新小児科医のつぶやき

2011-10-06 食べものによる窒息に対する119番通報の責任時間

10/5付読売新聞より、

 岡山県井原市内の高齢者の通所介護施設で、通所者の男性(当時79歳)がアメ玉を誤飲して死亡したのは施設側の過失が原因として、遺族3人が施設を運営する同市の社会福祉法人「新生寿会」に対して、計2000万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が4日、地裁福山支部であった。吉波佳希裁判官は、「救急車の要請が遅れた」と施設側の過失を認定し、計1000万円の支払いを命じた。

 判決によると、男性は2010年1月、同会が運営する通所介護施設内で、ほかの通所者からもらったアメをのどに詰まらせた。男性がせき込むのに気付いた施設の職員らが背中をたたくなどしたが、アメ玉を取り除けなかった。施設からの119番で駆け付けた救急隊員がアメ玉を取り除いて病院に搬送したが、男性の意識は戻らず、急性呼吸不全で死亡した。

 吉波裁判官は、救急車を呼ぶのが少なくとも10分間遅れたとし、「遅れは男性の生命に重大な影響を及ぼしたものと推認できる」と指摘。「安全に配慮する義務に違反した」と同会の責任を認めた。

 原告側の弁護人は「判決を踏まえ、今後の対応を相談して考えたい」とし、新生寿会側は「判決を見てから今後の対応を検討したい」としている。

記事情報がこれだけなので、とりあえず、ここから考えてみます。事件が起こったのは通所介護施設となっていますから、いわゆるデイケアデイサービス施設と考えて良さそうです。窒息の原因は他の通所者からもらったアメ玉を誤飲誤嚥して窒息がおこり、不幸にも亡くなられたと言う事のようです。謹んで亡くなられた79歳の男性の御冥福をお祈りします。

男性が誤飲による窒息を起した時の施設側の対応は、

    男性がせき込むのに気付いた施設の職員らが背中をたたくなどした

普通はまずそうするでしょう。ただそれでは窒息状態が解除できなかったので、

    施設からの119番で駆け付けた救急隊員がアメ玉を取り除いて病院に搬送

救急隊員が試みた時にはアメ玉は取れたようです。これは救急隊員ならハイムリック法なりを確実に出来たと言うのもあるでしょうし、ものがアメ玉ですから、施設職員が試みた時より溶けて小さくなっていた可能性も考えられます。

さてこういう経過で亡くなられた訳ですが、民事訴訟になっています。2000万円の賠償請求に対し1000万円を認めていますから、ぶぶ漬け訴訟とは言い難いと思います。安全配慮義務違反を認定しているのですが理由は、

  • 救急車を呼ぶのが少なくとも10分間遅れた
  • 遅れは男性の生命に重大な影響を及ぼしたものと推認できる

問題は時間関係です。裁判所の事実認定は10分の短縮の余地を認めているわけです。もう少し言えば、10分が短縮され救急隊が駆けつければ救命できる高度の蓋然性を認めたことになります。では実際に窒息起こしてから何分で119番通報を行い、何分で救急隊が駆けつけたは知りたい情報です。

訴訟は結果からの事実と安全配慮義務違反を認定しますが、とくに高齢者を預かる介護施設ではいつ食べものによる窒息が起こるかなんて予期はできませんし、起こる頻度も少ないとは決して言えません。もちろん窒息の結果が死亡なり重大な後遺症に至るのか、無事取れて「苦しかった」程度に終るのかも、窒息発生時点では予測不可能です。

現実問題としては、施設職員がまず除去に努める事になりますが、「取れそうにないから119番通報を」と判断するまで何分ぐらいなのか、それこそJBM的に関心があるかと思います。もちろんケース・バイ・ケースはその時の状態であるにしろ、こういう報道がなされれば気にならない訳はないと思います。



残念ながら読売情報にはこれがなく、甚だ遺憾ながらタブにあります。10/5付記事魚拓)からです。

訴状によると、男性(当時79歳)は10年1月26日午後1時15分〜20分ごろ、同施設内であめ玉を誤飲して苦しんでいるのを職員が発見。人工呼吸や心臓マッサージを施し、同30分に救急車を要請。男性はその10分後に到着した救急車で搬送されたが、翌日夕、急性呼吸不全で死亡した。

この部分ですが、非常に残念な事に「判決文」の内容ではありません。なぜか原告側の「訴状」の主張になっています。それでもそのまま判決でも事実認定されたと仮定してタイムテーブルを組んで見ます。


時刻 訴状の主張 おそらく裁判所の認定
午後1時15〜20分頃 施設職員が窒息状態の男性を発見 男性がアメ玉を詰まらせて窒息状態になる
人工呼吸や心臓マッサージを施す 背中を叩くなどアメ玉除去を行う
午後1時30分 施設職員が119番通報 施設職員が119番通報
午後1時40分 救急隊員がアメ玉除去 救急隊員がアメ玉除去


原告の訴状と裁判所の事実認定が違うと推測したのは、タブ記事の

原告が主張する事故発見の遅れや処置方法の誤りは認めず、賠償を減額した。

原告の主張はこれも「おそらく」ですが、

  1. 午後1時15〜20分時点は施設職員が発見した時刻であり、実際の窒息時刻はもっと前であった。
  2. 発生時刻に気付かなかったために、施設職員は窒息である事に気付かず、心マッサージ・人工呼吸などで119番通報がさらに遅れた。

これらの主張は判決では事実認定されておらず、賠償額が半減される理由となっています。さてですが、問題の10分の解釈になります。ここもタイムテーブルを作ってみます。


時間 認定された事実 時間 裁判所の救命ストーリー
0分 窒息発生 0分 窒息発生
除去処置 除去処置
10〜15分 119番通報 0〜5分 119番通報
20〜25分 救急隊異物除去 10〜15分 救急隊異物除去


これで見ると「0〜5分」の間に119番通報を行えば施設職員の処置は安全配慮義務に反しなかった事になります。もっとも窒息時刻は原告側訴状の施設職員による発見時刻であり、裁判所が認定した時刻は記事からは実は不明です。裁判所が窒息発生と事実認定した時刻と言うのは、この判決を教訓とするなら重要なポイントです。

119番通報時刻は消防署の記録に残っていると考えられるので間違いないはずです。そうなると施設職員が119番通報までかかった時間は、訴状タイムでは10〜15分しかありません。10〜15分のうちの「10分」ですから、5分も幅があると誤差が大きすぎるんじゃないかと思います。とはいえ窒息発生時刻は混乱の中の記憶ですから、事実認定として特定しきれない事もありえます。

これ以上の情報が無いので判断は難しいのですが、裁判所の認定した「10分」は10分からなのか、15分からなのかで考え方は変わってきます。もちろん訴状タイムと別の時刻を事実認定した可能性は排除しきれないのですが、判決文がないので現在ある情報で考えざるを得ません。

推測に推測を重ねると、訴状タイムの「午後1時15〜20分」は施設側の主張する発生時刻であるとは考えられます。原告側は現場にいたとは思えませんから、時刻は現場にいた施設側の主張に傾かざるを得なくなります。だから原告側は「午後1時15〜20分」はあくまでも発見時刻であり、発生時刻はさらに遡るの主張を行ったと考える事はできます。

記事情報では「発見が遅れた」は事実認定されていませんから、裁判所は訴状タイムの発見時刻を発生時刻に認定したと考えるのが妥当ぐらいには思われます。そうなると5分の誤差が確実に残ります。残った上での「10分」をどう解釈するかになります。読売記事の、

    吉波裁判官は、救急車を呼ぶのが少なくとも10分間遅れたとし

これが正しいとすれば、10〜15分と考えられる119番通報までの時刻の短い方の「10分」を「少なくとも」に取ったと考えられます。つまり「10分」が意味するものは、

    窒息発生とほぼ同時に119番通報するのが安全配慮義務である

こう裁判所判断を下した可能性がかなり高いと考えられる事になります。

現実としては、複数の職員がいれば背中を叩くなり、心得があればハイムリック法などで異物除去に当たる一方で、他の職員が大至急で119番通報を行っていれば1000万円の賠償は生じなかった事になります。もしその場に居合わせた職員が一人であれば、背中を叩くとか、ハイムリック法などでとりあえずの異物除去を試みるより先に、まず119番通報を行うのが安全配慮義務になります。


それともう一つ重要な点ですが、亡くなられた男性は同じ通所者の知人と考えられる男性からアメ玉をもらっています。これは「たぶん」ですが、もらった事もそれを食べる事も職員の許可を得ていないと考えます。子供じゃないんですから、普通はそうです。これは言い換えると通所者は施設にいる間の任意の時刻、つまりいつでも食べる可能性があると言う事です。それこそトイレで食べかける可能性すらあるわけです。

職員の窒息発見時刻も争点になった様子が窺われますが、これが遅れたと認定されれば「安全を配慮する義務」違反を認定され、さらに賠償額が増えた可能性もあるわけです。そうなると通所者が施設にいる間は、片時も職員は目を離してはならない義務がある事になります。窒息を起こすのは一瞬ですし、窒息から119番通報への責任時間は「即座」に限りなく近いからです。デイケアデイサービス施設は行ったことがないので良くわかりませんが、それぐらいは常識なんでしょうか。

常識かもしれませんが、そこまでの管理は病院ですら難しいものですから、介護施設は本当に大変だと思います。


それにしてもタブはなぜに判決文の事実認定時刻を掲載せず、わざわざ訴状の原告側主張時刻を掲載したのでしょう。常識的に考えて不思議な体裁ですが、理由を考えようにも「タブだから」で止まってしまいます。あえて言えば判決文の事実認定時刻では、編集権行使の上で都合が悪かったぐらいだとさせて頂きます。

ToshikunToshikun 2011/10/06 08:13 通所介護施設ですから、デイケアではなくてデイサービスですね。(タブさんがちゃんとした用語を使っているとすればですが・・・)
いわゆる救命救急のスタンダードとなっているBLS,ICLSコースでもまずは通報が最優先となっていますね。しかし、目の前に窒息している人がいて最初に119番!!と思えるほど人間は冷静でいられるのか・・・ICLSコースのインストをしていても受講生が完全にシナリオにそって行うコースの中でさえこの「助けを呼ぶ」というということを忘れて心肺蘇生に入ることはよくありますし。

moto-tclinicmoto-tclinic 2011/10/06 08:28 1)これも、例によって、介護施設が加入する損害賠償保険からみの判決なんじゃないですか?
2)年寄りののどに詰まりにくい形、スティック状あるいは「く」の字型のあめとか、売り出したらどうかな?
3)今52才だから、30年後には80才過ぎ・・日本にいてもいいことなさそうだなあ。アメもなめさせてもらえなくなりそうだし。ということで、フィリピンのダバオでスローライフを考えてます。永住権取ろうかどうしようか思案中。

YosyanYosyan 2011/10/06 08:30 Toshikun様

私の時刻検証が正しければの前提にはなりますが、119番通報までの時間は「ほぼ即座」の認定のように思われます。まず通報が最優先は御指摘のBLSとかICLSではマニュアル化されているようですが、これが誰でも知っていて、当然そうするのが常識かと言われると「???」てなところです。

たとえ医師であっても経験が少なければ急場では少なからず慌てます。救急現場が日常の医師はそういう事はないでしょうが、すべてがそうだとは必ずしも言えません。動転が入ると、思考範囲は狭まり、知識より直感と言うか、とりあえず頭に思いついた事をやるのが人間だと思っています。

今回も目の前で窒息状態の人間を発見すれば、まずこれを自分の手でなんとかしようが自然の行動だと思います。自分で何とかしようとして無理だとわかった時点で助けを呼ぼうとするのは自然の行動と思わざるを得ません。

咄嗟の反応としてまず自分の手でなんとかしようから、応援を考えるまで時間が司法判断としてどれほど認められるているかと思いましたが、かなり短いのに少々驚きました。もっとも窒息騒ぎが起こってからの施設内の他の職員の動きについて、まったく情報が無いので、何人も寄り集まって手を拱いていたのか、ある程度の時間は孤軍奮闘であったのかは判断しようがありません。

YosyanYosyan 2011/10/06 08:36 moto様

 >年寄りののどに詰まりにくい形、スティック状あるいは「く」の字型のあめとか、売り出したらどうかな?

消費者庁のお仕事がまた出来たようですね。

luckdragon2009luckdragon2009 2011/10/06 08:38 うーー、絶対、自分だったら、最初に意識の確認に行っちゃいそうだ。

複数は良いとして、一人はこれはかなり怖い。
だって、生存確率って、最初の時間が一番大きいので。

何か、通報よりチョーキング解除を優先しそうで怖い。

某タイムスリップ医療マンガでは、確か、のどをメスで切って気道確保なんてのが書かれていて、かなりびっくりした記憶がある。

通報!通報!、頭に叩き込んでおかなければ。

luckdragon2009luckdragon2009 2011/10/06 08:41 あ。チョーキングの場合には、意識は最初はあるか。
まあ、目撃のシチュエーションが色々ありえるけど、なんにせよ、通報第一、と。

moto-tclinicmoto-tclinic 2011/10/06 09:17 4)前にも紹介したけど「IMG吸引ノズル (喉につまった異物の応急処置)」
http://www.amazon.co.jp/gp/product/B0039N71U2?ie=UTF8&tag=kilodhatenane-22&linkCode=as2&camp=247&creative=7399&creativeASIN=B0039N71U2
これいいと思うよ。・・つかったことないけど。
とりあえずクリニックには置いてあります。
5)職員はなぜ、「発見してすぐに通報しました!」と脊髄反射的に言わんかったのだろうか?脳経由せずに耳から口にショートカットで言えよ。誰もタイムキーパーしてるわけじゃないんだから。

うらぶれ内科うらぶれ内科 2011/10/06 09:41 職員が1人しかいなかった場合、救急処置と救急隊要請とどっちを優先すべきかなんて問題に、答えが出るはずはないですよ。
先に救急隊を呼んだら呼んだで、先に救急処置をやらなかったことをとがめる判決が出るだけでしょうな。

元ライダー元ライダー 2011/10/06 10:11 両紙とも、誤飲ではなくて誤嚥だと思うのですが、御愛嬌ですかね。

>男性がせき込むのに気付いた施設の職員(読売)
>あめ玉を誤飲して苦しんでいるのを職員が発見(タブ)

読売の表現でイメージしてみます。老人施設なら、利用者がむせるのは良くある光景で、意識清明ならば、声がけしながら背中をたたくのは珍しくない事だと思いますし、それで解決するのが大半でしょう。今回も、そうしているうちに10分後意識レベルが低下し、救急車を呼んだと考えるのが自然です。せき込んだ時点で救急車を呼ぶJBM、介護だからJBCですかね、が確立したら、救急車の出動回数はうなぎのぼりでしょうね。

一方、タブの表現どおりなら即座に救急車でしょう。介護職員が通報せずに人工呼吸や心マッサージをするなど時間の無駄です。しかし、「訴状によると」ですからね。通常では介護職員(医学知識はほぼ一般人)が、あめ玉を誤飲して苦しんでいる人間を目の前にして、通報より前に人工呼吸や心マッサージをするのは考えられないですよ。見事に編集権を発揮していますね。

YosyanYosyan 2011/10/06 10:53 元ライダー様

人工呼吸や心マッサージはしたのかもしれません。訴訟で争われたのは119番通報前であったのか、通報後であったのかぐらいと思っています。原告側は通報前から延々とやっていたとの主張で、施設側は状態が悪化してから(通報後)ぐらいを想像します。事実認定は記事にもあるように、人工呼吸や心マッサージした挙句での119番通報は不自然として認められなかったと見るのが自然そうです。

なにせ情報が少ないので推測ばかりになりますが、むせたと言うか、窒息状態に陥りかけた状態がどうであったかも本来はポイントのはずです。ただ訴訟の通例で、結果としての死亡からの判断の部分は大きそうに感じます。

元法学部生元法学部生 2011/10/06 10:58 通所介護施設(デイサービス)には最低限一名看護師が居ることになっていますので、発見した介護職員の一般的対応は「看護師を呼ぶ」になりがちです。
ここで看護師が即座に通報を指示してから対応に入るように手順書を作っておかなきゃならないようですね。

とはいえ、moto-tclinic 先生ご指摘の通り、賠償責任保険が関係している可能性は高そうです。
(だって責任の有無を問わない傷害保険特約を追加すると高いんですよ。アレ。我が社は特約に加入してますが。)

元法学部生元法学部生 2011/10/06 11:17 井原市の通所リハビリ(デイケア)の指定事業所と通所介護(デイサービス)の指定事業所を確認しましたが、
デイケアをやってるのは、○病院・○○整形外科・井原市立○○国保診療所の三箇所だけで社福はありませんから、
デイサービスで間違いないようです。

デイサービスの人員配置基準は看護師1名・生活相談員1名を含んで5:1ですし、面積基準は定員一名あたり食堂・機能訓練室合計3平米なんで、下手すると一日中食堂で座っていることぐらいしか出来ない詰め込みが行われています。(あ、我が社は無駄に広くゆったり出来ますよw)
それこそあめ玉をのどに詰まらせても異常に気づかないような広くて人の目が届かないような水準では無いので、何らかの事情が無い限り、詰まらせてから発見までのタイムラグは想定しにくいですね。だからさすがに気づくのが遅かったとは主張できなかったんでしょう。

YosyanYosyan 2011/10/06 11:53 元法学部生様

揚げ足を取るわけではありませんが、

 >だからさすがに気づくのが遅かったとは主張できなかったんでしょう。

事実認定はされませんでしたが、原告側の主張には

 >原告が主張する事故発見の遅れ

この部分はかえって信用できると思います。

とおりすがるとおりすがる 2011/10/06 11:58 このケースについてどうかは分かりませんが、一般的に高齢者の窒息とされる事例に、「食事中の意識消失」ってのが結構混じってると思うんですよね。脳梗塞だったり心筋梗塞だったり。でも、かけつけた救急隊や搬送された病院で観察される事象は、どちらの場合でも「高齢者のCPAで気道内に食物が存在する」な訳で、あとから窒息と区別することは難しいことが多いです。剖検を勧めて、したしないにかかわらず、勧めた旨をカルテに記載している救急センターもあると思います。

あと、こういうケースの紛争になりがちな要素のひとつに、対応するのが普段から診ているかかりつけ医ではなく、救急隊や救急センターになってしまって、家族との関係が肝心なところでとぎれてしまう点もあると思います。もちろん、ただちに119番なのでしょうがないんですが、家族ぐるみで元気な頃からずっと見てもらってた先生に、「急なことで残念だったけど、お歳だったし、元気に見えても飲み込みの力も弱ってきてるもので、こういうこともあるんだよねえ。」と言われるのと、救急センターで、初対面の医師に「5分を過ぎると脳蘇生の可能性は急速に低下して、10分を過ぎるとほとんど可能性はなくなり・・・」なんていうムンテラ受けるのでは、受ける印象が随分違いますもんねえ。

とおりすがるとおりすがる 2011/10/06 12:32 まあ、だからといって、CPAを近所のかかりつけの無床診療所に搬送するなんて訳にはいかないですよねえ。

moto先生のご指摘通り、賠償責任保険がらみの可能性に1票ですが、こういう判例が重ねられるのはいつものことながら、なんだかなあです。

ひんべえひんべえ 2011/10/06 12:58 あえて、批判されるでしょうが言うと

通所、高齢者施設に通う状態で、あずかって貰えるだけでもありがたいと思いますよ。
賠償? しかも2000万って、、、年金の遺失利益?と慰謝料かな。認められた1000万でも
高いと思います。せいぜいお見舞い金でしょう。こういうのを寿命と言うんです。

それにしても、特段施設に落ち度があるわけでもなく、勝手に飴玉なめて、
これが自宅ならなんにも無しなんでしょう。。。。

粗製濫造の司法界の失業対策をさせられているなんてやってられないですね。

moto-tclinicmoto-tclinic 2011/10/06 15:18 6)ハイムリッヒ法っていうのは、腹を抑えて横隔膜を急に上げて、胸腔内圧で吐き出させるわけだけど、心臓マッサージしてても、胸腔内圧はちょっとは上がるはず。
そこで、バイスタンダーが、心マに合わせて、胃のあたり抑えるとか、胸郭抑えて左右に広がらないようにするとか、異物による窒息時の心停止時の蘇生法の工夫はできないだろうか?
7)前に救急の先生に話し聞いたんですが、いちばん印象に残った気管内異物はエビの頭で、内視鏡入れて覗いたら、いきなりエビがこちら睨んでてびっくりしたと。ちょうど、巣穴に隠れてこちらの様子伺ってるみたいだったと。
8)外国でも、年寄りは、やっぱりアメなめるんでしょうか?
9)年寄りには、柄の付いたロリポップキャンディーがよいのかも。

元法学部生元法学部生 2011/10/06 15:43 たしかに間違ってますね。訂正します。

誤:さすがに気づくのが遅かったとは主張できなかったんでしょう。
正:さすがに気づくのが遅かったとは認定できなかったんでしょう。

オルトオルト 2011/10/06 17:23 >通所者は施設にいる間の任意の時刻、つまりいつでも食べる可能性があると言う事です

これからはサービス利用者とその家族に、

「他人からもらった食物を職員の許可なく食べることはいたしません」

という誓約書へ署名してもらいますかね。

元外科医元外科医 2011/10/06 17:54  不可抗力とはなかなか言えませんけどねぇ。施設で死ぬとお金が取れるというのはモラルハザードにつながりませんかねぇ。いずれ亡くなる超高齢者でも、遺族が過失だとして訴えればなにがしかの賠償金が取れるようになると、いわゆる換金事件などと言われるようになってしまうのです。
 もっと低額で良いから補償する制度があれば裁判にもならないのでしょうが。

元もと保健所長元もと保健所長 2011/10/06 17:58 元外科医 2011/10/06 17:54 さん

>施設で死ぬとお金が取れるというのはモラルハザードにつながりませんかねぇ。
>いずれ亡くなる超高齢者でも、遺族が過失だとして訴えればなにがしかの賠償金が取れるようになると、いわゆる換金事件などと言われるようになってしまうのです。
>もっと低額で良いから補償する制度があれば裁判にもならないのでしょうが。

そもそも高齢者の死亡に補償金が出ること自体が異常だと考えるべきで、額の問題ではないと思いますよ。

none_2217none_2217 2011/10/06 18:38 介護職も下手すれば訴えられる時代が来たんですね
しかも、医者より給料が低く、つぶしも効かない
労働時間は救急の医者並み
下手したら医療崩壊よりも先に介護崩壊が来るのかもしれませんw

moto-tclinicmoto-tclinic 2011/10/06 19:10 フィリピンいいですよ、これから伸びる国です。
あそこは、天然資源はないけど、人がどんどん生まれる。うじゃうじゃ若い人や子供がいる。
で、サウジアラビアやカナダやら、世界中にメイドやナースに出稼ぎに行って、本国に送金する。政治が汚職ワイロだらけで難でしたけど、「人」が資源な国です。
これまでの日本のイメージは、フィリピンパブとか、農村のお嫁さんだったけど。古い古い。
日本も中国も30年後は老人ばかり。インフラ箱モノだけ残って、肝心の介護するひと居ない。きっとアメも舐めさせてもらえないに違いない。
頚椎損傷のひととか、真っ先にフィリピン移住して、介護してもらってるみたいだし。
フィリピン人のメイド・介護士ビザが解禁にならなければ、将来きっと、中流以上の老人はフィリピン目指すと思うな。

moto-tclinicmoto-tclinic 2011/10/06 19:29 で、わたしのプランとしては、フィリピン大家族だけど、貧しい子、身寄りのない孤児もまた多いです。
看護学校が、年に6万円、生活費月1万円で4年間、28万円あれば、卒業できるから、そういう子たちをサポートする。とりあえず2人は来月から開始。10人くらい、サポートしとけば、誰か2人や3人は、恩義に感じて、将来サポートし返してくれるだろ(^^;。
エッチな目的じゃないよ。そーゆーのはもうとっくの昔に峠越えたから。

デイサービス施設長デイサービス施設長 2011/10/07 09:32 横レスすみません。

>これからはサービス利用者とその家族に、
>「他人からもらった食物を職員の許可なく食べることはいたしません」
>という誓約書へ署名してもらいますかね。

デイサービスのレベルですら分厚い誓約書を取る世界になっていますよ。
冷たい事を言うようですが、未だにA41枚程度のぬるい書類を使っている職員も守れない施設なんて、淘汰されてもしかたがないでしょう。
介護保険の世界は病院等での医療とは違って、利用開始までに事前に掛けられる時間がいくらでもあるんですから、準備していない方が間違っているんです。