新小児科医のつぶやき

2009-04-24 奈良産科医時間外訴訟の感想

この訴訟のポイントは、


原告の主張 被告の主張
当直は実態として勤務となっている あくまでも当直である
オンコール待機時間は拘束であり時間外勤務にあたる オンコール待機時間は無給である
もちろんオンコールで呼び出されて働いたら時間外勤務である 呼び出されて働いても無給である

ここの「当直」とは医療法16条による当直であるのですが、その労働実態が労基法41条3項に適合するかが争われています。わかりやすい例として愛育日赤事件があります。愛育日赤事件ではどちらの病院も労基法41条3項の宿日直許可を受けておらず、労基署の監査後に慌てて許可を申請したら、許可が下りなかった経緯があります。医師には一般的な基準に加えて通達も加えられており、

 常態としてほとんど労働する必要がない勤務のみを認めるものであり、病室の定時巡回、少数の要注意患者の検脈、検温等の特殊な措置を要しない軽度の、又は短時間の業務を行うことを目的とするものに限ること。したがって、原則として、通常の労働の継続は認められないが、救急医療等を行うことが稀にあっても、一般的にみて睡眠が充分とりうるものであれば差し支えないこと。なお、救急医療等の通常の労働を行った場合、下記3のとおり、法第37条に基づく割増賃金を支払う必要があること。

通常の勤務も割増賃金さえ払えば無限にOKと言うわけではなく、これも基準が設けられています。基準の話は長くなるので、今日は省略します。問題の奈良県立奈良病院の産婦人科の時間外勤務の情報です。

時間外救急患者数:1115人

  • 手術件数:364件
  • 分娩件数:552件(正常分娩:238件,異常分娩:314件)

ソース:奈良県福祉部健康安全局医大・病院課

リンク元は既に消去されていますが、平成2006年度のデータです。訴訟の対象となったのは2004年と2005年ですが、状況はさほど変わっていないとして良いと考えます。情報から手術と分娩は分けてありますから、年間に916件の分娩と手術があった事になります。そうなれば単純平均で1日2.5件の手術か分娩があった事になりますし、それ以外にも救急外来もあります。そういう医療法16条の当直が労基法41条3項に適合するかが訴訟の焦点です。

つうか誰が考えても適合していないと思うのですが、tadano-ry様から情報提供頂いた判決要旨には、

◎宿日直(夜間休日)勤務

 原告らは、産婦人科という特質上、宿日直時間内に分娩への対応という本来業務も行っているが、分娩の性質上宿日直時間内に行われることは当然予想され、その回数は少なくない。中には帝王切開術なども含まれ、治療も行っている。また救急医療を行うこともまれとはいえない。これらの業務はすべて1人の宿日直医師が行わなければならない。その結果、宿日直時間中の約4分の1の時間は外来救急患者への処置全般および、入院患者にかかる手術室を利用しての緊急手術などの通常業務に従事していたと推認される。

 原告らは、奈良病院から宿日直勤務を命じられ、勤務の開始から終了までの間、場所的拘束を受けるとともに、呼び出しに速やかに応じて業務を遂行することを義務付けられている。したがって、原告らは実際に患者に対応して診療を行っている時間だけでなく、診療の合間の待機時間においても労働から離れることが保障されていない。宿日直勤務の開始から終了までの間、医師としてその役務の提供が義務づけられ、同病院の指揮命令下にある。

あえて要旨のポイントをまとめると、

  1. 宿日直時間内に分娩への対応という本来業務も行っている
  2. 宿日直時間中の約4分の1の時間は外来救急患者への処置全般および、入院患者にかかる手術室を利用しての緊急手術などの通常業務に従事していたと推認
  3. 診療の合間の待機時間においても労働から離れることが保障されていない
  4. 宿日直勤務の開始から終了までの間、医師としてその役務の提供が義務づけられ、同病院の指揮命令下にある

どんな反論を被告である病院側が行なったかある意味興味津々なのですが、奈良県立奈良病院の産科当直は労基法41条3項の当直とは認められず、時間外労働であるとして被告は支払いを命じられています。労基法及び関連通達を読めば、これ以外の結論は考えられないのですが、とにかく原告は勝利しています。


次がもう一つの大きな争点であるオンコール問題です。訴訟では「宅直」と言う表現を用いていますが同じ事です。宅直から時間外勤務した時の時間外手当の支払いについての情報はありませんが、これも支払いを命じられているかと思います。病院側の主張として考えられるのは

    勝手に宅直を行い、勝手に出勤し、勝手に働いたのだから手当は不要

これぐらいだと思いますが、ここは平成19年第1回経済財政諮問会議議事要旨での丹羽宇一郎伊藤忠商事株式会社取締役会長の発言を引用しておきます。

 ホワイトカラーエグゼンプションの本当の趣旨は、大手企業の大部分がそうだが、若い人でも、残業代は要らないから仕事をもっと早くスキルを身につけてやりたい、土日でも残業代は要らないから出社したいという人がたくさんいる。しかし、経営者がしてもらっては困ると言っている。なぜなら出社されると残業代を全部払わなければいけない。家で仕事をするよりも、会社に来て色々な資料もあるし、これで自分が人よりも早く仕事を覚えて仕事をしたいんだと。それを今は仕事をするなと言っている。ホワイトカラーエグゼンプションの制度がないからだ。だから、少なくとも土日だけはホワイトカラーエグゼンプションで、残業代は要らないから仕事をさせてくださいという人に、仕事をするなという経済の仕組みというのは実におかしい。これを何とかしてあげたい。

経営者の常識として、

    出社されると残業代を全部払わなければいけない

これを訴訟の場で論破するのは大変難しいかと考えるからです。


当直問題と宅直からの時間外手当問題は原告勝訴で当然のお話ですが、医師がある意味一番注目していたのは宅直問題です。これはまず判決要旨を引用します。

◎宅直勤務

 奈良病院では、救急外来患者が多く、産婦人科医師の需要も高いが、5人しか医師はいない。現実の医師不足を補うために、産婦人科医師の間で(宅直勤務制度が)構築されたものである。

 しかしながら、宅直勤務は奈良病院の内規にも定めはなく、宅直当番も産婦人科医師が決め、同病院には届け出ておらず、宿日直医師が宅直医師に連絡をとり応援要請しているものであって、同病院がこれを命じていたことを示す証拠はない。このような事実関係の下では、同病院の指揮命令下にあったとは認められない。したがって宅直勤務の時間は、割増貸金を請求できる労働時間とはいえない。

この判決部分は少々話題になっているのですが、

  1. 宅直は医師が勝手に決めている
  2. 病院は宅直に対し業務命令も行なっておらず、内規も存在しない
  3. 医師が自主的に行なっているのだから病院の指揮下に無く拘束時間でもない

よって宅直は勤務と認められず、時間外手当は発生しないと言う論理展開です。判決で述べられている事は「そうとも取れる」とは言えます。ただかなり強引な印象はあります。労働者を拘束しているかどうかは、業務命令や内規などの表面的な部分と実態があります。判決は表面的な部分を重視し、実態をスルーした論理構成であると感じます。

産科医が人手不足を補うために自主的に宅直制を構築したのは事実としても、その体制がなければ奈良県立奈良病院の産婦人科医療は成立しなかったわけです。宅直は何のためにあるかと言えば、どうしてもの時への応援のためであり、なおかつその応援がなければ患者の診療ができないものになります。自主的とは言え、宅直時間中は奈良県立奈良病院のために拘束されているわけです。回数もMedical Tribune 2007年4月5日 (VOL.40 NO.14) p.45によれば、

提訴した2人の医師の場合,2年間の当直および宅直がそれぞれ155日と120日,158日と126日にのぼっている。

当直と宅直の配分が不明ですが、年間の1/3〜1/2程度の拘束を受けています。呼び出された頻度の情報が無いのですが、年間の手術・分娩回数から考えてかなりの頻度に及んでいると推測されます。こういう実態を考えると、これを実質的な病院による拘束と判断する余地も十分にあったと考えますが、二審があれば期待することにしましょう。



ところでなんですが、宅直について素朴な疑問があります。それほど忙しくない病院であれば、弾力運用により労基法41条3項による当直は可能です。忙しくとも昔に取得した労基法41条3項の宿直許可を盾に、安価に時間外勤務を行なわせているところはテンコモリあります。実態論議は今日は置いておくとして、この場合は建前上合法的に医師に当直を行なわせ、合法的な対価を支払っています。

一方で宅直は当然の事ながら労基法41条3項に該当しません。該当しませんは正確さを欠きますから、そういう宿日直許可を取っている病院は聞いた事がありません。それでもこの訴訟に示された通り、内規なり、届出なり、業務命令なり、何か病院からの指揮があれば勤務になる可能性があります。判決文はその事を明記し、今回は病院の指揮下でないから拘束時間でないとしています。逆に考えれば宅直も正規の勤務時間に含まれる可能性を十分に示したものと考えます。

宅直の実態も様々で、診療科の特性、病院の繁忙により常に呼び出される状態の宅直と、本当の意味での非常時にのみ稀に呼び出される宅直があります。ただどちらも今回の判決での条件を満たせば勤務である宅直になる可能性があります。多忙な宅直はさておき、暇な宅直であっても同じ勤務として扱われても不思議ありません。

労基法について語るのも最近怖いのですが、労基法の勤務時間は個人的に2つの時間に分類されると解釈しています。

  • オンタイム
    1. 正規の勤務時間(時間外勤務を含む)
    2. 労基法41条3項に基づく当直時間
  • オフタイム(休憩時間を含む)

オフタイムかそうでないかの違いは使用者の拘束があるかないかで判断され、拘束があれば勤務時間ないし当直時間として給与が支払われる形です。労働時間の分類が正規勤務時間と当直時間しかありませんから、宅直が勤務として認められれば自動的に正規の勤務時間になるような気がします。これについては何か通達と言うか、判例みたいなものがあり、別種の定義も出来たような気もするのですが、探せ出せないので保留にしておきます。

ただそうなると、余り呼び出されない病院の宅直であるなら、労基法41条3項の当直よりお手当は多くなることになります。多分4倍ぐらいになると思います。これはさすがにどうかと感じない事もありません。とは言え訴訟の場となると労基法で多用される弾力運用で「まあまあ」はさすがにあまり通用しなくなります。医師の労働実態と労基法の乖離は壮絶なもので、労基法なんてものが入るとすぐに大騒動になるだけでなく、病院の経営悪化に拍車をかけます。


そこで現実的な妥協案を考えろとよく御指摘を受けますが、ちょっと思いついた事があります。ここまで書けば気が付いた人も多いでしょうが、労基法と医師の労働実態を近づけるために、実質の夜勤である当直の勤務時間化は絶対必要と考えています。そういう意味で今回の判決は評価しています。もう一つの宅直問題ですが、これを労基法41条3項に基づく当直にすればどうであろうかと言うことです。

宅直が労基法41条3項に基づく当直勤務であれば、拘束しても合法的なります。賃金も正規の1/3ですから、実際に病院で勤務するのに較べて明らかな差が出ます。もちろん呼び出されて勤務すればこれは正規の時間外勤務ですから、時間外手当は支払われます。従来より病院の負担は増えるでしょうが、これぐらいは病院側も歩み寄って欲しいところです。つまり、

  • 医療法16条の当直は勤務とする(労基法41条3項に適合するところは除く)
  • 宅直は労基法41条3項に基づくものとする

病院当直が労基法41条3項で可能であり、なおかつ宅直が必要なところは、病院当直と宅直で「時間給の1/3以上」以上の枠内で差を設ければ良いかと考えます。「時間給の1/3以上」は「1/3しか払ってはいけない」でなく、「1/3以上支払いなさい」ですから、1/2でも2/3でも時間給そのものでも良いわけだからです。

この妥協案も労働時間の最低限の建前上の正当化だけで、本当はと言うか、本来は36協定に伴う時間外勤務の上限の問題とか、宅直に労基法41条3項の適用が可能かとか、宿日直許可が可能としても当直回数はどうなるなどの、労基法に則れば無理な話を弾力運用で押しきり、基本的に現状の労働時間を受け入れると言う大幅な譲歩をしたものです。ただそれでも、この程度の勤務医の待遇改善を行なう余力もないぐらい病院の経営体力は搾り取られていますから、こんな妥協案でさえ夢物語なのが今の医療の現状のように感じています。

煙突煙突 2009/04/24 08:50 興味深く拝見しております。
当直?医師は、その時間帯における病院の責任者(院長代理)に相当すると考えれば、当直医師からのオンコール要請は、病院長の命令と考えて良いと思うのですが・・・
それとも、何かある度に、深夜であろうと早朝であろうと、人手が必要になった時には、院長や事務長に電話して、応援医師を探してもらうと言うのも、順法闘争としては有りなのかとも思います。

テキサンテキサン 2009/04/24 08:53 大阪の飲酒後の呼び出し問題も含め、今までグレイゾーンであった部分が今後は次々に白か黒に区別されていくのでしょう。
ただ産科にしろ外科にしろ、勤務や当直・宅直を組めるだけの頭数のいる病院などほとんど存在しないでしょうから、時間外の医療供給量が一気に低下しますね。
Yosyan先生の書かれたように、病院経営上も現行の点数制度ではさらに赤字になります。
救急告示病院の減少も加速するのでは。
でも個人的にはこれが正しい方向(地面が固まる前に豪雨が降っている状態)だと思います。

元外科医元外科医 2009/04/24 08:54 宅直の制度化は反対です。「宅直廃止、一人で出来ない時間外医療は中止。」 が正しい。 当然2人必要な異常分娩の帝王切開などは他の医療機関への搬送となります。夜は一人しか居ないのですからやむを得ません。当然に夜間一人しかおけない病院が周産期センターなどと名乗ることは許されません。絶対的に戦力が足らないことを全国民に知らせるべきです。結果としてひとつの県からセンターが消えようとも仕方がありません。

これを医療崩壊というのなら既に崩壊していますね(笑)

勤務医勤務医 2009/04/24 09:04 オンコールですか。そういえば前の病院にいた時、夏休みを取って海外に行ってた時に病棟からコールがあったことがありましたね〜。
つい指示を与えてしまいましたが、海外でも通じる携帯はもうやめようって思いました。

元ライダー元ライダー 2009/04/24 09:15 宅直に関して、この裁判の目的(労働環境の改善)を考えれば、このまま判決を確定させてしまうのも一考かと。
宅直はボランティアですから、用件を聞いて、自分が行かなければ当直医が困ると判断したら行けば良いし、そうでなければ「ゴメン、酒飲んじゃった」でよろしいかと。当直医だけで対処できない救急は、たらいを一回だけ回せば済むこと。
そういえば、管制塔病院構想ってありましたが、そうなると(以下略

>海外でも通じる携帯はもうやめようって思いました。
ケータイを持ってる限り、病棟に関しては365日24時間オンコールなんですよね。オンコールを時間外とか当直扱いすれば「(定期的?に)休日を与える」って使用者の義務を果たせなくなるんですよね。

卵の名無し卵の名無し 2009/04/24 09:24 >そこで現実的な妥協案を考えろとよく御指摘を受けますが、ちょっと思いついた事があります。以下(ry

この案は由緒正しい三方一両損の大岡裁きであるように思えた。

もともと万機公論に決するというのは公が論争・争議に第三者として参加して現実的な妥協案を決めるということ。
そして妥協案を決定する際に三方のどれか一方だけが妥協案によって他方に比べて不均衡に著しく不利になるようなことがないように決めるのが「三方一両損」の妥協であって、「和をもって貴しとなす」とはほぼおなじ意味。

inoue04inoue04 2009/04/24 09:44 医療機器のMRも宅直で働いてます。24時間オンコールです。装置が故障したり、突然必要になったら、すぐにスーツ姿のMRが病院に出動してきます。彼らって、待機時間の給与もらってるのでしょうか?

元外科医元外科医 2009/04/24 09:48 葬儀屋さんも24時間オンコールです。彼らも、待機時間の給与もらってるのでしょうか?

YosyanYosyan 2009/04/24 10:07 個人的には「なあなあ」のローカル・ルールでの運用は嫌いではありません。オンコールにしろ、宅直にしろ厳密に労基法なりにあてはめれば、問題テンコモリになりますが、医療も含めてローカル・ルールとして触れないグレーゾーンだったと考えています。労基法は大きな決まりですが、運用として絶対の規則になってはいません。この事はよく学習しました。

要は使用者が労働者に対してローカル・ルールで不満を持たせないようにする事だと考えています。労働者が不満を持ってしまえば、滋賀でも奈良でもローカル・ルールよりも本則の労基法がお出ましになり、杓子定規の解釈となり大騒ぎになります。これは単に使用者が労基法を守らない事が問題だけなのではなく、労働者が労基法を持ち出すような不満を抱かせた点と思っています。

京都の小児科医京都の小児科医 2009/04/24 10:10 言葉の定義ですが
この内規と指揮命令下との違いがよくわかりません。

本件は推測するに被告は奈良県のように思うのですが
指揮命令下とは
奈良県→県立病院→医師
内規とは
県立病院⇔医師
の意味のように思ったのですが内規=文章化されたものの必要でしょうかもしく奈良県立病院にはあるのでしょうか

>宅直勤務は奈良病院の内規にも定めはなく、宅直当番も産婦人科医師が決め、同病院には届け出ておらず、宿日直医師が宅直医師に連絡をとり応援要請しているものであって、同病院がこれを命じていたことを示す証拠はない。このような事実関係の下では、同病院の指揮命令下にあったとは認められない。したがって宅直勤務の時間は、割増貸金を請求できる労働時間とはいえない。

上記の中でわからないのは
1.>同病院には届け出ておらず、です。 宅直当番宅は、緊急の呼び出しのために、産婦人科病棟・救急などに事務・看護部に届けていること(本日の宅直は○○先生とか)が普通のように思ったのですが奈良県立病院では、本日の宅直は産婦人科医同士しか誰も知らない
状況だったのでしょうか
2.奈良県立病院は宅直料は本当に無料だったのでしょうか。給料明細に宅直料の記載はないとのことでしょうか

奈良県立病院病院長(管理者?)+奈良県は県立病院で産婦人科医が宅直していたことを知らなかったと理解していいでしょうか


また、空気の読めない発言だったらすいません。

元拘置所勤務元拘置所勤務 2009/04/24 10:12 私は、短期間ながら、医師としての拘置所勤務経験があります。いわゆる国家公務員です。

あの〜、「オンコールしろ」と言われました。私はやりたくなかたんですけど、命令ですから従いました。ええ、その命令は「口頭」で。きちんと文書でいただいた記憶はありません。もしかしたら、私の知らないところで、すでにきちんと明文化されていて、「読んでないおめーが悪いだけ」状態なのかもしれませんが。

オンコールの日は、宅直の看護師から、定期の電話が入るわけです。あとは、緊急連絡対応。数回は、夜中や未明に車を走らせました。その労働分を「割り増し賃金」としていただいた記憶もありません。だって、その呼ばれて仕事をした時間を何にも記録してませんもの。だから、役所的には、働いていないことになっているはずですから。

ある年の元旦は、そのオンコールのためだけに、帰省をしなかたったということもあります。

今回の、宅直は医師の勝手という判決から、当事の自分の「法の疎さ=脇の甘さ」を思い出したしだいです。

卵の名無し卵の名無し 2009/04/24 10:21 >装置が故障したり、突然必要になったら、
普通外して代替の処置を医師が施しますが?すぐに直さないと速やかに人命が失われるのですか?MRがすぐに駆けつけたら即座に故障が直せて人命の危険が速やかに去るのでしょうか?MRの宅直ってそんなに重大な人命への責任を負わされてるなんて今までちーとも知らなかった。

>葬儀屋さんも24時間オンコール
ネタですね。面白いけどw

AnybodyAnybody 2009/04/24 10:22 元拘置所勤務様

失礼ですが、勤務されたというのは、ひょっとして東京拘置所では?オンコール体制まで敷いているのは東京拘置所だけだと思うんですが。

汚職政治家のために無給の宅直って、何それって感じですよね?

卵の名無し卵の名無し 2009/04/24 10:29 医療機器のサービスの方は私企業のメンバーですから
・競争にさらされている
・人件費原価を顧客に転嫁可能
・法的にブラックなことをすると制裁が待っている(最悪倒産)
・契約にないサービスを要求された際、供給できなくても訴訟はない(最悪倒産)
わけですが、奈良県立病院の場合
・医療機関の運営には厳しい許認可あり(病床数とか)、半独占〜寡占状態
・コストは公定価格
・法的にブラックなことをしても放置されてきた
・契約になくても要求されるサービスを供給できない場合最悪刑事訴訟・タイーホ

素人だから文言的にはアレですが、いわゆるナントカの上方硬直性だか下方硬直性だかが働くか働かないかの違いがある(あった)のではないでしょうか

それとも
労働時間、休日と休憩の適用除外(労働基準法第41条)

次の者には、労働時間、休日並びに休憩に関する規定は適用されません。
(略)
事業の種類にかかわらず監督若しくは管理の地位にある者(役職者すべてではありません)又は機密の事務を取り扱う者
監視又は断続的労働に従事する者(守衛、寮等の管理人・料理人等、または宿日直)で、使用者が所轄労働基準監督署長の許可を受けたもの

の断続的労働に当たるのかな?

元拘置所勤務元拘置所勤務 2009/04/24 10:34 Anybody 様

まあ、似たようなものです。ご推察を。

あと追加と訂正。 

<追加>オンコールを命令されたのは、医師の上司ではありませんので、医師同士の自主的なものではありませんでした。

<訂正>  宅直の看護師 → 宿直の看護師 と訂正します

AnybodyAnybody 2009/04/24 10:48 元拘置所勤務様

お疲れ様でした。

刑事施設はひどい医師不足だそうですが、それでなくても不人気なのに、オンコールなんていってたら、誰も来ませんよね。

法務省管轄なんだから、せめて法律は守って欲しいものです。

YosyanYosyan 2009/04/24 11:27 京都の小児科医様

判決文は要旨しかわからないので後は推測になるので、その点はよろしく。

 >本日の宅直は産婦人科医同士しか誰も知らない
 >状況だったのでしょうか

原告の医師側は「そんな事はないはず」と主張したと考えられますが、被告の病院側(県側)は「知らぬ存ぜず」で反論し、裁判官の心証が被告側に傾いたと考えています。

 >奈良県立病院は宅直料は本当に無料だったのでしょうか。
 >給料明細に宅直料の記載はないとのことでしょうか
 
これも裁判まで起しているのですから、宅直料は無かったと考えて良いかと思います。給与明細上の事も確認した上でのものと考えるのが妥当です。

裁判要旨には当直料の件にも、宅直料の件にも「指令指揮下」の言葉があり、推測としてこの言葉が医師の拘束時間の定義として争われていたんじゃないかと考えています。

元外科医元外科医 2009/04/24 11:37 でもこの判決確定後、十分カネもらった医師が退職するか宅直をボイコットすれば即崩壊ですね。 慰留のためには宅直手当を支給するしかないでしょうなw

sskmsskm 2009/04/24 11:40 >宅直問題ですが、これを労基法41条3項に基づく当直にすればどうであろうかと
いくつかの大学病院ですでに実行されてます。法人化を機に全科当直制度を手続き的にやめ(実態は今まで通り)、救急部当直以外は自宅待機。呼ばれて処置対応をすれば、重症度に合わせて申告できる?とか。2万円の当直料が40%offされ、病棟患者が心配であれば当直室を使用してもよいが、病院としては命令しない。通勤時間が短い田舎ならではのシステムでした。

インドア派インドア派 2009/04/24 11:49 いつも興味深く拝読しております。勤務医で違法当直の常習犯です。
少し本題とはズレますが、当直中に警察から検死の依頼があります(義務ではありませんが)。院長命令もなく院外で検死することは「当直中の労働時間」とはみなされるのでしょうか?「医師が勝手にやっている」ことになりませんか。当直医が院外に出ている間は本来の業務を果たせない訳で、こっちの方が問題と考えています。
もっとも、ただでさえ忙しい当直中に、他の医師の迷惑にもなることなので、私は全面的に断っていますが・・・・待機も含めて全て時間外労働としても、検死まで応需する義務はないと考えています。もし警察から報酬が支払われようもんなら兼業として問題になるのでしょうね。

京都の小児科医京都の小児科医 2009/04/24 12:09 Yosyan様
 >奈良県立病院は宅直料は本当に無料だったのでしょうか。
 >給料明細に宅直料の記載はないとのことでしょうか
 
>これも裁判まで起しているのですから、宅直料は無かったと考えて良いかと思います。給与明細上の事も確認した上でのものと考えるのが妥当です。

m3のコメントを読んでみると別件で、宅直料についても争っているとの記載がありました。 詳細は不明です。了解しました。

京都の小児科医京都の小児科医 2009/04/24 12:19 一方の当事者の奈良県健康安全局の武末文男局長ですが
皆さんご存知かもしれませんが公開情報では
(武末文男をGoogleに入れていただくと)
https://academy.meiji.jp/shop/commodity_param/ctc/+/shc/0/cmc/07120001/backURL/+shop+main
武末 文男 (タケスエ フミオ) 奈良県福祉部健康安全局次長 地域医療連携課長
1965年福岡県生まれ。小学生の時に、ブラックジャックに憧れて医師となることを決意。へき地医療に従事することを念頭に外科学講座に入局。その際、日本で初めての死体肝移植を医療従事者として体験する。念願の離島医療に従事するも、自分自身の医学知識、診察能力の限界を感じて、再度修練のために大学病院に戻り、消化器外科および化学療法を中心とした緩和治療など末期癌患者の治療に従事。その際、日本の医療制度について関心を持ち厚生省に入省。現在は、地域医療改革のため奈良県に赴任する。

http://www.mhlw.go.jp/new-info/kobetu/iyaku/kenketsugo/2f/dl/index-d_0007.pdf

武末先生の御略歴をご紹介させていただきます。武末先生は1965 年に福岡でお生まれになり、1992 年に九州大学医学部をご卒業になられて、外科の教室で臨床を
熱心にやられたと伺っております。厚生労働省に入省されたのは2000 年12 月ということでございます。最初に医政局にて医療の情報化、遠隔医療を根拠に基づく医療の診療ガイドラインの推進等のお仕事をされまして、医薬食品局に移る前、2004 年の1月には労働基準局にて産業保健、産業医制度を担当されたと伺っております。
ちょうどこの輸血管理料が認められてスタートした昨年2006 年4月に、現職の血液対策課
の課長補佐になられています。臨床の現場に精通されて臨床医の感じがよくわかる、感覚がわかるということで、非常に説得力のある議論がなされるのではないかと思います。

http://shyosei.cocolog-nifty.com/shyoseilog/2008/12/4--39-3546.html

武末文男氏は厚生省の役人にして薬学博士、今は奈良県で働いているということだった。氏のお話は小中高大学の体験談だったが、「私小説」を読む楽しみを味わうことになった。氏は、落ちこぼれそうになるたびに這い上がってきたという体験の持ち主で、「好きなことしていればよい」「落ちこぼれる人は教育が助ける必要がない」というお考えのようだった。

です。

ドロッポ君ドロッポ君 2009/04/24 12:35 携帯電話が普及する前に件の病院に勤務してましたが、宅直に当たると
ポケットベルを持たされて帰宅したものでした。
たしか予備のポケットベルは守衛のおっちゃんが持ってましたし
まさか医者が自腹を切っていたことは無かっただろうし
あのポケットベルは病院と電電公社(笑)が契約してたんでしょう。

宅直(オンコールと呼ばれることが多かったように記憶します。)の
存在を病院側が知らなかったことはないはずです。

もっともポケットベル消滅後は知らぬ存ぜぬも通用するかもしれませんね。

それから当時の給与明細はひょっとしたら残ってるかもしれません
まず間違いなく宅直料なんて無かったと思いますがそのうち調べてみます。
今晩は(当直と呼ばれている)夜勤なので、調べられません。

(最近の勤務医師不足はすさまじいですね。ドロッポを名乗ってますが
頼みを断りきれずに寝当直をします。)

ssd666ssd666 2009/04/24 12:35 葬儀屋さんネタで今週の週刊文春で面白いのがありました。
なんでも東京の死代^H^H私大で、アメリカに移植のために一歳児を搬送する病院救急車の運転手が、葬儀社の会社員だったそうで(wwww。

326326 2009/04/24 12:37 とりあえず、
「医者が勝手にやっていた」というのであれば、

業務内容的に1人で行えるものでないので、
たとえ、内規がなかったといっても
黙示の業務命令があったと主張してみればいいんでないか

と、言ってみるテスト。

TOMTOM 2009/04/24 14:49  宅タ直に関する裁判所の判断は「まぁ、そうなるだろうな」というものかと思います(納得できるかという話でなく、法理的に)。
 しかしね、病院側が「医者が勝手にやっていた」と主張し、だからその賃金も払わないとするなら、その時間に治療された患者の診療報酬を病院として受け取ることはまずいよね。病院はその患者の診療をする意図は全くなかったわけですから。これは横領に近い不法な利益であり、社会正義に照らして直ちに返還するべきです。
 また、病院にはいろいろな薬剤・器材があります。これらはひとつ間違えれば患者に死をもたらす危険なものばかりです。病院はそんな危険なものを「勝手に院内に侵入して勝手に患者に使用した」医師を罰さないのでしょうか。いやそもそも、勝手に来た人が自由に使える体制にしてあること自体問題があります。病院は管理責任を厳しく問われて然るべきでしょう。

 って言われたらどうしようとか、考えないのかしら。経営者目線で言えばこんな事で敵対せず、少し投資してでも産科医を「確保」したほうがずっと経営資源的にいいと思うのにな。

卵の名無し卵の名無し 2009/04/24 16:52 >経営者目線で言えばこんな事で敵対せず、少し投資してでも産科医を「確保」したほうがずっと経営資源的にいいと思うのにな。

そこで例の妙手ですねwお愛育さまならまだ間に合うかもよwww>厚労省通達文書

京都の小児科医京都の小児科医 2009/04/24 17:16 私の感覚では、武末文男局長の御略歴から、控訴については 奈良県として「判決を詳細に把握した上で判断したい」ではなく 厚生労働省として「判決を詳細に把握した上で判断したい」と思いました。
 
http://www.sankei-kansai.com/2009/04/23/20090423-009028.php
判決を受けて会見した奈良県健康安全局の武末文男局長は、「日本の医療制度のあり方が問われているものと判決を重く受け止めている」とする一方、待機時間にも割増賃金が発生するという点については「予想していなかった」と話した。控訴については「判決を詳細に把握した上で判断したい」とした。

YosyanYosyan 2009/04/24 17:53 京都の小児科医様

訴訟の展開がどうなったかは推測するしかありませんが、裁判の趣旨からして「待機時間」とはなんぞやの論戦があったかと思います。訴訟の場ですから、当然ですが労基法から見て「待機時間とはどういう労働になるか」の論戦です。短い裁判要旨からすべてを読み取るのは難しいのですが、読みようによっては内規とか、届出とか、命令の条件をあげて「いずれもないから自主的」の判断とも感じます。

どうもなんですが、内規とか、届出とか、命令によって指揮命令下を示す材料があれば、これは割増賃金が生じる時間外労働である事を示唆しているとも考えられます。つまりたまたま奈良県立奈良病院は満たす条件が一つもなかったので認定されなかったと言う事です。

ここで内規とか、届出とか、命令ですが、裁判要旨を読む限り、全部そろわなければならないものではなく、どれかがそろえば条件として満たすとも読めます。ごく素直に労基法を解釈すればそうなりますし、訴訟の場ですからごく素直に解釈する事になるかと思います。そう考えると、この訴訟は病院側にとって起させてはならなかった訴訟なのかもしれません。

元外科医元外科医 2009/04/24 18:12 パンドラの箱開けちゃったねw
個人的には、なあなあの談合、根回し、黙認のムラ社会が性に合わないので法の支配のほうが
良いと思います。雇用契約、労働条件は100%文書化して貰いましょう。不動産取引や生命保険加入のように重要事項とか説明するようになるんだねw

法務業の末席法務業の末席 2009/04/24 20:05 Yosyan 先生
奈良地裁の判決は、判決文全部を入手して検討できていませんので、断定的なことを言うことは避けますが、報道やこのエントリを読んでの感想を一つ。

報道された内容や判決要旨を読む限り「オンコール宅直」を労働時間として認めなかったのは、あくまでも奈良病院の事例を裁判所が事実認定した結果であり、訴訟での立証不足による奈良病院に限った個別のことでしょう。この判決によってオンコール宅直は労働時間ではないと、一般的な司法の判断が下されたのではなく、むしろ逆にオンコール宅直が「使用者の指揮命令」の下に置かれた状態であれば明確に労働時間にあたることがハッキリと示されたと評価すべきと思いま。ただ残念なことは、奈良病院での原告医師が法廷に提出した証拠を検討する限り、指揮命令下でははなかったと奈良地裁に認定されたと思われることです。

とにかく過去の多くの労働裁判などを通じて、指揮命令下とは何かということは判例が確定しており、その判例の示す事例がオンコール宅直体制を取るべしと定めた内規とか、医師が自主的に作成した宅直当番表を病院上司に届出て承認されているとか、宅直当番に就けと上司より指示(業務上の命令)が為されたとか、明示の命令でも黙示の命令でも何でも良いということです。ですから「指揮命令」と解釈できる「何かのもの」が医師側から立証することに成功すれば、裁判所は労基法の解釈上オンコール宅直も労基法の労働時間であり、賃金支払の義務を認めることになります。

上司なりが「今日はオマエが宅直だよ」と指示があったことを、鉛筆書きのメモでも良いから書いて貰っておけば、それだけでも証拠価値がう〜んと違います。また自主的に作成したローテーション表の片隅に、院長や診療科の責任者などから検印のミトメ印だけでも捺して貰っておけば、それが黙示の指揮命令の証拠になる可能性が高くなります。そうした今後の戦い方がハッキリしたことが今回の裁判の一番の成果でしょう。

YosyanYosyan 2009/04/24 20:11 法務業の末席様

御指摘の点については、明日もう一度エントリーであげますから、御笑覧ください。

卵の名無し卵の名無し 2009/04/24 20:18 >すぐに直さないと速やかに人命が失われるのですか?MRがすぐに駆けつけたら即座に故障が直せて人命の危険が速やかに去るのでしょうか?MRの宅直ってそんなに重大な人命への責任を負わされてるなんて今までちーとも知らなかった。
↑議論のスジが読めないバカですね

>葬儀屋さんネタで今週の週刊文春で面白いのがありました。
 どこが面白いのか全くわかりませんが

こんたこんた 2009/04/24 20:18 オンコールってのは、病棟や救外、電話交換に知らしめるために予定表を作っていると思うのですが..
確かにオンコールの予定は部長が決めますが、オンコール表は当直表と同様に、事務が作成しています。

事務が作成したオンコール表というのは、法務業の末席様の仰る
>病院上司に届出て承認
に相当するのでしょうか?

こんたこんた 2009/04/24 20:23 読み返すと文章が解りにくい

確かにオンコールの予定は部長が決めますが、オンコール表は当直表と同様に、事務が作成しています。
ーー> 部長が決めたオンコール予定を事務が各科分とりまとめて、一覧表にして、各部署に配布するという意味です

卵の名無し卵の名無し 2009/04/24 20:24 >>葬儀屋さんネタで今週の週刊文春で面白いのがありました。
> どこが面白いのか全くわかりませんが
↑議論のスジが読めないバカですね

京都の小児科医京都の小児科医 2009/04/24 20:32 法務業の末席様の下記のご指摘はわかりますが。。。

>上司なりが「今日はオマエが宅直だよ」と指示があったことを、鉛筆書きのメモでも良いから書いて貰っておけば、それだけでも証拠価値がう〜んと違います。また自主的に作成したローテーション表の片隅に、院長や診療科の責任者などから検印のミトメ印だけでも捺して貰っておけば、それが黙示の指揮命令の証拠になる可能性が高くなります。そうした今後の戦い方がハッキリしたことが今回の裁判の一番の成果でしょう。

こんた様のご指摘の表が病院の一般的な形式のように思います。ただ、奈良県立病院が
どうかは不明です。


>確かにオンコールの予定は部長が決めますが、オンコール表は当直表と同様に、事務が作成しています。
ーー> 部長が決めたオンコール予定を事務が各科分とりまとめて、一覧表にして、各部署に配布するという意味です

法務業の末席法務業の末席 2009/04/24 22:00 Yosyan 先生
>御指摘の点については、明日もう一度エントリーであげますから、御笑覧ください。

それは楽しみです。
何せこの裁判では、原告側と被告側がどのような主張を出して争ったのか今一つハッキリせず、断定的なコメントを差し控えざるを得ないので、フラストレーションが溜まってます。
判決文の全文なりもっと確かな情報が入手できれば、更に踏み込んだ検討が出来るのですが・・・期待しております。

勤務医勤務医 2009/04/25 00:39 要するに、客観的に業務命令と認める証拠が無かっただけで、有ればそれもお仕事な訳ですね。
たしか、何処かの病院ではすでにオンコール待機料金を出しているようですが、そんな容易い事では済まされなさそうです。
どこの病院でもオンコール表なんて救急室や医局に貼ってあるわけで、それが現在そして過去にさかのぼって存在したことぐら100人以上の証人がいると思いますが。

大学大学 2009/04/25 01:02 皆さんのお聞きしたいのですが、今現在進行形で、それこそ大学では名ばかり宿直当直・無料オンコール(かけつけ)・時間外不払いや・・・・非常勤医者が夜遅くまでタダで働いて言います。夜間駆けつけの交通費さえ自費です。時間外を記入する用紙さえみたことも有りませんし、聞いても事務は「前例なし」でとぼけています。年休がいくらあって、夏期特別有給がなんてどころでは有りません。大学院生の無料診療に、関係病院の医者に依頼する無料大学外来。こういう事はこれからどうなってゆくのでしょうか。
裁判で前例として決まりが出来たら、順次変わってゆくことなのでしょうか。
やはり誰か自爆テロの如く玉砕覚悟で労基や訴訟をしなければ変わらないのでしょうか。

DrGIANNIDrGIANNI 2009/04/25 05:45 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090424-00000215-jij-soci

まあしかし、看護協会のパワーは我々医師とは違いますな
医師会も少しは見習って欲しいもんです
いや、勤務医協会だっけか

京都の小児科医京都の小児科医 2009/04/25 06:45 大学様
>裁判で前例として決まりが出来たら、順次変わってゆくことなのでしょうか。
やはり誰か自爆テロの如く玉砕覚悟で労基や訴訟をしなければ変わらないのでしょうか。

たぶん、同じ感覚と思いますが変わりにくいと思います。たしか、本件も最初は5名が要望書を出して無視され、そのうち2名の方が訴訟を起こされたと書いてあったように思いますがどうでしょうか 2名の方はすごい方々です。
2名の先生方の背景はよくわかりませんが、医療崩壊の聖地:奈良ですから現地及び、全国的にも追い風があるとも思います。
いくつか延べましたが、ネット情報から判断してうたれづよい武末文男氏を奈良県健康安全局にもってこられたのは厚生労働省の長期戦略のように思うのですが、真相は不明です。

普通に考えて、無休の非常勤医師の医療事故の問題や、非常勤医師の過労死、さらに(奈良病院でもそうでしょうが)オンコールのときに呼びだされた場合の交通事故はどうなるのかなどどうでしょうか

文部省医学教育課が作られた大学病院概況でも非常勤の項目はありません。https://center.umin.ac.jp/cgi-open-bin/gaikyou/index.cgi
大学病院が本当はどうやって維持されているかは関係者以外はわかりづらい状況と思います。

inoue04inoue04 2009/04/25 14:31 労働基準監督署に告発したり、訴訟を起こす前に、教職員組合に話を持ち込むという手があります。
大学病院なら、必ず組合があります。

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