新小児科医のつぶやき

2009-05-11 インフルエンザは続く

他の話題を書きたいのはヤマヤマですが、何を書いてもコメ欄の話題はインフルエンザになりそうなので、インフルエンザにします。

新型インフルエンザ対策は寝耳に水の突発事態とは言い難いものがあります。数年前から鳥インフルエンザによる新型インフルエンザの懸念があり、その時の対策は考えられていたはずです。発熱外来のシミュレーションと言うか訓練みたいなものも行なわれていたかと思います。つまり戦略としてどうするかを考慮する時間はあったはずだと言うことです。

もちろん会議室で考える戦略と現場の進行は必ずしも一致しないのですが、それでも一定の方向性と言うか基本戦略はあったと考えています。あった証拠にまず取られた戦術は、

  1. 水際作戦
  2. 発熱外来

おそらく水際作戦で極力阻止し、それでも侵入したものに対し発熱外来で国内の拡大を封じ込めようとする戦略と考えます。まあ、今回の新型は「どうやら」弱毒性の可能性が高そうなので、あれですが、ゴチゴチの強毒性であれば政治的に水際作戦を一切しないとは言えないでしょうし、弱毒か強毒か判明しない内も水際作戦を行なわないとは言えないでしょう。

日本は島国ですから、外国からの入国ルートは欧州や北米に較べると押さえやすいというのはあります。単純に考えると飛行機と船からの入国ルートを押さえれば机上では可能とは言えます。ただインフルエンザは感染力の強力な病原体ですし、最大限を見積もれば10日間の潜伏期を考慮しなければなりません。さらに発症後だけではなく、潜伏期であっても発症の前日ぐらいから感染能力を持つことになります。

船ならば航海日数を含んで考えれば、防疫はまだしも可能と考えますが、問題は飛行機です。水際作戦をより有効にするためには、根こそぎ10日間の隔離を一律に課せば効果的ですが、今回は行なわれていません。もちろんやろうと思えば、空港に隣接して巨大な隔離施設が必要ですし、それに対するこれまた巨額の費用が必要です。防疫施設に巨額な費用が必要でだけではなく、一律10日間の隔離に伴う経済損失もこれまた巨額なものが想定されます。

それだけやっても完全とは言えませんが、現在の「怪しそうな患者」をピックアップよりは水際作戦としては有効かとは思います。しかし、そこまでの対策は講じていません。講じなかった理由は種々あるでしょうし、私も講じるべきであったかどうかは今回の新型インフルエンザに関してはなんとも言えません。議論の分かれるところかと思っています。今後の議論として、強毒性であればそこまでやるかは大きな課題になるとは考えています。


今回の水際作戦の限界は日本初の確認例に現れています。実際に見つかった途端に、ポロポロこぼれている実情が出現しています。今回の確認例もより確実を期すならば、搭乗者全員の隔離が感染拡大防止のためには必要であったと思うのですが、そこまでは行なわれていません。機内の座席配置により感染の可能性のある搭乗者のみを危険視していますが、搭乗前の空港ロビーの段階から考えるとより完全とは言えないんじゃないかと思われます。

問題は「そんな事を言い出したら」の防疫レベルをどこまでするかの判断じゃないかと考えます。異論の多い水際作戦ですが、問題はやるならやるで、どこまで徹底するかの戦略ではないかと考えています。医学的に徹底したものを断行する気なのか、それとも政治的ポーズとして水際作戦もやってます程度なのかの判断です。末端の開業医レベルから見ると「ポーズでやってます」ぐらいにしか見えないのですが、本音はどうなのかです。

現在の水際作戦であれば必ずすり抜け患者が出現するのは言うまでもありませんが、そこまで織り込んで戦略を練っているのかと言うのが少し疑問です。今回は搭乗中に症状が出現し、これをたまたま発見されたので確認されましたが、症状がもう少し遅れて出現したら、発見は不可能であったかと思います。そうなれば既に日本に上陸している可能性も十分にあるということです。


水際作戦の事はこれぐらいにして、二段目の発熱外来システムはどう整備されているかの問題もあります。これも当初から混乱があり、今も続いていると言えますが、どんな対象の患者が発熱外来を受診するのかが問題です。これに関しても報道記事、大臣記者会見、厚労省事務連絡、医政局長談話などの情報が乱れ飛んで、現場としては対応に苦慮するところです。

状況に応じて対応を柔軟に行なうのは必要なんですが、現場の実感として猫の目対応に見えて仕方ありません。今朝も確認しようと思ったのですが、どうにも難しく、自信が無いのですが今のところの擬似症例の条件は、

  1. インフルエンザ様の症状
  2. 蔓延国への渡航歴

蔓延国とはメキシコ、アメリカ、カナダのようですが、医師なら誰でも考えるのはその他の国はどうなんだと、国内に紛れ込んでいる患者は本当にいないのかの疑問です。WHOの統計は国立感染症研究所の5/9付け確定症例数更新によれば、

素直に統計を見れば「スペインも危ないかな?」と思いますが、これも蔓延国への厚労省指定が無い限り、どうなるかの問題があります。さらに言えば欧州連合は基本的に水際作戦を取っていませんから、スペインから他の国に感染が拡大してもおかしくありません。現場として、そこまで考えるべきなのか、蔓延国の指定が無いからノーマークで良いのかも判断の難しいところです。


なんでもかんでも発熱外来に発熱患者を放り込めば、発熱外来がパンクするのは目に見えていますが、防護体制が不十分の開業医も含めた一般医療機関で対応すればどうなるかも難しいところです。発見でもされようものなら、報道陣が津波のように押し寄せて麻痺します。発熱外来を国内感染拡大阻止の防波堤にするのなら、もう少し目的を明確にした運用が必要かと考えます。

うちは完全に通常診療体制で、ごく普通に診察しています。もっとも国内蔓延状態になればどうなるかはわかりません。思うのは、今回は会議室で決めていた机上の防疫法を実行してみたシミュレーションみたいなものだと考えています。一方で近い将来に本番とも言える強毒性のインフルエンザの流行はあると考えています。

為政者が良心的であるならば、今回の対策を「おおむね良好」と統括して政治的に丸く収めるのではなく、実行上の問題点を現実に合わせて改善する事が必要だと考えています。そうできれば今回のドタバタは「失敗は成功の基」にできますが、自己満足で終われば「二の舞を舞う」の醜態を繰り返す事になります。個人的には今回の対応は課題山積と見ていますが、それは私だけではないと思います。

京都の小児科医京都の小児科医 2009/05/11 09:45 Yosyan先生

直接は関係ないのですが、厚生労働省の新着情報/緊急情報配信サービス
http://www.mhlw.go.jp/shinchakukinkyu/index.html
に登録されることをお勧めします。

これで、自動的に厚生労働省からの情報がメールで送られてきます。
新型インフルエンザ情報のみではないのですが、新型インフルエンザ情報はかならずはいっています。

京都の小児科医京都の小児科医 2009/05/11 09:58 新型インフルエンザ対策関連情報HP
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou04/index.html

現時点の情報では
1.2009年5月9日
新型インフルエンザに係る症例定義及び届出様式の改定について(平成21年5月9日健感発第0509001号厚生労働省結核感染症課長通知) (PDF:401KB)
2.2009年5月9日
新型インフルエンザ疑似症患者の取り扱いについて(事務連絡)
が直接の情報と思います。

このうち、2の 新型インフルエンザ疑似症患者の取り扱いについて(事務連絡)
医療機関における新型インフルエンザ診断の流れ
http://www.mhlw.go.jp/kinkyu/kenkou/influenza/dl/090509-01a.pdf
があります。

色々と突っ込むところがあると思っています。
○濃厚接触って2m以内の医学的根拠が不明
これは1の新型インフルエンザに係る症例定義及び届出様式の改定について
に濃厚接触の記載があります。
○ご指摘のごとく、今、国立感染症研究所等の情報を参考に、症例定義における「新型インフルエンザが蔓延している国又は地域」を以下のとおり定める。メキシコアメリカ(本土)カナダ(5月5日14:00最終更新)
というのは常識的におかしい
※今後の状況に応じて、更新されるので、要確認。とは書いてありますが。。。
○インフルエンザ迅速診断キットからの流れで
A(+)かつB(-)
A(-)
B(+)
となっていますが、個人的な経験ではA(+)B(+)の経験があります。

everyevery 2009/05/11 10:04 土曜日川越の某総合医療センターに行ったら
外玄関と内玄関の間にテーブルが置かれ、
発熱トリアージ・ナースが所在なげに座っていました。
写真撮っておきたいなと思ったけれど、なんか
すごく不機嫌そうな顔してるのでやめました。

うらぶれ内科うらぶれ内科 2009/05/11 10:06 >個人的な経験ではA(+)B(+)の経験があります。
これは私も経験してます。問屋に聞いたら、まれになるとのことで混合感染なのか交差反応なのか不明といわれました。

ところでこの新型インフルエンザはアマンタジンは効くのでしょうかね。鳥インフルエンザは無効のようですが。

YosyanYosyan 2009/05/11 10:08 京都の小児科医様

厚生労働省の新着情報/緊急情報配信サービスは登録したほうが良さそうですね。昨日も天気が良かったので、ノンビリ山歩きしていたので、それだけで情報弱者になりそうです。それと末端医師会員レベルの公式情報網である医師会からのFax情報も遅れがちになっています。情報源をそれだけに頼っている開業医も少なくありませんから、情報伝達システムも見直す必要があるかと考えています。

京都の小児科医京都の小児科医 2009/05/11 10:26 昔は官僚の方もかつにされていたと推測するのですが。。。
http://www.1101.com/deardoctors/2009-04-05.html
原則として発熱と呼吸器症状のあるかたになります

大阪の高校生の例では、発熱はなかったのは皆さん知っていると思います。

http://www.mhlw.go.jp/kinkyu/kenkou/influenza/dl/090509-01a.pdf
38℃以上の発熱または急性呼吸器症状(*1)を認める

これっていつからはわかりませんが、現在はまたはですから、10日以内に、新型インフルエンザ患者と濃厚接触歴を有する者か新型インフルエンザがまん延している国に滞在した者は発熱がなくても急性呼吸器症状があれば発熱外来にゆくというのが現場を混乱させると思います。

再度引用
http://www.1101.com/deardoctors/2009-04-05.html

本田 だとすると、発熱外来というネーミングにも課題がありそうですね。
高山 それはあります。
今回のガイドライン改定においても、
名前を変えようかという意見があったのは事実です。
WHOも従来、「fever clinic」(=発熱外来)と呼んでいたのが、最近のガイドラインでは
「respiratory clinic」(=呼吸器外来)と呼び名を改めていますしね。

ただ、いま各地で発熱外来の整備がようやく地歩につきはじめたところで、国が一方的に「名前を変えます」って宣言したら「ふざけんじゃねぇ」って、苦労されて先進的なところほど思われるんじゃないですか。

行政で名前を変えるってのは、公文書すべてにひびきますからね。大変なことなんです。

本田 行政のご苦労をお察しします。

上記、恣意的な(重要と思われる)引用なので、一度全体像を通読してください。我々も一部のみを引用されるのはいやですから。。。

米国在住米国在住 2009/05/11 10:33 米国在住の者です。
マスクをしている人は周りにいませんが、マスクは売り切れてますね。

日本で、感染者が出た場合に、電車やバスを止めるかどうか、利用を差し控えるように要請するかどうか、その辺の話はどうなってますか?
アメリカの広がり方を見ていると、メキシコ旅行者が感染し、そこから飛行機で点で全米に散らばり、その点から面で広がっている印象なのですが、日本だと、鉄道という線でばらまかれてしまうのではないかという気がします(大都市だと、線というか面ですが)。
羽田で感染者がでたら、一瞬で全国に広まってしまう気もしますし、人口密度や公共交通機関の発展具合から考えると、不便な社会で活動ができるかの実験も要る気がするなあ。

豚大好き豚大好き 2009/05/11 10:45 とりあえず 今回は 来る本番 H5パンデミに備えた予行演習
という意味では意義がおおきかったということで

BugsyBugsy 2009/05/11 11:13
検疫官の皆様ももゴールデンウィーク返上とのことでお疲れ様でした。
人海戦術と言っても限度があるのは当然ですが、今回の水際上陸阻止作戦も
アメリカ、カナダ、メキシコからの直行便のみじゃなかったかと記憶しています。

オイラ思うに 迂回して日本に帰国或いは入国する乗客までは手が回らなかったでしょう。
韓国経由もいれば ヨーロッパ経由もあります。無論検疫時に発熱してない感染者もあるでしょう。そこまでは仕方ないと思えます。

行政としては「こんなに頑張って、成果は挙がっている。国民の皆様 御安心下さい。」
と言わざるをえないでしょう。してないとパニックになっちゃう。

一方でマスコミは今回のインフルエンザがH1N1であって弱毒性である可能性が高い事を
どういうわけか無視しているかに思えてなりません。おどろおどろしく H5N1といった強毒性のような報道が目立ってなりません。区別がついてんのかなと少々疑問です。

事実の報道というより 煽り立てる内容も垣間見えるんですよね。

米国在住米国在住 2009/05/11 11:34 まあ、マスゴミ様が関東の疑い例の第一号の某校や関西の確定第一号の某校に行った
行動から、強毒性の場合も含め、企業、大学、学校、イベントなどの主体がどれだけ
慎重に行動しなければいけないかのシミュレーションが出来るのはいい点ですね。

有力企業であっても殺人企業とか、有力大学であっても学生の命を無視とか、
レピュテーションを強烈に落としてくれそうですから、初期は徹底的に慎重に、
広がるまでは広げるな、ということを事実上強制できそうです。

こちらだと、発生源を疑われた某豚企業に対するバッシングはすぐにやみましたが、
日本で鳥のときは自殺にまで追い込んだからなあ。こわいこわい。

暴利医暴利医 2009/05/11 11:35 > 区別がついてんのかなと少々疑問です。
まったく同感。はしゃいで煽るためにわざと無視しているのかもしれませんが、新型インフルエンザという言葉で全てをひとくくりにしていますね。いや、本当に連中ははしゃぎ回っているなあ。

BugsyBugsy 2009/05/11 12:13 政府が快哉を叫びたい理由もチョッピリはわかりますよ。
強毒型が出現したときの予行演習というのも 十分念頭においてはいるでしょう。

ただし、「なんだ やれば出来たじゃん。じゃ次はもっと頑張れるよね。」とさらに激務を強いるんじゃないですか。それがとっても心配です。やれば出来たかどうかは現時点で安心するのは早いのですが。
なまじ上手くいったと思いこんでからが怖いです。

とっくに医師徴用制度の検討も、法的な事柄もしっかり押さえてあるでしょう。
それよりも 医師個人や医療機関がすべてこういった飛沫感染に対処できるとは限らず、限定されたごく一部でしかないのだと気づいてもらえる機会でもあったように思いますが、まずは自分たちの都合のよいようにしか考えないでしょう。

ssd666ssd666 2009/05/11 12:33 「水際作戦をやってみたけど、無理だった」という教訓をちゃんと得られるかどうかが気になりますね。
事実が変わらなければ、認識の方を操作するのが官僚と一部の政治家。

TOMTOM 2009/05/11 14:00 >うらぶれ内科様
CDCはアマンタジン無効、オセルタミビルとザナミビルは有効、と発表してます。
http://www.cdc.gov/h1n1flu/antiviral.htm

 ちょっと驚いたことを一つ。東京都では2009/05/08に「蔓延期発熱外来」への第一次登録を〆切ました。名前はものものしいけど要するに新型インフル(かもしれない人)を診る医療機関という意味で、パンデミック期には事実上ほぼ全ての内科系医療機関が相当することになります。(手を挙げれば、だけど、少なくとも『歯医者もインフル診れ!』よりは現実的かと思います)
 んで、タミフルとかはほぼ完全に国管理で、蔓延期発熱外来に登録した所にしか卸さない体制です。ここまではまぁいいんだけど、問題はこっから。タミフルは統制管理のため医院・病院への直接卸で、薬局には卸されません。厚労大臣がパンデミックを宣言した時から、タミフルは医院・病院から患者への直渡ししかできなくなります。院外処方の場合もです。これは「新型インフル患者が薬局で感染源となるのを防ぐ」目的だそうです。
 ところが、院外処方の施設ではその他の対症療法薬(アセトアミノフェンとかね)を持ってませんから、それは門前薬局に行ってもらう事になっちゃいます。それじゃかえって各地での滞在時間を延ばすだけじゃん。小児の場合の粉薬分包とかも、院外処方の開業医ではできないでしょ? これどうすんの?
 でも、それは「これから薬剤師会を交えて検討する」んだそうです。確かに「やってみないと解らない事」もあるだろうけど、この位はやる前から「会議段階で既に想定できる問題」だと思いますけどねぇ。
 ちなみに、タミフルの国家備蓄はカプセルだけです。DSは市中在庫しかありません。これは誰が統制して、どっから出すんだろ。

taiekitaieki 2009/05/11 14:03 >うらぶれ内科先生
>>ところでこの新型インフルエンザはアマンタジンは効くのでしょうかね。鳥インフルエンザは無効のようですが。

CDCのドキュメント類では、現在蔓延している豚インフルエンザA(H1N1)ウイルスはノイラミニダーゼ阻害剤ザナミビルとオセルタミビルに感受性であるが、アマンタジンとリマンタジンには耐性であると記載されています。例えば
http://www.cdc.gov/h1n1flu/clinician_pregnant.htm など。

banchbanch 2009/05/11 14:15 >院外処方の開業医ではできないでしょ? これどうすんの?

発熱相談センターを通らずに、発熱外来を設置しない医療機関を受診された場合は、
季節性であれ、新型であれ、インフルエンザが疑われ、タミフル等の処方が必要と判断される場合は、
発熱外来または指定病院への受診を指示ですかね。

でもすべての薬局のタミフル在庫がなくなるような状況にはならないように思う。
もう1カ月もすれば梅雨ですし、この季節に蔓延するかな・・・

浪速の勤務医浪速の勤務医 2009/05/11 14:55 http://sankei.jp.msn.com/world/america/090511/amr0905110900004-n1.htm
ざと感染して免疫をつけようという「感染パーティー」が話題になり、
米保健当局が20日までに「個人と子どもを危険にさらす」と警告する事態になった。

専門家によると、こうした方法は感染第二波に対する免疫がつく確証がない上、
個人の健康状態によっては重症化したり、家族や同僚に感染を広げたりする恐れがあるという。

ニューヨーク・タイムズ紙などによると、この種のパーティーは
近所で水ぼうそうなどに感染した子どもが出た際、ワクチン接種を嫌う親が
子どもに免疫をつけさせるためにわざと感染させる集会で
「チキンポックス(水ぼうそう)パーティー」などと呼ばれる。

疾病対策センター(CDC)のベッサー所長代行は
「大きな間違い。(全体の傾向と)個人への影響は別だ」と述べ、
危険なパーティーを試さないよう呼び掛けている。
ソース:産経ニュース

さすがに米国、余裕ですな。

うらぶれ内科うらぶれ内科 2009/05/11 15:47 TOMさま、taiekiさま、情報をありがとうございます。
という事は、アマンタジンにさらされたことがあるウィルスがmixされて出来上がった新型ウイルスなんですね。タミフル耐性のH1N1がすでに存在しているようなので、これらと交雑?して耐性遺伝子を獲得するのも時間の問題でしょうね。

元ライダー元ライダー 2009/05/11 16:26 ところで、この時期の一般市民って、発熱くらいで数日間某所にマスコミの監視付きで監禁されるかもしれないと頭をよぎってしまう大病院の「発熱外来」受診しますかね?
近所の開業医に行けば、いつもの風邪薬の処方で済みそうと頭をよぎるにもかかわらず、仰々しい「発熱外来」にわざわざ行こうと思いますかね?

いやね、初の新型インフル国内感染患者はどんな医療機関を初診するかと思いまして。

ドロドロ 2009/05/11 16:35 生命予後はさほど悪くないことはわかりましたから、
ほとんどの医師は、自己診断の後、解熱剤と
すでに個人備蓄したタミフルで乗り切るんでしょうね。

僻地の産科医僻地の産科医 2009/05/11 17:15 新型インフルエンザには飽きましたねぇ。
自分の中で結論がある程度でてしまいましたが、
あとは感染が拡大しそうな中国の成行きと変異株の出現、
それ以上に怖いのが鳥インフルエンザとの出会い。
強毒性までに時間がどれくらいあるのかわからないところです。
個人備蓄はありますが、何回も何回も使えるほどありませんよ。もう供給止められたもの。

インフルエンザ診断キットの品薄だけが手痛いです。
誰も気がつかなかったんですよねぇ。。(涙)。あうーんんん。
でも4月25〜30日ならまだ買えたのに。
病院のバカ。供給だけ何とかして欲しいですがなんとかならないものですかねぇ。

厚労省も今のやり方改めないと却って被害が多くなるのに。
初期治療ができないのと、日本の医療体制がパツパツなのと、
救急とかICUとかが最近富に弱くなってるのに、
インフルエンザには「別スタッフ」とかやってたら崩壊するし。
検疫に人員を割いてる余裕があるような国でしたっけ?

京都の小児科医京都の小児科医 2009/05/11 17:18 新型インフルエンザの達人様の考えは私と違うようです。

今、発熱相談センターに電話をすべきなのは、 2009.5.2 から今日までにメキシコ、米国(本土)、カナダから帰国して、38度以上の発熱などの症状のある方だけ。それ以外の方はどの医療機関を受診しても構いません。

http://newinfluenza.blog62.fc2.com/blog-entry-457.html

私は記述したように熱がなくても発熱外来を受診するようにいっているように
思います。

>http://www.mhlw.go.jp/kinkyu/kenkou/influenza/dl/090509-01a.pdf
38℃以上の発熱または急性呼吸器症状(*1)を認める

>これっていつからはわかりませんが、現在はまたはですから、10日以内に、新型インフルエンザ患者と濃厚接触歴を有する者か新型インフルエンザがまん延している国に滞在した者は発熱がなくても急性呼吸器症状があれば発熱外来にゆくというのが現場を混乱させると思います。

僻地の産科医僻地の産科医 2009/05/11 17:38 京都の小児科医さま
厚労省の緊急メール通知システムご教示ありがとうございました。
さっそく入会してまいりました。

> 2009.5.2 から今日までにメキシコ、米国(本土)、カナダから帰国して、38度以上の発熱などの症状のある方だけ。それ以外の方はどの医療機関を受診しても構いません。

まじですか!という気分ですね。
受診していいのならせめて診断キットを市中に下ろしていただきたいです。
除外診断も出来ないし。早期治療も行えないのに何しろと。。。
中国は必死になって名簿作っているみたいですけれど。

感染拡大防止策を強化=同乗24邦人の所在確認急ぐ−中国
時事通信 2009年5月11日
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2009051100615

この飛行機にのってた可能性がある人が市中をうろうろしているわけですし。
(飛行機に乗ってたからって感染するとは限りませんが、25%には下痢があるし、
 アメリカ大陸→日本の間にはみんなトイレ使うよね。どうでもいいけど)

TOMTOM 2009/05/11 19:06 >僻地の産科医様
>厚労省も今のやり方改めないと却って被害が多くなるのに。
 そうになんですよねぇ。こんな大規模シミュレーションはなかなかできませんから、「今回のは普通のインフルに毛が生えたかどうかだが、これを生かして一種の社会実験をやります。来るべきH5N1に備えるためです」と宣言してくれれば、そして本当にその中から問題点の洗い出しをしてくれれば、それはそれでよいと私は思うのですが、今の体制ではseasonalに充分対応できない不自由さと、関係各部署の疲弊と、世間に対する恐怖心の煽りばかり目立つ感じです。まぁ訓練って言っちゃうと本気でやらない、って問題はありそうだけれども。

774774 2009/05/11 19:30 厚生労働省の新着情報/緊急情報配信サービス
http://www.mhlw.go.jp/shinchakukinkyu/index.html
に登録しようとすると、Firefox様から「証明書が不正で危ないサイト」だと警告されてしまいますwww

僻地の産科医僻地の産科医 2009/05/11 19:36 (>▽<)!!!!
みてくださいっ!これ。もう笑うしかないっていうか。
(不謹慎にもちょっと大ウケしました。)これぞ日本クオリティ!!

新型インフル、予算面で新しい措置講じなくても対応可=杉本財務次官
ロイター  2009年5月11日
http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPJAPAN-37933820090511

BugsyBugsy 2009/05/11 19:49 >新型インフル、予算面で新しい措置講じなくても対応可=杉本財務次官

ほれほれ 感染症の蔓延もこれから始まったばかりだっつうに もうこうやって釘をさす役人がいる。

感染した患者が来たのがバレたら(もとい 明らかになったら)、病棟閉鎖、医者看護師は隔離だというのに、その間の医業収入の補償はしませんぞと最初から言いやがる。クリニックの先生方、使命感に燃えて新型インフルエンザを診療して 万が一、一定期間閉鎖になっても誰も収入をカバーしてはくれませんよ〜だ。
これじゃあ病院の一つや二つは潰されるなあ。ボランティアで診療に応じても休業中の補償も出んなあ。

ちょっと水際作戦で成果を上げたもんで すっかりこれでいけると踏んだな。

元々 潰れてくれりゃ御の字だぜと思ってんだろ、やっぱり。

ya98ya98 2009/05/12 00:06 台湾メディアが日本の新型インフルエンザ対応を批判しています。
ここで意見が出たものもあります。

『2009年5月10日、台湾のニュース番組・東森ニュースは、日本当局は新型インフルエンザ感染者の確認後、台湾ら近隣諸国への連絡が遅れたと強く批判した。10日、中国新聞網が伝えた。日本でカナダから帰国した高校生ら3人の新型インフルエンザ感染が報じられたが、台湾当局には日本からの直接連絡はなかったという。台湾が情報を把握したのは国際保健規則(IHR)のネット経由。しかも隔離された同乗者は患者の前後三列に限定されていることも批判の対象となっている。

 中華民国消費者文教基金会の謝天仁(シエ・ティエンレン)理事長は「こうしたやり方は防疫対策の穴を作るもので、日本の対応には不満だ」とコメントした。台湾の専門家も日本の対策は不適切だと主張、アジアに新型インフルエンザが蔓延すれば日本の責任は免れ得ないと主張した。』
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090511-00000004-rcdc-cn

2chのニュー速+にも出ています。
【新型インフル】 「アジアに蔓延したら、責任は日本にある」…台湾メディアや専門家、日本の対策を批判★2
http://tsushima.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1242022154/

IkegamiIkegami 2009/05/12 14:10 =>774さま
証明書のチェーンが確立できませんね。オレオレ証明書をお使いのようで・・・。orz