新小児科医のつぶやき

2009-08-31 選挙の怖さ2

昨日から今日にかけては総選挙の結果の話題に持ちきりでしょうし、他の話題をかけても関心も低いでしょうから、ベタですが総選挙について触れてみます。ブログも4年以上やっていると前回の郵政選挙もエントリー(選挙の怖さ)に書いており、「う〜む、ブログにも歴史あり」なんて勝手に悦に入っています。つうのも4年前と感想がほとんど同じなのです。感想が同じなのは進歩が無いのか、ブレがないのか自分では判断が難しいのですが、とりあえずブレが無いことにしておきます。

それにしてもなんですが、やはり小選挙区制は怖いというか、怖すぎる気がします。今回の政党別得票率はまだ出ていないようですが、郵政選挙でも圧勝した自民と惨敗した民主の得票率の差は2%ぐらいであったとされます。今回はもう少し広いかもしれませんが、得票率が議席配分に反映されていないのは確実です。

選挙制度的には完全小選挙区制に近づくほど死票が多くなり、得票率と議席配分の乖離が大きくなるとされます。そういうデメリットと引き換えに安定多数の与党を生み出す効果があるとされます。長い間の中選挙区制から小選挙区比例代表制に移行したのは、様々な思惑があったとは思いますが、メリットである安定多数による与党の出現を期待した面が建前上は強かったと記憶しています。

郵政選挙も今回も与党が安定多数を握るというメリットは発揮されましたが、それにしても偏りすぎの気がしてしまいます。せいぜい民主が安定過半数程度で、自公が200弱程度が本来妥当な結果と思っています。どこかの政治評論家が、

    小選挙区制の持つダイナミズムが発揮された

こう論評されていましたが、個人的には「発揮されすぎだろう」と言うのが正直な感想です。多数を握るというのは安定しているように一見思えますが、人間のやる政治はそうは必ずしも進まず、多数による奢りと言うか緊張感の欠落した政権運用が行なわれることは目の当たりにしています。少数与党では不安定すぎますが、絶対多数が善とは必ずしも思えないからです。

ただ郵政選挙との違いは参議院にあるような気がします。郵政選挙の時点では自公は参議院でも過半数を握っており磐石でしたが、民主は参議院では過半数を握っておりません。これまでは政権与党の自公に対して共産や社民は「なんでも反対」でしたが、政権与党が民主に変わってどうなるかの不安定要因が出てくるとは思っています。

変な話なんですが、衆議院の選挙結果が「小選挙区のダイナミズム」とやらで極から極に走る代物に化したお蔭で、衆議院のカーボンコピーと酷評され、存在価値が問われていた参議院の価値が高まる可能性を感じています。政治で少数意見を聞くとは、議案の承認のために協力を得る必要がある時じゃないと難しいですからね。

まあ、文句を言っても結果は結果ですし、これもまた国民の選択ですからどうしようもありません。勝った民主党への祝辞として、民主の4年の末路が自公政権末期にダブらない様に祈っておきましょうか。予感として、またぞろ4年後に小選挙区オセロがひっくり返る可能性は低くないと見ていますが、もうちょっと何とかならないかな・・・。

暇人28号暇人28号 2009/08/31 09:33 今朝はもやもやした気持ちで仕事を始めています。
自民党が圧倒的多数になっても、まあ日本の形は維持されるからまだましですが、民主党が圧倒的多数を獲得すると、最悪日本が「中国日本自治区」になる可能性もあるので非常に不安です。民主党の暴走を止めることが出来ないのが困ります。

それにしても、今朝のマスコミ報道は本当に許せませんでした。
TBSのみのもんた氏の番組であるコメンテーターが、
「今朝は皆さんすがすがしい気持ちで起きられたと思います。自民党支持者も含めて日本がこれから新たに変わることが出来る、と思っていることでしょう」
と仰っていました。
・・・ということは、あなたはこういう気持ちでコメントしていたわけですね。これに洗脳された有権者も少数ではないはず。

また、このような発言をしておられる方もいました。
「まあ、マニフェストの公約が出来なかったとしても仕方がない。大目に見てあげましょう。有権者は急ぎすぎない方がいい」
・・・おいおい、自民党の時と態度が正反対じゃないか。

「自民党は誹謗中傷している」
自民党は民主党の政策マニフェストに対して反対意見を表明しているだけじゃないか。「漢字が読めない」「ホテルで飲んでいる」っと批判する方がよっぽど誹謗中傷じゃないのか?

こんな偏った思考の人たちがマスコミでコメントしているんだからなあ。

・・・はぁ...

京都の小児科医京都の小児科医 2009/08/31 09:49 オセロゲームは日本人の発明と思いますが
次回(たぶん4年後)に再度ひっくり変えるというよりは
半々の均衡状態になると推測します。このあと再度政治がシャッフルして
自民も民主も割れてのほうがいいいように思うのですが。。。
論点は対官僚制度で、次官会議を本当に廃止でできるかではないでしょうか
医療分野に関しては、成功した官僚に対する操縦としして管直人元厚生大臣のHIVが
あると思います。 このときは官僚同士を競い合わせる方法が成功したと思います。
今後、政府対官僚では官僚はまとまって抵抗すると思いますが、この成功モデルで
ある分割して官僚同士を競い合わせる方法が民主党の戦略していいのではないでしょうか
ただ、メディアが官僚側にたって、(本当は官僚を利するやり方である)政府対官僚であおる可能性は大とも思います。

通りすがり通りすがり 2009/08/31 09:53 菅直人氏はカイワレの時の対応を考えるとorz。

暇人28号さま>
みのもんた氏としては一般庶民の代弁者のつもりですから自分が偏向してるなんて
ほんの少しも考えてないでしょうね。良い事言ってる〜って満足してますよ。

元ライダー元ライダー 2009/08/31 10:02 議席が安定多数以上であれば、ギリギリだろうが、300超だろうが、3分の2以上だろうが、これからは意味を持たないと思います。どんなに議席を取っても、国民を痛めつければ300が100になることが示されましたから無茶はできません。民主が国民を痛めつけると、早ければ次の参院選ではしっぺ返しを食らうわけです。
小選挙区は政治家に選挙の怖さ、民意の怖さを知らしめ、より国民のほうに目を向けさせる効果はあると思いますよ。郵政選挙で勝った人達はそこに気が付かなかったんです。今回勝ったほうは、オセロゲームだといくらなんでも気付くでしょうね。

玉子の名無し玉子の名無し 2009/08/31 10:09 参院選で敗北する毎に自民党の内部で政権交代が起きていた、という権丈氏の説は面白いですね。

京都の小児科医京都の小児科医 2009/08/31 10:14 通りすがり様

>菅直人氏はカイワレの時の対応を考えるとorz。

御指摘ありがとうございます。
カイワレに関しては純粋に科学的な議論よりも地域的・政治的な問題もあると推測します。

tadano-rytadano-ry 2009/08/31 10:19  民主党はもともと220人くらいの公認候補しか用意してなかったはずのですが、
有利が伝えられる中、小沢氏主導で候補者を増やした結果こうなったわけです。
改めて小沢氏の選挙戦略の巧みさとしたたかさを思い知らされましたね。
 このような党勢の中で、元々小沢氏とは必ずしも仲がよいとはいえない鳩山氏が
どれだけリーダーシップを発揮できるかが注目されます。

>京都の小児科医さま

 欧米の二大政党制がうまく均衡を保っている理由は、「うちは代々共和党」というような
根強い固定支持層が存在しているからです。あれだけオバマ氏有利が伝えられる中で
あっても、中西部から南部にかけての州ではしっかり共和党が勝っていました。
 非常に保守的と言えばそうですが、逆に言えばマスコミのプロパガンダに惑わされない
成熟した市民が多数存在するということでもあります。
 日本人は雰囲気に左右される部分があるので、小選挙区制では極端から極端へ
行ってしまいがちです。それが比例代表かつての中選挙区制はそういった日本人の特性を考慮した優秀な制度であったと思います。
非常にバランスの良い制度であったように思います。

京都の小児科医京都の小児科医 2009/08/31 10:37 tadano-ry様

>それが比例代表かつての中選挙区制はそういった日本人の特性を考慮した優秀な制度であったと思います。
非常にバランスの良い制度であったように思います。

いわれるとおりの部分もありますし、次の選挙後くらいに中選挙区制復活論も出ている可能性もあるとも思います。
ただ、中選挙区制は、官僚制度と道州制を絡めて議論してゆく必要があるのでは

暇人28号暇人28号 2009/08/31 10:39 そういえば、8月16日の「たかじんのそこまで言って委員会」で「なぜ太平洋戦争が起きたのか?」をテーマにして討論していた際、
金美鈴氏が、
「日本人の多くが極端から極端に動きやすい。日清戦争・日露戦争に勝った日本が勘違いをして、多くの国民も含めてその空気に流されて最終的に太平洋戦争に突入した。そして、敗戦したら戦後は自虐史観でしょ? 極端すぎるのよ〜」

と仰っていました。日本人にとってこの小選挙区制は危険極まりないんじゃないのかなあ。

中華中華 2009/08/31 10:45 日本はちょっと前の大阪府と同じで、とんでもない借金を抱えてしまっている。そんな中で効果的なカネの使い方をしようとすれば、橋下知事のような聖域無き大ナタが必要。
既得権益者からの阿鼻叫喚と非難囂々を押し切ってまで税金の使い方を根本からひっくり返すのは、自民では絶対不可能。
分配をいきなり何割も変化させるような大ナタは民主でなければ出来ない。今回のキーは官僚を排除し政治主導で税金の分配を行うという点。
はっきり言ってそれ以外のマニフェストはオマケ。税金の使い道は選挙の洗礼を受ける者が決めるべきであり、官僚は細部の使い道を調整してくれればいい。

taiekitaieki 2009/08/31 10:52  民主政権になりマスコミに公的資金が注入されれば、今の風を逆に吹かせない様に、マスコミによる民主政権翼賛報道しか出来ない様になることでしょう。メディアを介した洗脳と、ネット言論の弾圧封殺が今まで以上に苛烈になることでしょう。医師ブログは特に目の敵にされる危険性が大だと思います。

タカ派の麻酔科医タカ派の麻酔科医 2009/08/31 14:44 事実に基づいて批判しても、誹謗中傷と扱われてしまうようになることでしょう。中傷とは事実無根のでっちあげですが、誹謗中傷という使い方で、批判する相手を攻撃するのが常套手段になっている方々が多いですから。そして、言論統制、ファシズムへの転落という流れにならないことを祈ります。

なっくなっく 2009/08/31 16:26 これから怖いのは日本の長期的国益を考えた政策ってのがとん挫して、短期的に国民の顔色見た政策ばかり打ち出されることだと思います。
そういうことを評価する市民ってのが日本は育ってないですからね。

高速無料!消費税は上げません!いろいろばらまきまっせ!年金もじゃんじゃん出します!ついでに医師は無理やりにでも働かせて日本全国24時間コンビニ医療〜!財政?将来のことなんか知らんので国債ばんばん発行します!

みたいので次回も安定多数とか…

inoue04inoue04 2009/08/31 16:26 >衆議院のカーボンコピーと酷評され、存在価値が問われていた参議院の価値が高まる可能性を感じています。

Yosyanさま.
『日本の選挙』(中公新書)を読んでください。
3時間で読める選挙制度論の専門書です。
日本の選挙制度の歴史的経緯、他国との比較、バジョットとミル、吉野作造と美濃部達吉による、小選挙区論と比例代表制論の比較考量。
参議院の存在価値についても、細かく議論されています。
新聞の政治面を10年分読むよりも、ずっとハイレベルの知識が得られます。

暴利医暴利医 2009/08/31 16:32 民主v.s.自民とは少し離れて。幸福実現党は一議席も取れなかったようですが、こんな記事がありました。

http://sankei.jp.msn.com/politics/election/090831/elc0908311250124-n1.htm
(前略)今回の衆院選を日本が直面する課題にビジョンを示す戦いだったと位置づけ、「正論が国民に十分には理解されなかったが、国難への警鐘を鳴らしたという点で、宗教政党としての重要な使命は果たし得た」と強調した。(引用ここまで)

新聞記事によると(そこが問題だが)宗教政党と堂々と名乗っているようですね。かの党を見てずっと思っていたのですが、憲法二十条の政教分離の原則は、この国ではもう完全に形骸化して、皆が無視するようになっているのでしょうか?ほとんど話題にもならなかったような気がするのですが・・・・・

reservoirreservoir 2009/08/31 16:41 宗教団体が政治活動することは憲法上法律上制限されないと思います。

もちろん、議員を輩出し、政党助成金を受け取るようになった場合に、「宗教政党」と公言し続けると憲法20条にひっかかる可能性はあると思います。
が、幸福実現党については、明らかに特権も政治上の権力も無いので…。

京都の小児科医京都の小児科医 2009/08/31 16:49 「落ちるということは、信心が足らんということなんですか?」
http://www.j-cast.com/2009/08/31048498.html
特定の政党と選挙結果、信仰心は一切関係がございません
ということです。

京都の小児科医京都の小児科医 2009/08/31 16:57 (たぶん)4年後はどうなっているでしょうか
政治は一寸先は闇ですから
選挙の怖さ3 2013年夏から秋 になるのでしょうか

暴利医暴利医 2009/08/31 18:51 reservoir さま、京都の小児科医 さま
コメントありがとうございました。ライブドアニュースにもありますね。
http://news.livedoor.com/article/detail/4324365/

某党が存在する限りあまりまともな議論にならないのかもしれませんが、宗教法人が直属議員を輩出しようというダイレクトな運動なのに憲法に抵触しないというのは、法律素人の私にはやはり理解しにくいです。そんななし崩し的な解釈が優先されるなら、その憲法は要らないような気がするなあ。
憲法第二十条
1.信教の自由は、何人に対してもこれを保障する。いかなる宗教団体も、国から特権を受け、又は政治上の権力を行使してはならない。

天必灰売国民主党天必灰売国民主党 2009/08/31 18:55 マニに掲げていたが、この売国政党は後期恒例を
本気で廃止するのだろうかね??
 正気か??

YosyanYosyan 2009/08/31 19:09 暴利医様

内閣法制局の見解は、

「憲法の政教分離の原則とは、信教の自由の保障を実質的なものとするため、国およびその機関が国権行使の場面において宗教に介入し、または関与することを排除する趣旨である。それを超えて、宗教団体が政治的活動をすることをも排除している趣旨ではない。(自社さ連立政権における内閣法制局長官大森政輔の国会答弁趣旨)」

ちなみにこの件についての最高裁判例はまだないそうです。それでもってこの見解は、

「憲法第20条第1項後段違反の問題は生じない」

になるそうで、違和感があるかもしれませんが、そうでないと公明党は存在できなくなりますからね。

reservoirreservoir 2009/08/31 20:03 暴利医さま

まともな議論かどうかはさておき、憲法20条を見ると、「国->宗教団体」という方向で権力や特権を与えてはいけないという規制に読めます。
「宗教団体->国」という方向、すなわち政治活動をしてはいけないという規制には読めません。
これはなし崩しとは違い、あくまでも字句通りの解釈でそのように読める、という話です。

「宗教政党」を公言したのは幸福実現党で、こちらは特権も権力も受けていないという先のコメントの通りです。
一方の公明党は、太田代表が「創価学会の多大なるご支援に感謝」と発言したと伝えられていますが、これだけだと「宗教政党」とは言い難いと思います。また、特定の宗教団体と一体化しているとの発言ではないので、憲法上の「宗教団体が特権を受け」とは解釈できないと思います。

(ちなみに当方は特定の宗教団体を信じているわけではありません)

shin-naishin-nai 2009/08/31 20:24 >太田代表が「創価学会の多大なるご支援に感謝」と発言したと
敗北宣言の会見ですね。
自分もその中継を見ていましたが、確かに言っていました。
政教分離にひっかからないのかなあ?と思ったんですが
セーフなんですね。

暴利医暴利医 2009/08/31 20:27 Yosyan さま
法制局見解のご紹介ありがとうございました。不勉強で存じませんでしたが、ここまで国会で答弁されているのですね。たしかにこういう解釈をしないと公明党は存在できなくなりますが、でも、○○しないと××できないからこの憲法条文は○○と解釈しようなどと、現状追認のなし崩し解釈をやるなら、憲法の存在意義はほとんど無いように思えます。どうしても現状を追認するというのなら、むしろ憲法を変える方がよほどスッキリする。自民党以上に憲法が耐用年数を過ぎているんじゃなかろうかと思いました。

reservoir さま
私が法素人のせいだとは思いますが、「宗教団体が政治上の権力を行使してはならない」と書いてあるのですから、宗教団体から議員が出て政治活動したらやっぱりまずいとしか理解できないです。権限を行使することと政治活動をすることは別だというロジックは、私にはちょっと理解しがたい。だって議員立法をはじめ、いろいろな政治的権限を持つわけですから。一人も当選しなかったというのは結果論で、当選して活動した段階で違法なら、立候補自体がおかしいことになる。そしてそれをいろいろな小難しい解釈分付きでしか理解あるいは正当化できないなら、やはり元の条文をわかりやすく変えるべきなんじゃないでしょうか。

まあ、あまり深入りする気もそれだけの知識もないのですが、少なくともこの件はもうちょっとオープンに議論すべき時期じゃなかろうかと感じました。

京都の小児科医京都の小児科医 2009/08/31 21:27 官僚論ですが。。
民主党の官僚政策の一貫である政策背番号制
というのが気になります。

民主が官僚人事見直しへ…成果と評価を直結
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin2009/news1/20090808-OYT1T00013.htm

官僚番号制も導入してはとも思いますが。。。

卵の名無し卵の名無し 2009/08/31 21:29 >憲法第20条第1項後段違反の問題は生じない」
>になるそうで、違和感があるかもしれませんが、
この「違和感」を具体的に表すとすれば、すべての党所属議員の政治活動を支援する母体がひとつの私的宗教団体(税制上優遇措置を受けている)であることが、近年成立した国会議員の政治資金規正法の趣旨に反していないのかどうか。またその疑義と関連してすでに施行されている政党助成(金)法の趣旨には反していないのかどうか、辺りじゃないのかなと思うけど内閣法制局の見解はあるのかな?

京都の小児科医京都の小児科医 2009/08/31 21:37 もちろん、批判もあります。

ある地方公務員のブログ−市役所のWHYな日々−様の
■【民主党】官僚背番号制ってオイ。国会議員って何?
http://komuinorz.blog45.fc2.com/blog-entry-1055.html

素人の浅知恵素人の浅知恵 2009/09/01 10:38 民主党様の後期高齢者医療制度に関する公約について、『後期高齢者医療制度の廃止=後期高齢者医療の無料化という誤解』が広まっていないことを祈ります。これは全くの誤解なのですが、現に私の交友範囲で、そうした誤解をしておられる方がおりましたので。

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京都の小児科医様ご紹介のリンク先で書かれている批判については、正論だろうと思います。

民間企業で言えば、取締役会の構成員(=取締役)が”取締役会の議決の結果として生じた会社の業績。これが思わしくなかったのは、取締役会の決定に忠実に従った従業員の責任だ”と言っているのと同じですからね。

引用されたブログで書かれている状況は、国会議員の”責任転嫁という名前の職務放棄”に等しく、主権を持つ有権者集団の”主権を持っていることの責任(有権者集団が、全体としての自らの投票行動について負うべき責任)の放棄と行政機構への押しつけ”に繋がってきます。ので、引用されたブログで想定されているような状況が現実のものと成らないことを祈りたいです。現政権下でもそのような事は、(特にここ数年の間は)結構見受けられましたから。

なお、上記の拙見解は、官僚背番号制の導入の是非そのものではなくて、その後の制度運用に対する危惧を表すものですので、念のため。