新小児科医のつぶやき

2009-02-13 何処も同じ論説委員

2/12付宮崎日日新聞に県立延岡病院問題と言う見出しで社説が掲載されています。小見出し付で三部構成になっていますので順番に読んでいきます。

■医局実情すべてオープンに

 約25万人。いざという際に県立延岡病院に命を託すことになる医療圏の住民の数である。

 県北住民の救急医療を担う拠点病院で3月末までに医師6人が退職する意向だという。

 内訳は内科医2人(腎臓・透析専門1人、血液専門1人)、神経内科医3人と救急担当の副院長。

 補充がなければ4月から腎臓内科と神経内科が休診となる。いずれの診療科目も重要だ。

 腎臓内科が受け入れる新規患者には心臓バイパスなどの手術後に1割ほど発症する腎不全患者や夜間急患がいる。

 その人たちを治療できる県北の医療機関はほかにない。

小見出しと内容がやや乖離しているのが気がかりですが、2/8付宮崎日日新聞では確認できなかった6人の医師の内訳が確認できます。

  • 内科医2人(腎臓・透析専門1人、血液専門1人)
  • 神経内科医3人
  • 救急担当の副院長

これでわかるように延岡病院には腎臓内科の医師は1人しかおらず、辞職される事により消滅する事が確認できます。また救命救急センターの医師は副院長であった事も分かります。この辞職により所属部署がどうなるかと言えば、


所属部署 現状 辞職後 影響
脳神経センター 神経内科3名、脳神経外科2名 脳神経外科医3名 神経内科が消滅し片肺状態に
救命救急センター 救命救急科2名、麻酔科3名 救命救急科1名、麻酔科3名 副院長辞職の影響は
内科 呼吸器科2名、血液科2名、腎臓内科1名 呼吸器科2名、血液科1名 腎臓内科だけではなく血液科も危ないのでは


この6人の辞職の前に消化器内科医が辞職しており、消化器センターが片肺状態である事を考えると5つのセンターのうち2つが片肺状態で機能低下している事が分かります。それとやはり副院長が辞職した救命救命センターの今後も気になるところです。もっとも救命救急科の副院長は1970年卒で、役職待遇でも定年はボチボチのはずですから、救命救急センターとしては織り込み済みであったかも知れません。次に進みます。

■過労で倒れる事態に

 神経内科は年間約250人に上る脳梗塞(こうそく)患者に対応できなくなる。なぜ、そんな事態に陥ってしまったのか。

 昨年5月まで県立延岡病院には2人の腎臓内科医がいたが、1人が派遣元の宮崎大学医学部に引き揚げた。

 当然、残った医師にかかる負担は重くなり、その結果、昨秋には過労で倒れてしまう。2人でも負担の重い激務ならば予想されたことだ。そして今回、重要診療科の医師ゼロの危機を招いた。

 本来は2次、3次救急を担う高度医療機関であるにもかかわらず、休日や深夜帯に軽症を含む患者が押し寄せ、医師を疲弊させている実態がある。

 医師にも生活があり、子どもの教育などに最善の勤務地を選びたいという思いもあるようだ。

 それでも、人口13万人が住む本県3番目の都市の話である。何とかならないものか。

ここは腎臓内科の医師の経緯が書かれていますが、2/8付宮崎日日新聞には

昨秋には、宮大が医局に戻す予定の腎臓内科医が過労で倒れた経緯もある

昨日は、2人いた腎臓内科医が先に1人倒れて残りが1人になったものと解釈していましたが、既に昨年5月時点で1人体制に移行しており、1人で半年ほど頑張ったら過労で倒れたとのが事実のようです。この状態について腎臓内科様よりコメントを頂いています。

総合病院の腎臓内科としては、

  1. 専門外来:ネフローゼ含む腎炎のステロイド治療など、他科には任せられません.腎不全も透析導入が近くなれば、他科には任せられません.最近は、CKDの認知により、紹介患者が増えつつあります.
  2. 入院:腎生検などの専門性の高い入院もあります.他科入院患者の対診依頼がとても多いです.また、膠原病関係は通常腎臓内科がみることが多いです.
  3. 血液浄化:急性血液浄化はICU内で行います.救命救急科、主科、腎臓内科のどこが担当するかによって大分違いますが、知らん顔はできないでしょう.
  4. 透析:維持透析(外来透析)は論外ですが、他施設維持透析患者の入院中の透析は見なくてはならない.ブラッドアクセスのトラブルなどを担当すれば極めて大変です.

ということで、具体的に何人見ていたという数字よりも、460ベッドのこれだけ“センター”を持っている総合病院では、たとえ他科がしっかりしている状況でも、腎臓内科が一人というのは不可能です.常勤医として少なくとも二人、まず三人は欲しいところです.

腎臓内科医様は多くを語れませんが腎臓内科の信頼できる専門家です。ですから、このコメント内容は信頼されて構わないかと思います。つまり到底1人では支えきれない状況に陥っていたわけであり、当然のように過労で倒れたわけです。ここまでの社説は事実関係を説明しているだけですからとくに問題とはしません。次にこれらの事実を踏まえた主張と言うか提言になる部分に入ります。

■「医学部を」県民悲願

 大学医学部と公立病院には診療科ごとの“古い付き合い”がある。県立延岡病院も例外ではなく、同病院内科には、宮崎大医学部と熊本大が医局の医師を割り当ててきた。

 県側が派遣元の大学に断りもなく、他大学に代わりの医師の派遣を要請することはない。それが、医療の世界の慣例だという。

 その是非はひとまず置くとして、慣例というパイプが大学側には臨床の場、病院側は地域医療の担い手としての医師確保という双方の需要供給を満たしてきたのではないか。

 病院側の労働環境整備などは可及的速やかに解決すべき課題としておいて、県と大学医学部と実際に派遣される医師本人を含めた話し合いで妥協点を探ってほしい。

 人事に関する医局の力は以前ほど絶大ではないといわれるが、まだまだ大きいはずだ。

 大学医局側も擁している医師の数や医局外医療機関への派遣状況などの内部事情を県民に説明してはどうだろう。

 前身の宮医大設置前には「1県1医大を」という県民の悲願があった。その恩恵を県全域にもたらしてほしい。

ここでは医局人事の事を中心にまず解説しています。基本的に間違いではないのですが、認識が少々古すぎます。国公立であっても「一県一医大」建設時代に作られた医学部は基本的に医局の力は強くありません。新研修医制度前であっても卒業生の入局率が低く、他県からの卒業生は出身地の大学の医局に帰ってしまうからです。医局が力を持つには医局員の数が増えないと話にならないと言うことです。

それでも新研修医制度前なら卒業した母校か、出身地などの他の大学医局かの二択でしたが、新研修医制度後ではこれに医局に属さないという選択が生まれます。このため老舗医学部であっても医局員の減少に苦しんでいますし、新設医大はなおさらだという事です。これはあくまでも参考なんですが宮崎大学医学部の定員は100人(平成21年度より105人)となっています。100人の卒業生を出す宮崎大学医学部の研修医のマッチング率は76%、なかなかの高率そうに見えますが決して76人ではありません。募集定員は卒業生の半分の50人ですから38人になります。

この38人もまた要注意で、卒業できなかったり国試で落ちるとさらに減ります。これはwikipediaの宮崎大学医学部の紹介ですが、

全国的に進級が厳しい医学部として知られており、1学年38人もの留年生を出した年もある。現在は緩和されたものの留年者は各学年とも毎年のように15人程度出ており依然として進級は厳しいと言える。

最終的に宮崎大学医学部で研修する医師は20〜30人とされています。前期研修終了後に入局する医師もいるでしょうが、それでも年間に宮崎大学医学部に入局する医師は30人程度と考えて良いんじゃないかと思われます。それでも30人も毎年入局すれば10年で300人♪みたいな計算をする方も出てくるかもしれませんが、開業や定年で抜け落ちる分が出てきます。さらに臨床だけでも19の医局があり、医局の戦力充実は非常に難しい状態である事が分かります。

私は宮崎県や宮崎大学医学部の内情は伝聞が中心なので信用性はそれなりですが、戦力的に宮崎全県を余裕でカバーする戦力は無いとしても間違っていないと思っています。ここでさらに論説委員の古い認識がでてきます。

    慣例というパイプが大学側には臨床の場、病院側は地域医療の担い手としての医師確保という双方の需要供給を満たしてきたのではないか。

かつてはそんな時代もありました。医局華やかなりし頃には、派遣病院と言う陣地を広げるのに各医局は奔走しました。医局員は右肩上がりに増えるものと無邪気に信じていましたから、大学のある都道府県だけではなく他の都道府県まで派遣の範囲を手当たり次第に広げる競争に勤しんでいました。「医局員増加 > 派遣病院ポスト」の時代が永遠に続くと考えていたのです。

これが医局員減少の時代に入ると状況は一変します。派遣病院の維持は医局員数が確保されないと無理になります。医局員数の減少に比例するように派遣病院への派遣医師数が減っていきます。それなりの老舗医局なら「なんでこんなところに派遣病院があるんだ」みたいなのは必ず何ヶ所かありますが、医局員数が減れば切り捨てられていきます。もちろん長い付き合いがあるので、当初はドラステックに全員引き上げなんて事はせず、1人減り、2人減りと徐々に減らし、そして医師が減る事による負担増により、ある日消失みたいな感じです。もう最近ではドラステックな引き上げも行なわれているようです。

つまり論説委員が力説する「双方の需要供給」は物理的に満たせなくなり、すり減る医局戦力でこれまでの義理をある程度果たせば「サヨナラ」状態が宮崎だけではなく、全国各地で繰り広げられているという事です。私の住むのぢぎく県でも加速度がつきながら展開しています。ですから、

    人事に関する医局の力は以前ほど絶大ではないといわれるが、まだまだ大きいはずだ。

未だに白い巨塔の伝説にしがみついておられますが、いくら絶叫しても医局に医師が不足していれば虚しく木霊するだけです。「まだまだ大きいはずだ」は論説委員の妄想に過ぎ無いという事です。

これは昨日も書きましたが、衰え行く医局では派遣病院の取捨選択に非常に慎重になっています。条件の悪い派遣病院があるというだけで医局員の募集に悪影響をもたらすからです。医師が望む派遣病院の条件はシンプルで、

  • 自分の腕が揮える設備、スタッフ、患者がいるか
  • 医師を人間として待遇してくれるか

この両方が必要です。どちらが欠けても忌避されます。最近では「人間として待遇」がかなり重くなってきていると感じています。そういう時代であるにも関らず、

    病院側の労働環境整備などは可及的速やかに解決すべき課題としておいて

「可及的速やかに解決すべき課題」は10年前から協議され、去年も県・病院サイドは一蹴しています。10年かかっても解決しない問題を「課題としておいて」では話が進みません。ここは

    病院側の労働環境整備は即座に解決し

これが出発点です。この労働環境整備の問題が延岡病院の大きな根本であり、これを「おいて」何の解決が図れるというのでしょうか。論説委員は盛んに医局権力の幻想に縋っていますが、そんなものは新研修医制度により消えうせています。宮崎日日新聞が過去に医局制度にどんな評価をしたかまでは存じませんが、宮崎日日新聞も属するマスコミが寄って高って医局解体を賛美した結果が今です。潰しておいて「助けてくれ」と言われても医局には力は残っていないという至極単純なお話です。

前身の宮医大設置前には「1県1医大を」という県民の悲願があった。その恩恵を県全域にもたらしてほしい。

おらが県の医学部であろうとも、無い袖は誰も振れません。おらが県の県立病院であろうとも「医師を人間として待遇」しない病院であれば、そこへの派遣を中止し、他の派遣病院に医師を振り向けるのが今の医局です。これは医局の命令ではなく、医局員個人の意志です。医局員も自分の意志があり、医局の弱体化とともにその意志は強く尊重されます。医師の個人の意志の尊重が必要として、医局制度の封建制を叩きまくったのは宮崎日日新聞も属するマスコミであり、それが実現しているのが今の日本の医療の現実です。

県立延岡病院問題の解決に必要なことは速やかに、いや即座に労働環境問題を解決することであり、

大学医局側も擁している医師の数や医局外医療機関への派遣状況などの内部事情を県民に説明してはどうだろう。

医局に属する医師を洗いざらい調べ上げ、搾り出そうとする行為は自殺行為になります。そこまでして医局から派遣医師を搾り出せば、次に医師は医局から逃げ出し、宮崎県から逃げ出し、さらに誰も宮崎県に近寄ろうとしなくなります。論説委員が提唱する解決策を実行すれば、延岡だけではなく宮崎県の医療を滅ぼす事になるとしておきます。

浪速の勤務医浪速の勤務医 2009/02/13 08:56 既にネットで知れわたっているので、宮崎の次回のマッチングの結果にwktkです。

good jobgood job 2009/02/13 09:21 >それでも、人口13万人が住む本県3番目の都市の話である。何とかならないものか。

このフレーズみて吹きました。自分で解決する能力がない無能上司のあのシーン思い出してw

「大門君、何とかならんのかね」

まあ西部警察オタの中では愛すべきアレとして二宮係長ファンも結構多いのですが、リアル世界でこんな情けない台詞をかますこの社説子を支持してくれる読者がどれだけ居るのかマジ心配ですね

タカ派の麻酔科医タカ派の麻酔科医 2009/02/13 09:48 いっそのこと、宮大医学部附属病院を延岡に移せばいいんじゃないですか?
それなりの都会にはほっといても、医者が来ることでしょう。
昔、無医村解消のためとかいって、自治医科大学ができたのを考えれば、新設医大の附属病院は、その県のそれなりの僻地に作った方が少しは意味があるでしょう。下手に土地の値段の高い都会に作るから、建設費含めて、赤字を増やすことになってるんですから。

SeisanSeisan 2009/02/13 10:19 「寄らば大樹の陰」というのは大樹がしっかりしているのが大前提です。
枯れかけて干からびた大樹の陰にいると、倒れた時に巻き込まれます。
それくらい分かってほしいですね。新聞記者さまも。

あ、それが見えないから今時新聞記者ができるのか。

moto-tclinicmoto-tclinic 2009/02/13 10:40 昨年6月の記事ですが、参考資料として。
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【募る疲労「医師足りない」 県立延岡病院・救命救急センター 新研修制度導入が直撃】
西日本新聞 2008年6月8日

 医師不足が各地で深刻化している。研修医が研修先を自由に選べる新臨床研修制度の導入により、若い医師が都市部に集中していることが原因だが、県北の拠点医療機関の県立延岡病院(延岡市)では医師の補充が進まず前年比3人減の状態で、現場の負担が増している。3日午後5時から翌日午前8時半まで同病院の救命救急センターに密着し、現状を探った。

■患者次々 仮眠2時間
 午後6時50分、救命救急センターの電話が鳴った。「心肺停止。5、6分で来ます」。当直医が救急隊からの通報を告げると、看護師3人が慌ただしく受け入れ準備を始めた。

 4分後、サイレンの音とともに運び込まれたのは、首つり自殺を図った50代の男性だった。
「シンマ(心臓マッサージ)続けて」「モニターを」「ボスミン(強心剤)入れて」‐。仕事で残っていた救命救急科医長の竹智義臣医師が矢継ぎ早に出す指示に従い、当直の医師と看護師が懸命に処置を続ける。

 6分後、竹智医師が「心拍再開」と告げ、センター内の緊張は和らいだ。だが、当直医に休息はなく、腹部の痛みを訴える中年男性や脚立から落ちてひじを打った若者の診察を始めた。延岡病院は県北唯一の第3次救急医療施設。本来の役割は重症患者への対応だが、同市の夜間急病センターが金曜日以外は午後11時で診療を終えるため、軽症の救急患者も訪れる。
 当直は医師2人、看護師3人体制。平日の時間外患者は15人‐20人に上り、当直医は仮眠を取れないこともある。竹智医師は「うち(延岡病院)が受け入れをやめれば患者は行き場を失う。ただ、現場は医師不足もあって疲弊しつつある」と語った。
   ◇   ◇   
 延岡病院への救急患者の集中はデータでも明らかだ。同市消防本部によると、2007年の救急搬送は4142人で、このうち約6割、2470人が同病院へ搬送されている。県病院局の調査によると、07年度の延岡病院の時間外患者数(休日、祝日を含む)は9237人、県立宮崎病院(宮崎市)の約1.5倍に及んでいる。記者が延岡病院で取材した15時間半で、時間外患者は11人。当直医2人のうち脳神経外科の戸高健臣医師の仮眠はわずか2時間だった。

 戸高医師の当直は月2回。だが、脳神経外科は医師の退職に伴い、昨年から2人体制になっている。専門科ごとに夜間の呼び出し対応者を決めておく「オンコール」当番は月13回に上り、当直以外にも病院に駆け付ける日は多いという。
 午前7時すぎ、骨折した女性への処置を終えた戸高医師に声をかけると、「昼間の患者も増えており、負担は重い。いまは大丈夫だが、このままの状態が続けられるとはとても思えない」と不安を口にした。
   ◇   ◇   
 延岡病院では、6月末で退職する循環器科の医師の補充も未定のままだ。医師不足について、派遣元の1つとなっている宮崎大医学部(清武町)の関係者は「新臨床研修制度の導入で大学の医局に残る医師が減り、余裕がなくなりつつある」と説明、状況が改善する見通しは立っていない。
 「医師不足に伴って現場の負担が増し、それを嫌って医師が次々に病院を離れていく悪循環に陥るのが怖い」。県病院局は危機感を募らせる。
 県北の医療崩壊を防ごうと、延岡市は3月から延岡病院の窮状を広報誌やチラシなどで訴え、4月には、東国原英夫知事と首藤正治市長が病院での安易な受診を控えるよう呼び掛けた。県病院局によると、延岡病院の時間外患者のうち7割が風邪などの軽症で、同病院の看護師によると「待ち時間が少ないから」と、夜間に来院する人も多いという。

 延岡病院は現在、19診療科のうち、精神科と眼科の2科が休診中。医師不足の影響は直接、地域住民に降り掛かってくる。問題の解決には国の抜本的な対策が不可欠だが、県や地元の自治体と一緒に住民も地域医療を守るための方策を考えなければならない。
当直を終え、そのまま通常勤務を始める医師の姿を見ながら、そう強く思った。
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元外科医元外科医 2009/02/13 10:44 >「まだまだ大きいはずだ」は論説委員の妄想に過ぎ無いという事です。

まさにそのとおりです。時代は急速に変化しています。県立だから医師が来る時代はとっくに終わって胃ます。

BugsyBugsy 2009/02/13 10:56 そもそも臨床研修医制度が出来るはるか以前から厚生労働省や自治体は医局に医師の人事権があるのを好ましく思っていなかったはずです。
だからこそマスコミも尻馬にのって やれ医師の名義貸しだの、医師確保のために地方自治体が医局に贈り物をしただの たかが毛ガニごときで騒いでいたじゃないですか。
制度が始まって医局に人事権がごっそりなくなったのは明らかですが、同時に自治体や厚生労働省も人事をコントロール出来なかった。だからといって医局に責任を取らそうといっても 何を今さら?

論説委員殿が問題を解説するのなら そうなってしまった背景を考えて厚生労働省に取材されたらいかがでしょうか。

また今後研修制度が変わり 民間病院の研修受け入れが困難となり、大学病院にシフトするという噂もありますが、こうなったら研修は大学病院で2年やって その後都市部の病院へどかっと移るんじゃないですかねえ。

moto-tclinicmoto-tclinic 2009/02/13 11:22 シナリオとしては、大学医局の人事権を崩壊させ、しかるのちに、都道府県医局あるいはマグネットホスピタルが医師人事を掌握するはずだったんですけどね。
最近、都道府県医局あるいはマグネットホスピタルって言葉聞かなくなりましたね〜。
厚労省が、キャリアブレインとか、民間医局を介しての医師斡旋業を規制すればよいのかもだけど、まだそこまで焼け野原化していないとの読みなんでしょうか。

ssd666ssd666 2009/02/13 12:27 厚労省筋の極秘情報ですが、宮崎大学の卒業生の県内残留率は、20-25%なんだそうですよ。
実際の数字は国家機密レベルなので、それ以上わからないのが何とも・・・。

YosyanYosyan 2009/02/13 13:10 ssd様

CBニュースですね。私もエントリーを上げてからssd様の記事を読んだのですが、やはりその程度であったという事が確認出来ました。宮崎大医学部のHPの作りでは医局員数の確認は出来なかったのですが、入局者が全体で20〜25人ならどう考えても全体では目減り状態でしょう。それを考えるとこれまでいかに懸命に延岡病院を支えていたかがわかりますし、今回の騒動も労働環境の整備さえすれば「支える」と言っているのですから、傍目にはもったいない話と感じています。

地元ローカル紙も延岡病院をなんとかしたいのなら、医師を出さない(出せない)医局を叩くよりも、受け入れ条件の整備を怠った県・病院側に鉾先を向ければ、まだ建設的な展開も期待できたと考えています。ひたすらそこを無視して、大学からの医師の搾り出し方の考案に力点を入れてしまっているのがなんともです。

こんたこんた 2009/02/13 13:29 新設大学の医局に余力が少しでもあるうちに、県都の公立病院のポストを旧帝大から明け渡しておくべきでしたな。
県都の機関病院は旧帝大の植民地、僻地の公立は地元の新設医大の責任。
ではねぇ。

別に宮崎の話ではないですよ。

ところで、ssd様のエントリの記事の厚労省の極秘情報で、長崎大学も定着率25-30%と低いですね。長崎大学は県外に結構ジッツが多い事で知られているのですが(各診療科のHPにでてます)、県外のジッツをいつ切り始めるか、興味津々です。

risyurisyu 2009/02/13 13:35 厚労省は研修医を大学に集めようと画策しているようですし、マスコミは研修医が大学に入るようになれば地域に医師がくると思い込んでいるようですが、大いなる勘違いかと。

地方に医師が来なくなったのは大学医局に入る人間が少なくなった(厚労省がそうした)からなのはそのとおりですが、もう今となっては医局に研修医が入っても以前のように地方の病院に医師は派遣できませんから研修医を集めたところで、即効性はありません。

地方の病院に研修医だけを送る訳では無いですし、大学に研修医だけを残して中堅以上が地方にいく訳でもありません。
研修医が来なくなった事で医局に魅力を感じられず、辞めていった大学や派遣病院の中堅以上のクラスの医師の不足が本態です。

では、その中堅以上がどこへ行ったかというとはたして労働環境の悪い病院に医局を辞めてわざわざいくでしょうか。
働きやすい民間病院から順にポストは埋まっていくでしょう。

残り物の自治体病院?
待遇を民間と同等にすれば民間病院のポストが空かなかった今の研修医たちが10年ほどすれば考えてくれるかもしれません。病院が残っていればですが。
しかし、患者の権利意識が20年ほど前からの10年間であっという間にあがってしまったのと同様に、今から10年後の医師の権利意識も今とは比べ物にならない気がします。厚労省は本当にパンドラの箱を開けてしまいました。

ことさらに「研修医が、研修医が」という人達をみるとそこの抜けているバケツに水を組み入れる様がいつも、いつも頭に浮かんでしまいます。

moto-tclinicmoto-tclinic 2009/02/13 15:00 内科に関してですが
http://www.pref-hp.nobeoka.miyazaki.jp/cgi-bin/depart/view.cgi?print=10&keys2=1&down10=3&up10=3&sort=up23&word=0&tid=default
現状5人のうち、熊大3人、宮医2人です。
おやめになる腎臓内科先生は宮医(院)で、あとお一人、血内は87熊大卒か、89宮医卒のどちらかですが、87卒と89卒で出身校も違って専門が同じというのは、仕事面ではやりにくく、いずれどちらかが去らざるを得ない雰囲気だったんじゃないかな?なんて想像します。
もしお辞めになるのが宮医卒の先生であるということなら、宮医の内科からの完全撤退ということになりましょうか。
まあ、もっとも出身校違ってても、医局は同じ、ってことはありえますけどね。
内科で医員を補充するなら、熊大から若手を、ってことになるんでしょうが、はたして熊大に余裕があるか、行くというひとがいるか?ですね。

moto-tclinicmoto-tclinic 2009/02/13 15:12 そうすると、昨日議論の

>ある関係者は「大学内のほかの医局や、ほかの大学の医局なら、民間病院の医師を減らしてでも医師不足の公立病院に派遣させる」と内科医局の対応に納得がいかない様子だ。

の「大学」「医局」は、熊大と宮医のことを具体的にさして言ったということになりそうです。
大学が人事権掌握してて、国盗り物語みたいに僻地公立のジッツ取り合ってた昔は、複数大学が入ってると、競い合わせることできて色々良かったんでしょうが、やっぱりその頃の名残り発言でしょうかね?・・

moto-tclinicmoto-tclinic 2009/02/13 15:22 消滅する神経内科の方は、
http://www.pref-hp.nobeoka.miyazaki.jp/cgi-bin/depart/view.cgi?print=10&keys2=1&down10=13&up10=13&sort=up23&word=0&tid=default
医長が宮医91、下の二人が自治99、埼玉04卒です。宮医+混成部隊って感じでしょうか?
脳外科は、
http://www.pref-hp.nobeoka.miyazaki.jp/cgi-bin/depart/view.cgi?print=10&keys2=1&down10=1&up10=1&sort=up23&word=0&tid=default
熊大89、香川97です。
こっちも宮医撤退ってことですね。

moto-tclinicmoto-tclinic 2009/02/13 15:28 おお、これは面白い。
心臓血管センター(心臓血管外科)は4人全員が宮医、
http://www.pref-hp.nobeoka.miyazaki.jp/cgi-bin/depart/view.cgi?print=10&keys2=1&down10=2&up10=2&sort=up23&word=0&tid=default
心臓血管センター(循環器科)のほうは、3人とも熊大です。
http://www.pref-hp.nobeoka.miyazaki.jp/cgi-bin/depart/view.cgi?print=10&keys2=1&down10=14&up10=14&sort=up23&word=0&tid=default
ここはがっぷり4っつですね(^^;。

PS:医者は、なんだかんだ言って、学閥対抗の、診療科争いみたいなもの講評するの好きですね〜。一般のかたにはどうでもいい話なんでしょうけど。そういう意味では「医局」という亡霊、なかなか消滅しないかも。

YosyanYosyan 2009/02/13 15:38 moto様

実は医局はよくわからないのです。神経内科も埼玉04の医師は宮崎である事は確認できましたが、自治99の医師は確認できませんでした。救急の副院長もそうで、ググるとお名前は沢山でてくるのですが、延岡の前に都城におられたようだぐらいはわかっても、医局は不明です。個人的には、救急の副院長を除いて、やはり宮崎大医局じゃないかと思っています。もちろん救急の副院長も宮崎かもしれませんが。

moto-tclinicmoto-tclinic 2009/02/13 16:06 自治99だと、義務年限をクリアしたあと、どっかの医局に入るってはなしは聞かないから、まったく医局から独立した方じゃないでしょうか?

救急でおひとり残られた竹智義臣先生の経歴は、
 昭和55年3月 鹿児島大学医学部卒業
 昭和55年5月 沖縄県立中部病院インターン
 昭和56年4月 沖縄県立中部病院外科レジデント
 昭和59年4月 宮崎市郡医師会病院外科
 平成 3年1月 日本医科大学高度救命救急センター
 平成 3年4月 宮崎市郡医師会病院 外科医長
 平成11年11月 福岡市 八木病院 総合救急部長(外科部長兼任)
 平成13年4月 大阪府八尾市 八尾総合病院 救急部長
 平成16年7月 宮崎県立延岡病院 救命救急センター 副センター長
みたいです。

救急医学っていうのは、わりと新しい診療科だし、医局を重視する保守的な先生少ないんじゃないかなあ。この先生も、出身鹿大ですが、まったくひとりで実力つけてきた人なんじゃないかと思います。
こういうかたは、個人としてはとても優秀なんでしょうが、スタッフを補充する政治力みたいなものは持ち合わせてないでしょうね。
http://www.pref-hp.nobeoka.miyazaki.jp/cgi-bin/depart/view.cgi?print=10&keys2=1&down10=20&up10=20&sort=up23&word=0&tid=default
をみると、出身校が空欄になっています。ひょっとしたら、この方のポリシーなのかもしれません。「出身校云々などの表記やめて、皆で協力して頑張ろうよ」みたいな。
「メッセージ」には延岡が地元であり帰ってきた、とありますから、気力尽きるまでは、お一人で支え続けるのじゃないかなあ。。

麻酔科医麻酔科医 2009/02/13 16:17 そもそも、地方の医学部の歩留まり率が20%くらい、、と問題視されていますが、
6年制の下宿生医師免許取得学校への都会からの流入がどのくらいなのかと思います。大学受験の偏差値による輪切りは、医学部、薬学部、工学部、理学部、歯学部などの理系女子の就職へのとらえ方を抜きには語れないでしょう。

moto-tclinicmoto-tclinic 2009/02/13 16:29 まあ、それで、宮崎県としては「地域枠」に加え「特別地域枠」を導入するそうです。
http://mytown.asahi.com/miyazaki/news.php?k_id=46000120809220001

自治医大というのは、僻地とは言っても、こういう基幹病院勤務は想定してないですからね。たしかに、宮崎県の場合は、延岡病院の定員を宮大医で埋めるには、地域枠の拡充がいちばん適切なのかも。
地域枠医師が育ってくるまで、10年くらいの間持ちこたえれば、なんとかなりそうな気がしますが、財政的には、昨日の議論で、病院破綻するところまでは行かないと考えられるし、けっこうしたたかな戦略、宮崎県はとってるような気がします。

numachinomajonumachinomajo 2009/02/13 17:11 moto先生、なんか私には明るい要素は見えないんですが....
10年持ちこたえるどころかあっという間になだれを起こして医者が逃げていきそうな....
いろんな情報が明らかになるほど助っ人が現れなさそうな病院じゃないですか?

moto-tclinicmoto-tclinic 2009/02/13 17:41 心臓血管外科と循環器科とが、良い意味で競いあってそうだって点が、明るいといえば明るいですかねー。
おそらくそれが牽引力になって、H19のHCU増床で、経営も増収してるし。

こういう収益部門って、僻地公立から民間のハートセンターや徳洲会なんかに、技術持った医者が流れてしまうこと多いと思うんですが、そこが押さえられてる点が強みじゃないですかね。。
神内撤退は、変性疾患とか急性期過ぎた脳卒中患者の早期退院うながす口実になってかえっていいのかもしれないし(経営としては、ですよ)。

moto-tclinicmoto-tclinic 2009/02/13 17:56 上で引用した「西日本新聞 2008年6月8日」の記事には、救命センター医師のほかに、脳外の先生が出てきますが、結果、というか、脳外2人→3人に増員ですよね。。
なんだか、上手に、急性期病院に変容しつつあるようにも、思えます。
軽症での時間外受診抑制の呼びかけも、循環器・脳外科緊急対応対策、って読めないこともないし。。
それから、救命センターですが、おひとりではなく、麻酔科と連携してるんでしたね。
http://www.pref-hp.nobeoka.miyazaki.jp/cgi-bin/depart/view.cgi?print=10&keys2=1&down10=19&up10=19&sort=up23&word=0&tid=default
の宮医83卒の先生の「抱負」なんか読むと、救命センター運営に意欲的です。
麻酔科出身の救急医先生は、「自己完結型」志向の根っからの救急医の先生と違って、ER型救急室運営に向いているかもですね。
そういうことで、救命センターも、宮医麻酔科のバックアップあれば、持ちこたえるかも、と。

moto-tclinicmoto-tclinic 2009/02/13 18:08 さて、明日あさっては、東京でJATECです。(いま、プレインストラクター)
どんな時代になるかわからん、このまま美容外科(プチ整形)開業医で過ごすのかもしれないし、なにか違うことやろうという気になるのかもしれない。
だけど、基本は医者なのだから、最低限の臨床技能は、updateしていきたいです。使う機会があろうがなかろうが。
そういう観点から、ACLSとJATECは、有用だと思います。
皆さんも気が向いたら、是非受講してください。そして会場でお会いしましょう。

YosyanYosyan 2009/02/13 19:02 平成19年の病院常勤換算従事数というのがあり、
http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/iryosd/07/xls/toukei.xls

宮崎県の病院常勤換算従事医師数は1711.4人となっています。どういう換算式かわからないのですが、全国の総数が18万3828.3人となっているのでそれなりに信用できるかと思います。ここで仮定として、勤務医の定年を60歳とし、定年まで働くとし、さらに継続勤務年数を35年とし、さらに毎年同じ数が宮崎県の勤務医になるとすれば、毎年48.9人の医師が必要です。

一方で宮崎県の全国に対する人口割合は約0.9%です。毎年の医師の誕生数が7700人とすれば69.3人が人口比で分配されても良いわけです。69.3人いれば開業などで目減りがあっても、現在の勤務医数は維持できそうにも思えます。ただ宮崎大卒業生の歩留まり率が20〜25人であるとすれば、これに加えて他県の卒業生の流入者がほぼ同数以上必要なことになります。

あくまでも算数ですが、10年待っても必ずしも展望が明るいとは言い難いかもしれません。

banch1banch1 2009/02/13 19:49 >あくまでも算数ですが、10年待っても必ずしも展望が明るいとは言い難いかもしれません。

かもしれません、というところに先生の奥ゆかしさというか慎重さを感じます。
新臨床研修制度が殆どの人が予測できないような急激な医師不足を招いたように、
政府、厚労省のやりよう次第では、今と真逆の状態が起こるかも・・・

ローテンションローテンション 2009/02/14 05:06 >論説委員が提唱する解決策を実行すれば、延岡だけではなく宮崎県の医療を滅ぼす事になる
(1)正直に開示するのが一番ではないでしょうか。
   事実を認識することなしには改善は進まないのでは…
   耐震制度偽装ならぬ医療制度偽装
   地震が起きたら崩壊するであろうアパートマンション。
   地震が起きる前に設計施工をチェックしてひっかかったら対策するか。
   地震が起きるまでは騙しながら住むか。
(2)素朴なリアクションとして。
   医局制度なんて慣習ですから。世間に見せられる規約(医局員と医局OBの定義とか)のある医局がどれだけあるのか?
   もしあるなら「労働者の労働契約に関して業として仲介をして」いたことは大丈夫なのかなー。
   各人が「知り合いの伝手で勝手に就職して一身上の都合で勝手に退職した」の積み重ねに過ぎないんじゃないのか。

医局機能医局機能 2009/02/14 09:27 http://www.asahi.com/national/update/0204/TKY200902040305.html

主任教授も教え子から現金 催促の電話も 東京医大

2009年2月5日14時8分

 東京医科大学(東京都新宿区)の学位をめぐる謝礼金問題で、学位論文を審査した教授たちとは別に、各講座を統括する主任教授らも、博士号を得た教え子から指導への謝礼として1人につき数十万円の現金を受け取っていたことが複数の関係者の話で分かった。

 教え子の学位論文の審査担当者を決める際に主任教授が関与するケースもあったが、こうした謝礼金授受について大学側は「審査への影響はなかった」としている。

ななしの権兵衛ななしの権兵衛 2009/02/14 19:54 少々的外れな事柄で恐縮ですが、一部の地域を除いて公立病院の医師の待遇は昔からよくなかったと思います。若い医師の給与は年配の看護婦より安かったと思います。部長クラスになってもさほどの給与はでていませんでした。おまけに働く場所が転々と変わる医師の福利厚生はずたずたです。教授クラスでも退職金などはほとんどないような人もいます。それを補っていたのが、アルバイトです。しかし、今は多くの病院でアルバイトはできないのが現状です。あたりまえといえばあたりまえですが、人のいのちや健康を守る医師の扱いが公としてはあまりにも軽かったのではないでしょうか?他のお役人さんと同様に仕事上の失敗をしても責任をとることがなければいいでしょうが、なにかと責任の重い医師が給与面でも拘束時間の面でも待遇が悪い上に、世間から避難ばかり浴びるとしたらそのような病院をやめるのはいたしかたないというほかありません。

ななしの権兵衛ななしの権兵衛 2009/02/14 21:03 医局には悪しきところもありましたが、よいところもありました。
もっともよかったのは一切書類など必要とせず、ものごとが動いていたことではないでしょか?役人の世界ではすべてが書類で動きます。逆に指令がないと動く必要がないと思っているいる人がいるくらいです。
電話一本で不足しているところに随時に人が配給される。それを各人が命令されるわけでもなく、当然のこととして動いていました。定職に落ち着いたり、開業しても基本的にそのシステムを利用したり、協力したりしていました。もちろんそれがゆえの悪しき場面も多々あったでしょう。しかしながら、非医療者が好き勝手にいじくりまわしている現在のシステムよりはましだったように思います。実際を知らないものの企画倒れほど惨めなものはありません。教科書的なもの、論文などの知識は必要ですが、医師の行動を制限する過剰な規制はむしろ有害であることが証明されつつあるのではないでしょうか。

att460att460 2009/02/14 22:27 私も、少々的外れな事で恐縮ですが。

知人の一言。「医師は余っているのでしょう?」

一般の人の認識はこの程度かも、と気になっています。

医療現場を経験した方々と、一般の方々の間で、認識のギャップが、かなり大きい事を危惧しています。

私は、このようなブログに出会えて、進歩したはずの医療現場の足元がぐらついている事に気付かされましたが、一般の人には、なかなか、その様な機会が無いように思いますので。

当然、知っていなければならない関係者の中には、信じられないような認識をしておられる方々が多数いるようで...


その知人は(医師が足りている病院を指して)待遇さえ良ければ、幾らでも医師は集まるだろうと言っています。


私の認識では、医師の勤務条件は法律に従い、その上で、現在求められている水準を満たす医療を行おうとすれば、全体として医師の人数は足りていないような気がしているのですが、いかがでしょうか?

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