新小児科医のつぶやき

2009-04-26 中原先生支援する会 ボールペン作戦

福島大野病院事件ではボールペン作戦に多大な御支持、御協力を頂きありがとうございます。福島大野病院事件のボールペン作戦は、福島地裁の無罪判決及び控訴断念により一応の終止符を打たせて頂いています。「頂いています」と言ってもボールペン作戦は私の独占企画でも何でもありませんし、関わりと言えば企画が当ブログのコメント欄の議論から発生した事と、その後に何度かエントリーで取り上げさせて頂いたぐらいです。

福島大野病院事件のボールペン作戦は無罪判決により無事終了したのですが、新たにボールペン作戦を展開したいとの話がありました。別に私の許可などまったく不要ですし、新たなボールペン作戦にも、福島の時に実行部隊として絶大な協力を頂いたmoto先生が御参加されていますから、異論も何もなく趣旨に賛同させてもらっています。

新たなボールペン作戦は4/25に開始との事で、本来はそれに合わせて昨日取り上げるべきだったのですが、奈良の時間外訴訟も手を抜くわけにはいかず、一日遅れで取り上げさせて頂きます。

中原先生の件は周知の事ですから、ごく簡単な説明にさせて頂きますが、医師4人で24時間365日の小児救急を担当し、過労から鬱病を発症し自殺された痛ましい事件です。この事件は民事訴訟になっているのですが、構図が少々複雑(私もよく知らなかった)なので出来るだけ単純に整理してみます。遺族が起された訴訟は二本です。

  1. 過労死による労災認定
  2. 過労死を起した病院の管理監督責任

労災認定が訴訟になったのは労基署がこれを認めなかったからで、2007.3.14に東京地裁で労災認定判決を勝ち取り、これが確定しています。一方の病院の管理監督責任については、

    東京地裁:原告主張を全面却下
    東京高裁:過労死は認めるものの病院責任は否定

現在最高裁に上告受理(用語の正確性が怪しいのですが・・・)を運動中です。原告遺族の主張をこれも簡単にまとめると、

  • 中原医師の死亡原因が過労死である事は労災認定されている
  • 労災としての過労死を起すような病院には管理監督責任があるはず

えらいシンプルにまとめましたが、他の事例に置き換えて考えてみると分かりやすい主張です。例えば運送会社がトラック運転手に過重な業務を強いたとします。これによる疲労により過労死したとなれば、運転手が労災にあたるだけでなく、過労死を招く業務を強いた会社にも責任があって然るべしだとの主張です。過労死は本人が勝手に過労になったのではなく、過労になる職場環境があり、その職場環境の改善を怠ったものにも当然責任があると言えばよいでしょうか。

ここで過労死と言っても、それだけで病院の管理責任が問われるものではありません。同じ労働条件でも過労になるものと、ならない者がいるからです。過労死で事業所側の管理責任が問われるのは、ある一定数以上の者がその条件で過労になって然るべしであるとの事実認定が必要です。一つの目安として、時間外労働の過労死ラインがあります。

平成18年3月17日付基発第0317008号「過重労働による健康障害防止のための総合対策について」には、まず冒頭部に、

 長時間にわたる過重な労働は、疲労の蓄積をもたらす最も重要な要因と考えられ、さらには、脳・心臓疾患の発症との関連性が強いという医学的知見が得られている。働くことにより労働者が健康を損なうようなことはあってはならないものであり、この医学的知見を踏まえると、労働者が疲労を回復することができないような長時間にわたる過重労働を排除していくとともに、労働者に疲労の蓄積を生じさせないようにするため、労働者の健康管理に係る措置を適切に実施することが重要である。

ここに

    労働者が疲労を回復することができないような長時間にわたる過重労働を排除

こういう趣旨の通達であると明記されています。また、

5 過重労働による業務上の疾病が発生した場合の再発防止対策を徹底するための指導等

  1. 過重労働による業務上の疾病を発生させた事業場に対する再発防止対策の徹底の指導

      過重労働による業務上の疾病を発生させた事業場については、当該疾病の原因の究明及び再発防止の措置を行うよう指導する。

  2. 司法処分を含めた厳正な対処

      過重労働による業務上の疾病を発生させた事業場であって労働基準関係法令違反が認められるものについては、司法処分を含めて厳正に対処する。

ここの

    過重労働による業務上の疾病を発生させた事業場であって労働基準関係法令違反が認められるものについては、司法処分を含めて厳正に対処する

こうした上で

事業者は、労働安全衛生法等に基づき、労働者の時間外・休日労働時間に応じた面接指導等を次のとおり実施するものとする。

  1. 時間外・休日労働時間が1月当たり100時間を超える労働者であって、申出を行ったものについては、医師による面接指導を確実に実施するものとする。
  2. 時間外・休日労働時間が1月当たり80時間を超える労働者であって、申出を行ったもの(1.に該当する労働者を除く。)については、面接指導等を実施するよう努めるものとする。
  3. 時間外・休日労働時間が1月当たり100時間を超える労働者(1.に該当する労働者を除く。)又は時間外・休日労働時間が2ないし6月の平均で1月当たり80時間を超える労働者については、医師による面接指導を実施するよう努めるものとする。
  4. 時間外・休日労働時間が1月当たり45時間を超える労働者で、健康への配慮が必要と認めた者については、面接指導等の措置を講ずることが望ましいものとする。

中原医師がどれほどの時間外労働を行なっていたかですが、中原医師支援の会のHPによれば、

平成10年4月ころから,佼成病院では経営改善への取り組みが本格的に行われて,経費削減が意識されるようになっていたところ,平成11年1月から3月末にかけて,小児科部長を含め3名の小児科医が辞めることになったにもかかわらず,小児科医は同年5月に1名補充されたのみであった。

そのため,平成11年3月以降は大変な激務となり,故中原は,同年3月には8回,同年4月には6回(一般の小児科医平均の約1・7倍)の当直を受け持たざるを得なかった。当直の日は,通常勤務から連続して24時間以上勤務することになる場合がほとんどで,そのまま翌日の通常勤務まで担当して32時間以上の連続勤務となる場合も多かった。しかも,3月は,小児科の総患者数が前年の1735人に比して2324人に膨れ上がるなど患者数が多かったため,通常勤務も忙しかった。

まずここの当直勤務ですが論じるまでもなく医療法16条による当直勤務であり、労基法41条3号によるものでないことは論を待ちません。つまりはすべて時間外労働と認定されるものです。この事は奈良産科医時間外訴訟で法務業の末席様から詳細なレクチャーを頂いています。また例外と言うか条件による労基法41条3号にも該当しません。

中原医師は平成11年3月に8回、4月に6回の当直勤務を行なっています。佼成病院の勤務時間等が不明なため、日勤を9時間(1時間の休憩時間を含む)、夜勤15時間とします。当直勤務がすべて時間外労働・休日労働と認定された奈良産科医時間外訴訟に従います。中原医師の8回の夜勤がすべて平日であったとしても、

    3月:15時間 × 8回 = 120時間
    4月:15時間 × 6回 = 90時間

これは前提としたように当直がすべて平日であったとの試算であり、これに休日の日当直が加わればさらに時間は増えます。さらにこれは当直分だけの計算であり、現実は当直日以外の時間外勤務、休日勤務が発生します。それだけの時間外及び休日勤務は十分に過労死ラインに達すると考えられます。ただ、ここは自信が無いのですが、平成11年当時に長時間の時間外労働・休日労働による過労死の基準と言うか扱いがどうなっていたかの根拠が見つからないのですが、平成11年当時でも過労死は十分な社会問題であったかと記憶しています。

客観的に考えて、中原医師は過労死を起す勤務環境にいたと考えられます。またその環境下で過労を起こし鬱病を発症しています。さらに鬱病から飛び降り自殺を行なっています。さらにさらに過労死からの鬱病発症、さらには自殺は労災として認定されています。これの事業所による管理監督責任がゼロとはやはり違和感を感じざるを得ません。医師といえどもそこまで鉄人である事が「一般常識である」とされたらたまりません。

滋賀で36協定の特別条項により月120時間の時間外労働を認める労使協定が結ばれています。原則として労使協定を結べば長時間の時間外労働は合法的に可能ですし、普通の36協定があっても、現実として過労死ラインを超える時間外・休日労働を行なっている労働者は医療界だけではなく他の職種にもゴマンとあります。

ただし労基法の精神と言うか、運用として過労死ラインを超えて過労からの疾病発症、ましてや過労死が発生すれば、労働者の管理監督責任がある使用者には重い責任が生じるはずです。しかし中原医師には一審、二審と認められておりません。私はやはり認められるべきだと考えますし、考えるから中原医師へのボールペン作戦に賛同します。

ボールペン作戦に賛同される方はボールペン作戦会議室を御訪問ください。いちおうボールペンの希望要項を引用しておくと、

★ボールペンご希望の方は、封筒の表に「中原支援ボールペン希望」と朱書し、送り先の住所・氏名を記入し必要金額の切手を貼った返信用封筒を同封の上、下記あてにお申込みください。

お一人様1本は無料でお送りいたします。

このボールペンで同封の署名用紙にご協力いただけたら幸いです。

2本以上ご希望の場合は、1本につき原価(約84円)以上のご寄附を、下記口座あて、お願い致します。

ご寄附でさらに追加のボールペンを作成し、無料配布による支援の輪を広げていきたいと考えます。

★[宛先]

460-0012名古屋市中区千代田5−20−6鶴舞公園クリニック

★複数本ご希望の方は、

【10本まで】

「中原支援ボールペン○本希望」と朱書して、返信用封筒には

2本まで:120円

3−5本:140円

6−7本:200円

8−10本:240円

の切手を貼ってください。

【11本以上】

104-0033東京都中央区新川1-11-6 中原ビル「中原支援の会」(TEL:090-6133-0090  

FAX:03-3552-2888)まで御連絡ください。個別にご相談、対応させていただきます。

★ご寄付は下記宛にお願い致します。

三菱東京UFJ銀行 築地支店 普通預金 0026409

「中原先生支援する会 ボールペン作戦」

◎郵便局振込口座 00160−2−361759

「中原先生支援する会 ボールペン作戦」

作戦に参加されるかどうかは皆様のあくまでも自由意志です。個人的にはこの問題は、中原医師だけの特殊例ではなく、広く適用される事が多い問題と考えています。1人でも多く、問題意識を共有してくだされる方がおられれば嬉しいところです。


■中原のり子氏の印象

中原医師の問題では御遺族の粘り強い活動が特筆されます。中心になっておられるのは中原医師の妻であった中原のり子氏です。リアルでの人脈が乏しい私ですが、本当にタマタマですが、実際にお会いしてお話をさせて頂いた事があります。会う前の勝手なイメージとして、そういう運動をされている方ですから、キリリとした美人で、物静かであっても意志の強そうな、ちょっと怖そうな方を頭に描いていました。

ご紹介頂いたのは、とある会の親睦会のさらに二次会です。恥ずかしながらその二次会に中原のり子氏が参加されている事は、まったく知らず、ある時に

    「のりピー紹介しておくよ♪」

てな感じのこれ以上軽くは出来ないほどの軽さで、とある女性を私の隣の席に引っ張ってこられました。「のりピーって誰?」と思いながら話を聞いてみると、かの中原のり子氏であったわけです。実際にお会いした印象は、キリリというより親しみやすい美人(こうしておきます)で、意志は強そうではありましたが、物静かと言うより、これは失礼かとは思いますし、酒席であったためとも考えていますが、どちらかと言うと騒がしいぐらい陽気な方でした。

これくらいギラギラ陽気な奥様が中原医師の家庭を支えられていたのに、それでも耐え切れないぐらいの過労が中原医師に圧し掛かり、鬱病から投身自殺をせざるを得なくなったと考えると、その勤務の過酷さが窺えると個人的には感じています。一度限りの、それも二次会の酒席でのイメージですから誤解もあるかとは思っていますが、御参考までに。

Med_LawMed_Law 2009/04/26 14:54 昨日、のりピー宅で会報発送のお手伝いをさせてもらいました。(大幅に遅刻してしまいましたが・・・・)

目が眩むような数の封筒と資料と闘う20人以上の支援者の応援が熱いのだけれど、和やかに進む様子は、のりピーだけでなく、中原先生の人徳だろうと思われました。

身近な問題として、胸にボールペンを刺して仕事をしようと思います。
労働問題の改善に向けて自分ができることを努力しないといけないと、改めて思うのでありました。

moto-tclinicmoto-tclinic 2009/04/26 15:11 どうもご紹介ありがとうございます。ところで、今回は、ボールペン作戦のオマケ的に、「病院には医師を過労死から守る義務があります」のバナー作戦も同時展開中です。
http://f.hatena.ne.jp/images/fotolife/m/moto-ballpen/20090402/20090402144435.jpg
(故中原先生の遺影の使用については、ご遺族のかたの諒解得ております)
ご賛同いただけるブロガーの方々、何卒よろしくご協力お願い致しますm(_ _)m。

HTML使えるところでは以下コピペ。
======
<a href="http://www5f.biglobe.ne.jp/~nakahara/"><img src="http://f.hatena.ne.jp/images/fotolife/m/moto-ballpen/20090402/20090402144435.jpg" title="病院には医師を過労死から守る義務があります" width="320" height="112"></a>
=====
yahooブログ(html使用に制限あり)では、記事作成欄の右上にある「Wiki文法使用」にチェックを入れた上で、
=====
[[img(http://f.hatena.ne.jp/images/fotolife/m/moto-ballpen/20090402/20090402144435.jpg,320,112)]]
[http://www5f.biglobe.ne.jp/~nakahara// 病院には医師を過労死から守る義務があります]
=====
とコピペです。

ボールペンの方は、支援の裾野広げる意味でソフトなコピー文(「医師の過労死?なんじゃそれ?」という人にはこれで十分刺激的)、ネットですでに濃い情報に接している方々には、バナーのハードなコピー文、と使い分けの趣旨です。

moto-tclinicmoto-tclinic 2009/04/26 15:37 続)
ボールペンにつきましては、巧みに出来ているところがありまして、胸に挿しておく分には、クリップの「いのち守る」が見えるだけですから、誰にも何も言われる筋合いの無い、無難なものです。
で、抜くとボディには「過労死から医師を守ろう!」ですから、実際に勤務医の方が職場で胸ポケットから抜いて使用するのは、これだけのコピー文だけでも十分刺激的であろうかと察します。
とりあえずは、「胸に挿して使わない飾りボールペン」くらいに考えるとよろしいのではないかと。
で、心の中では、コピー文を「過労死から自分を守ろう!」と変えて念じていただくとよいかなあ。。
ボールペン入手後、「医師」の上から、テプラで「自分」と打ったシールを貼って使うのも御一興かも(^^;。

元外科医元外科医 2009/04/26 16:42 おお、来ましたね。小生も参加させて頂きます。全医連でも紹介したいと思います。

BugsyBugsy 2009/04/26 17:36 中原先生のことを思うと
へたすりゃ自分もそうなった、一歩手前でした。

さっそくお願いします。

clonidineclonidine 2009/04/26 19:37 活動に水をさすようで申し訳ありませんが、中原夫妻の長女は医師国家試験に合格し、初期研修中に出産し、公立病院小児科で当直・残業免除(拒否?)の後期研修中だそうですね。

http://d.hatena.ne.jp/shy1221/20080513/p2#c(他人のブログを拝借してすみません)

中原氏の過労の一因は同僚女医の出産・育児のシワ寄せではなかったのでしょうか?
長女の研修医の当直・残業免除のシワ寄せは、そのまま同僚に行くことはご存知ないのでしょうか?
長女&孫は某公立病院小児科常勤医を過労に追いやっていることにお気づきですか?
親睦会やら二次会に出席する時間があるならば、孫の子守を担当し、長女の研修を助け、同僚の過労死のリスクを減らしてもいいんじゃないでしょうか?
また、長女は9〜17時のゆるい環境で研修しても、3年後には1人前の小児科医になれるとお考えですか?

勤務医の労働環境改善運動には異存はありませんが、中原夫人&長女はいまひとつ応援する気になれない、心の狭い私です。

Med_LawMed_Law 2009/04/26 21:13 clonidineさん

本当に心が狭くなっていると思われます。お疲れではないかと心配になります。

妊娠・出産・育児に伴う休業、負担軽減は労働者として求める当然の権利です。

研修医の当直というのが、「名ばかり当直」に過ぎないことも御存じのはずです。
同僚が過重労働で困っているとしたら、それは病院の責任であって、被害者の一人である研修医に向けるべきではありません。

3年後に一人前になる必要があるのかどうかは別問題です。
もちろん、昔に比べれば到達レベルは低くなるでしょうが、労基法違反を許容する理由にはなりえません。

家庭の問題というプライベートを批判の対象にするのは、議論する人の人格を疑う根拠にすらなります
長女の研修の手助けの目的が、同僚の過労死予防とするのも、論理の飛躍も著しいです。
反省を促したいです。

9時〜17時でも立派な労働です。
9時〜9時までの24時間というのは3人分の仕事量です。
過去の非常識との決別がなければ、第二の中原先生を減らすことはできないと思います。

女性としての普通の幸せと医療とを両立できる社会になるため、一時的に医療サービスが低下しても仕方がありません。
この場合、医療レベルは落とせませんので、受け入れ人数が減ることになるでしょう。
(レベルが落ちると、自身の身も危うくなる)
勤務医が労基法に従う体制になることによるマイナス効果は、本来あるべき姿であって、今は社会が勤務医の犠牲のもとに不当利益を得ているのです。もともと権利と言えるものではないので、引き剥がされても文句は国に言ってもらうしかありません。

元外科医元外科医 2009/04/26 21:28 >勤務医が労基法に従う体制になることによるマイナス効果は、本来あるべき姿であって、今は社会が勤務医の犠牲のもとに不当利益を得ているのです。もともと権利と言えるものではないので、引き剥がされても文句は国に言ってもらうしかありません。

 激しく同意いたします。常軌を逸した労働時間により支えられている日本の医療制度は、一度解体する必要があります。お気の毒ですけど其の過程では犠牲者も出るでしょう。しかし、それは逃散した勤務医の責任ではありません。
 小生も勤務医の労働に労働基準法を遵守させるように要求するグループに所属して活動するつもりです。また勤務医だけではなく、それに近い悪条件で働かされている他業界の労働基準法違反も産業医としては見逃すつもりはありません。日本の労働者の賃金が上がれば、内需拡大になりこの国の景気を良くすることも忘れてはなりません。

clonidineclonidine 2009/04/26 23:00 中原先生長女勤務先の後期研修医給与は病院Hpによると(年俸制)1年目:7,500,000/年、2年目:7,800,000/年、3年目:8,400,000/年 だそうで、(1年目にして大学講師時代の私の年俸を上回ってるし・・・ますます心が狭くなっていそう・・・、時給換算したら1年目から小児科部長の父を超えてるんじゃ・・・)ご主人も医師だそうですが、その気になればベビーシッターを複数雇うことも可能な金額ですよね。

私が心配してもしょうがないのかもしれませんが、この年俸で1年目から当直・残業なし(おそらく子どもの病休もそれなり)で、なおかつ裁判・取材・シンポなどで勤務に穴をあけて・・・病院で上司・先輩・同僚と仲良くやっているんでしょうか。

Med_LawMed_Law 2009/04/26 23:14 clonidineさん

私も驚く好待遇ですね。正直、羨ましくもあります。多分、仕事に見合った給料ではないでしょう。

ただしこれは、病院が下心で、労基法違反で働かすための賃金だとすれば、単に有難うといって、普通に働くだけの人を非難できる理由にはなりません。

だいたい、年俸制というのは、残業代コミコミという制度ではなく、ボーナスコミコミを12で割って、20で割って8で割る単位時間当たりの賃金を上昇させるので、労務管理上は経営にマイナス(働く者にプラス)に働くものです。この病院の労務管理・コスト管理は穴だらけに見えます。

私だったら2年間死ぬほど働いて、2年分の残業代に付加金付けて倍返し狙うかな?(笑)

clonidineさんの心配は、いわゆるヤッカミ・ネタミに相当するもので、第三者としてみると見苦しいです

羨ましい世の中が自分の所に及んでいないのであれば、他人の足を引っ張るより、自分の待遇改善に動くべきだと思います。

それにしても、大した仕事もできない研修医に高賃金。この病院の先行きは暗そうですが、それも研修医個人の問題では全くありません。

moto-tclinicmoto-tclinic 2009/04/26 23:29 >中原氏の過労の一因は同僚女医の出産・育児のシワ寄せではなかったのでしょうか?

違うと思います。中原氏自身が、病院と対峙し、場合によっては職を辞しても自分の健康を守るだという、思い切りに欠けていた結果だと思います。

>長女の研修医の当直・残業免除のシワ寄せは、そのまま同僚に行くことはご存知ないのでしょうか?

「シワ寄せ」が同僚にとって過労につながると考えられたら、それを回避すべきは同僚の自己責任でだと思います。自分の身は自分で守るしかありません。

>長女&孫は某公立病院小児科常勤医を過労に追いやっていることにお気づきですか?

過労に追いやっているのは、某公立病院小児科常勤医本人です。長女ではありませんし、まして孫ではありません。

>親睦会やら二次会に出席する時間があるならば、孫の子守を担当し、長女の研修を助け、同僚の過労死のリスクを減らしてもいいんじゃないでしょうか?

長女や母親に、「同僚の過労死のリスクを減らす」ために働けというのは、無神経で残酷だと思います。
長女も母親も、中原氏をどうしたら過労自殺死から守ることができたか?は、十分すぎるほど考えたと思います。中原氏の仕事を手伝ったら、中原氏は過労死しなかったでしょうか?
中原氏を救う方法は、中原氏をもっと早く仕事から離すことだったと悔いていると思います。

>また、長女は9〜17時のゆるい環境で研修しても、3年後には1人前の小児科医になれるとお考えですか?

才能または資質の問題だと思います。もし、長女に限らず「一人前」になる医者が少ないようなら、それは研修プログラムに問題があるか、もっと長期間の研修が本来必要なのだ、ということになると思います。

moto-tclinicmoto-tclinic 2009/04/27 00:05 >中原先生長女勤務先の後期研修医給与は病院Hpによると(年俸制)1年目:7,500,000/年、2年目:7,800,000/年、3年目:8,400,000/年 だそうで、(1年目にして大学講師時代の私の年俸を上回ってるし・・・ますます心が狭くなっていそう・・・、時給換算したら1年目から小児科部長の父を超えてるんじゃ・・・)ご主人も医師だそうですが、その気になればベビーシッターを複数雇うことも可能な金額ですよね。

なんだか、読んでて腹が立ってくる文章ですが、ひとの年棒がそんなに気になるなら、それはご自身の価値観がそういうところにあるということなのだから、いっそ年棒・年収を追及すべく転職したらいかがですか?嫌みではありませんし、悪いことでもないと思います。
大学講師てのは、年棒が目的で勤めたのではなく、ほかに研究とかやりたいことがおありになったからではないのですか?それを高額な施設や公費をつかってやらせてもらったのだから、薄給でも満足ではなかったですか?
わたしは、薄給の国立病院に16年勤務しましたが、民間ではできない不採算医療にたずさわることができたので、満足しています。

>私が心配してもしょうがないのかもしれませんが、この年俸で1年目から当直・残業なし(おそらく子どもの病休もそれなり)で、なおかつ裁判・取材・シンポなどで勤務に穴をあけて・・・病院で上司・先輩・同僚と仲良くやっているんでしょうか。

「仲良く」って、どういう意味ですかね?・・もし、そういう理由で「仲良く」してもらえない上司・先輩・同僚であるなら、わたしなら、こちらから願い下げで、ほかの職場にさっさと移りますが。

moto-tclinicmoto-tclinic 2009/04/27 00:22 白状すると、わたしの中にも、clonidine様が書かれた内容と同様のモヤモヤが少しあったのですが、clonidine様がはっきり書いてくださったおかげで、自分のなかのモヤモヤと自己討論することが出来てすっきりしました。有難うございます。

コメント欄というのは、こういうところが私は好きで、ハンドルネーム付きで書かれていても、そこに書いてある文章は、自分のなかの無意識を投影するための鍵ですからね。反発にしろ共感にしろ、他者との交わりに見えて、実は自分の内面の投影に過ぎないのだろうと感じます・・
わたしにとってコメント欄というのは、自分が何者かをを知るための鏡ですね・・
蛇足でした。スミマセン。

clonidineclonidine 2009/04/27 00:32 Med_Lawさん

一応釈明しておきますが、現在私は大学病院を辞職し、QOMLのある生活をしております。時給換算でも中原氏長女より稼いでおりますので、ご心配なく。

現在、非正規労働者問題などでキーワードとなっているのは「同一労働・同一賃金」ですが、けっきょく勤務医労働問題の改善も、この一言に集約されるのではないかと思われます。「同一労働・同一賃金」=「労働の長短・軽重で、それ相応の賃金差」ということです。

公立病院では今なお「年功序列で右肩あがりの賃金+お情け程度の残業&当直手当」を取っていますが、医者のほとんどが男(一部独身女)で医局奴隷だった時代にはそれでも不公平間はさほどありませんでした。

しかし、女医4割時代になり、当直・残業なしのママ女医か増えてきますと、現在の賃金体系では「時給換算すると、ママ女医>男医」と軋轢を生みます。そして、当直・残業なし育児時短(必然的に重症免除)勤務を続けておりますと、どうしても臨床能力は同期よりも見劣りがします。10年目の男医と、9時5時生活で3年目レベルのことしかできない10年目ママ女医が同賃金なのは、やはり「時給換算すると、ママ女医>男医」であり、「同一労働・同一賃金」の原則から外れてしまうのです。

「小児科部長の父の時給<研修1年目の長女の時給」なのは、双方の病院の労務管理がおかしいのです。中原夫人&長女は前者は糾弾しても、後者はスルーしたままです。真に勤務医全体の労働環境改善を考えるならば、中堅勤務医の過剰労働だけでなく、「ママ女医は業務内容に比べて過剰時給ではないか」、という点についても考察すべきなのです。

中原先生は遺書で
>小児科学会としても、小児科医の1/4以上を占める女性医師が
>育児と仕事の両立をはかれるよう提言を行ってはいますが、
>わが病院でも女性医師の結婚・出産の際には、他の医師に過重な
>負担がかかっているのが現状です。
と、ママ女医問題にもしっかり触れています。

しかし、中原夫人&長女が、長女の出産・育児を経ても今なおママ女医(の相対的高待遇)問題には触れないあたり「彼女らは本物ではない」と、私は考えざるを得ないんですよね。

clonidineclonidine 2009/04/27 00:46 解決法としては、やはり基本給は低めに抑えて、正当な残業・当直・オンコール手当てを支払う(=5時に帰るママ女医を暖かく見守ることができる)。基本給の定期昇給は卒後10年ぐらいで打ち止めとし、前年度実績に応じて病院側と交渉、場合によっては減給もあり、当直15回の30代産科医の年俸が院長を超えるのはあたりまえ・・・などなど。

プロ野球やキャバクラあたりが、賃金体系のモデルとしてはよろしいのではないでしょうか。

Med_LawMed_Law 2009/04/27 01:26 clonidineさん

なかなか懲りない人なのだなぁ。。。というのが率直な感想です。

公立病院等が右肩上がりの賃金というのは、事実誤認も甚だしいです。
普通は、初任給調整手当という、基本給の上昇とともに下がっていく調整金があって、卒後数年で月収はフラット化されています。大学にしかいないので見えていないのでしょう。認識を改めてください。

研修医の賃金が高いのを研修医に対して非難するの?違うでしょうに。
病院管理者に非難を向けるの?どうぞご自由に。但し高給で雇うにはそれなりの理由があるのでしょうから、鼻で笑われることでしょう。

>真に勤務医全体の労働環境改善を考えるならば、中堅勤務医の過剰労働だけでなく、「ママ女医は業務内容に比べて過剰時給ではないか」

個人個人の生産性の査察をどうするかという問題に帰着されますが、少なくとも高く評価されているものを自分から値下げするバカはいません。
医師過剰ともなれば、こちらから提案するまでもなく下げてくることでしょう。
単なる過渡期の一時現象です。それでも許せませんか???

>当直15回の30代産科医の年俸が院長を超える

当直15回もしていたら過労死を呼びます。
こんな不可解な仮定を繰り返すのは、中原氏から何の教訓も得ていない証拠です。

毎年の年俸交渉ですか?ほとんどの勤務医からはソッポを向かれる気がします。

後ろ向きに弱い女医さんを攻撃する前に、医療費全体のパイを増やすことに力を注いでください。

大学病院を満を持してお辞めになった年齢であるなら、過去の医療制度の責任を感じて、社会活動をしていただくように願いたいものです。

>「+お情け程度の残業&当直手当」

についての反省なくして、今の医療労働問題を語って欲しくはないです。

>プロ野球やキャバクラあたりが、賃金体系のモデル

キャバクラの賃金モデルというものを恥ずかしながら知りませんし、行ったこともないのですが、お得意分野なのでしょうか?
比較で出すにしても、人格が現れますし、評価に繋がります。
なーんにも知らないし、なーんにも考えていない強い強い証拠になる文言だろうと思います。
医師の労働問題とキャバクラを等値と考えるメンタリティーも見え隠れします。
同時にプロ野球ほどの賃金を得ていないのに同価値に見るあたりも、プライドと卑屈さが見え隠れします。

研修医の給料は実力に見合うものではないにせよ、そのうちに実力と賃金とのギャップを感じることになるでしょうし、実力に見合う評価が下る時代にはなるでしょうが、それは多くの研修医が感じていることであって、それなりに努力している者が殆どです。
温かく見守る気概がないのは、器量が小さいとしか言えません。

ハンドルネームで書かれていても、clonidineという人の評価は下せます。
恐らく、Med_Lawという人の評価も同じように行われていると思います。
続けてclonidineというお名前を出し続けることができるかどうか、生温かく見守ることといたします。

moto-tclinicmoto-tclinic 2009/04/27 01:30 >clonidine様
 
問題をはき違えていると思われます。
ボールペン作戦をはじめ、中原氏支援の活動は、ママ医問題とか、能力給の問題ではありません。
過労死した中原氏への、病院の労働衛生管理責任を問う訴訟で、高裁が「病院に責任なし」という判断を下したので、これはおかしい、と考えて、上告受理申し立てのための署名を集めているのです。
上告を受理するかどうかは、最高裁の自由です。そこには、世論形成も大きく働きます。
「中原夫人&長女が本物かどうか」など関係ありません。「病院に責任があるかどうか?」の争いです。

もし「医師が過労死して労災も認定されたが、病院に管理責任は無かった」という判例がこのまま確定したら、病院は「医者が過労死しても、労災で補償されるし、労働基準法は解釈に弾力性あるし、これまで同様に医者を酷使してやろう」と、考えると思いませんか?それは、clonidine様にとって「本物と思えない」夫人&長女に利することへの反感以上に不利益ではないですか?

一産科医一産科医 2009/04/27 07:45 >clonidine先生
>「小児科部長の父の時給<研修1年目の長女の時給」なのは、双方の病院の労務管理がおかしいのです。中原夫人&長女は前者は糾弾しても、後者はスルーしたままです。真に勤務医全体の労働環境改善を考えるならば、中堅勤務医の過剰労働だけでなく、「ママ女医は業務内容に比べて過剰時給ではないか」、という点についても考察すべきなのです。

「労働環境」には勤務時間だけでなく賃金も重要な要素です。
もし、中原氏が自らの賃金を下げることを掲げて裁判を闘うなら、将来医師がワーキングプアになった時、最大の戦犯とされることでしょう。
将来の医師がどれだけ賃金を下げられても、自分はその頃は引退で勝ち逃げできるからOKですか?

裁判というのは、自分にとって有利な情報をぶつけ合って妥協点を探る紛争解決のための一手段です。常勤医が非常勤医に比べて相対的に低待遇だというなら、非常勤医を引き下げてバランスを取るのではなく、常勤医を上げてバランスを取るように主張するのが当然です。非常勤医の待遇を悪くするように主張するのはそれこそ非常識です。

あなたが奴隷根性の持ち主であることはよくわかりましたが、それを他人に強制しないでください。お願いします。それこそ、医師の未来のためにです。

法務業の末席法務業の末席 2009/04/27 07:46 私自身は中原医師の裁判には中立でありたいので、このエントリはスルーするつもりでした。
しかしclonidine様と他の方々との論戦を読ませて頂き、労基法を扱う法律職として1回だけコメントさせて下さい。

労基法のバックボーンは「使用者の労働者管理の公正さの確立」にあります。
この「公正さ」とはすなわち「使用者と労働者が互いに対等の人間として認め合うこと」だと思います。

これを法の目的に置き換えると、労基法の目的は「労働者を人間として扱わないような労働者管理を廃絶すること」となります。
すなわちこの「労働者は人間だ」という根源理解こそが、憲法>民法>労基法と連なる労働諸法令の背後に在る「基本的な考え方」です。

よって、長時間の残業や休日無しの労働という、労働者を生物としての人間扱いせず、無機的な「生産機械」として労働体制そのものが、上記の「労働者は人間だ」という根源と相反する事実を示していることになります。

労基法に定める1日8時間週40時間プラス週1日の休日という規定は、この「労働者は人間だ」という理念から帰納した、労働者を人間として扱う上での「基本の労働条件」であり、この考え方を労基法では『この法律に定める労働条件の基準は最低のもの(労基法1条2項より抜粋)』という文言で表しています。

理念の上では1日8時間週40時間プラス週1日の休日が確保できない労働条件は、そもそもが労働者を人間扱いしていないのであるから、最初からこの労働条件で収まらない「常態として長時間の残業や休日出勤」の存在を前提とした労務管理が、労働者を人間扱いしていない証左と言えましょう。そしてそのような労働者を人間扱いしない労働管理が「常識」とされる業界は、業界ぐるみで人間を機械扱いする悪弊が染み付いている世界と言われてもやむを得ないかと思います。私から見れば医療業界丸ごとが、労働者を人間扱いしないことが常識とされていることが最大の問題だし、悪弊の根源なのだと思うのです。

この2年余り、私はいくつかの医療系サイトや法律系サイトで医療者の方々と論議し、医師の方々のお考えに接してきました。しかし、誠に残念ではありますが「労働者を人間扱いする」という理念が非常に希薄な業界だとの印象があります。

そしてそのように働く仲間を人間と思わない人々が、病や怪我に苦しむ「患者という人間」を治療しているのか、疑問に思える部分も私の心の中には芽生えつつあります。もしかしたら医師の方々の中には、病気や怪我だけを見るのが精一杯で患者という人間の存在にまで気配りできない状態になっておられる方がいらっしゃるのではないか。そうした病変を診るだけで人間を見れないことに象徴される日本医療のゆとりの無さが、労働問題も含めて医療崩壊や医療制度の様々な軋みとなって現出しているのではないかと思うに至ります。

最後は少々哲学的な話にまで発展してしまいました。トピずれの長文、ご容赦下さい。

眉唾眉唾 2009/04/27 08:26 どのようなケースであれ、ご遺族とその支持者たちによる「絶対正義」「絶対善」「批判禁止」のような活動に対しては、どうしても懐疑的になります。
N先生ご遺族の支持者の皆さんと、自称医療ミスご遺族支持者の皆さんとで、やっていること、批判に対する反応・反論などが似通っているように感じるのは、けして私だけではないはずです

moto-tclinicmoto-tclinic 2009/04/27 08:47 くどいようですが、眉唾様は、中原ご遺族がおこしたこの訴訟で負けて、判決確定した場合の医者(勤務医)側の不利益が、どのようなものか、考えていらっしゃいますか?

正直言って、こんな訴訟起きなければ、医者と病院が時間をかけて労働条件をすり合わせるソフトランディングな道もあったのではないか?という、やっかいな気分は私の中にもあります。しかし、現に訴訟は起きているのです。このままでは敗訴確定して判例となってしまうのです。

N先生ご遺族の支持者の皆さんと、自称医療ミスご遺族支持者の皆さんととの、どこが違うかというと、前者は医師(勤務医)を守る方向の運動だし、後者は医師(勤務医)と対峙する運動です。

(なーんで、これだけ書いてもわからないかなあ?・・)

moto-tclinicmoto-tclinic 2009/04/27 09:05 clonidine様にしろ、眉唾様にしろ、現場の勤務医は、疑心暗鬼に陥っていて、同じニオイのするもの全てに無条件で拒否反応しめすのかもですね。
病院は味方ですか?院長は?医師免許持ってるから信用できる?
仲間は、同じように奴隷労働強いられてる同僚たちだけですか?ほかの人間はすべて油断ならない?
患者を治そうとして、「この医者は俺に何をしようとする気なんだ?」と、キッと睨まれたことおありですか?わたしはいま、ちょうどそんな気分です。
治療がうまくいって、誤解がとけることを祈ります。御承知のように治療には患者の協力が不可欠です。

元外科医元外科医 2009/04/27 09:09 まあ、やっかみの連鎖はこのくらいにして、データに裏付けで議論しましょう。
件の病院の研修医の給与は小生から見ても高すぎ(笑) だと感じますが、それはその病院の経営者と勤務する研修医の関係で決まるわけで我々外部の者がそれ以上コメントする立場にはありませんね。 
 ただ、常軌を逸した勤務の結果自殺した医師の、死の責任が何処にあるかは、明らかであり、現在の日本の労働法制や産業医学の基準からすれば明らかに職務起因の過労死であると言えます。裁判所がそれを認めないことは、既に管理職になっている我々を含めた勤務医の労働条件の更なる悪化と、それに関連した医師逃散の連鎖を招きます。ですから、我々はこの裁判を重視しているわけです。
 まあ、いろんな意見があるから議論になるわけで、反対する方が居ることは歓迎です
(^^;)

一産科医一産科医 2009/04/27 09:19 「お前が産科医という一番の奴隷医じゃ!」という点はスルーしていただくとして(笑)。

社会の中で自分の主張を通そうと思ったら、まずはお互い120%の条件を提示し、その条件を交渉の中で徐々に引き下げながらすり合わせて妥協点を探していくのが普通だと思います(その判断を裁判官という第三者にゆだねるのが裁判所という紛争解決機関と理解しています)。そういうシステムである以上、主張の仕方が似通ってくるのは当然かと思います。
したがって係争中の件については、(実際にどう思っているのかはともかく)自分たちの主張に不利な情報をなるべく抑えようとするのは理解できます。そのあたりが「似ている」というなら、そうかもしれません。

医師は科学者のはしくれですから、ある仮説に対して検証しようとしたときに、その仮説を支持する結果・反対の結果どちらも等しく検討する癖があると思いますが、社会を構成する人間がすべてそのように考えるわけではありませんし、そう考えることを前提として社会システムが組まれているわけでもありません。そのことは理解しておかなくてはならないと思います。

私は中原先生の裁判の積極的な支持者というわけではありませんが、この裁判を通じて病院勤務医の労働条件が改善することは、今後の医療体制の維持のためには必要と考えていますので、原告を応援しますし結果は注視しています。
(自分自身は開業医ですが)

なお、いかなる場合でも「批判」と「非難」は区別しなければならないと思います。
(先の文章で、最後の一文がclonidine先生に対する非難になってしまっている点は反省しております。)

10年ドロッポ10年ドロッポ 2009/04/27 09:31 >中原夫妻の長女は医師国家試験に合格し、初期研修中に出産し、公立病院小児科で当直・残業免除(拒否?)の後期研修中だそうですね。

小児科医志望と聞いていたので「お父さん、無駄死にだったなw」と思っていたのですがいやあよかったよかったw
>一応釈明しておきますが、現在私は大学病院を辞職し、QOMLのある生活をしております。時給換算でも中原氏長女より稼いでおりますので、ご心配なく。

富永恭二閣下なみのヒキョウモノでつね。師匠と呼ばせて下さいw

卵の名無し卵の名無し 2009/04/27 10:58 >この2年余り、私はいくつかの医療系サイトや法律系サイトで医療者の方々と論議し、医師の方々のお考えに接してきました。しかし、誠に残念ではありますが「労働者を人間扱いする」という理念が非常に希薄な業界だとの印象があります。(以下略)

この2年余り、私はいくつかの医療系サイトや法律系サイトで法律業界の方々と論議し、法を行使する立場の方々のお考えに接してきました。しかし、誠に残念ではありますが「原告被告を公平に人間扱いする」という理念が非常に希薄な業界だとの印象があります。以下(ry

法務業の末席法務業の末席 2009/04/27 11:35 >>この2年余り、私はいくつかの医療系サイトや法律系サイトで法律業界の方々と論議し、法を行使する立場の方々のお考えに接してきました。しかし、誠に残念ではありますが「原告被告を公平に人間扱いする」という理念が非常に希薄な業界だとの印象があります。以下(ry

私のコメントに対して、このようなオチョクリが返って来ることに、大きな失望と無念さを禁じ得ません。このようなオチョクリがこの新小児科医のつぶやきのスタンダード(常識)であるならば、小職は今後このブログとの関わりを考え直さざるを得ません。

Yosyan先生はじめ、皆様には申し訳ありませんが、自分の仕事時間や睡眠時間を割いて私が労基法などを解説することは、医療者の皆さんのお役に立っているとの自負が在りましたが、こちらの常連コメンテーターである卵の名無し様にはどうやらありがた迷惑であり、私ども法律の職にある者は全てオチョクリの対象のようであります。

このようなオチョクリがこの新小児科医のつぶやきのスタンダード(常識)であり、このブログ主催者のYosyan先生はじめここに集う多数の医療者の方々の総意または多数意見であるならば、小職は今後このブログとの関わりを絶たせて頂きます。

本心より不愉快な投稿と思っています。

Med_LawMed_Law 2009/04/27 11:50 師匠さま

残念ながら、不良分子が混じってくることは避けられません。
但し、混じっているのは、捨てハンでオチョクリを入れる卑怯者です。
まだ見境無く、己の不満を吐き出す未熟者に対しては、説教を加えているのですが、追いつきません。

師匠さまには、部分にとらわれず全体を見ていただきたいと願うばかりです。

圧倒的多数は理性派であり、理性によるロジックが通じない輩を批判できる人達だと信じてます。

失礼の段は、代わってお詫び申し上げます。

666aks666aks 2009/04/27 13:10 法務業の末席 様
4月25日、26日と貴重なコメントを有り難うございます。労基法の本来的な意味は産業医をしていてもなかなかわからな所があります。法務業の末席 様はモトケンブログでもお見かけしますが、anonymous(卵の名無しは2chあたりでよく使われています。)の手前勝手なコメントは無視していただいて、引き続きのごひいきをお願いします。

sasimininjasasimininja 2009/04/27 13:13 卵の名無しさま

>「原告被告を公平に人間扱いする」という理念が非常に希薄な業界

コピペ返しが全て駄目とは言いませんが、根拠なり材料なりを提供しないなら、只の低級な煽りと同じです。

法務業の末席さまの【医療界は「労働者を人間扱いする」という理念が非常に希薄な業界】という書き込みは筋が通っており、自分も日々同様に感じているだけに、反駁がこれでは少々残念です。

YosyanYosyan 2009/04/27 13:33 法務業の末席様

このブログのスタンダートは何かと問われれば、それはブログ主たる私のエントリーです。コメント欄を軽視しているわけではありませんし、コメント欄で活発な意見交換がなされている事が当ブログの貴重な財産ではありますが、スタンダートはあくまでもエントリーかと考えています。

残念ながらと言うかそういう気風になってしまっているので、必ずしもエントリーについてのみの議論にはなっていない事も多々ありますが、基本は私のエントリーに対する意見交換かと考えています。

コメントの質については多数が良識的で建設的なものである考えております。もちろんすべてではありません。すべてをそうする事など不可能であるのは御存知の通りかと思います。またすべてが同じ向きでない事も議論に必要なエッセンスかと考えています。

法務業の末席様からレクチャーして頂いた労働関係の法規の解釈は、勤務医にとって貴重な知識となっております。私はもちろんそうですし、多数の者はそう感じているかと考えています。ただ必ずしもそう感じない者もおられるのは避け難く、これの排除をブログ主である私に求められても正直なところ無理です。

感じる、感じないはあくまでも主観ですから、法務業の末席様が不快を感じられて立ち去られるならば、これを止める事は誰にも出来ませんが、出来るならば引き続きコメントを頂ければ幸いと思っております。

Med_LawMed_Law 2009/04/27 14:21 労基法で定める基準以下の境遇というのは、『絶対悪』であって、駆逐しないといけないし、それで不当利益を得ている者を糾弾しないといけないという気概が、まだまだ医療界には乏しいです。

患者のため、地域のため、国のため。そんなのは、まずは医師の待遇を普通にしてから語ってもらいたい。

労基法以下の基準で妥協する余地は全くありません。
この基準を譲って暫定協定結ぼうというのは、腰抜けだと私は看做しています。

勤務医の労働環境の足を引っ張っているのは、無知で高慢な多くの医師であることも重々承知の上で、なおかつ、中原先生のような犠牲者がでることを防ぐことが、医師の労働問題の最大の主眼です。

仲原先生の悲劇を起こさない活動を、かの団体等と比較するだけでも身震いがします。
失礼もほどほどにしてもらいたい。

論理・理論で掛かって来れないのは、卑怯者だと声を大にして言います。

卵の名無し卵の名無し 2009/04/27 19:32 >私のコメントに対して、このようなオチョクリが返って来る

おやおや、
>最後は少々哲学的な話にまで発展してしまいました。
とせっかく医師「業界」そのものが医療崩壊の原因であるとの「哲学」的批判ををご披露いただいたから、その同じ「哲学的論理」で法律業業界を批判したらどうなるかを試したまでだが。哲学といえるほど論理的思惟が重ねられていないあの文章は、どのようにでも使える批判者にとって便利なだけの一知半解的論法であろう。
それにこの程度の反論(貴殿にいわせればオチョクリ)にも耐え得ないような「哲学的な話」は最初からご披露に及ばないほうがより哲学的であろう。

眉唾眉唾 2009/04/27 20:26 moto-tclinic 2009/04/27 08:47 さん

>くどいようですが、眉唾様は、中原ご遺族がおこしたこの訴訟で負けて、判決確定した場合の医者(勤務医)側の不利益が、どのようなものか、考えていらっしゃいますか?

では、「医療ミス」とご遺族が主張する訴訟で医療側が勝ち、判決確定した場合の自称被害者側の不利益(儲け損ない?)が、どのようなものか、考えてみてはいかがですか?

>N先生ご遺族の支持者の皆さんと、自称医療ミスご遺族支持者の皆さんととの、どこが違うかというと、前者は医師(勤務医)を守る方向の運動だし、後者は医師(勤務医)と対峙する運動です。

要するに、利益を得るのが敵か味方かということで、説得力ゼロです。
ここは医師専用掲示板ではありません。一般国民に広く理解を得る論証をされてはいかがでしょうか。

moto-tclinicmoto-tclinic 2009/04/27 22:33 眉唾様が、医師でないのであれば、そりゃごもっとも。
clonidine様が医者なので、その流れで、てっきり医師だと思っていました。

眉唾様が、医師でないのならば、2009/04/27 07:46 の法務業の末席のコメントを読み直してください。わたしは医師ですから、どうしても、自分の所属する医師という集団の利害に立ちます。そのような者が、中立的に説明しようとしても、嘘くさくなるばかりでしょう。ですから、私はあえて、医師の利益という観点から、clonidine様のような方の説得に回ります。

法務業の末席様は、非医師ですから中立です。なおかつ労働問題の専門家・実務家でいらっしいますから、眉唾様のような非医師のかたへの、医師の労働環境問題をわかりやすく説明してくださっています。

医療医療 2009/04/28 00:53 >>「労働者を人間扱いする」「使用者と労働者が互いに対等の人間として認め合うこと」
私の研修医の時代は研修医なんてモルモット以下。○んでも役に立たないといわれていました。
冗談かと思っていました。
ところが、大阪で研修医が無くなった時の院長の「研修医は労働者として認識を受けていない」というコメントを聞いて本当にびっくりした経験があります。冗談かと思ったことが本当にコンセンサスとして上部にあったことがショッキングでした。最近では東京都の保健局課長の愛育の件での発言がまたもや聞いていた通りの言い訳でがっかりでした。これが私たちが献身的・自己犠牲を強いてきた雇用者の言う言葉?
医療行政・病院が責任を持って医者を雇用して、医者が責任を持って患者の診療に当たる。この流れがなくなると当然患者に影響します。供給は上から来るものであり、途中で増えるものではありません。医者は中間に居るわけですから、上から流れてくる医療資源を100%患者に受け渡すことが出来たらそれで十分であり、元外科医様が仰るように、それでも無理な病院はつぶれなければ再生はありません。
医療ミスであったり労使のもつれ、いずれにしてもソースは上から流れてこないといくら下を叩いても解決に向かいません。法に照らし合わせて「雇用者も労働者も利用者も公平」に扱われたら私は医者としてなんの異論もございません。望むところです。ぜひ、われわれの後の世代に悪習を残さぬよう、あるべき姿になって欲しいです。内部から改革が出来ず(労働組合がない)、他力本願なのが残念です。
それでも「大学は触らぬ神にたたりなし」と仰っておられますね。大学では今でも救いを求めて自己犠牲を強いられている医者が多くいます。
多くの方がこのブログを見て意識を高められるよう望みます。

眉唾眉唾 2009/04/28 07:17 moto-tclinic 2009/04/27 22:33 さん
>眉唾様が、医師でないのであれば、そりゃごもっとも。

私は「医師でない」とは言っていません。医師であるとも言っていません。

医療 2009/04/28 00:53 さん
>院長の「研修医は労働者として認識を受けていない」というコメント
>これが私たちが献身的・自己犠牲を強いてきた雇用者の言う言葉?
>大学では今でも救いを求めて自己犠牲を強いられている医者が多くいます。

医師を労働者と見なさず、献身を強いているのは、国民よりもまず先に医師の先輩たちではないですか?
奴隷の棒頭がかつて自分がされたように後輩を調教する、というおぞましい構図にしか見えません。

マスコミや国民は、ただ慣らされただけで、いつの間にか「当然」と思い込んでしまっただけでしょう。
「客」のマナーや、自称被害者の活動を非難するなら、まずは自分たちの手で棒頭を打倒すべきです。

そういう意味なら、N先生ご遺族とその支援者の活動を心から支持します。
しかし、その支援者の中に、自称医療被害者の活動を公然と非難する人がいるなら、その二重規範を憎みます。ここのブログのHNを見る限り、そういう人がいるようですね。

Med_LawMed_Law 2009/04/28 08:18 眉唾さん

>ご遺族とその支持者たちによる「絶対正義」「絶対善」「批判禁止」のような活動に対しては、どうしても懐疑的になります



>「客」のマナーや、自称被害者の活動を非難するなら、まずは自分たちの手で棒頭を打倒すべきです。
>その支援者の中に、自称医療被害者の活動を公然と非難する人がいるなら、その二重規範を憎みます。

まさにダブル・スタンダード全開です。

医療者への共感を全く伴わないで、「自称被害者」「客」への批判を許さないという強い態度です。
懐疑的と主張されている「批判禁止」を自らの楯にしての御振る舞いは見苦しいです。
よくある自称医療被害者団体の態度そのものに見えます。

そこには是々非々で客観評価しようという態度は見出せません。

本当の被害者でなく、自称に過ぎない「自称被害者」であるなら、同情に値しないのは当然のことでしょう。
単に不幸なだけの人が、他称加害者を仕立てて、更に不幸な人を作り出そうというのは何とも罪つくりで業の深いことです。

tadano-rytadano-ry 2009/04/28 08:53 >医師を労働者と見なさず、献身を強いているのは、国民よりもまず先に医師の
先輩たちではないですか?

 実際献身を強いられることもある研修医の私としては確かにそう思いたくなることも
あります。でもそれよりひどいと思うのは事務方ですが。私が今の病院に入ったときは
研修医には交通費も時間外手当もなかったですからね。仲間もそれで当然と思ってます
から厄介でした。医師としてのスペックの低い研修医の基本給が安いのはまあ仕方ない
ですが、各種手当がないこと自体労働者扱いしてないということですからね。

 結局弁護士さんに入っていただいて貰えるようになりました。現実問題として
知り合いに弁護士さんがいると話が早く進みますね―。

 あと関係ないですが、重度の2ちゃんねらーであり萌え専アニオタ(?)である私に
とっては、あのくらいのオチョクリ何とも感じません。「○ねカ○」とか言われます
からねー。最初はそりゃ落ち込みましたよ。

 ただ不快感の閾値は人それぞれですから、法務業の末席さまのお気持ちは理解できます。
労務関係のエントリが最近増えてきているこのブログに於いて法務業の末席さまのご意見が
伺えなくなると議論に奥行きがなくなるのは残念ですが。

 私も前職の関係で多少労務関係の知識はありますが、細かい法的解釈や通達・通知
レベルの知識は社労士の方にはとても敵わないです。ただ多くは語りませんが、弁護士
さんや社労士さんにも色々な立場の方がおられます。元コンサルタントの経験上、中には
卵の名無しさまの仰ることに近い立場の方がおられたな、と感じることはありました。

 ただほとんどの方は職務に忠実な真面目な方でした。コンサルタントもそうですが
クライアントの意向で立場を変えなければならないこともあります。納得のいかない仕事を
任されることもあります。そこで妙に突っ張ると結局赤ひげと同じ事になります。

 医師だって患者さんの利益にかなう医療を提供したいと思っている人がほとんどだと
思います。でも自分の幸せだってあります。休みの日はゆっくりしたいです。頑張っても
患者さんやご家族の望む結果にならないこともあります。それで非難されることだって
あります。みんなそういった不安定な天秤の上でそのときそのとき揺れ動いているのです。

 だからどちらかに不都合な論理を押しつけてくるからといって本当に彼らが「原告被告を
公平に人間扱いする意識が希薄」とまでは言い切れないな、というのが正直な感想です。

医療医療 2009/04/28 08:59 >>奴隷の棒頭がかつて自分がされたように後輩を調教する、というおぞましい構図にしか見えません。
眉唾 さんもう少し勉強してから書き込まれた方が良いと思います。
教授より上の権力。それはいったい何だと思いますか?
大学(病院)・公的病院の設置者って誰でしょうか。
ここにおられる方達は百も承知で書かれています。
もちろん棒頭を打倒すべきは患者でもありません。
貴方の理論から言うと医療行政・官僚支配・皆保険をつぶせと言うことでしょうか。
このブログもそろそろ誰でも書き込める状態が限界に来ているのでしょうか。

tadano-rytadano-ry 2009/04/28 09:38 医療さま
>>奴隷の棒頭がかつて自分がされたように後輩を調教する、というおぞましい構図にしか見えません。

 一般の方がそう感じるのは無理はないです。むしろそう思わせるほど真犯人は狡猾だと
言うことです。確かに大変ですが、これはそのたび指摘するしかないのです。

医療医療 2009/04/28 09:56 早期退院を迫る医者にかみつく患者の構図です。
患者には見えません。目先の事しか。
教授だって一部長。けちょんけちょんです。
まあ、そう言う手先にならず離職する事が正しいのかも知れません。
医者離職。脱皆保険。脱大学。
医療行政と国民は直接相談して欲しいです。
医者を二人羽織にしています。
私は都の健康局課長の発言を聞いて、ようやく出るときがきたかと思いました。
で、あんな発言が出来るとは。というかせざるを得ないのでしょう。
自分たちがうそぶいてきたのですから。

眉唾眉唾 2009/04/28 12:23 医療 2009/04/28 09:56 さん
>まあ、そう言う手先にならず離職する事が正しいのかも知れません。
>私は都の健康局課長の発言を聞いて、ようやく出るときがきたかと思いました。

まあ、そういうことですね。
マナーの悪い客も悪いのですが、それを増長させたのは店のオーナー(行政?)、店長(医師)、接客リーダー(医師)たちなのですから、一度店を閉め、従業員も別の職場・職種に移るのもよいでしょう。

あとは賢明な国民と行政とマスコミが何とかしてくれるはずですから、どうぞ心おきなくお辞めになってください。

DM医DM医 2009/04/28 23:13 私は頭が悪いのでいまひとつ眉唾様が何をおっしゃりたいのか読み取れません。
現在の医療環境の惨状は医師側にも大いに責任がある、ということには医師も含めて誰も反対しないと思うのですけど(もっともオレじゃなくて上の世代が悪い、という自己正当化の誘惑を断ち切るのは誰にとっても---官僚にとっても国民にとっても---難しいですが)。

> どうぞ心おきなくお辞めになってください。
文字通り受け取ると10年ドロッポ先生がかねておっしゃっていることと同じですけど、その前のコメントが熱いんでやっぱり全ての医師が単にイヤミを言われているような。
(最近日本語能力の低下が著しく誤読誤解ご容赦ください。)

蝸牛蝸牛 2009/04/28 23:20 初めまして。中原支援の会から参りました。
Yosyan先生、この度はご賛同、ご協力を賜り、ありがとうございます。
エントリー文や皆様のコメントで勉強させていただいております。

clonidineさまのコメントに若干の事実誤認があるようでしたので、
その点だけ訂正させていただきます。
中原氏の長女、智子さんが子育て中の小児科後期研修医であることは事実ですが、
当直免除だったのは母体保護のために法で定められた一定期間だけであり、
現在は院内保育所や母のり子さんを始め人手を借りて、当直勤務についておられます。
伺ったかぎりでは勤務医の数が多いため、シフトもそれほど過密ではないようです。

かつて父である中原医師は、同僚のママ女医の母性や権利を守ろうとして限界まで働いた結果、
自殺という「愚行」を選びました。
いま、父がかばったママ女医の立場にある智子さんは、
自分のために周囲の誰かが過労死してはならないと誰よりも強く思っているはずです。

母娘が裁判を続ける意図は、「過労死から医師を守ろう!」という
シンプルな思いであることをご理解いただけたら嬉しく存じます。

素人が失礼いたしました。

卵の名無し卵の名無し 2009/04/29 02:11 裁判は経験がない素人です。
医師がみずからの胸に「過労死から医師を守ろう!」と付けるのはちょっと抵抗がありました。しかし
>母娘が裁判を続ける意図は、「過労死から医師を守ろう!」というシンプルな思い
に一本とられました。
胸ポッケにさすときはさすがに気恥ずかしいから「過労死から人命を守ろう!」と「医師」を削って書き直すけど。

眉唾眉唾 2009/04/29 09:01 蝸牛 2009/04/28 23:20 さま
真摯なカキコ恐れ入ります。

>かつて父である中原医師は、同僚のママ女医の母性や権利を守ろうとして限界まで働いた結果、自殺という「愚行」を選びました。

お嬢様に向けられた卑劣な攻撃への反論と思いますが、それでは「職責以上のことをやったことによる自己責任ではないか」という議論が出てくる可能性があります。
労災認定は「労働に関係している」ことが認められたものであって、必ずしも使用者の不法行為までを認定したものではない、言い換えれば労働者の自己責任でも認定される、ことに留意すべきです。

>母娘が裁判を続ける意図は、「過労死から医師を守ろう!」というシンプルな思いであることをご理解いただけたら嬉しく存じます。

これも、自称医療被害者遺族がよく言うような、「医療事故をなくしたい」「○○の医療を良くしたい一心」と同じ口ぶりに受け取られかねないことに留意が必要であると思います。

蝸牛蝸牛 2009/04/29 10:09 眉唾さま
ご指摘ありがとうございます。
「職責以上のことをやったことに対する自己責任」というのが、高裁判決の理由だったように思います。
しかし、最低時3人、自殺時に4人の体制で24時間365日の小児科外来を回す以上、
「自分も限界」として部長代行が休暇を取ったら、患者であるこども達はどうなるのか。

退職や休職、休暇を取るといった選択肢は、心が健康なら当然出てくるでしょう。
しかし、うつ病を発症していた中原氏は正常な判断力を失っていたと推察されます。
強い責任感から日常業務を放棄しなかった、
その1点をもって病院の予見可能性を否定することが許されていいのか。私には疑問です。

もう1点。
自称医療被害者遺族と同じ口ぶりに受け取られかねないというご指摘、ありがとうございます。
シンプルな言葉はどれも似通うように思います。
続く話を聞いていただけたら嬉しく存じます。

sasimininjasasimininja 2009/04/30 09:16 眉唾さま。

【ケース1】
「医療事故をなくしたい」「○○の医療を良くしたい一心」

だから、事故を起こした医療者を民事で訴える。可能なら刑事責任も問いたい。

それで、医療事故は減りますか? 医療は良くなりますか?
そもそも、日本の医療事故って多いのですか? 医療は劣悪なのですか?


【ケース2】
「過労死から医師を守ろう!」

だから、過重労働を強いた病院を訴える。

それで、医師の過労死は減るのですか?
そもそも、日本の医師の労働負担は過重なのですか?


ケース1の最初の行には、「真実を明らかにしたい」というのも含まれるでしょうか。
御自分の情報収集力にかけて判断されると良いと思います。

10年ドロッポ10年ドロッポ 2009/04/30 11:08 蝸牛様、
>「職責以上のことをやったことに対する自己責任」というのが、高裁判決の理由だったように思います。

そのくらい言わんとオマエラ奴隷医にはワカランだろ!との高裁の親心だと私は解釈しております。
>しかし、最低時3人、自殺時に4人の体制で24時間365日の小児科外来を回す以上、
「自分も限界」として部長代行が休暇を取ったら、患者であるこども達はどうなるのか。

つかぬ事をお伺いしますが、部長代行が自殺して、患者であるこども達はどうなったんでしょう?どうにもなってないんじゃないかって気がするんですが…。

眉唾眉唾 2009/04/30 12:59 sasimininja 2009/04/30 09:16 さま
>御自分の情報収集力にかけて判断されると良いと思います。

説明責任を果たそうとしない社会運動は、いずれカルトとして消えゆく運命にあります。

蝸牛様には、「中原先生支援の会」の運動が、sasimininj様のような考えと同一視されることのないよう、十分ご留意されることをお勧めします。

sasimininjasasimininja 2009/04/30 16:50 http://www5f.biglobe.ne.jp/~nakahara/

説明責任、十二分に果たしてる思いますよ。何の権限も持たない有志の集まりなんですから。

でもまあ、眉唾さまのようなタイプの方が、この国のマジョリティーなんでしょうね。そういう意味では非常に重要な御意見だと思います。

moto-tclinicmoto-tclinic 2009/04/30 19:10 わたしは、10本までの小口ボールペン希望を対応させてもらっている鶴舞公園クリニックの院長なんですが、先回の福島大野病院ボールペン作戦のときに比べると、反応弱いですね(希望の封筒が少ない)。
説明責任どうのこうのというよりは、福島のときは、刑事被告人とされた産科医に対し、医師の共感が一斉に集まったのに対し、今回は、遺族による民事訴訟ですから、clonidine様や眉唾様が貴重な意見を開示してくださってる(ほんとに関心寄せないひとはそもそも書き込まないでしょうからね)ように、なにか「うさんくささ」みたいなものを感じやすい構図なのかもですね。。
論理的には、医師のメリットとしてはわたしが書きましたし、正義としての観点からは法務業の末席様が書きつくしていらっしゃるし、sasimininja様の図解も解りやすいと思うのですが・・
この「うさんくささ」っていうのは、非常ーに日本的なモノのような気がします。論理ではなくて情緒というか。。(わたしは苦手だし嫌いです。)
しかし、良くも悪くも、日本と言う国の仕組みや国民というのは、こういう情緒的な直観というのか、因習というのか、そういうものに支配されて動いていくのでしょうね〜。

こんなこと書くと「そんなに日本が嫌なら出てけ」といわれそうだな(^^;。海外で収入が得られるほどの語学力や才能わたしには無いから仕方ないです。それに良いとこも多いし。

卵の名無し卵の名無し 2009/04/30 19:24 >眉唾さまのようなタイプの方が、この国のマジョリティーなんでしょうね。

それは違うと思うな。ああいう論法は単にディベート技術の一つであって人格には原則関係ない。こういう多くの人間がコメントだけで参加する掲示板には必ず出てくる作文技法の類型のひとつ。それがマジョリティーであるかないかはこの場だけで判断することはもともとできない以上、コメントから人格を探求するのは無駄な労力。ボールペン運動や募金運動では実際に締め切りまでにどれだけボールペンが売れて募金が総額どれだけ集まったかだけをもって評価するのが一番だろう。
実際掲示板という二次元平面では批判コメントを書き連ねながら、現実の四次元空間ではボールペンを買うという支援を実行する人も世の中にはいくらでも存在する。定額給付金には絶対反対表明したが配られたらさっさと受け取ったという人も多かったように、自覚の有無にかかわらずそもそも言行不一致が人間行動のでふぉだから。

moto-tclinicmoto-tclinic 2009/04/30 22:29 続きです。
(自称)医療過誤事件の遺族は、病院に民事賠償求めているわけで、今回中原先生の場合も、遺族が病院に民事賠償求めているという構図においては、異なるところがない。
 「要するに、同じ『死体換金ビジネス』じゃねーか」と言う人は言うでしょう。その点、これまで医者の一部が「(自称)医療過誤事件の遺族」に投げかけてきた言葉が、そのまま返ってくる。天に向かってツバ吐いたみたいなところがあります。
 医者は医学知識や経験がありますから、「あの医療過誤訴訟は、どう考えても遺族がおかしいよなあ。」と判る場合多いですが、一般人にはわからんでしょうからね。

moto-tclinicmoto-tclinic 2009/04/30 22:40 今回、中原遺族がおこしている訴訟が、勝っても負けても、医療崩壊の流れに大きな影響はないのかもしれません。
しかし、私にとって不気味なのは、敗訴した場合の「判例」が、どんな重みをもって後世に影響するのかですね。これ、法律の専門家でない私には、ほんとに不気味です。
本音を言うと、上にも書きましたが、労災認定がおりた時点で、病院相手の民事訴訟はやめといてくれたほうが、医療崩壊・労働環境再構成は、ソフトランディングしたのかもしれない、って思います。しかし、それは、私の勝手な思いですからね。遺族には訴訟を起こす権利があります。
そして訴訟が起きた以上は、わたしは医者として、後輩である勤務医たちのために応援しますね。傍観も反対もわたしにはできません。

moto-tclinicmoto-tclinic 2009/04/30 22:54 中原先生のような過労死自殺は、もうこれからの時代は起きないんじゃないかな・・
なぜかというと、10年前に比べると、医局も病院もほんとに辞めやすくなったでしょうからね。
そういう意味で、中原先生の自殺は、あの頃の閉塞したというか、医者が勤務の辛さを理由に逃げ出す(辞める)ということに対して、だらしない根性が足りんといった雰囲気で閉じ込めていた、われわれ医者社会全体にこそ責任が大きいのかも。(書いていて、ちょっと苦笑します(^^;。わたし、10年前にすでに2つの医局を破門になってて、色々好き放題やって、勝手に過労退職した人間なんで、あの当時でも、べつに、辞めようと思えば中原先生、辞められたのになー、って思っちゃうので。しかし私のほうが変り者なんであって、中原先生のほうが標準人だと認めます。)

moto-tclinicmoto-tclinic 2009/04/30 23:06 わたしは別に心理学者じゃないし、他人の心のうちを詮索するのは失礼だとはじゅうじゅう存じてますが、あえて勝手な推察を申し上げますが、中原遺族、何に対して恨みを持ってるかというと、そういう閉塞して逃げ場を無くさせた、当時の医療界に対してじゃないだろうか。
(わかりませんよ。これ、勝手なわたしの推測です。ご遺族のかたには先に無礼を謝っときますm(_ _)m。)
医者が、いま、手のひら返したように?自分たちの味方についてくれる、っていう現象に、仲間が増えるのはよいことなのだけど、複雑な心境かも。
医者の労働環境改善は良いことなのだけど、それで中原先生が生き返るわけじゃないですからね。生き残った医者が、自分たちの利益のために、故中原先生を御輿にかつぐのは、わたしが遺族だったら、いい気持ちはしない。「なんで、もっと早く、あのとき、声を上げてくれなかったの?いま、これだけ盛り上がるなら、もっと早く医療環境改善みなで出来たのじゃないの?」という声が喉元まで出かかってるんじゃないかしら。

moto-tclinicmoto-tclinic 2009/04/30 23:14 だから、わたしは、中原夫人と会うのがコワい(^^;。
若い先生たちは、ふつうに歓談する権利がありますけどね。中原先生が自殺した10年前、ふつうに医者やってた世代以上の医者は、わたしと同じような中原遺族に対する「負い目」を感じてもおかしくないと思う。あの当時、自分たちで労働環境改善に働きかけるなんて、これっぽっちも思わなかった世代ですからね。わたしたち皆が(医療界として)中原先生を殺したと言ってもいいと思う。
clonidineさまが何歳か存じませんが、もし私と同じ世代であったら、多かれ少なかれ「負い目」が無意識に隠れてるはずで、そのことが、中原娘さんに対する非難みたいな形で表出される、ってのはあるかも。(考えすぎか?)

moto-tclinicmoto-tclinic 2009/04/30 23:24 ということで、4月に蝸牛様に、中原夫人とお会いしませんか?と誘われましたが、なんだかんだといってお断りした最大の理由は実はそこ(負い目)かも(^^;。まあ、リアルで、結構徹底した人見知りってのは、本当なんですけどね。

卵の名無し卵の名無し 2009/04/30 23:47 >あの当時、自分たちで労働環境改善に働きかけるなんて、これっぽっちも思わなかった世代ですからね。

その負い目から傍観も反対もできずやむにやまれずボールペンに
「病院には医師を過労死から守る義務があります」
と刻もうとなさったことは、同じ負い目をもつ身にはよくわかりました。
でもやっぱり読めるように刻むにはこれでは長すぎましたね。

それにボールペン作戦会議で息の長い戦いを続ける戦略を採ることに決めたのですから、ここのブログにアップしたからといって性急に一時のインパクトによる盛り上がりを求めるのではなく(熱しやすく冷めやすい国民柄だからねw)、周産期医療の崩壊をくい止める会の「ワンクリック募金」設置などの地味な戦法も併用すればよいのではないかと。

moto-tclinicmoto-tclinic 2009/05/01 00:11 さっき、思いついたんですが、この画像
http://f.hatena.ne.jp/images/fotolife/m/moto-ballpen/20090402/20090402144435.jpg
をシールにして、ボールペンの白いところに貼ってみようかな?と。
作ってみないと出来栄えわからないんで、明日試作してみます。

同じ世代のかたなら、やっぱりこの「負い目」わかりますよね?(^^;
「病院には医師を過労死から守る義務があります」
は「病院には」ではなく「我々には」なんです、心情的には。訴訟が病院相手だから「病院には」ですけどね。
さらに言えば、
「我々には中原先生を過労死から守れなかった負い目があります」
ですね。

moto-tclinicmoto-tclinic 2009/05/01 00:15 そうだなあ。「我々には中原先生を過労死から守れなかった負い目があります」って書かれたボールペン持ってなら、中原夫人にお会いできるかも。。

卵の名無し卵の名無し 2009/05/01 01:28 今日は出師の表を読むことが出来た望外の日。

moto-tclinicmoto-tclinic 2009/05/01 02:55 医者の場合は、卵の名無し様も認めてくださってるから、そんな心理なんだろうけど、一般人の場合はどうなのか考えてみました。
医者が逃散とかすれば、一般人としては「現場から立ち去らないでくれ」とか「僻地に強制配置するべきだ」とか、言えるけど、過労で自殺されてしまうと、そうは言えなくなる。
今の時代、医者は自殺よりも逃散を選ぶだろうから、そんな時代に10年前の自殺した医者を御輿にかつぐのは、「ひきょうだ」って声も出るだろうな。
それは置いておいて、10年前の中原先生の自殺過労死に、一般人は「うしろめたさ」って感じるのだろうか?
わたしは一般人じゃないのでよくは解らないけど、たぶん感じる人もいるのだと思う。自分たちを守って殉職したようなものだから。
一方、そんなの自分たちの責任じゃない」「わたしは関係ない」って言う人もいると思う。そういう人たちは2群に分かれて、ひとつは、ほんとにまったく何も感じないひと、もうひとつは、実は「負い目」感じてるんだけど、同時に負い目感じなければならなくなった(加害者であることを勝手に「強制」された)ことに腹を立てるひと。これもわかります。何もしてない、普通に病院にかかっていただけで、何で「負い目」感じなければならんの?って苛立つわけです。
中原遺族って、そういう目で、医者と一般人とから、見られてるんだろうな。
だから、皆が非常に複雑な気持ちになる。自分の心が鏡になって映し出されます。それは嫌な感覚です。わたしだってそう。
複雑な気持ちは、まあ、大多数のひとにおいては、自分以外の誰かのせいにしたくなります。まあ、それが病院だったり、中原先生ご本人の心の弱さのせいにしたりするのでしょうが。
一般人のひとにある「負い目」っていうのは、「原罪」的なものかもしれませんね。ひとは、生きているだけで、何かを犠牲にしています。たとえば、ステーキを食べるということは牛という生き物を殺すということです。それと同じように、気がつかないだけで、ひとは誰かの犠牲の上に生き延びている。そのことをはっきりと見せつけてくれたのが中原先生の自殺。
とにかく、医者にとっても一般人にとっても、中原先生の過労死自殺っていうのは向き合うのが嫌なものです。それなら、いっそ、はっきりと目をそらさず向き合ってみよう、というのがボールペン作戦かも。

眉唾眉唾 2009/05/01 07:35 moto-tclinic 2009/04/30 22:40 さま
>私にとって不気味なのは、敗訴した場合の「判例」が、どんな重みをもって後世に影響するのかですね。

大野病院事件判決以来、自称医療被害者遺族の皆様が味わってきた「屈辱」や不気味さが、いま、中原先生支援の会の皆様に降りかかっているのだと思います。

>病院相手の民事訴訟はやめといてくれたほうが、医療崩壊・労働環境再構成は、ソフトランディングしたのかもしれない、って思います。

私もそう思います。最近も、賠償をもらいながら刑事告訴して、結局出された無罪判決に無念の涙を流す遺族の姿が報じられましたが、それに対する世間の目は、数年前とは様変わりして、けして暖かいものではありませんでした。
そして世論をそのように導いた原動力に、このような医師ブログの力がなかったとはけして言わせません。

moto-tclinicmoto-tclinic 2009/05/01 11:27 さて、午前中の仕事もあとお一人手術で終わり。
連休前で少し疲れを感じるかな。。気持ち引き締めねば。
続きです。
「負い目」について書いてみましたが、いちばん深い「負い目」に苛まれてきたのは、中原遺族ご本人たちだと思います。自殺者の家族一般にみられる心理です。
「家族には医師(夫・父)を過労死から守る義務があります」
ですね。
わたしはこういうことの専門家じゃないので、その深さは解りませんが、とにかく、遺族の活動と言うのか、訴訟の原動力は、この「負い目」に対するリカバリー、救いを求めてということだろうと察します。逃避であり、同時に対峙であるのでしょう。
要するに、皆が、中原先生の自殺に「負い目」「うしろめたさ」を感じているわけです、程度の差はありますが。その共通した負の意識が、異なる立場のひとが結束する理由なのでしょう。
個人的な自殺においては、こういう「負い目」は、遺族および身近なひとのみが感じるものですが、中原先生の場合は、いわば、社会的な自殺、ですから、社会全体が「負い目」を感じるのでしょうね。
だんだん、くどくなってきました(^^;。このへんで終わります。長々とスミマセン。遺族のかた、見てらっしゃったら、重ね重ね失礼お許しください。もう二度と書きません。(こんなこと一度書けば十分)

医療医療 2009/05/01 23:17 >>無罪判決に無念の涙を流す遺族の姿が報じられましたが、それに対する世間の目
患者が医療を訴えることをためらう必要は無いと思いますし。ミスを許す必要も無く。
医者が労働環境・医療過誤に関して問題提起をしようがそれも自由と思います。
医療行政<==>病院<==>従業員<==>利用者
ですから、利害相反が生まれるのは仕方ないと思います。
問題は、医療経済の破綻を理由に以下病院・医者・患者に現状での運営が可能になるように我慢の押し付け合い・歪んだルールを押し付けようとしている事ではないでしょうか。
もし、患者の訴えに世間の目が冷たければ、それは患者サイドで「このままじゃ他の市民の医療に影響する」と自制を押し付けているのでは無いでしょうか。それはなんとも眉唾な方向性です。なぜ患者どうしでそんな必要があるのでしょうか。医者のブログでしょうか。
眉唾さんが仰ったように「利用者のマナー」なんて医療サイドにとって本当に必要なのでしょうか。私は医療サイドとしてそんなもの必要とは思いません。マナーが悪ければシステムを適応すればよいのです。救急の利用がひどければ人員を増員して、看護師を雇って、ガードマンをつければ良いです。訴訟が多ければ訴訟に対応する費用を確保すれば良いです。
要は、そういったことに順応できない医療行政・システムの中で、じゃあ、順応可能な医者がそれに適応してしまえば、結局利用者と行政が困る構図ではないかと思うのですが。
例えば愛育の件で院長が返上を申し出たら、結局行政が困り、患者も困るのです。
加古川にしても同じく救急体制の問題が根底にあります(それにしてもまずい対応が有ったのでしょうが)。
医者が矛盾することを両サイドから言われたら「利用者(訴える側)と行政(システムを維持したい側)で線を決めたらいいじゃないか」と言いたくなるのはシステム上当然なことと思います。
ただ、私に言わせたら、医療行政=利用者とも思うのですが。
医療者と患者の間で我慢しなさいといえばそりゃ今後も不満が延々残されるのではないでしょうか。
先にも述べましたが、法の遵守を徹底しないと矛盾は消えません。法までが医療システムの破綻に適応して皆に妥協を求めるようではお先真っ暗かと思います。
皆が法の下に平等。私はそう願いますが。
先ほど辞めろと眉唾さんに言われましたが。
ご心配なく。責任がもてることしか現在しておりません。
やら無くて良いことは辞めました。

医療医療 2009/05/02 03:00 >>世論をそのように導いた原動力に、このような医師ブログの力がなかったとはけして言わせません。
労使問題のレスにいつも敗訴家族の事を絡めてこられますが、もし、世間の冷ややかな目線を気にされているのなら、まずは世間を分析したほうが良いのではないでしょうか。なぜそのような判断を国民がするのでしょうか。情報発信自身が悪いなんて八つ当たりですよ。
あと、労働問題に関しては医療行政<==>病院<==>従業員の「労使間の問題」ですから、元々患者は登場しません。これに関して患者側に責任を押し付ける労働者が居たとしたら、見当違いと思いますし、患者側がかかわってくるのも見当違いと思います。
要は利用者=納税者であり利益享受者であり負担者として自己矛盾に陥っているのだと思います。
行政(利用者)<==>病院<==>従業員<==>利用者
だから両方から利益の主張をしてしまうのでおかしなことになります。
行政(利用者)<====>利用者 
まあ、利用者間で解決すべき問題と思います。
要求ばかりして、納税者である自分を忘れている利用者に、それをきずかせたのが医情報発信ならそれもそうかも知れません。

卵の名無し卵の名無し 2009/05/02 09:09 このボールペン運動に参加するかしないかは各自が自由意思で決めればよいこと。運動の趣旨と募金が孔明w正大に使われることは「出師の表」でもう十二分にわかった。あとは「男は黙って(1)ボールペン買う(2)ボールペン買わない」の二者択一を選択して実行するだけ。他人がどちらの行動を選択しようと自由意志である限り文句はいうだけ無駄。