた真実ですが、医師が国全体の経済論まで論じて土俵に上るのは、衰退期の日医の路線みたいであまり賢い戦略とは思えない様な気がします。現在ならもっと泥臭く「患者のために」という、それこそこのワンフレーズで十分なように感じています。もちろんそれとは別に裏で経済を考えておくのは必要ですけどね。

どうも経済論議は苦手なので最初から逃げ腰だな〜、こういう時には774様が昔は代弁してくれたのですが、最近御無沙汰ですから参ったな。。。

tadano-rytadano-ry 2008/05/17 08:56 motoさま

紅玉はアップルティーやアップルパイの材料として最高ですから今でもそれなりに出回ってますよ。あの酸っぱさがたまらないです。

moto-tclinicmoto-tclinic 2008/05/17 09:08 いやー、「患者のために」っていうワンフレーズは、有効な反面、どっかうさんくさい、本音隠してるんじゃないか?って詮索するひねくれ者もいるんじゃないかと思って。。

自分は、国立病院で「患者のために」不採算医療に従事してきたら、このざまですからねー。どうしても、枠組みから見直す癖ができちまいました。

>tadano-ry様 
そういえば、もう研修始まってるんですよね?いかがお過ごしですか?

tadano-rytadano-ry 2008/05/17 09:11 >国政とはそういう業界と言うかそれぞれの集団の利害調整の場

 これについてはまさに仰る通りで、医療業界、特に日医のロビー活動の拙さが今の事態を招いたともいえます。コンサルタントしているときに何人かの国会議員さんと接触することもありましたが、日本の政治家は基本的に地元の利益誘導型ですから、経済全体の中の医療という論じ方で政治家を動かすのは難しいのです。

 不幸中の幸いは地域の医療が崩壊してきて、「橋作りました」よりも「町の病院に医師を3人連れてきました」とアピールする方がもしかしたら票につながるかも、と思い始めた議員が増えてきたことです。

by-standerby-stander 2008/05/17 09:17 とおるすがる(通るすがる)→川端とおる・すがる です
ID取ってしまいました。

相変わらずanonymousですが。


一言だけ。
Yosyan先生はやさしいなぁ、と。

moto-tclinicmoto-tclinic 2008/05/17 09:25 しかし、tadano-ry様、コンサルタントの経験があって、医師免取得したら、研修終了後は、医療コンサルタントの会社起こすのが、ぜったいいいですよね。
わたしがtadano-ry様の立場だったらそうします。これから、混迷の時代に医療業界なっていくだろうから、経営コンサルタント需用多くなるだろうし、同じ医師だ、ってことで、医者からの信用得やすいし。
「医療崩壊になっても医者はこまらない」と好例かと。
美容外科の先生でも、通信制で海外のMBAとって、クリニックを立ち上げて黒字化しては売りに出して、また新しいクリニック立ち上げてる先生いますが、コンサル収入が医業収入上回ってるそうです。

pierrepierre 2008/05/17 09:31 自分も医療の収入がイマイチだと感じるようになったら、産業医になるか、税理士の免許を取ろうかな、と思ってます。税理士ってまあ、コンサルみたいなもんですよね。
自分の税金も節約できそうだし。

弁護士も公認会計士も難しすぎて試験浪人のリスクが高いし、免許があっても実務能力がないと宝の持ち腐れですからね。

サンクチュアリーサンクチュアリー 2008/05/17 09:35 私は、マスコミの方たちの物言いは明らかに「確信犯」だと考えています。
この確信犯の、たちの悪いところは、「本当にそれが正しいと、一方では確信しているところです」自分たちは国を動かしているとの「確信」がありますから、ある時はこれが国民に不利益をもたらすと、心の中で思っていても、当時の為政者の意に沿った報道をして世論誘導を行います。少なくとも彼らはプチブルですから、自分たちの住みよい社会をめざすことが正しい道であると「確信」しているのです。

banch1banch1 2008/05/17 09:41 >「医療崩壊になっても医者はこまらない」

これが公然の如くまかり通ってますが、大いに疑問ありです。
自分の診療所で治療中の人が急に容体が悪くなり、緊急処置が必要になったけど
受け入れ病院がどうやっても見つからない。

私は困りますが・・・皆様は困らなのでしょうか?
もちろん、一番困るのは患者でしょうが、
不幸にして患者が亡くなったりしたら訴訟沙汰が高率に降りかかってくるんじゃないのかな?

tadano-rytadano-ry 2008/05/17 09:44 motoさま

 お気にかけてくださりありがとうございます。死なない程度に頑張っています。

 市中病院で研修をしていますが、一ヶ月で既に病棟3つ分の処置を1人で回り(これで午前中つぶれます)、受け持ち患者はすでに10人前後です。この病院は事務方やコメディカルがとてもよく動いてくださっていて、医師が診療に打ち込める体制が比較的整っているのでやりやすく(それがこの病院を選んだ大きな理由です)、ドクターも帰れるときは早く帰ろうというスタンスなので、夜6時過ぎに気がつけば当直の先生方以外は自分だけということもあります。

 研修そのものは昔ながらのやり方で、大学病院みたいなレクチャーや丁寧な指導なんかありません。一度見たら次は自分の番です。失敗しながら勉強しています。

 医療コンサルタントについてはキャリアパスの一つとしては当然頭に入れていますが、研修終了後はあり得ないです。だってコンサルタントは経営よくしてナンボの世界ですが、今の国民皆保険+医療費削減のスキームが崩壊しない限り絶対無理です。少なくとも自由診療が定着するまでは臨床にいるつもりです。美容外科のように既に自由診療化している分野に限ればそうでもないでしょうけど、まだまだ市場としては狭いですし。

10年ドロッポ10年ドロッポ 2008/05/17 09:53 >Yosyan先生はやさしいなぁ、と。

と、ゆーか、医師ってやさしいよなあ。だからこの期に及んでも完全崩壊には至っていない。しかしそのやさしさこそが皮肉な事に日本の医療を壊滅せしめたと言えます。すべての医師が私のようなヒトデナシであったらここまでの惨状を呈する事はなかっただろうなあ、と死んだ子の年齢を数えてみるてすつ。

moto-tclinicmoto-tclinic 2008/05/17 09:55 >banch1様

その場合、救急車を呼んで、搬送先は救急隊にまかせる、っていうのが、医療崩壊的な、割り切った考え方だろうかと。
搬送先の手配までしていたことが、すでに医師の良心・ボランティアであり、旧時代的なものとなっていくのでしょう。
(良いことだと思ってはいませんよ!)

>tadano-ry様

まじめな話、保険診療から自由診療に移行するところに関われば、利益を出したことにはなりますから、ビジネスチャンス大きいですよ。よかったら一緒にやりませんか(笑。
保険診療の経営改善はむつかしいでしょうが、それでも、廃業とか閉院ビジネスみたいなのは出てきそうです。
あるいは、クリニックの転売仲介とか。資産価値査定できる能力あれば、混迷の時代の方が、面白いんじゃないかなあ?

YosyanYosyan 2008/05/17 09:55 tadano-ry様

 >大学病院みたいなレクチャーや丁寧な指導なんかありません。
 >一度見たら次は自分の番です。

私は大学病院の勤務経験はゼロなんですが、大学病院では「レクチャーや丁寧な指導」があるのですか、ちょっと羨ましい気がします。私も「一度見たら次は自分の番です」式が研修のすべてでしたからね。後は個人の向き不向きとか考え方ですが、医療技術の基礎なんてどれだけ実経験を積んでいるかですし、勉強はしょせん自分がするものですからどうにでもなるとは思います。体が医療者のリズムに慣れるまで大変でしょうが、実りある研修になるように願っています。いろんな打算があっても構いませんが、とりあえず医師になってください。すべてはそれからです。

banch1banch1 2008/05/17 09:57 >医師の力も借りてでも動かして行かねばならないことに早く気付いて欲しいと思っています。

たぶんとっくに気づいてます。
気づいてて、医療崩壊を待ってます。
だって崩壊する前に可能性を論じるより、
崩壊した後に大々的に取り上げたほうがよりセンセーショナルでしょ。
マスコミにしてみりゃ今は崩壊の芽を育んでいる段階だと思いますよ。

だから、崩壊前に報道してほしいのなら、
強烈かつ扇動的な(冷静、理論的である必要は全くなし)医療側情報ソースが必要なわけで、
そこに欠かせないスパイスのが実名であるわけで、HNじゃ無理があるってもんです。

マスコミはここで皆様が論じているほど無能ではないと思います(無知で無恥ですが)。

banch1banch1 2008/05/17 10:05 moto-tclinic さま

>救急車を呼んで、搬送先は救急隊にまかせる

それしかありませんよね。
私が問題にしているのは、その後のトラブルです。

10年ドロッポ10年ドロッポ 2008/05/17 10:14 >banch1様
moto-tclinic様から既に的確なレスがついてますが、「総論としては」医師は困らないのであってそらあ個々の医師の中には困る人もいますよ。何の能もないのに医師免許と皆保険を悪用して不労所得を得ている私とかねw。まあ私は努力とか実力とか資質とかに比して、今まで散々、法外ないい思いしてきたんで今後路頭に迷ったとしてもツケが回ってきただけであり文句は言わないつもりですが、それまでは楽しく生きるつもりです。うまく行けばそのまま逃げ切れるかもしれませんしねγーGTP192もあるしw。
お前も、お前も、お前も、オレの為に死ね!<しつこい

tadano-ry様
>大学病院みたいなレクチャーや丁寧な指導なんかありません。
>一度見たら次は自分の番です。

このご時勢にそれはコワイ。I−15や16、せいぜいP−40が相手だった私らの頃と違っていきなりヘルキャットやコルセアやムスタングが相手ですからねえ。高確率でうまくなる前に死ぬでしょうがまあそれは君の問題だから。<ひでぇww

10年ドロッポ10年ドロッポ 2008/05/17 10:22 おおっと入れ違い。
>私が問題にしているのは、その後のトラブルです。

搬送先が見つからんのは前医のせいではないと思いますがそんな正論は通じないでしょうねえw。まあ「金で済む事では謝らんぞワシわぁ!」でいいんじゃないでしょうか。崩壊のあかつきには訴訟に備えて価格を吊り上げとけば済む事ですからw。

moto-tclinicmoto-tclinic 2008/05/17 10:26 >私が問題にしているのは、その後のトラブルです。

これはもう、腹を決めて慣れていくしかないんでしょうね。
クレーム処理とか民事のトラブルは、一般企業社会では日常のことなんでしょうから。
単なる営業リスクと割り切って、淡々と対処していくだけのことなんでしょう。

banch1banch1 2008/05/17 10:48 >moto-tclinicさま 、10年ドロッポさま

棺桶に片足つっこんだような人を見ることが多い私にとっては羨ましい楽観論です。
このあたりは、専門科でかなり意見がちがうんでしょうね。

>10年ドロッポさま

γーGTP250ほどありますw。
でもって、来週の看護学校の肝臓の講義スライドを泡盛片手に作成中であります!!

うらぶれ内科うらぶれ内科 2008/05/17 11:05 医師がせめて気をつけなければならないのは、崩壊の暁にせいぜい悪者にされないようにすることでしょうね。

SeisanSeisan 2008/05/17 11:30 >たぶんとっくに気づいてます。
>気づいてて、医療崩壊を待ってます。
>だって崩壊する前に可能性を論じるより、
>崩壊した後に大々的に取り上げたほうがよりセンセーショナルでしょ。
>マスコミにしてみりゃ今は崩壊の芽を育んでいる段階だと思いますよ。

まさしくそのことが後期高齢者医療制度で露呈しましたね。
2年前に決まって、その後ずっと医療界は反対意見を出していて、実に数百の自治体が反対決議を出していて、それらすべてを華麗にスルーしておきながら、実施されたとたん「おかしい、弱者いじめだ」の大合唱ですから。
この件で私はマスコミに期待することを100%やめました。
これまではまだほんのわずかな蜘蛛の糸のような期待は持っていたんですがね。

BugsyBugsy 2008/05/17 11:31 Yosyan様

>私は大学病院の勤務経験はゼロなんですが、大学病院では「レクチャーや丁寧な指導」があるのですか、ちょっと羨ましい気がします。

そんなのありましぇーん。見たことありましぇーん。

同級生で有名国立病院で研修した奴は会うたびに自分達がいまだにやったことの無い手術を執刀させてもらったことを吹聴していました。 羨ましかったです。
カンファレンスとナンチャって二次救急の当直だけは山のように多かったです。
実技はともかく度胸はつきました。

度胸だけはついた友人は民事で告訴されました。

874874 2008/05/17 11:38 自分がトレーニングする新人をスポイルするには手取り足取り一から十までつききりで教えればよい。2年経っても自分では何もできない職業人ができあがるだろう。
そして優秀に育たなかった彼や彼女が君の地位存在価値を脅かすリスクはそうでない場合と比べて低いだろう。

だめだ。medtoolz先生のとこに昔あった研修医の指導法マニュアルの素晴らしき毒にはとても及ばない…

というわけでtadano-ryさまを含め研修医の先生方いっしょに頑張りましょう。
手技ができる研修病院がいい病院かどうかは考え方次第ですが。
http://www.igaku-shoin.co.jp/paperDetail.do?id=PA02715_01

10年ドロッポ10年ドロッポ 2008/05/17 12:15 banch1さま、
>棺桶に片足つっこんだような人を見ることが多い私にとっては羨ましい楽観論です。

私はともかく、moto-tclinicさまは、完全自費の健康人相手の美容ですから訴訟リスクそのものはbanch1さまより遥かに高いのではないでしょうか。保険も入っておられないようですし。もっとも、以前のコメントによると備えは万全なようですがそれもこれも顧客単価が高くて一人に長時間割ける自由診療だからで、保険診療さえ崩壊すれば同様の備えは可能かと。いずれにせよ、崩壊しようが奇跡的に現状維持出来ようが訴訟そのものを100%回避出来る方法なんぞありませんよ医療に限らず。
>棺桶に片足つっこんだような人
そんなモンは診ないw。でも金で済む民事なんて実のところたいしたことはないですよメンドクサイだけで。

koumekoume 2008/05/17 12:54 こんにちは。私などのコメントを取り上げて頂き、ありがとうございます。というか、びっくりしました。
moto先生が、医療と農業は構造が似ていると仰られましたがそれは私も感じていて、今回の団藤氏のエントリ関連で言えば、なんか妙な使命感を押し付けられる事です。例えば農民は日本国の食料事情が破綻せぬよう護らねばならないとか、医師なら日本全体の医療システムがうまく行くよう支えていかねばならないとか。いやいや当の本人たちは目の前の消費者や患者の事で手一杯ですよと。システムの方に責任があるのは国のほうでしょといいたいですね。
ところが、私は単に食い扶持のために農業をやってますと広言すると叩かれるなんて雰囲気があります。最近は「農業は、わが国の風光明媚な国土を守る仕事である」なんて言われて、環境保護の仕事まで押し付けられたり。それに見合うインセンティブなんか貰ってませんよ。
ふと思い出しましたが、先の参院選で民主が勝ったのは、農家への直接支払い法案を掲げて農民票を集めた事が一つの勝因だ、って言った人がどっかにいましたが、その法案はつい先日、人知れずあっさり廃案になりました。元々こっちだって期待なんかしちゃいなかったですけど。

moto-tclinicmoto-tclinic 2008/05/17 13:00 わたしのころは、研修一年目は、二年目に主に教えてもらってたんですが、かわいがられる人とそうでないひととで、かなり差がありましたね・・わたしは、かわいがられなかった方でした。
で、どうやって色々マスターしたかというと、本で勉強して、当時は老人病院てーのがたくさんありましたから、見たことも無い手技を、いきなり実戦でやりましたね。老人病院の看護婦には、大学でやったことがあるみたいな顔をして、はったりかまして。
挿管も、人工呼吸器管理(当時はバードとかベネットとか)、IVHなんかも、皆孤独にマスターしていきました。硬膜外も、何て本だったっけ?専門の本が一冊出てて、暗記するくらいに読み込んで、あとは誰の指導もうけずに一人でマスターしました。
おかげで、今の仕事には役立ってます。美容外科なんて、自分の技術を誰にも教えたがらない世界ですからね。

優駿優駿 2008/05/17 13:00 >tadano-ry様 
すばらしい指導医の元で研修されているようで。

ぼくは、研修医一人に10人も持たせて後やっといては怖くてできません。

小心者なので研修医の成長よりも自分の保身に走っちゃいます。

かくして僕の担当の研修医は一人で1−2人しか担当していず、自分でCVも入れれず、点滴や内服も自分で選べない状態であります。

moto-tclinicmoto-tclinic 2008/05/17 13:10 わたしは、兼業農家の出身なので、農家のことも、少しはわかります。大学6年生の秋まで、稲刈りの手伝いしてましたからね。それも機械でなく手刈りで。
農業も、あれは、企業秘密っていったら大げさですが、農家同士、仲がいいかというと、そんなことはない。隣の畑で何作ってるのか、どうやって工夫してるのかは、興味深々ですが、できることなら、隣の畑の作物は不作で市場でも売れなくて、自分とこのだけ高値で売れればいい、って思ってるみたいなとこあります。

研修医のはなしに戻りますが、2年目になったら、一年次にかわいがられてた奴より、自分のほうが一年目の受けが良かったりして、快感でした。教えてもらえない悲しさを知ってたから、どうすれば一年目が喜ぶかのツボが解ってたんだと思う。
・・それもこれも、今の時代には通用しない昔話ですね。これからはやっぱり定型化されたOSCEとか、装置使った仮想シミュの世界でしょう、やっぱり。

banch1banch1 2008/05/17 14:38 >10年ドロッポ さま

>崩壊しようが奇跡的に現状維持出来ようが訴訟そのものを100%回避出来る方法なんぞありませんよ医療に限らず。

こう言うと大袈裟ですが、
年寄りを見る内科ってのは日常的に患者の生命の危機管理しとります。
なにしろカゼ一発で重症肺炎、嘔吐下痢症で吐物による窒息とか珍しいことではありません。
今はそういう患者を引き受ける病院があり、
そういう意味では病院に搬送できないリスクってのはほぼ100%回避できてるんですよ。
そういう現状をもとに医療崩壊後を考えると、おぞましいもんがあります。

>金で済む民事なんて実のところたいしたことはないですよメンドクサイだけで。

メンドクサイのがいやですw

moto-tclinicmoto-tclinic 2008/05/17 14:59 >banch1様

わたしが言うのもおこがましいですが、そういう状況であれば、ぼちぼち商売替えの潮時かと・・ていうか、わたしがその立場だったら、撤退しちゃいます。
一般企業で言うと、親会社の下請けみたいなもので、親会社あって成り立っていたところ、親会社が傾いてきたようなものですから。
何に商売替えたらいいんだ?と聞かれると、それは何とも申せませんので恐縮ですが。
てっきり、CPAとか緊急時の搬送の話かと思いましたが、亜急性の搬送っていうか、現在のビジネスモデル自体が入院先あって成立するって感じですものね。

moto-tclinicmoto-tclinic 2008/05/17 15:11 続)
わたし、むかし勤務医のころアトピー性皮膚炎の脱ステロイドやってたんですが、開業して続けられないって断念したのは、まさに、悪化時の入院先確保のあてが無かったからなんですよ、真面目な話・・(Yosyan先生とか大阪のほうの先生にはピンと来ないでしょうが)

美容でうまくやったなんて言われるのは今だからこそで、随分悩みました。
重症化時に送れる上位病院が無いなんてのは、開業医としてはもう撤退しかないんじゃないでしょうか?

moto-tclinicmoto-tclinic 2008/05/17 15:48 続々)
で、「医療崩壊になっても医者はこまらない」
ですが、
banch1様が、上位病院が無くなって、現在の開業スタイルから撤退されても、banch1様、路頭に迷うってことは無いと思うんですね。医師免持ってる限り、道はいくらでもある。
今日のエントリーの「医療崩壊になっても医者はこまらない」てのは、そういう意味なのだろうと思います。

banch1banch1 2008/05/17 16:03 >moto-tclinic さま

>重症化時に送れる上位病院が無いなんてのは、開業医としてはもう撤退しかないんじゃないでしょうか?

仰るとおりで、近隣に受け入れ病院がなくなってしまえば
診療所閉鎖 ⇒ 病院勤務もしくはパート(あるいは無職w)ってことになるかも。
シマッタ!!厚労省ノ思ウツボ!!

だからこそ安易な医療崩壊容認論には賛成できないというわけです。
どの程度に壊させるのかが非常に重要かと。

一産科医一産科医 2008/05/17 17:01 >重症化時に送れる上位病院が無いなんてのは、開業医としてはもう撤退しかないんじゃないでしょうか?

産科開業医が分娩から撤退しているのには、そういう要因もあるかと思います。
早剥やらpreterm PROMやら大量出血やらで搬送先が見つからないのは、ホントに悪夢なので。

学会のエラい人は、開業医がいなくなれば病院に産科医が集約化され、搬送も押し付けられなくて万々歳、と思ったかどうか知りませんが、現実には産科開業医じゃなくて、産科医療から医師が撤退してしまったというハズレっぷり。
厚生労働省看護課+助産師会のエラい人は、この機に開業医を内診問題で駆逐して、助産師がその地位に取って代わろうと考えたのに、二次病院が崩壊して助産院の搬送押しつけ先(連携医療機関とも言う)が無くなってしまうという、間抜けぶり。

このまま、的外れな施策が続けば、全科レベルで同じような崩壊が起こる予感〜。

tadano-rytadano-ry 2008/05/17 17:29 Bugsyさま

 私の大学は割と丁寧に教えているようなので、他もそうかと思っていましたが、そうでもないんですね。

 実を言うと今の病院は毎年4〜5名の研修医が入っていたのですが、今年の研修医は何故か
私一人で、はっきり言って全員オーベン体制です。分からないことはまず自分で調べて、たまたまその辺りにおられる先生を捕まえてこれでいいですかと聞いています。手技については色んな先生から「これやったことある? じゃあ今からやるから来て」とお呼びがかかります。いわゆる屋根瓦式のように誰か特定の先生について回ることはなくて、受け持ち患者は今8人ですが、全員オーベンが違います(たまたまですけど)。dutyは病棟処置だけであとは自由に回らせてもらえるので最近は毎日心エコーばかりしています。

つつみつつみ 2008/05/17 17:35 >tadano-ry様
自分が研修した病院と似た待遇ですね。
賢明な先生に今更言うまでもないでしょうが、もしひとりで救急外来に立つことがあるのならば

・患者が希望した検査は無条件ですべて行う。
・処方をする場合は添付文書のコピーを渡し「副作用のリスクについて同意された」とカルテに記載する。
・自分から「大丈夫です、ご帰宅ください」とは絶対に言わない。可能であれば「私は担当医から入院を進められましたが、自身の判断で入院を希望しません」という内容の書類を用意し、署名をもらい保存する。
・どんなに折り合いの悪い指導医とペアでも、自分だけの判断はしない。

以上は最低限のリスクマネージメントとして徹底されることをお勧めします。

僻地の産科医僻地の産科医 2008/05/17 20:34 あら。Yosyan先生が真芯をとらえたホームラン打っていらっしゃいます。
びっくしびっくし。相変わらず親切ですね(>▽<)!!!!


一産科医さま

> 学会のエラい人は、開業医がいなくなれば病院に産科医が集約化され、
> 搬送も押し付けられなくて万々歳、と思ったかどうか知りませんが、
> 現実には産科開業医じゃなくて、産科医療から医師が撤退してしまったという
> ハズレっぷり。

う。そこまで本当のこと言われると吐気がします(ノ_<。)。。。。うげえげげぇ。

uchitamauchitama 2008/05/17 22:46 一産科医様
産科崩壊に関して、外から見てて決定的におかしいのは、大野病院の訴訟でトンデモ鑑定をした新潟大学のT教授が、産婦人科学会の会頭までするという珍事でしょう。将来の産婦人科医療を守っていかなければならない立場の人間が自ら率先して破壊しているという支離滅裂ぶりです。

でも笑えないのが同じことが、内科や外科などでも言えることでしょう。内科学会や外科学会、日本医師会が事故調の厚生省の3次試案にそろって賛成したことから明らかです。
そもそも学会の上層部に行く先生達というのは臨床の現場からしばらく離れていたり、定年間近、医師生命残り10年足らずといった先生方で、あわよく行けば、厚生省の鶴の一声で教授退冠後、国立病院の院長の口でもないかなどと考えている人たちです。もともと体制よりなのか(政治家や官僚にコネがあるのか)、長いものに上手く巻かれる(上から気に入られるような)人生を歩んできた人たちです。ということで学会や医師会がトンデモな上層部に動かされている以上医療崩壊は今後も進行していくのかとやや悲観気味です。

やっぱりこんな内容は匿名じゃないと書き込めないのです。うちの大学の教授連中ももちろん体制よりが多いからです。

沼地沼地 2008/05/17 23:45 >世の中、自分の思い通りでないといけないとされる方は、ご随意にされたらよいでしょう。

こういう捨て台詞であそこは閉じられるようですね。
全く同じ台詞を返したくなったのは私だけ?(笑
koume さんの声は届かなかったのでしょうか?
本当に残念です。

hot cardiologisthot cardiologist 2008/05/18 01:24 >内科学会や外科学会、日本医師会が事故調の厚生省の3次試案にそろって賛成した

内科学会は賛成していないのでは?
内科学会を含めた内科系学会の合同見解が発表されましたが、賛成しているは言えない内容です。
運用にあたって問題点が多くて、もっと現場の声を聞いて練り直せ、と主張していますが。

平成20年5月14日
医療の安全の確保に向けた医療事故による死亡の原因究明・再発防止等の在り方に関する試案−第三次試案−に対する意見書
http://www.naika.or.jp/info/info080515.html
社団法人日本内科学会 理事長 永井 良三
財団法人日本消化器病学会 理事長 跡見  裕
社団法人日本肝臓学会 理事長 林  紀夫
社団法人日本循環器学会 理事長 小川  聡
社団法人日本内分泌学会 理事長 中尾 一和
社団法人日本糖尿病学会 理事長 春日 雅人
社団法人日本腎臓学会 理事長 菱田  明
社団法人日本呼吸器学会 理事長 工藤 翔二
社団法人日本血液学会 理事長 池田 康夫
有限責任中間法人日本神経学会 理事長 葛原 茂樹
社団法人日本アレルギー学会 理事長 西間 三馨
社団法人日本感染症学会 理事長 砂川 慶介
社団法人日本老年医学会 理事長 大内 尉義

TOMTOM 2008/05/18 01:46  ...うーん、やっぱり団藤氏は「メディアが医師の応援をしてやろう」と呼びかけてるんじゃなくて、「お前らオレん家に仁義を切って草鞋を脱げや、悪いようにはしねぇぜ」とほくそ笑みたかっただけなんじゃないかなぁ。それで医者達に「渇しても盗泉の水は飲まず!」と拒否されてキレちゃった、と。スタンスとしては「俺達は大物」って言いたいだけで、「みんな困ってんだろ、オレを頼れよ」じゃない気がします。ま、会った事もない他人の腹の中なんて解りませんけどね。
 Yosyan先生とkoume様には申し訳ない(念のため、私も“あちら”でkoume様のコメントに唸った一人ですよ)のですが、マスコミ人が自分の事でなく「国民」の事を心配するなんて事、今までになかったし、これからもたぶんあり得ない。そういう人なら、特に朝日なんかとっくに辞めてる。私はそう思います。

uchitamauchitama 2008/05/18 02:11 hot cardiologist様
>厚生労働省の医療死亡事故の死因究明制度・第3次試案に対して日本内科学会は4月30日、理事会を開き、検討すべき課題はあるが、基本的に賛成することを全会一致で了承した。死因究明制度・第3次試案 日本内科学会は「賛成」を表明 麻酔科学会は実質反対へ(m3.comからの引用です)

なんだかんだ意見は言っているものの実質賛成でしょう。全会一意で!?
先生がよく言われるWHOの基準などどこへやら?

上記の中にうちの教授もいます。まあ体制よりなのでしょう。。。
やっぱり実名は出せないよなぁ。。。

定年退食定年退食 2008/05/18 06:12 ふと、70ね年代の新聞記者ドラマ『いろはの”い”』を思い出しました。
さしずめ
「メディアの力も借りてでも動かして行かねばならないことに早く気付いて欲しいと思っています。」
こういう上から目線な認識は
医ロハの”医”って感じでしょうか。

某保健所長某保健所長 2008/05/18 07:59 医療崩壊の間際に、断末魔の根こそぎ動員が始まるかもしれませんね。
ある県の現役保健所長から聞いた話ですが、保健所から医師を引き上げて臨床をやらせろという圧力がかかっているそうです。その県の保健所には所長以外に医師はいないそうですから、保健所には医師がいなくていいということのようです。
医師としては全く役立たない保健所長にそんな圧力がかかるなら、「「専門外」は応召義務を免れる理由にならない」という旧厚生省通知どおりのことが起こるかもしれませんね。

元外科医元外科医 2008/05/18 08:12 外科学会では第3次試案に基本的に賛成しているようです。代議員の90%以上賛成!だと。しかし刑事司法の謙抑性を担保する文書がないことに関しては現場のほうから懸念が出されています。橋本議員の国会質問に対する答弁でも明らかなとおり、法的には歯止めのない状態は同じだと思われます。実質的な刑事免責となることがある程度は期待されると言うことで医師法21条の医療事故に関する届け出での免除と引き替えで試案を容認する方向でした。もし法律が出来ればしばらくは刑事事件化は抑制されるでしょうが広尾病院事件のようなたちの悪い事故があった場合、委員会の資料が刑事裁判の証拠になる危険は残されたままです。これではハイリスク分野における崩壊阻止要因にはなりにくいと感じています。為政者がそれでよしとするなら小生も含めて止めはしません。ハイ。今後も逃散したい医師は自主的に逃散するでしょう。

hot cardiologisthot cardiologist 2008/05/18 08:43 uchitamaさま。

m3の記事は、どこかの通信社系の記者(K通信だったり、他の医療系通信社だったりイロイロ)が書いたもので、実際の学会の見解の内容を読む限り三次試案に全会一致で賛成とはとれません。
ところが、通信社系の記事のなった途端、賛成している、と書かれてしまうのです。
これが、通信社系(大手新聞社も含めて)のいやらしいところで、見解を読まない医療以外の一般人は、あぁ賛成してんだ、と取ってしまいます。

通信社系の記事(大手新聞社も同じ)はいわゆる厚生省寄りの世論形成・誘導のために、わざとそういう記事の書き方をしているのです。

m3は、契約している関係で、そんな記事でも仕方なく掲載しているだけ。
以前、産婦人科学会が2次試案の見解を発表したときにも、m3の通信社系記事には全面賛成とか書かれて、産婦人科学会が抗議してます。
M新聞の記事にも、殆どが賛成してるって書かれてました。
どこ、見てんだろう?って言うのが記事読んだ感想。
今回のm3の記事も似たようなもの。

内科学会の見解も、産婦人科学会のそれも、反対とも賛成とも書かずに、調査機関の設置そのものは必要だか、今の試案は穴だらけで、問題点を根拠をあげて次々と列挙して、運用するにあたっては、現場の意見をよーく聞いて、さらによーく検討してから、法律を作れと言っています。
知名度抜群の「産科医療のこれから」のブログ主でいらっしゃる僻地の産科医先生も、内科学会の見解掲載の記事のコメントの中で、他の内科医先生のコメントへのお返事として、そう仰ってます。
僻地の産科医の先生に言わせれば、m3などに掲載されてる通信社系や大手新聞の記事は事実誤認で、学芸会の作文、程度低すぎだそうです・・・私も同感。

hot cardiologisthot cardiologist 2008/05/18 09:04 長くなっちゃうと、他の方のコメントが書けなくなりそうですので。

uchitamaさま。
内科学会の見解を抜粋すると・・・
本第三次試案に述べられた中立的第三者機関は、上記1)および2)に対する方策としては意義があると考えられ、その設置に賛成する。しかしながら、運用体制をはじめとする詳細については、第三次試案には不明確な点があるため、今後、現場の意見を十分に踏まえて、検討が必要である。

故意もしくは悪質な事例以外の処分は、行政処分に限定することを明確にする必要がある。また、地方委員会の判定が司法当局に尊重されることも、より明確にする必要がある。

複雑な医療現場の状況に対応できるよう、専門科もしくはそれぞれの医療機関の事情に応じて「標準的な医療行為」について概念を明確にする必要がある。

地方委員会からの質問に答えることは強制されない」(第三次試案(27) ?)とされているが、発言しなかったことが隠蔽とされたり、あるいは発言内容を偽証とされることのないよう法的な配慮が必要である。

しかしながら事故発生後に直ちに外部委員の参加を前提として調査を開始することは、現実的には困難である。当初は院内の調査委員会により調査を行なえる体制でよいとすべきである。

円滑に運営するためには、膨大な数の人材と経費が予想される。十分な予算措置のなされる必要がある。

厚生労働省外への設置も含め、十分な独立性のある委員会として検討することが必要である。

法制化する場合は、医療現場の意見を充分に聴取して条文を定めることが重要である。

・・・調査機関設置の必要性は認めるが、三次試案は穴だらけ、検討しなおせ、ってことでしょう。賛成とも反対とも書かなくても、問題点がよく認識されています。産婦人科学会の見解も同じ。
ところが、通信社系や新聞社の記事になった途端、見解の内容には関係なく全面賛成しているって書かれちゃう(賛成しているのは調査機関の設置の必要性であって、三次試案の内容ではないのが事実であるにもかかわらず)。一般人をミスリードするために、故意にそんな記事を書いているらしいです。

だからこそ、ネットで事実誤認記事であることや、正しいことを伝えていかにゃならんでしょうね。新聞社や通信社は当てにならんから。

BugsyBugsy 2008/05/18 09:58 tadano-ry様

自分の頃と異なって
確かに現在の臨床研修医制度は事細かに指導要綱が決まっています。最後にオンラインで研修の結果を報告もしなければなりません。大変なんですよ、これが(涙)。
全国で2年間の研修終了後の医師の診療能力に差が生じないように、その後また研修先の病院を公平に選択できるようにという目的だと 財団でレクチャーを受けました。きちんと指導ができる病院に研修医が集まるのは当然ですよね。
研修医の皆さんは張り切ってらっしゃいますが、無理せずお体に気をつけてください。

某保健所長様
>保健所から医師を引き上げて臨床をやらせろという圧力がかかっているそうです。
これは自分の郷里でも噂話では仄聞しました。昨年の春だったですねえ。
前後して国立病院の医師が遠く離れた東北地方の病院で数ヶ月ずつの交代勤務を命ぜられ、誰が赴任するかで大喧嘩になったそうです。
国立病院の医師と保健所所長様にのしかかる人事権の強制力はどっちが強烈でしょうか?
ただし鳥インフルエンザや麻疹といった感染症の予防などを考えると保健所から医師がいなくなるのは常識的にはおかしいのですが、おかしいと思わないこの国は相当クレージーです。

moto-tclinicmoto-tclinic 2008/05/18 10:21 団藤氏のブログ

>私も新聞社内で「今は危機の事実を伝えるのが先。読者を安心させる解決策があるように見せるのは罪が深い」と言っています。毎日の論説レベルが各紙の中でそう悪いとは思いませんが、読者の皆さんの常識と違って、各紙論説委員の中に「もう取材することなど無い」と思い上がっていらっしゃる方が少なくないのです。

から、氏の気持ちを察するに「自分が言っても論説委員はわかってくれないから、誰か医者のひとが実名でばんばん言ってやってくれ」と助け船を求めてるってことじゃないかなあ。
悪いひとじゃないでしょうけど、ちょっと他力本願的な発想ですね。まあ、それまでに論説委員に徹底的に食って掛かって、限界だと悟った上での発言だったら、重みはありますけど・・

組織の中の人間だからといって、組織を自由にあやつれるわけじゃないですからね。中にいる人間からは、逆に外からのほうが、変革しやすく見えるのかも。

YosyanYosyan 2008/05/18 11:24 moto様

なんとかボールペンの方のHPが出来上がりました。今さっきupしたところです。XTHML規格だそうで、タグがよく分からないので元原稿のままにしています。非常に軽量に作ってあるのが秀逸ですが、手直しが必要な部分があればよろしくお願いします。

 >組織の中の人間だからといって、組織を自由にあやつれるわけじゃないですからね

これは実情として理解しています。私も組織の中にいた事があり、moto様も同様です。つうか医師なら必ず一度は組織の中に身を置いた事があるはずです。組織の中には不合理なことや、悪習に近い慣行がありますし、そういう事に切歯扼腕したことも程度の差こそあれ誰でも必ずあったはずです。

下っ端ではそういう事を改善できない事も組織の論理として、これは医師だけではなく誰もが痛感しています。ただし痛感していて、誰もが知っている事でも、ある程度の公の場の弁明としては通用しないかと考えています。私的な場ではOKでも、公の場では通用しないことがあります。

団藤氏はおそらくブログを私的な空間と認識しているのかもしれませんが、それこそ実名で所属まで明らかにされてるのであれば、申し訳ありませんが朝日新聞の社員としての発言になります。ブログと言うかネット上では公と私の境界が曖昧になってしまいますし、朝日新聞社の社員と名乗るブログであっても、内容によっては完全に私の主張とみなされることもありえるとは思います。

しかし今回のエントリーはかなり公的な色彩の強い内容です。だから医師からの反発もあったわけですし、反発内容も団藤氏個人に対してと言うより、団藤氏が看板に背負っている会社に対してのものが多数であったわけです。言ったら悪いですが、あのエントリーでは団藤氏個人に対する議論ではなく、勤務している新聞社、もしくは属している新聞業界への議論になっており、団藤氏の反論は個人の意見と言うより、背負っている肩書きに対する発言と見なされるのです。

公と私の状況においての微妙な使い分けは、ネット特有なものではなくリアル社会でも常識です。あのエントリーはかなり公に偏った状態であったのに、あくまでも私であるとのスタンスがプチ炎上の原因と考えています。私の評価が辛くなるのは、それをやらかしたのがマスコミ人であるという点で、どっかの世間知らずの学者の発言で無い点です。さらにネット初心者でも無い点も加えて良いかと思います。

もっとも冷静に見れば公でなく私と言う観点であれば、非常に正直に本音を言っていたのですから、そこは評価しなければならないでしょうが、そちらの流れに議論が進んでいない事を認識して欲しかったところです。

ただのとおりすがりただのとおりすがり 2008/05/18 11:28 内科学会の意見書を拝見しましたが、構成が悪いような気がします。
わが国の医療現場は大きな混乱状態⇒その理由⇒解決には中立的第三者機関は意義があって、設置に賛成⇒詳細については、第三次試案には不明確な点があるため、検討が必要である(つまり反対)⇒その理由
となっています。
意見書は最初に結論を述べるべきと考えます。この意見書の主旨は後半である、と大半の医療者は思うのでしょうが、基本的な知識がない方はなんとなく前半が主旨と考え、「よくわからんけど第三次試案は詳細を少しつめれば内科学会も賛成なんだな」と考えるの方もいるのではないでしょうか。もちろん確信犯も多くいる可能性はありますが、少なくとも最初にガツンと『第三次試案には反対である。以下に理由を述べる。』と書けば、曲解を防止できるのではないでしょうか。

moto-tclinicmoto-tclinic 2008/05/18 11:40 おお、すばらしい、うちのクリニックのHPにリンクされてるじゃないですか!
ありがたやありがたや(^^)。
では、ボールペン作戦スタートということでよろしいのでしょうか?それとも、関係ブログほかへの挨拶回り終わってから?
よろしく御指示ください。

ところで、団藤氏って、刑法の大御所の団藤重光氏と関係あるでしょうか?ちょっと気になりました。

YosyanYosyan 2008/05/18 11:51  >ただのとおりすがり様

内科学会の意見書ですね。たしかに医師の文章の悪いクセが出ています。私もそのクセがあるのですが、タップリ前提を置いてから結論を導き出す書き方をするのを医師は好みます。論文とか学会発表がだいたいその形式になりますし、必ず全部読むというのと、結論は最後に来ると言うのが医師の暗黙の了解事項になっています。

こういうクセは医師に向かってのみ情報発信するときには良いのですが、それ以外では時に誤解を招きます。TPOと言う事になるのですが、すぐでの改善は難しいですね。

 >moto様

企画は”Go !”です。後は走りながら修正していく事にします。

moto-tclinicmoto-tclinic 2008/05/18 12:35 では、さっそくPaypal入金済みの2000円の寄付金受領いたします。
皆様、お手紙お待ちしています。
個人的に、本ブログを見ていらっしゃるかたとのリアルコンタクトはちょっと楽しみです。
ボールペンは5月末ごろ納入予定なので、クリニックまで取りに来られる予定のかたは、しばらくお待ちください。

リエリエ 2008/05/18 14:26 Yosyan先生
いつも拝見させて頂いております。CBニュースの記者をしておる者です。
どうしても発言させて頂きたくなり、ローカルメディアの者ですが失礼いたします。

私自身は、「あきらめたくない」と思い続けております。
財界が主導し、地方を潰してすべて中央に集める形での医療体制を敷こうとしていることは
明らかに目に見えております(ざっくりした物言いであることをお許しください)。
だけれども、私はそのようには進むことは許せないと思っております。
綺麗事かもしれませんが、2%の人間のために、苦しんで死んでいく人が増えることを、
見過ごすことはできません。

医師ブログのおかげで、今まで手に入れることができなかった情報を集めることができ、
コメントのやり取りなどを拝見しながら、様々な「事柄」に関する先生方の温度までも
感じることができるようになりました。
これは、私達メディアにとって、とてもありがたいことで、
私のような者は、先生方の善意にタダ乗りして恩恵を享受しているよい例かと思います。

私自身は、大手メディアでは限界があると思っております。
彼らは、医療崩壊に関する取材を突き詰めていくと、自らの存在意義を問うことになります。
そこまでやる気概がある大手メディアがいるようには、日々仕事をしていても感じられないのです。

弊社のwebサイトは、本当に狭いローカルメディアです。
ですが、だからこそ大手にはできないことがあると思い、自分なりに試行錯誤しながら
裏側を明るみに出したいと思って取材をし、記事を書いております。
そして、私達のようなメディアがそうしたニュースを発信することで、大手メディアも
いい加減なことが書けなくなるのではないかという狙いもあります。

私は、人の賢明さについて、あきらめたくないのです。
このままでよいはずがない、ほっといていいはずがない。
想像力の持てない患者達に「困るのは私たちなんだ」と訴えていきたいし、
動けずにいるメディアたちに「今言わなければいつ言うんだ」と呼びかけたいのです。
そこに、発信されている先生方の思いを繋いでいきたいと思っております。
傲慢かもしれませんが、私の願いであり、目標です。

今は、ターニングポイントです。
今、できなければ、日本の医師をはじめとする医療従事者たちが善意と努力で
培ってきた日本型の医療体制は崩壊しますし、それは「医療提供体制の崩壊」という形で
国内各地に現れ始めました。
これに気付いて発信できるメディアがいないと感じるので、私自身は様々な形で発信を続けるつもりです。
ここからは、メディアや国民の賢さにかかってくると思っております。

私は医療が崩壊すると困る一人の国民として、報道という職業に携わったものの責任として、これからも振り返りながら、情報を発信し続けます。
自分自身も精進して勉強して参りますが、多分に先生方のお知恵をお借りしてご教授頂く
ことになろうかと思っております。

長文失礼いたしました。どうぞよろしくお願い申し上げます。

moto-tclinicmoto-tclinic 2008/05/18 14:50 >りえ様

もし可能でしたら、ボールペン作戦、CBニュースで取り上げていただけませんでしょうか?
団藤氏のおっしゃる「医者がメディアを使って訴える」姿勢に合致します。
匿名のネット上の医師たちのコメント欄でのぼやきから始まった話ですが、もし実名の誰かが欲しい、ということなら、私でよければ取材に応じますよ。
ただし、Yosyan先生が「それは止めておいたほうがいい、私個人の売名行為的な悪いイメージに染まるリスクがある」とおっしゃるのであれば、止めます。
正しいことを主張し、社会に働きかけるのに、売名行為も何もありません。個人的にはそういうことは苦にならない。
「(わたしのような)美容外科医では、話がややこしくなる。自分が実名出して、スポークスマンやろう」とおっしゃる産科医のかたがいらっしゃったら、お譲りいたします。
実際そのほうが適任だろうとは思いますが・・
会計も引き続き募集しています。最終的に、ボールペン運動から、わたしの名前がまったく残らずにひとり立ちしてくれれば、それがいちばんわたしは嬉しいのだけどな・・

DrGIANNIDrGIANNI 2008/05/18 14:58 moto先生ことボールペン作戦出納長殿 早速入金しました paypalは僕が言いだしっぺですしw よろしくお願いします

内科学会の意見書,確かに構成が悪い,悪すぎる 下がこんなアブストラクト書いてきた日にゃ蹴飛すね,間違いなくww 何がいいたいかはっきりしないもの 何だ,その「部分的賛成」みたいな半端なものの言い方は! 少なくとも「反対」の二文字を入れないことには話にならんだろうが!! と思うわけです

YosyanYosyan 2008/05/18 15:10 リエ様

私も往生際が悪いので粘っています。団藤氏の主張である「メディアの力を借りる」は本音では「欲しい」なのです。医師がブログで主張し続けているのは、ブログでも使わないとどこにも意見が表明できないからです。本当にどこも取り上げてくれないですからね。

それと大手メディアへの不信は根強いものがあります。医師ブログの現在の比較的多くのスタイルはメディア記事引用からの解説です。ところが解説すればするほど、取材の杜撰さ、事実の歪曲、特定方向への煽動がなされている事が分かります。「ことごとく」という表現が大袈裟でもなんでもなくあります。そんな事を連日続ければ嫌でも不信になります。ネットはありがたいもので、実体験談も入ってきます。ネットの医師の世界も広いようで狭いので、取材の裏話まで入手できます。

大手メディアの本当の役割は権力の監視のはずです。ところが長年の経緯からか監視と言うより癒着部分が強くなっているように感じます。強くなりすぎた結果、どこも大同小異の内容になり、小異の差ばかりを競う状態と考えています。つまり大同部分は癒着と言うわけです。

○○会議にも嬉しそうに出席していますが、権力を監視するという役割なら出席してはならないもののはずと考えています。役割として会議の中で発言するのではなく、会議を取材するのが仕事のはずです。出てきた答申の是非を批評するのが本来の役割です。参加してしまえば批評は出来なくなります。

そういう中でCBニュースは異色と評価する声が高くなっています。きちんと取材して、きっちり考えるの基本ができているかと思います。ネット時代になれば大手メディアだけで情報はコントロールできなくなっています。ネット時代に求められるものは、やはり本物の情報です。貴社の路線が王道であり、正道であると考えます。今は異色ですが、これが当たり前になる時代が来ることを願っています。

moto-tclinicmoto-tclinic 2008/05/18 15:29 >DrGIANNI様
ありがとうございます。Paypal残高が2818円にUPしました。次の100本まで、あと7182円です。

それと、さっそく電話で(涙)、某所で配るので100本注文したいとの問い合わせが入りました。「あと8000円ほどで1万円になるので、8000円以上ご寄付ください」とつい返事しちゃいましたが、すみません、ルールとしては、90円×(100−1)=8910円以上でした。細かいはなしですが、お電話くださったかた、訂正します。ご了解ください。

>Yosyan先生
メインページのほうで、「2本目以降一本170円以上の寄付」となっていますが、「一本90円以上」とご訂正ください。わたしの勘違いで、次の100本からは、版代かからないので、はじめから1本90円でお出しできます。

YosyanYosyan 2008/05/18 16:15 >moto様

HPの値段の訂正しておきました。それともう一つ100本注文ありそうですから、対応宜しくお願いします。

リエリエ 2008/05/18 16:43 Yosyan先生

ご丁寧なお返事、本当にありがとうございます。
先生のおっしゃる通りで、皆「小異の差」を競うことに必死で、喜んで官僚の手先となっていると、個人的には感じております。
先日、日経がリークした舛添厚労相のビジョン会議の骨子などの記事はその典型でしょう。
皆、記事の速さをどこが抜くか抜かれるかに躍起になっていて、それに対する影響まで
考えていません。
死因究明制度に関する各社の記事についてもそうです。
そういうマスコミの特性を利用して行政も自分たちの意のままに世論を操ろうとしています。

マスメディアが本当のことを語っていないということを、暴くメディアがなければなりません。
それを我々のような異端のメディアがやっていかねばならないと思っております。
(それを狙ってこんなのも書いたりしています→http://news.cabrain.net/article/newsId/16053.html)

仰るように、各検討会や審議会、財務省までにも大手メディア(特にY)が名を連ねておりますが、
そのために情報が早く入って各社を抜けると、下についている記者は喜び、
上の人間は利権と情報操作に関われてほくそ笑んでおりますが、ますます国民が腑抜けます。
批判できる立場にいない方が得るものが大きいとして、彼らは自分たちの範疇を超えてしまいました。
そんなメディアではもう無理だと感じます。
(頑張っている記者さんもいるのですが、皆、組織に潰されかけてしまっています)

私達のような記者クラブに入っていないメディアは取材が規制され、
一次情報に接することができないために、情報配信を阻む壁となっておりますが、
私もあがき続けるつもりです。
人間の、まっとうな感性と理性に訴えていく報道でなければ、この現状は変わりません。

医師ブログの台頭で、メディアの在り方は確実に変わりつつあります。
今までのような「マスコミ対国民」という一方的な関係性ではなくなってきました。
その活路をこれからも開いていくため、微力ながらも頑張るつもりです。
どうぞ今後ともよろしくお願い申し上げます。

YosyanYosyan 2008/05/18 17:11 リエ様

記者クラブ制度の閉鎖性は語ると長くなるので置いておいて、一次情報の配信速度で劣っても分析能力でこれをカバーするのは可能かと思います。ネット時代のありがたさで大手メディアがあまりにも金太郎飴であることは徐々に浸透しつつあります。ネットさえつなげれば各紙の主張は簡単にチェックできるからです。

また金太郎飴であるだけではなく、ある意図に副って発信される記事がいかに多いかもも知れ始めています。そういう人間は正しい公平な情報を求めますし、さらに何をもって「正しく」「公平」なのかについて厳しいスタンスで情報を分析します。まだまだそういう人間は少数派ですが、これからを考えれば増えこそすれ減るとは考えられません。

そういうリテラリシが厳しくなる時代に存在感を保つには、速報性よりも正確性、信頼性です。もちろん速報性を軽視するわけではありませんが、速報性だけでは信頼を得られない時代になってきています。速報性では大手メディアに当分及ばないでしょうが、続報性をもってこれをしのぐ事は不可能ではありません。

ニュースには速報性が非常に重視されるものがありますが、すべてのニュースが速報性のみに価値があるわけではありません。医療ニュースなんてその典型で、速度よりも正確さ信頼性のほうが重視される事が多いと考えています。だからこそ医療ブログの存在感があると考えています。

貴社の精神が揺るがぬことを信じておきます。

moto-tclinicmoto-tclinic 2008/05/18 18:11 Yosyan先生

>HPの値段の訂正しておきました。

すみません、まだ訂正されてないみたいなんですが・・・

ボールペン作戦メインサイトの「お申込みの注意」の、
「複数本ご希望の場合、1本170円(以上)の寄付をお願いします(制作コストが約163円/本かかるため)。 」
というところです。
「複数本ご希望の場合、1本90円(以上)の寄付をお願いします(制作コストが約89.25円/本かかるため)。
が、正しいです。お手数おかけしますが、よろしくお願い致します。

リエリエ 2008/05/18 18:48 Yosyan先生

ありがとうございます。
私自身、弊社の価値は現時点ではそこでしか極められないと思っております。
そこで生き残ることができれば、情報の在り方が変革した時だと思うので、そうなるよう切り拓くため、自分の力を尽くします。

本当に、ありがとうございます。

YosyanYosyan 2008/05/18 19:34 moto様

HPについては訂正したのですが、追加修正の時に戻ってしまいました。HP作成担当者との連絡不備によるもので申し訳ありません。

今晩はもうどうしようもありません。ゴメンナサイ。

元臨床医元臨床医 2008/05/19 08:41 病棟受け持ち20から30人、外来週3回1日30から40人、日当直月に6回を10年以上前にしていて、患者家族にののしられた日が続いた時、こんなのやってられんと感じました。今は毎日6時半帰宅、週休二日で比較的落ち着いた日々になりました。
その間に二度目の研修医をしましたが(笑)
マイナーな科で皆様をお待ちしています。

某小児科医某小児科医 2008/05/19 11:03 混合診療になっても医師は困らないとYosyan先生は言いますが、アメリカでは医師が医療事故賠償保険料を払えずに失業するという事例があるようです。今月号の文藝春秋の堤未果さんの記事をご覧になってください。