新小児科医のつぶやき

2008-10-17 読売私案

こういのもある種の強弁技法に思えます。一つ二つトンデモ提案を行なうのなら丁寧に反論できますが、マシンガンを乱射するように打ち出されたら反論しようと言うよりあきれて物が言えなくなります。ただマスコミの特性は反論が無ければ無条件に「受け入れられた」と解釈する手前勝手な言論機関ですから、メンドクサイですがやらなければならないようです。早く事件の事実取材はまだ信用できるが、考えとか主張とかは亡者の戯言であるの常識がもっと広まってくれないかと思います。本当にウンザリ仕事です。

他にも記事があるのですがあえて社説にします。だって私案本体はデカすぎて、手の施しようがないからです。そういう訳で10/16付読売社説より、

医療改革読売案 国民の不安を払拭する時だ

 医療と介護の現場から大きな悲鳴が聞こえている。現状を早急に改善しなければならない。

 読売新聞は4月に公表した年金改革案に続き、医療・介護の包括的な改革プランを提言する。

 衆院解散が遠くないと見られる今、これを世に問うのは、与野党が総選挙で社会保障改革を真っ向から争点に掲げ、内容を競い合うべきだと考えるからだ。

 この提言をたたき台の一つとして、各党がそれぞれ医療・介護に関する公約を深化させ、年金を含む社会保障改革について国民的議論が広がるように願う。

 ◆若手医師を計画配置◆

 読売新聞は日本の医療・介護が直面する現状を俯瞰(ふかん)し、問題点をあぶり出した上で、「ただちに実行すべき緊急対策」と「着実に取り組むべき構造改革」の二段構えで処方箋(せん)を書いた。

 最重要かつ最優先の課題は、医師不足の解消である。

 医師の数はできるだけ早く、大幅に増やすべきだ。だが、医学部の定員をいくら拡充しても、一人前の医師が育つまでには10年近くかかる。それを待てる状況にない。

 ならば、医師不足がより深刻な地域や分野に、集中的に人材を送り込まねばならない。

 即効性ある方策として、卒業後2年間の義務研修(初期研修)を終えた若手医師のうち、さらに専門医を目指して3〜5年の後期研修に臨む人を、大学病院など全国の基幹病院に偏りなく、計画的に配置する。

 研修中とはいえ、この段階の医師は一人前だ。その“配属先”を国が決定する。地域・診療科ごとに人数枠を定め、本人の希望ともすり合わせて配置を行う。

 そして、人材に余裕が生じる基幹病院から、医師不足が深刻な地域へ中堅・ベテラン医師を派遣する。その計画を立て、調整する公的な医師配置機関を都道府県ごとに創設する。

 新機関は自治体や大学、基幹病院、医師会などで構成する。現在でも同様の顔ぶれで各県に「地域医療対策協議会」があり、これが母体となろう。

 直面する医師不足は、言い換えれば病院勤務医の不足だ。

 次回2010年度の診療報酬改定を待たずに、勤務医の報酬アップにつながる緊急改定を行う。地域の開業医に、中核病院の救急診療に参加してもらうことで、勤務医の過重労働を改善する。

 ◆医療と介護を連携◆

 中長期的には若手のみならず、医師全体の人材配置を計画的に行わなければならない。

 現状は医師免許さえあれば、何科を名乗ろうと、どこで開業しようと、ほとんど制約がない。医師の偏在を招く、過度な自由は改めるべきだろう。

 各地域で診療科別の必要医師数を定め、救急、産科、小児科といった緊急性の高い不足分野からまず増員されるよう、医師配置機関が権限をもって調整する。

 24時間型救急「ER」を全国400か所に整備することや、技量の高い真の専門医、患者を総合的に診られる家庭医の育成も盛り込んだ。さまざまなレベルの医療機関と医師を過不足なく配置し、連携させることが重要だ。

 高齢者の介護と医療は、切れ目なく整備しなければならない。

 介護職員の人材難は、医師不足と同様に深刻だ。介護職員の給与が確実に上がるように、介護報酬を改定する。

 本来は在宅で暮らすことのできる高齢者が社会的入院をせずにすむよう、ケア付き住宅を増やし、開業医の往診と訪問看護・介護を連携、充実させる。

 ◆財源は社会保障税で◆

 提言を実現するために必要な財源の額は、当面1兆6000億円と試算した。だが、医療・介護で改善すべき点は多岐にわたり、改革の進め方によってはさらに必要となるだろう。

 財源の手当ては、先に公表した年金改革提言で示してある。消費税を「社会保障税」に替え、目的税化した上で税率を10%にする。食料品などの生活必需品は5%に据え置く。全体で実質4%分、新たな恒久財源が確保される。

 読売新聞は年金改革案を検討する際に、医療と介護の充実に要する費用を視野に入れ、消費税率にして2%強の財源で収まるように設計した。このため、今回の提言を実現する余力は残っており、年金・医療・介護の同時一体改革は財源面からも十分可能である。

 政府はこれまで、年金・医療・介護の各制度を、つぎはぎするように手直ししてきた。一方で、社会保障費を機械的に抑制する無理を重ね、新たなほころびを次々と生じさせている。

 国民が抱いている不安を払拭(ふっしょく)するためには、社会保障費の抑制路線とは明確に決別し、必要な医療や介護に手厚く予算をつけて、大胆な改革を断行するべきだ。

 全世代が広く薄く、財源を負担し合うことで、安心できる長寿社会に向けた改革は可能になる。

とりあえず

医療改革読売案

私企業による私的な提案である事が明記されています。私企業だって提案してはならない事はありませんが、

読売新聞は4月に公表した年金改革案に続き

はて?、そんなものありましたっけ??。今は10月ですから半年もすれば誰も覚えていない程度のものかもしれません。社説では3つの段落で私案を提示解説していますが、最初は「若手医師を計画配置」だそうです。基本スタンスは、

    ならば、医師不足がより深刻な地域や分野に、集中的に人材を送り込まねばならない。

以下にいかに強制的に医師を送り込むかの方策を書き連ねています。足らなければ強制的に送り込んだら解消とはさすがに読売が熟慮しただけの事はあります。医師不足が深刻な地域は看護師も助産師もほぼ同様に不足しています。これも足らなければ当然のことですが「送り込まねばならない」になります。さらに言えばそういう地域では少子高齢化により若年人口が減少し、地域の存続に関る状態にもなっているところも少なくありません。当然これも「送り込まねばならない」になります。


日本国憲法22条

 何人も、公共の福祉に反しない限り、居住、移転及び職業選択の自由を有する。

ここに書いてある「公共の福祉」は、少なくとも医師の「居住、移転及び職業選択の自由」を剥奪するという解釈を読売は取っているようです。私の知る限りそういう扱いで構わないとの憲法解釈はなかったかと思いますから、これからそういう解釈を取得する、もしくは改憲して可能にするのどちらかだと考えます。いやはや気宇壮大な提案で驚かされます。後の具体的な方法論は、この憲法解釈がどうにかならない限りただの思いつきですから解説は省略したいと思います。

え〜と、次は「医療と介護を連携」です。連携と言うからどんな主張かと思えば、何の事はない医師の強制配置の話の続きです。省略するつもりだったのですが少しだけき合います。

現状は医師免許さえあれば、何科を名乗ろうと、どこで開業しようと、ほとんど制約がない。医師の偏在を招く、過度な自由は改めるべきだろう。

これってもともと、医師会がギルド的な統制をして開業医の医師配置を行なっていましたが、それは横暴だの批判で押し潰した歴史的経緯があります。まあ、勤務医の医局制度を押し潰したのと似たような経緯です。潰す時には一生懸命「医師の人権」とか「職業選択の自由」の綺麗な謳い文句を掲げていましたが、寄って多寡って潰したら今度は「過度の自由」だそうです。いつもながらですが「社会の羅針盤」の針はグルグルと御都合主義で回るのが特徴みたいです。

各地域で診療科別の必要医師数を定め、救急、産科、小児科といった緊急性の高い不足分野からまず増員されるよう、医師配置機関が権限をもって調整する。

本当に楽しい提案で、通常は何故不足したかの原因を分析するところから解決策を考えるのですが、不足したところに強制配置で解決させるという考え方が読売は大好きなようです。不足分野で意欲を持って働く医師は今でも多数残っています。残ってはいますが程度の差こそあれ将来展望に明るいものを持っていません。不足分野に強制的に配置しても、明るい展望が無い職場で続くかの観点が見事に落ちています。

逆に言えば不足分野に明るい展望が見えるなら「来るな」と言っても人は集まります。これは医療だけの問題ではなく、他の業種でもあてはまる話かと考えます。伝統芸能や伝統工芸で後継者不足に悩む分野がありますが、そこに強制配置で人を送り込んでも通常は解決しません。私も不足しているからと言って、読売新聞に強制配置されて記事を書かされても長く続かないのと同様です。

それとこの強制配置の前提は医師が人気のある職業でなり手に困らないとしているかと思います。読売私案を実現させた時、医学部定員に欠員が出ないかどうかは誰の保証もないかと思っています。高を括って思う存分締め上げた介護福祉士はものの見事に不人気分野になっているのは象徴的です。医療全体の魅力が低下すればそうなります。今だってまだ人気があるのが現場の人間にはある意味不思議ですし、悪いですが日本にマスコミが妄想する「赤ひげ」は年間1万人もいないかと考えます。

最後は「財源は社会保障税で」となっています。財源問題まで考えてくれているようです。とりあえずどれほどの財源を試算しているかといえば、

提言を実現するために必要な財源の額は、当面1兆6000億円と試算した

笑った。私は財源問題を論議するのは基本的に避けています。ですから消費税で云々と言う話はあえて回避します。それでも財源規模が医療と介護を合わせて「1兆6000億円」とは畏れ入りました。この辺はいろんな試算があるのですが、ある計算では医療費抑制政策で失われた医療費は「1兆6000億円」かそれ以上であるとも聞いた事があります。

失われた分は医療分野だけですから、これを介護部門にも分配して「1兆6000億円」とは実に御立派な計算です。まさかと思いますが、

24時間型救急「ER」を全国400か所に整備すること

これのハコモノ代の試算でしょうか。現在の救命救急センターは205ヶ所ですから、これを400ヶ所にすると考えるともう195ヶ所必要です。「1兆6000億円」を195ヶ所で割ると1ヵ所あたり約82億円になります。1ヶ所が82億円は豪華過ぎるという考え方もありますが、

さまざまなレベルの医療機関と医師を過不足なく配置

どうもそれ以外にも読売私案のERを中心にハコモノ整備する提案みたいですから、1ヶ所の診療圏に80億円と考えればそう不思議な額とは思いにくいところがあります。もっとも1年だけのことではないはずですが、400ヶ所の「ER」を医療圏の単位と考えると40億円づつで、なおかつ医療と介護の合計です。さぞ綿密な計算が行なわれているかと想像します。


批判ばかりしては悪いですから評価もしておきます。

 政府はこれまで、年金・医療・介護の各制度を、つぎはぎするように手直ししてきた。一方で、社会保障費を機械的に抑制する無理を重ね、新たなほころびを次々と生じさせている。

 国民が抱いている不安を払拭(ふっしょく)するためには、社会保障費の抑制路線とは明確に決別し、必要な医療や介護に手厚く予算をつけて、大胆な改革を断行するべきだ。

その政策を煽りまくっていた事はともかく、猫の目でもこう書いている事は評価しないといけないでしょう。ただ表現として「改革」はやめて欲しいところです。「改革」と言う文字は前々々首相が手垢がベッタリつくぐらい使いまくり、非常に印象の悪い文字になっています。あくまでも個人的にですが、見ただけで「ロクな事をやらない」の強烈なイメージがあります。考えればそこまで一つの日本語のイメージを変えたのですから、前々々首相は怪物であったのかもしれません。

お願い 14:02

先日アクセスをお断りを明記した「きくり」氏が執拗にコメントを寄せております。出来る限り削除しておりますが、削除しきれないものが出てきそうです。皆様におかれましては、見つけられましても「無いもの」と思い御対応よろしくお願いします。レスをつけられても必ず「きくり」氏のコメントは削除しますので、意味がわからなくなりますから御注意ください。

たけちゃんたけちゃん 2008/10/17 08:20 今日から「信頼の医療 現状報告」というシリーズ物?が一面で始まりました。
救急たらい回し防止 独のER当直医15人
との見出しが躍っています。
二面では「財源の方向性いい」「議論活発化に期待」「本誌医療提言評価の声」
との見出しで自画自賛記事ものっています。

YosyanYosyan 2008/10/17 08:26 たけちゃん様

皮肉でなくて真剣に記憶に残っていないのですが、4月に行なったと主張している年金の読売私案もこんな感じで花火を打ち上げて終わったのでしょうか。きっと終わったんでしょうね。私もある程度のウォッチャーのつもりですが、本当におぼえていませんから。

市民市民 2008/10/17 08:29  現場を知らずロクに勉強もしていない傍観者の提案でも他山の石ということはありますが、報道の権力を武器に世論を動かすことを狙うのならば社会的責任が発生します。読売が社会的責任を果たさないことは周知の事実ですので、私は聞く耳を持たない。

sakisaki 2008/10/17 08:52 あまりにも突っ込みどころがありすぎて吐き気がしてしまった。
こいつら何考えてるんだろうと。
アドバルーンがでかすぎて支えきれなくなっちまうんじゃないの。
救急医療なんぞは、開業医を交代で病院に召集して強制労働させるとかぬかしてた!
本気で言ってるの?????
あんたたちのような資格も要らない誰でも出来るいい加減な仕事と違って
医療はそうはいかないのです。
そんなことも解からない低レベルの集団が提言だと!
自惚れるのもいい加減にすべきだ!!

また血圧が上がってしまった。。

DrPoohDrPooh 2008/10/17 09:23 現在厚労省研究班で行われている「専門医・家庭医(医師後期臨床研修制度)のあり方に関する研究」と微妙にリンクした論調のようにも感じました。

http://medtrain.umin.jp/index.html

卵の名無し卵の名無し 2008/10/17 09:49 結局無能役人の姑息な保身策謀を世間に垂れ流すだけが目的の社説特集の名を借りた政府の提灯記事ということなら、今回の報道に限りかえってネタ元の役人の制度設計能力の欠如を明白に伝えることだけに成功している。これまた絵に描いたような「語るに落ちる」。
しかしここまで語るたびに自ら落ちて日本語をムダ遣いするような新聞社など地球環境保全の見地から見てももう不要では?

タカ派の麻酔科医タカ派の麻酔科医 2008/10/17 09:57  読売とってるので、帰ってからよく読んでみた。麻酔医不足に歯科医をとか書いてあって、その論拠に、西日本のある病院の先生とあったが、実名がない。ねつ造か?それとも言った人間が責任とれないから名前を出せないのかわからない。ただ、三井記念の事件を歯科医と名乗らなかったことが問題であってようにしか受け止めていないことが問題。公開されている情報だけでも、担当歯科医の知識技量不足を十分に疑うものであって、取材不足としか思えない。

信仰告白信仰告白 2008/10/17 10:00 みなさんは読む気もないでしょうけれども、
一応礼儀ですので、おいておきますね。全文はみつかりません。
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/mnews/20080416mh02.htm

最低保障年金(月額5万円)の創設などとともに、医療・介護の需要にも対応するため、税率10%の「社会保障税」を新設するとのことです。

なお、読売新聞社としては、小泉以降の構造改革路線はいきすぎているので決別すべき、というのが最近の論調です。

SeisanSeisan 2008/10/17 10:25 いわゆる主筆が朝令暮改を繰り返しているから、こんな社説が出てくる。

あの人言うこと毎回変わるから(笑)

予想はしてたが、いつの間にかジャイアンツにも口出し再開してるし。
おーい、おまえ、もう球団経営には一切口をはさまないとか言ってなかったか?

法務業の末席法務業の末席 2008/10/17 10:32 Yosyan 先生
>4月に行なったと主張している年金の読売私案もこんな感じで花火を打ち上げて終わったのでしょうか。

読売新聞の試案は YOMIURI ONLINE の以下アドレスにあります。
http://www.yomiuri.co.jp/feature/nenkin/080416-01.htm
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/mnews/20080416mh02.htm

厚生労働省の社会保障審議会年金部会で、公的年金制度の改革について審議中ですが、その第7回(2008/04/22開催)の議事の中で、読売試案や日経試案などの民間提言された年金改革試案が、議論の叩き台として資料提示されています。
http://www-bm.mhlw.go.jp/shingi/2008/04/s0422-7.html(第7回の議事資料)
http://www-bm.mhlw.go.jp/shingi/2008/04/txt/s0422-1.txt(第7回の議事録)


また厚労省の審議会とは別に、本年の3月〜6月に掛けては日本中が年金改革試案や提言で沸き返っておりました。日本経済新聞では自社と読売と朝日の新聞各社の年金改革試案を比較する特集を組んだり、年金改革特集を組んだ雑誌などでも民主党案や麻生試案(今の総理も改革試案を中央公論3月号で公表しています)等の政策案と共に、各新聞社や財界(経団連や経済同友会)、さらには年金問題の研究者(日本総研の西沢和彦氏など)の年金改革試案や提言が何回となく取り上げられておりました。このような事実から「読売新聞は4月に公表した年金改革案に続き…」とする今回の読売新聞記事内容に、特段非難するべき誤りがあるとは思えません。

なお年金改革の読売試案は、基礎年金部分については現行の保険料方式をベースに、最低保障年金(月額5万円)との不足分を税負担とするのがメインです。それに対して日本経済新聞社の試案は、基礎年金については現行の保険料方式を完全に廃止し、全て税負担方式とするのが骨子です。民主党マニュフェストも、最終的に全額税法式への移行を提言しています。年金改革試案提言にはこのように基礎年金部分の全額税法式推進派と、社会保険料方式維持したまま税投入を強化する社会保険料方式改善派の2つの流れがあります。

厚生労働省の官僚体制や与党の社会保険族議員にとって、全額税法式では基礎年金に充てる莫大な年金特別勘定が自分達の権限から外される懸念があり、現行の保険料徴収方式に公的税負担の拡大で年金改革を進めたいホンネがあると思えます。その面で4月16日に発表された読売試案は社会保険両方式改善派の代表例であり、厚労省官僚にとって非常に有難い提言であると評価する向きもあります。

rijinrijin 2008/10/17 12:07 > 提言を実現するために必要な財源の額は、当面1兆6000億円と試算した

 これ全部をやるなら、控えめに言ってもその4倍近く必要だろうと思います。きちんとやるなら、10兆円を超えます。

 是非とも内訳が見たいものです。相当に単価が安く見積もられているのでしょう。

 また、やる気のない若手を田舎に送り込むことは、当人はもちろん、送り込まれた地域医療機関にとっても迷惑千万です。是非ともやめていただきたい。その努力は、医学部6年間でたっぷり学者・研究者をロールモデルにする刷り込みをやめることから手を着ける必要があるのです。

 この記者は、社会主義計画経済の失敗を、今の日本で繰り返したいんでしょう。投入資源の圧倒的不足で頓挫することは目に見えています。医者も看護師も使い捨ての道具ではありません。生きている人間なんです。

 自分たちの緊張感の無さと知識不足を認識すらできず、こんなものをぶちあげるいい加減な姿勢には吐き気がします。

木っ端役人木っ端役人 2008/10/17 12:35 オピニオンリーダー?(笑)

麻酔科医麻酔科医 2008/10/17 13:21 文字には文字で、、。
臨床ばっかりやらないで、医師も少しマスコミに就職したほうがいいかなっとも思います。

smaniasmania 2008/10/17 13:49 >医師も少しマスコミに
先日学会で集中砲火を受けていたマスコミ人(医療に関して理解度が今一つなのに本人はわかっているつもり)の発表で聞いたことですが、大手新聞では医療に関して専門のものを多数揃え、理?卒業の記者もいるそうです。
何でこんなになっちゃうのでしょうかね。

smaniasmania 2008/10/17 13:51 すみません。文字化けしました。東大理科3類卒業です。

hot cardiologisthot cardiologist 2008/10/17 14:01 読売って、私案すきですよね。いろんな私案だしてるが、ほとんど話題にならない。
このまえ、読売憲法(改憲)私案って、大々的にブチあげてたけど読まずにスルー。

ssd先生のとこにも書いてきちゃったけど、欧米の臨床事情を曲解してる。
とくに欧州事情の紹介には笑った。かの地で臨床医として病院で働いた経験のある日本の医者が一人もいないとでも思ってるのかね。

ドイツ、フランス、病院勤務医の労働条件が厳しくて最近もスト打たれてるのにね。
欧州の医者は労働者意識が強いから。
特に救命救急医の労働条件が厳しくて、なり手がいなくて困り果ててるって、あっちの新聞にもちゃーんと載ってましたが。
若手の医者の強制配置もフランスのサルコジ政権がぶち上げたが、職業選択と住居選択の自由を犯す憲法違反って突っ込まれて、医者側の大々的なキャンペーンであえなくボツ。ことしのことでーす。
フランスなんて、医学部全部が国立で、授業料無料で、医学生(臨床医学課程の段階で)には安いけど給料も支給されるのにね。それでも、強制配置なんていう憲法違反はできなかった。
だいたいフランスは、医者の権利を損なうことを主張しようものなら、首相すら退陣に追い込まれる国だから(保守系政府時代のジュッペ首相、個々の医者の診療で決められた額以上の治療費が出た場合に医者全体の連帯責任で支払え、って言ったとたんに猛反発くらって、退陣に追いこまれた。で、医者を甘く見てました、すんません、って公の席で誤らされた。結局、政治家引退しちゃった)。

今日の読売にも、欧州事情が載ってた。
オランダの救急医療記事もちょこっと載ってたけど、家庭医と病院専門医の役割分担が厳しくて、救急車も家庭医を通さないと呼べないシステムになっていることも、救急車が優良なことも、家庭医はカゼくらいじゃ薬もださないことも、全然、書かれてなかった。
すみません、オランダでも救急医の不足が深刻なんですいけどね。それも、ぜーんぜーん書かれてなかった。

読売新聞の医療記者、なにやってんだか。

hot cardiologisthot cardiologist 2008/10/17 14:08 オランダ・・・救急車が優良なことも→救急車が有料なことも、に訂正です。

>理?卒業の記者もいるそうです

医学部卒でも豊富な臨床経験がなければ、記事に信頼性ないです。
現場を知らずに記事かいても、つっこみどころ満載になります。

10年ドロッポ10年ドロッポ 2008/10/17 14:51 >だいたいフランスは、医者の権利を損なうことを主張しようものなら、首相すら退陣に追い込まれる国だから(保守系政府時代のジュッペ首相、個々の医者の診療で決められた額以上の治療費が出た場合に医者全体の連帯責任で支払え、って言ったとたんに猛反発くらって、退陣に追いこまれた。で、医者を甘く見てました、すんません、って公の席で誤らされた。結局、政治家引退しちゃった)。

…フランス医師カッチョヨス!それに較べて我が国の奴隷医どもときたら…。

imapiimapi 2008/10/17 15:59 hot cardiologistさま
>読売って、私案すきですよね。

私案を出そうとするだけマシなのかもしれません。廃れたとはいえ、未だに新聞は影響力の大きなメディアですから、大きな視点で社会へ提言をするのも役目(というか義務)だと思います。

ただ、現実的には狭い新聞社内だけで考えたであろう「ボクの考えたすごい妄想」にしかなっていないことが問題です。強権好きの新聞だとは思っていましたが、こんなことを大真面目に書いて憚らないとは…。『大』読売ともあろうものがこの程度のもので満足なのでしょうか。日本を代表するメディアグループなんだから、社会全体から幅広く人材を集めて時間をかけて議論した内容で提言してほしいものです

そういうものであれば、議論中の内容を出していくだけでも十分な記事になると思うんですけどねぇ…

ssd666ssd666 2008/10/17 16:27 新聞の「購読者」って、あと10年で数十パーセントは死滅するでしょうが、その時代に生き残れるビジネスを行える新聞社がどれだけあるのか。
論座みたいになるのが落ちでしょう。

うらぶれ内科うらぶれ内科 2008/10/17 16:50 医師は団結しなければいけませんね。「保険医総辞退」で戦えるくらいに。

法務業の末席法務業の末席 2008/10/17 17:20 >うらぶれ内科 さま
>「保険医総辞退」

これは恐い。
厚労省などの現行医療体制の元締めから見れば、2割とか3割の保険医が指定辞退されたら
日本の保険医療制度は一夜にして壊滅です。

でも保険医ボイコットしたお医者様は、皆さん全員が「自由診療」で食っていけるでしょうか?

numachinomajonumachinomajo 2008/10/17 17:27 保険医総辞退が出来れば、ほぼ全員が自由診療で食ってけるかなって気がしますが、
団結して総辞退なんて出来るほどまとまる可能性はなさそう。
だいたい身近な2,3人だって意見の一致を見たこと無し。
あ、うちの職場だけかなあ?(笑

うらぶれ内科うらぶれ内科 2008/10/17 17:47 >法務業の末席さま
いやなに、北朝鮮の核みたいなもんですよ。ちらりとにおわすだけで相当の威力があります。医師はかつてこれを実際にやったことがありますからね。敵が医療の北朝鮮化をたくらむならば医師も核武装が必要なわけです。闘争というのはこんなものなんでしょうね。

SeisanSeisan 2008/10/17 17:48 その昔の医師会は力を持ってたんですけどねぇ。
息子は政治家になっちゃって、体制側に取り込まれちゃってから、gdgdですな。

保険医総辞退、都道府県医師会単位でなら成立しそう。
というより、ホントに辞退するところまで行ったら政治の敗北でしょう。
「辞退するぞ」をちらつかせて妥協を引き出す。
いわゆる交通機関のストとかと一緒。そういや、最近公共交通機関のストって聞かないですね。日本人は「権利意識」はやたらと強いが、その割に労働闘争とかの争い事には弱いですから。戦後の高度成長期に置き去りにされちゃいましたからねぇ。

法務業の末席法務業の末席 2008/10/17 18:14 >うらぶれ内科さま
>北朝鮮の核みたいなもんですよ。
ナルホド。キムさんの恫喝はホワイトハウスの譲歩を引き出したけど、ブラフを見破られるとフセインさんのように攻め滅ぼされるますので、ご注意のほどを。

>Seisan さま
>最近公共交通機関のストって聞かないですね。
昔と違って鉄道がストで全面的に止まっても、高速道路の長距離バスや飛行機で何とかなるので、昔に比べて破壊力が格段に落ちましたから今はオドシとしてのストはダメですよ。下手にストで全てストップさせると、利用者にソッポを向かれてスト解除後には客足ガタ落ちで、廃線の人員リストラで職を失います。
労組もそれを知っているから全面ストはもはや出来ません。

うらぶれ内科うらぶれ内科 2008/10/17 18:30 >法務業の末席
これも有名な話ですけど、北朝鮮が侵攻されないのは核があったからで、イラクが侵攻されたのは核がないことが分かってたからだそうです。医師は早く核武装しなければなりません。

ドロッポ小児科ドロッポ小児科 2008/10/17 18:38 保険医総辞退の話は、昔の議論の蒸し返しになるんですが、
結局、総辞退よりも、「働かないこと、パフォーマンスを落とすこと(労働基準法準拠の労働)」のほうが、目立たず効果的なんですよ。

 なんだかんだいって、健康保険制度は理不尽ではありますが、国民の生命を守っているという面も否定できないわけです。総辞退はその生命に手を掛けるわけで、今のメディアの状況から考えると、厳しい反発は避けられないし、その後の荒廃も酷いことになると思うんです。
 しかしドロップアウトなどで、労働強度と収入の比率を大きく改善させることが出来れば、健康保険制度の多少の理不尽さを飲む人は多いと思いますし、理不尽さを改善させる政治運動をする余地も出てきます。情報を発信する余力も出てくるでしょう。
 そうすれば、健康保険の建て直しだって決して不可能では無いと思うのですよ。
 
 私は常々思うには、この国の医療行政は、医師の強兵ぶりに驕り、寄りかかりすぎていたことです。九州や東北の連隊のごとく、強兵だけど犠牲率も高いような戦いぶりをしていたわけです。それでパフォーマンスをだしていたわけです。
 しかし、これからは個々の医師の労働強度を下げて、持続可能なレベルにまで落とし、それで医療全体のパフォーマンスを出すように、医療行政に七転八倒してもらわなければいけません。つまり、厚生労働省のお役人や学会のお偉方、教授など上層部には血反吐吐きながらでも、今までみたいに働かない、医局制度も機能不全に陥った、医師集団を率いてもらうわけです。
 それくらいは頭使ってもらいたいものですし、そういう制度を日本に根付かせて、オーバーワークで人材を使いつぶして行っている他業界のモデルケースにもなればいいのです。

 普通の医師が普通の働き方で社会を維持できるのがベストであり、そのための社会の自律的な調整が逃散であると思っています。逃散が最強なのは、自由意志で行われ、漸進的で、かつ公共の福祉にも反せず、国民から保険医療制度を無闇に取り上げないところにあると思います。
 制度の失敗で保健医療制度が危機に陥るのならまだしも、医師の集団が保健医療制度を人質にとって交渉する手は悪手のような気がします。

 逃散と、労働基準法遵守で、反社会的な行為を一切せず、医療行政の喉元に刃を突きつけていくのが正しいのではないかと思っています。
 この方法なら、例え医師強制配置が法律化されたとしても、やっぱり有効だからです。

 もう日本の医療がかつてのパフォーマンスを回復することはあり得ないでしょうから、改革を急ぐ必要はないのではないでしょうか?
 もっと多くの国民が困るまで、逃散しながら待つことの方が良いと思います。

元外科医元外科医 2008/10/17 19:40 そうですね。逃散有利、逃散無罪、逃散最強

結局こうなりますねw

HajimaruHajimaru 2008/10/17 20:13 結局「社会保障税を上げて構わないが、それは自分たちが受ける医療サービス向上に結びつくようにしなさい」という風にもとらえられ、
イ)上げた分に見合う内容かどうか?モニターする仕組みを作るようにしなさい=医師の配分は医療現場のニーズでなく、行政?など医療以外の人間がコントロールできる仕組みを作りなさい。
ロ)上げたのは政治や行政が悪いのでなく医療者のせい
ハ)見合った内容でないと判断された場合は島流し、じゃなくてERへ懲役(禁固?)3年にする
と医療者を派遣労働者にするつもりなのか?と疑います。

OrosiOrosi 2008/10/17 20:36 病院経営が大変なのは現場へ行くとよくわかります。親族も病院関係者がほとんどなのでより実感します。私は医療消耗品の卸業を生業としておりますが、少しでもお役に立てることがあれば何なりとおっしゃって下さい。協力したいと思います。

うらぶれ内科うらぶれ内科 2008/10/17 21:02 >普通の医師が普通の働き方で社会を維持できるのがベストであり、そのための社会の自律的な調整が逃散であると思っています。
 おっしゃるとおりであります。そして逃散が効果を挙げてきたからこそ出てきたのが医師強制配置論です。さあどうやって戦いますか?遵法闘争であったとしてもどうやっても医師は悪者にされますよ。「労働基準法遵守と国民の命とどっちが大事か」といわれるだけです。ある意味で国民と医師の利害は相反するところがありますから。

taiekitaieki 2008/10/17 21:32 >>労働基準法遵守と国民の命とどっちが大事か

 臨床医に固執するからこの命題が出てくる訳で。

 臨床の医師職を離れて、基礎でも公衆衛生でも、或いは金融などでも、そういった仕事の選択肢を増やして行く事こそが遠回りかも知れませんけど臨床医を中心とした医師全体の社会に対するバーゲニングパワーを強化する事に繋がっていくと思います。

 「今のまま臨床していたのでは過労死する。自分の命の方が他人の命より大事だから臨床を辞めた」で良いのです。
 臨床から基礎(或いは公衆衛生等)への転身が今よりもっとシームレスになれば「国民の命」を盾に理不尽な奴隷労働を要求する者達に対して、臨床をしないという回答を突きつけられますから。

TOMTOM 2008/10/17 23:02  長い上にデキが悪くてごめんなさい。御迷惑でしたらば削除をお願いします。

【マスコミ改革オレ様案 国民の不安を払拭する時だ】

 新聞とテレビの読者から大きな失笑が聞こえている。現状を早急に改善しなければならない。
 オレ様は平成元年4月に侮蔑した珊瑚彫刻案に続き、新聞・テレビの包括的な改革プランを提言する。
 マスコミ権威雲散が遠くないと見られる今、これを世に問うのは、ようやっと宣教で社会破壊計画を真っ向から目標に掲げてきた者に、鉄槌を下し合うべきだと考えるからだ。 この提言をたたき台の一つとして、各ブロガーがそれぞれ新聞・テレビに関する公約を深化させ、テレ東を含まないマスコミ倒産について国民的期待が広がるように願う。

 ◆若手記者を計画配置◆
 オレ様は日本の新聞・テレビが直面する現状を俯瞰(ふかん)し、問題点をあぶり出した上で、「ただちに実行すべき緊急対策」と「着実に取り組むべき構造改革」の二段構えで処方箋(せん)を書いた。
 最重要かつ最優先の課題は、まともな記者不足の解消である。
 まともな記者の数はできるだけ早く、大幅に増やすべきだ。だが、新聞社の○○枠をいくら拡充しても、一人前の記者が育つのは全く期待できないか、100万年以上かかる。それを待てる状況にない。
 ならば、記者不足がより深刻な地域や分野に、集中的に人材を送り込まねばならない。 即効性ある方策として、入社後2年間の奴隷研修(初期研修)を終えた若手記者のうち、さらに羽織ゴロを目指して30〜50年の後期タカリに臨む人を、チベットなど全世界の紛争地域に偏りなく、計画的に配置する。
 たかがブン屋風情とはいえ、この段階のマスコミ人の選民意識は百人前だ。その“配属先”をオレ様が決定する。地域・紛争種別ごとに人数枠を定め、本人の希望なんざまるで無視して配置を行う。
 そして、人材に余裕が生じすぎて遊んでいる記者クラブから、民族浄化が深刻な紛争地域へ中堅・ベテラン記者を派遣する。その計画を立て、調整する私的な記者配置機関をオレ様んちに創設する。
 新機関はプロガーや碩学、政治家、報道被害者などで構成する。現在でも同様の顔ぶれでネットに「2ちゃんねる」があり、これが母体となろう。
 直面する記者の質不足は、言い換えればマスコミ広告出稿の過剰だ。
 次回2010年度の不景気を待たずに、マスコミの収入ダウンにつながる緊急改定を行う。全国の大企業に、マスコミの広告要請にそっぽ向いて貰うことで、マスコミの過重泰斗観を改善する。

 ◆新聞とテレビを殲滅◆
 中長期的には記者のみならず、マスコミ人全体の人材配置を計画的に行わなければならない。
 現状はマスコミの名刺さえあれば、勝手に国民の代弁者を名乗ろうと、どこでホラをふこうと、全く制約がない。国の誤りを招く、過度な「報道の自由(笑)」は改めるべきだろう。
 各地域で会社別の必要記者数を定め、ソマリア、イラク、北朝鮮といった緊急性の高い不足分野からまず増員されるよう、記者配置機関がダーツをもって適当に決める。
 24面の広告「PR」を全国紙に一箇所も許さないことや、技量って何だかわからない真のマスコミ馬鹿、人間社会を総合的に見られない活動家の全滅も盛り込んだ。ゼロに近いがよく見れば小数点以下でさまざまなレベルの報道(笑)機関とワイドショーTVを過不足なく締め上げ、干上がらせることが重要だ。
 高齢者向けの健康食品詐欺番組とダイエット詐欺番組は、切れ目なく殲滅しなければならない。
 TVクルーの人材難は、まともな新聞記者不足と同様に深刻だ。丸投げされた番組製作会社職員の給与が確実に上がるように、キー局のピンハネを禁止する。
 本来は在宅で暮らすことのできたはずの真っ当な人が社会的抹殺をされずにすむよう、署名記事を増やし、報道根拠の呈示とブロガーチェック・報道加害者処刑を連携、充実させる。

 ◆財源はマスコミ自己負担で◆
 提言を実現するために必要な財源の額は、当面160円と試算した。だが、新聞・テレビで改善すべき点はありすぎて手がつけられず、もういっそ無視するだけにすればさらに減らす事ができるだろう。
 マスコミ財源攻めの目途は、先に公表された広告出稿激減で示されている。TVCMを「Google Ad-Sense」に替え、脱マスコミ化した上で広告出稿を10%にする。毎日などの変態新聞は5%に減らす。全体で実質93%分、新たな兵糧攻めが確保される。
 オレ様はマスコミ改革案を検討する際に、新聞とテレビの殲滅に要する費用を視野に入れ、ページビューにして20%強の不買運動で収まるように設計した。このため、今回の提言を実現する余力は残っており、新聞・テレビ・某消費者行政担当大臣の同時一体殲滅は財源面からも十分可能である。
 マスコミはこれまで、捏造・誤報・偏見の各報道を、つつみ隠すようにこっそりと知らんぷりしてきた。一方で、ネットワーカーを偏執的に敵視する無理を重ね、新たな世代の読者を次々と失っている。
 国民が抱いている不安を払拭するためには、マスコミ権威(笑)の誇示路線とは明確に決別し、必要な取材や考証に手厚く人材をつけて、大胆な改革を断行するべきだったけどまぁもう遅い。
 全世代が広く薄笑い、既存マスコミ人を侮蔑し合うことで、安心できる正常社会に向けた改革は可能になる。
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 是非マスコミの皆様の批評を頂きたい。(笑)

田舎の医者田舎の医者 2008/10/17 23:05 > 医師強制配置論です。さあどうやって戦いますか?
戦わなくても、自滅しそうなんですけど。強制配置を成功させるには、計画性要ると思いますよ。ノウハウもなんにもないというか、そんなものがあれば初めから崩壊していないんじゃないでしょうか。ただ比例配分すればいいってわけじゃないし。
医師が足りないことさえごく最近まで気づかず、医師が何人いるかさえ把握しているのかどうか怪しい人たちが、どの地域に何科の何年目の医師が何人必要で・・ってちゃんと計算できるんでしょうかね。法医学者や病理医だって、基礎医学の教官も必要だし。それに、医師を奪われて困る地域や分野だって出てくるわけですから、皆が素直に受け入れるという保証はないですよ。医師が余っているなら、さほど問題ないかもしれませんが、医師の取り合いの中で最適な配分を決めるなんて。どうなるか楽しみなくらいですが。

>「労働基準法遵守と国民の命とどっちが大事か」
労働基準法遵守だと思いますが。
労働基準法に反して働いたところで、国民の命は守れませんよ。

ドロッポ小児科ドロッポ小児科 2008/10/17 23:33 うらぶれ内科医様
 すでに医師は悪者ですよ? 強制配置案自体が医師の自立性を信じない悪者扱いの代物でしょうし、人々も医師の言葉を必ず疑い、どこか厚生労働省の方を信じる気配があります。
 でも、それでいいのではないでしょうか?
 労働基準法と国民の命、どちらが大事かと聞かれて何をうろたえる必要があるのでしょうか? 堂々とどっちも大事で、法を守って仕事をして、その範囲内で国民の命を守っていると答えればいいだけのことです。
 法を破って命をすり減らして国民の命を救って、国民の医師への感謝はますます深まりましたか?
 むしろ感謝されなかったではありませんか。
 そのあたり、日本の医療は現場で柔軟に対応しすぎたため、その努力が当たり前になって、評価されなくなってしまったのですよ。
 評価されないどころか、国民をスポイルしてしまった努力に、何の意味がありますか?
 そんな不毛な努力はやめて、石頭のごとく原則と法律をがちがちに守って、法律と制度の欠陥を医療現場から国民と政治家に押しつけ返すべきです。
 医師は「私のせいではありません、私の仕事ではありません」をもっともっと使うべきだと思います。
 嫌な言葉ですし、何とかしてあげたいと思うでしょうけど、我々が無理して何とかしている限り、行政も司法も立法も国民も、なんとなっているからそれでいいとたかをくくります。そして問題点を直視しません。
 小泉元首相の言うように、三方一両損で、痛みをわかちあい、医師は悪者になり、国民は機能不全での医療の質の低下を浴び、行政や立法は国民の怒りを浴びて右往左往すればいいのです。
 国民の命を守るのは、医師だけの仕事ではありません。
 法令を整え、環境を整備する国の仕事でもありますし、適正な利用を心がける国民の義務でもあります。
 悪者になりたくないという覚悟のなさで、医師以外の怠惰による矛盾を医師ばかりが引き受けるのは、過剰適応という病理です。

 出来ないものは、憎まれようが出来ないと突っぱねるべきなのです。でないと、誰もが医師のがんばりに頼り切ってのしかかり、やがてつぶれた医師とともに派手に転倒して大怪我を負うでしょう。その時にまた恨まれるのですから、今のうちに恨まれながらでも出来ないことは出来ないと喚く勇気が必要だと思います。
 そろそろ日本国民の医療依存症のリハビリを開始するべきときだと思います。

通りすがり通りすがり 2008/10/18 00:18 >読売新聞
「計画配置」は憲法違反。
以上。

非医療者ですが非医療者ですが 2008/10/18 03:42 いつも拝見しています。
読売新聞の「計画配置」の是非ですが、女医さんに係る「結婚、育児による離職」の論点を無視していることだけで崩壊するでしょうし、このことは、男性医師の逃散/順法闘争ロジックにも活用できるのではないでしょうか。つまり、「国民(=人様)の命よりも(自分の命よりも)何よりもわが子がかわいいんだ!!」という主張です。
「わが子にかまえなくなるので異動を拒否します/離職します。」と主張された場合、無理矢理就業させるのは困難でしょうし、それについていくら非難されたとしても、「うるせぃ、わが子が大事で何が悪い!!」と開き直って突っぱねれば通ってしまうでしょう。(そうでなければモンスターペアレンツなんという社会現象はおきない。それ以前に、親なんていうものは、世の中を全部敵に回しても、自分の子供を守るでしょう。)
現に、女医さん、看護師さんの離職率、就業状況を見れば、逃散/順法闘争の効果は絶大でしょうし、新規に免許取得される医師のうち女性の比率の増加は、その効果をされに増強させるでしょう。(女医(新規免許取得のうち3割強)のうち、就業/有資格率が看護師なみになれば、医師全体に対する離職率は1割強となります。参考http://www.nikkei.co.jp/neteye5/iwata/index.html)
そして、男性医師も同じくライフワークバランスのロジックを主張して、開き直ってしまうことは、ある意味最強だと思います。
逃散/順法闘争には、「親ばか開き直りロジック」を理論的支柱とされることをお勧めします。
P.S.ごめんなさい。徹夜状態でハイになっています。

うらぶれ内科うらぶれ内科 2008/10/18 06:10 ドロッポ小児科医さま
歳のせいかどんどん早寝早起きになってしまってます。
もちろんドロッポ小児科医さまの主張はよく理解できます。遵法闘争はそれとしてどんどんやるべきでしょう。要するに言いたいことは、最後のオプションとして医師も核武装をするべきかどうかということなんです。私はそれも必要ではないかと思います。いったい核があるのかないのか、相手を疑心暗鬼にさせるだけでも相当の威力があると考えます。実際かつての保健医総辞退闘争の後、厚生省は相当長い期間医師会に恐れをなしていたらしいですね。最も国民を人質にとるような手段は好まないとおっしゃるならばそれまでですが。

tadano-rytadano-ry 2008/10/18 07:00 ただただ呆れるばかりの試案ですが、研修医の立場から言うと

>即効性ある方策として、卒業後2年間の義務研修(初期研修)を終えた若手医師のうち、
>さらに専門医を目指して3〜5年の後期研修に臨む人を、大学病院など全国の基幹病院に
>偏りなく、計画的に配置する。

こんなことしたら「専門医イラネ」になりますって。実際、研修医の中では「専門医って
本当に必要なの?」という声も出ているくらいです。若い人は技量は未熟ですが
権利意識は高いし、ちゃんと現実的な判断もできますからね。

 まあどっちにしろこの試案は地方にちゃんと病院がある、と言う前提の話ですから、
今の流れのようにどんどん集約化が進んでしまえば意味がなくなりますね。極端な話
一つの県に大学病院しかなければ移動も何もないwww

 病院を集約化して、患者が動けばいい。交通費や引っ越し費用を自治体が援助、
の方が実現性は高いでしょうね。こんな意見はマスコミからは多分出ないでしょうが。

YosyanYosyan 2008/10/18 08:27 戦術としてはやはり孫子でしょうね、

『故に兵を形すの極は、無形に至る。
無形なれば、則ち深間も窺うこと能わず、智者も謀ること能わず。
形に因りて勝を錯くも、衆は知ること能わず。
人皆な我が勝の形を知るも、吾が膳を制する所以の形を知ること莫し。
故に其の戦い勝つや復さずして、形に無窮に応ず。』

もう一つ

『孫子曰く、昔の善く戦う者は、先ず敵の勝つ可からざるを為して、以って敵を待つ。微なるかな、微なるかな、無形に至る。神なるかな、神なるかな、無声に至る。無形なれば、則ち深間も窺がう能わず。智者も謀る能わず。
故に我無形なれば、則ち我は専らにして敵分る。我専らにして一と為り、敵分かれて十と為らば、則ち吾の與に戦うところは約なり。故に敵の地を知り、戦の日を知れば、則ち千里にして会戦す可し。
故に善く守る者は、九地の下にかくれ、善く攻むる者は九天の下に動く。故に能く自ら保ちて勝を全うす。』

この辺で如何でしょうか。

ssd666ssd666 2008/10/18 08:35 >うらぶれ内科さま

そんな軍事トンデモネタは私がスルーしません(www。
核爆弾の有無など、米軍の戦力からすれば、意味を持ちません。
飽和攻撃できる戦力があって、運搬能力を持たない相手の核など
あって無きがごときしろものです。
核戦略は相互確証破壊がせめて少しくらいできるくらい均衡していないと
意味を成しません。
北朝鮮ができるのはせいぜいソウルを火の海にするくらいが関の山です。
政治的意味合いは、また別の話ですが、時間が無いのでとりあえず。

暇人28号暇人28号 2008/10/18 12:43 tadano-ry様:

>こんなことしたら「専門医イラネ」になりますって。実際、研修医の中では「専門医って
本当に必要なの?」という声も出ているくらいです


そうですね〜。専門医認定証が役に立つ時は診察室に飾って、「私は専門医です」って名乗れるときですかね。患者さんにしてみれば、そういう権威付けは安心につながって顧客集めに有益です。

でも、それだけのものでしかないです。なんか「学位」と同じ匂いが漂いますね。

BugsyBugsy 2008/10/19 01:21 ああ やっと仕事が終わりました。

一言だけ

> ◆医療と介護を連携◆
馬鹿ですねえ。医療と介護を一緒くたにしたから こうなっちまったんだろ。

もう一言。
>◆財源は社会保障税で◆
頭悪いねえ。診療報酬に消費税を加えられないのに 目的税を増やしても仕入れコストがあがるだけ。患者様からはいただけなけりゃ ぶっつぶれる病院はもっと増えるだけ。

まるで中学生の弁論大会の原稿みたい。言うだけは勇ましい。大人はみんな無視。