新小児科医のつぶやき

2011-12-03 あのクソッタレに報いあらん事を

日常診療のお話です。現状のワクチン接種はバラ打ち希望が多く、インフルエンザ接種とも重なってスケジュール調整に大変な状態になっています。すくなくともうちの診療所はそうなっています。ここに「とある接種希望者」がいました。希望者と言っても小児科なので接種されるのは子供で希望するのは親であるのは適当に脳内置換してください。

その「とある希望者」はロタ接種も望みました。うちは前に書いた通りで、バラ打ち接種をやりながらロタを接種するのはスケジュール的に無理があるので現在採用しておりません。そこでうち以外の某他院でロタ接種を受けています。ここまではまあ良いのですが、問題はここからで某他院は同時接種をやらない方針だそうです。そのうえで接種スケジュールは「親が考えろ」で突き放されたそうです。

現在の予防接種のスケジュールは複雑です。とくにバラ打ちともなると難解至極のものになります。神戸はBCGが集団接種のためにさらに難解になります。これだけ複雑になった接種スケジュールを理解せよと言うのも無理があります。医学生だって実地の問題として与えたら、まともに答えが出せるとは思いにくいところがあります。

だいたいですが、ロタ接種をバラ打ちでやる事自体に無理があり、前に作った参考モデルを再掲してきますが、


週齢 ワクチン
6週 ロタ 1回目
7週
8週
9週
10週 ロタ 2回目
11週
12週
13週
14週 DPT 1回目
15週 Hib 1回目
16週 PCV 7 1回目
17週
18週 DPT 2回目
19週 Hib 2回目
20週 PCV 7 2回目
21週 BCG
22週
23週
24週
25週 DPT 3回目
26週 Hib 3回目
27週 PCV 7 3回目


頑張れば27週で終了すると読んで欲しくないところで、これだけギチギチのスケジュールで進んで行っても27週かかると読み取って欲しいところです。途中でトラブルがあればさらに伸びますし、それより何より、DPT・Hib・PCV7で最も予防したい疾患(時期)に効果を期待するための条件である「生後6ヶ月」以内をオーバーしています。「生後6ヶ月」も出来るだけ早く接種終了する方がより望ましいのも付け加えておきます。

ロタ接種を行うなら同時接種を行わないと無理です。あくまでもバラ打ちでロタ接種を望まれたらドライに断るのも一つですが、あえてやるなら、表にしたような次善のスケジュールでせめて頑張るか、他の予防接種が必然として遅れる事のデメリットを十分に説明すべきかと考えています。

この某他院はそのすべてを放棄し、そもそも同時接種はしない、接種スケジュールのアドバイスもしないなのです。そういう事情で困った「とある接種希望者」はうちに泣きついて来たと言う展開です。そりゃ困るだろうと思いますが、うちだって接種スケジュールが難解・複雑・無理になるのでわざわざロタを採用していないのに、某他院が適当に接種した後のスケジュール調整を押し付けられても迷惑千万でしかありません。

適当にロタ接種を一発やらかされた後の尻拭いを何故にやらにゃいかんのだと言う本音です。正直不満タラタラで、「うちゃ知らん」と内輪では毒づきしまくりでしたが、見捨てるわけにもいかず黙々と尻拭いをやる羽目になっています。まさしく「クソッタレ」状態です。もっと嫌なのはこれからも考えなしに適当にロタ接種をやらかして「後は知らん」を続けるのは間違いないので「クソッタレ」の上に傍迷惑極まりない存在が続きます。



「クソッタレ」ついでですから、毒づいておきますが、複数回を続けて接種するワクチン(DPTとか、Hibとか、PCV7とかです)があります。みみっちいと言えばみみっちい話なんですが、公費の設定は初回が高く、2回目、3回目が安くなります。値段の差は初診料と再診料の差ですが、結構大きなものになります。

これを初回だけ接種して、2回目以降は「忙しいから出来ない」と他所に投げられるところがあります。これも本当にやむを得ない事情の時もあるかもしれませんが、妙に目に付くところがあります。「またあそこか」の世界です。建前上は2回目以降でも接種医療機関を変更すれば、改めて初診料込みの料金を取れるのですが、取れる部分は自費となり、現実としてなかなか徴収が難しい部分があります。

料金で言えば一番美味しい初回接種だけ積極的に取って、2回目以降の安価な方を放り投げる姿勢に嫌な気分を味わっています。一度接種を始めたならば、希望者の意思で医療機関を変えた場合はともかくとして、そうでなければ最後まで責任を持つのが原則だろうと思っています。

インフルエンザでも初回だけやって2回目は「ワクチンがなくなりました」と断ってしまう医療機関は実際に存在します。小児科は2回接種が原則ですから、毎年、2回目の残りリストを常に確認し、さらに接種意思が残っているかどうかを電話で確認しながら、残りのバイアルをどれほど確保しておくかを計算するのに大きな手間をかけている者からすると信じられない「雑さ」と思っています。

ま、インフルエンザはさすがに問題になったらしく、医療機関を変えれば2回目でも初回料金を堂々と徴収できるのですが、これが患者の都合ではなく、医療機関の都合で起こる事に怒りが禁じえないところです。



もっとも医療でこの程度の事は「ささやかな事」であり、もっと物凄い「クソッタレ」はゴロゴロしています。ですから私が憤慨した程度の事柄は極めて平穏な部類に属します。それは判っていても「なに考えとるんじゃ」ぐらいの憤懣は生じます。ちょっとしたガス抜きを今日はさせて頂きました。

atsushimiyaharaatsushimiyahara 2011/12/03 08:41 世田谷で小児科医などをしております。似たような事例を体験しました。
http://setagaya-syouni.cocolog-nifty.com/blog/2011/01/post-21f1.html

 ちなみに↑の病院では産科復活が大命題であるのですが、このかたがいらっしゃる限り無理だと思います。幹部も嘆かれていました。

SeisanSeisan 2011/12/03 09:30 どことも同じように悩んでますね。

うちは同時接種積極推進で、ロタもオンスケジュールしました。
でも、問題はお隣の市がBCGが4か月健診時に集団接種なこと。
これをスケジュールに組み込みながら「もうギリギリだから」とロタを希望してこられると、かなり厳しいです。
せめて、集団接種との同日接種を認めてくれれば話はスムーズなんですが、原則禁止です。

ただ、事前に相談していただければ、裏ワザとして、その自治体は「かかりつけでBCGをしたい」ということを言えば、依頼書を発行してもらうことで個別接種を認めておりますので(うち自体がそこの自治体のBCGバックアップをしているというのもあるんですが)、それでうちでロタとBCGの同時接種をする、ということが可能になっています。

問題は、Hib/PCV7の相互乗り入れが整ってないので、仮払い/償還制度にしかなっていないことかな。
そのため、Hib/PCV7(+DPT)に関しては、地元の医療機関で同時接種をしてもらい(ええ、してくれるところを把握してるので、そこに頼むんです)、BCG/ロタや不活化ポリオをうちでする、というややこしいやり方をしたりしてます。

うちの市の方なら、基本的に「同時接種でなければロタはできません」と説得しています。
また、幸い予防接種関連の役を医師会でいただいてますので、同時接種の推進を小児科医会で説いているせいか、比較的皆様同時接種をしてくださってます。
もちろん、保護者の方が嫌がる例も多く、それを説得してくれないので、個別接種でしてます、なんてのは結構いますけどね。

うちの市および周辺自治体は、複数回接種のワクチンの補助額は均等割りなので、1回目だけが高い、ということはなくて済んでます。まあ、その価格決定プロセスもだいぶもめたんですけどね(笑)

中国地方の小児科医中国地方の小児科医 2011/12/03 12:18  久しぶりにコメントさせて頂きますが、いつもこのブログは拝見いたしております。
 こちらのワクチン事情についてお話しさせて頂きます。当県は全国的にみても恵まれている方だと思います。定期接種はもちろん、ヒブ・肺炎球菌・子宮頸がんワクチンもすべて公費で実施され、基本的には県内どこの自治体でも接種できます。接種料金も、医療機関にとって十分な金額が設定されています。初回も2、3回目の接種も同料金です。
 同時接種に関しては、当院では比較的スムーズに行っています。最大の理由は、当県では1ヶ月健診が公費で無料のため、必ず小児科を受診するという点です。この時に、専門家である小児科医が今後の予防接種のスケジュールを懇切丁寧に説明します。多くの医者が、同時接種の安全性に関してもきちんと説明します。そのため、親は同時接種に対してあまり抵抗がありません。ヒブ・肺炎球菌の接種率もかなり高くなっています。
 ただし、小児科医の中にも温度差があり、同時接種を積極的に進めない方もいます。「すべて親の判断に任せます」的な小児科医も少なくありません。私見ですが、これはやはりおかしなことと思います。医学的に何が正しいことであるかは明らかな問題ですので、専門家である医師がはっきりと安全性を説明し、納得させるべき問題であるように思います。
 もちろん、不安の強い親には無理強いすることなくバラ打ちしていますが、全体からみると少数です。一般の方の意識が都市部と違うようには感じますが。

 ロタワクチンは私は開始していません。私の不勉強かもしれませんが、現在の日本の医療事情を考えると、他のワクチンに比べてそれほど必要性がないように感じています。接種スケジュールもかなりタイトになるため、無理をせず、まずは現在のワクチンを確実に接種するようにしています。

YosyanYosyan 2011/12/03 13:52 Seisan様 中国地方の小児科医様

読んでると羨ましくなります。この差が出る原因は様々でしょうが、一つに人数の差はあるように思っています。これは接種側、被接種側の双方に言えそうなんですが、意見を集約したり情報を周知させるのには少人数の方が有利です。多くなるほど情報伝達に漏れが多くなり、異論反論を唱える者が多くなるのは避けられません。

さらなる問題は異論反論がその個人レベルに留まるか、他に拡がりを持つかの差も大きいものがあります。対象人数が多いほど異論反論を広げようと頑張れる方の人数が増えます。出現率は同じでも絶対数が異なります。母数が多いほど強硬な方々が出現する人数が増えます。

神戸のワクチン行政も無茶苦茶悪いとは思いませんが、医師会も最大公約数的な意見しかまとめません。つうか、それ以上に集約しようとすれば強硬な反対論者が確実に混じってくるので集約できないんじゃないかと思っています。なにせワクチンには強硬な不要論者もおられますから、あるレベル以上の意見集約をやろうとすれば紛糾する危険性は多々ありみたいな感じです。接種される希望者サイドも似たようなところはありそうです。

幸いな事に今日書かせて頂いたような事例はごく一部のことであり、それこそ内輪で「クソッタレ」の呪詛を唱えていれば我慢できない範囲ではないとはできます。


ついでですから、もう一つだけ軽いストレス解消を書いておきます。これも某々他院となりますが、バラ打ちしかしないと言うのはともかく、HibとPCV7は接種してもなぜかDPTは接種しないと言うところもあります。予防接種の成り立ちを考えると、どうしてそんな変則な接種をやっているのか理解困難なんですが、とにかくそうなっています。

DPTも接種したいとなれば他院とかけもちにならざるを得ず、かけもち対象に当院が選択されることもあるのですが、正直なところ「なんでDPTをしないのか?」「そんな中途半端な事をやるなら、やめればよいのに!」は偽らざる感想です。なんらかの信念で接種されているんでしょうが、色んな考えの医師がおられるのには時々驚かされます。

oldDroldDr 2011/12/03 14:22 つぶクリ(非小児科)で接種しています。
近隣の病院小児科であるワクチンを接種しはじめ、他のワクチンを当院で接種したいと来る方(親)がいます。
理由を聞くと、接種のタイミングや、接種日の待ち時間であり、親の意向や接種費用も問題でもなさそうです。掛け持ちでもよいので接種を完遂しようと努力されています。

インフルエンザワクチンは、不足しているのか、供給を制限しているのか、品薄になりました。昨年と同じ数量は確実に入るとのことなので、小児の接種量が微妙に増えたことで、小児科開業医らの接種計画が狂ったのかもしれません。
インフルワクチンの確保のため卸に連日電話しています。1回目をしたら2回目もぜひ当院で受けてほしいところです(つぶクリとしては)。

YosyanYosyan 2011/12/03 17:29 oldDr様

 >1回目をしたら2回目もぜひ当院で受けてほしいところです

うちも同感で、そのために必死になってワクチンの在庫調整やってます。これで残って返品したら非難の対象にされかねませんから、連絡よろしくと心に念じています。もっとも来ない人からは、まず連絡は無いですけどね。

 >不足しているのか、供給を制限しているのか、品薄になりました

そうなんですか。この辺は地域柄もあるかもしれませんし、うちだって週が開けたら突然本数制限とか言われるかもしれません。そういう供給コントロールも突然行われますからねぇ。

予防医予防医 2011/12/03 20:19 「ショックドクトリン」を読んで、米国の「グローバル・スタンダード」が人非人拝金奴資本主義者の陰謀である一面に戦慄しました。
しかし、医療倫理や医療ガイドラインの「グローバル・スタンダード」は、良いところのほうが圧倒的です。アメリカ人は、自分たちが経済上非倫理的な医療制度を敷いていることは棚に上げてではありますが、すこぶる立派な理想を掲げます。小児科医のバイブル、"Red Book"など、素晴らしい出来にいつも感嘆します。
日本の厚生労働省の役人が、"Red Book"を知らないはずはない。なぜ、馬鹿げたワクチン行政を続けるのでしょうか。
日本のワクチン接種が「グローバル・スタンダード」に早く追いつくように祈るばかりです。ご健闘を支援いたしております。

場末小児科場末小児科 2011/12/04 09:29 話が横道にそれてしまいそうですが、今年のインフルエンザワクチンの「分配」のことです。当地区では例年卸から「前年並」で分配が決められてきます。開業初年は卸の試算と実際の実績で分配されますが、その後はほぼ一定の割当になります。もともと他のワクチンと違って年間生産量が決まっていますので、卸自体にも前年並で「分配」されることになるから仕方ないのですが。
今年は「接種量」の改定で小児科のワクチン不足が予想された(というか「確定」された)にも拘わらず、ウイルス混入での検定落ち騒動で、卸での「再分配」がなされて、何と「前年割」の状態となりました。
簡単に試算しても小児科では「1.6倍」程度の増量が必要だったにも拘わらず、「前年割」では全く足りません。また、「接種料金」も本来なら「1.6倍」でもおかしくないのに「前年並」のところもある中、当院はそれでも500円の値上げをしました。
当地区はヒブもプレベナーも頚癌ワクチンも公費負担で、「音を上げる」ほどの予防接種外来の混雑で閉口の上、見かけの高額収入の割に高額ワクチン原価であることと高額となる消費税の損税という状況の上でのインフルワクチンですので、CDCや添付文書上の抗体獲得を参考に「昨年接種があれば1回接種でもそれなりの効果があります」を押し出してワクチンを基本かかりつけの出来るだけ多くの子供に接種しよう(しかし500円は余分に負担して頂いて)と目論みました。
そこまで英断した結果、1ヵ月程でワクチン本数に足りて予約を締め切ったのですが、「新型インフルワクチン」の時にも身に染みて感じた「気軽な」キャンセル(接種を待つ間に他院での早期そして格安の接種に向かうのでしょう)の嵐が起こり、それなりにワクチンが余る状態になりました。
締め切り後に連絡を頂いてお断りをした方々に申し訳なくて「再予約」を躊躇したのですが、例年ならまだ予約を入れている時期でしたのでその後も連絡がありましたので英断して「再予約」を開始しました。それは数日で終了しましたが、受付の計算違いで今度はワクチンが少し不足することになりました。
卸に泣きつき、月毎に配布される中から何とか不足分が確保できそうだ、ということになりました。しかし、結果は「気軽な」キャンセルでほぼ不足分がチャラとなりました。
当地区でも「大手」の小児科は何故か潤沢にワクチンが入手できるところがあるかと思えば、2回目のワクチンの入手が難しくなっている小児科もあります。
今回の「接種量」変更に伴うワクチン「分配」への国の指導、前年接種者への事実上適切な「接種回数」の取り決め、「気軽な」キャンセルへの対応など色々な問題があります。
でも、例年儲けを期待してやっている訳ではないインフルワクチンですが、今回ほど「もうやりたくない」と思った年はありません。

みかんみかん 2011/12/04 17:33 Yosyan先生

開業していますので、医局の雑談を聞く感じで、エントリーを楽しみにしております。

ロタウイルスワクチン、どうしたものかと思っています。こんな問題も出てくるのですね。

いますよねぇ。こんな身勝手なヒト。
医師としてどうかと思いますが、患者さんが集まっているようなのが(以下省略)。

小児のインフルエンザワクチン、先生は2回目接種漏れがないようにチェックされているのですね。
1回しか接種しなかった場合の効果、どこかで見たような気がするのですが、すいません。

SeisanSeisan 2011/12/05 00:50 最大限に好意的に解釈するとしたら、一般診療が手一杯なため、ワクチンに関して、同時接種の説明・説得を含む努力を放棄していることが考えられます。

つか、知り合いにはそういう開業医もいますので。
元からキャパが少ないので、一人当たりに手間のかかる同時接種をしない、という考え方ですね。
それはそれで困るんですが。

こういったものは、来た患者に一人ひとり同時接種などを説明説得するのではなく、厚労省をトップに行政が積極的に同時接種を推奨してくれればいいのに、例によって責任を現場に押し付けるかのごとく腰の引けた対応しかしてくれないのが問題を拡大しているように思います。

ちなみに、当地区ですが、インフルエンザに関しては出荷当時に大量に確保要求した内科系医療機関が予想を大幅に下回る接種数だそうで、すでに確保分のキャンセルが相当数になっており、まだ追加注文を受けれますよ、と卸から言われています。
かなり地域で温度差があるようですねぇ。

京都の小児科医京都の小児科医 2011/12/06 05:24 今後日本において医療をするにあたって
厚生労働省という教養は必修と考えています。 で、私も教養があるわけではありませんが
>厚労省をトップに行政が積極的に同時接種を推奨してくれればいいのに
は今後ほぼ100%ないと理解しています。

個人的な意見ですが
同時接種の壁を切り崩すには老人力を使えばいいと思います。
つまり、肺炎球菌ワクチン+インフルエンザワクチンの同時接種の推進です。
http://www.mylifenote.net/014/11091465.html
http://www.sanson.or.jp/sokuhou/no_776/776-9.html
日本のお笑い予防接種体制の中で、孫世代がたいへん困っています。ぜひ、同時接種に
推進にご協力を

コレは本当?コレは本当? 2016/06/27 00:00 ワクチンについて

生涯で、200〜250回の接種を受けると言われています。
それと、アルミと水銀は反応を起こすことが分かっていて、脳での反応はかなり酷い損傷を与えます。アルミも水銀も脳に生涯に渡って蓄積される。

水銀は、脳に貯められる間、イオン化水銀に代わって毒性が大変強くなります。
この事は、神経学的に立証済みです。問題は、ワクチンを処方する人たち、普通の医師、内科医、小児科医等は、こういうことを殆どが知らないのです。
こういう学術論文は、読まないので、政府機関の配るパンフレットなんかに目を通すだけです。医師は、大学でワクチンについて殆ど何も教わりません。

免疫学の授業が2週間あって、沢山学びますが結局2週間だけだし、免疫学の知識も結局その程度で、ワクチンの細かいことなど殆ど学びません。
現在でも変わらないと思います。免疫の反応機構についてはいろいろ教わりますが、

ワクチンについては、具体的に何も教わりません。だから医者は普通、そういうことを詳しく知らないし、学術資料を読んでそういう事を勉強することもしません。それに大抵の医師は、神経科学について全く無知です。

だから強毒性水銀から免疫反応の興奮毒性やら脳について話されても(脳の免疫反応による小膠細胞の活性化と興奮毒性と言われても)普通の医者は、チンプンカンプンです。専門も異なるし。

たとえば、グルタミン酸ナトリウム(化学調味料)の過度の摂取は脳細胞伝達の制御機能に障害を与えて、そうなることが明らかにされています。

グルタミン酸ナトリウムは、脳には達しないと学会が主張して何十年にもなりますが、いまでは、もう脳に達して伝達物質になるという事が確証されていて(神経毒の興奮毒になるという意味)、

特に発達段階の子供の脳への打撃は顕著です。
予防接種を何度もうけて起きる作用の一つに、脳細胞が活性化された結果、グルタミン酸塩が高濃度に放出され、似たような症状が現れますが、脳で免疫反応と興奮毒が作用し合うため、毒性はずっと強く、私の命名「免疫興奮毒性」は既に医学用語になっています。

そしてこの仕組みにより殆どの消耗性疾患、アルツハイマー、パーキンソン筋委縮性側索硬化症、ギランバレーなど現在話題の症状が現れます。
なのに、皮肉なことに、これら自己免疫症の件数が爆発的に増大すると、

免疫学者らはみんな、何故?どうして?と困惑していました。
過去30年の自己免疫症、特に脳を侵す疾病の増加は凄まじいものがありますから、

この議論に環境要因説を持ち込み、「空中の化学物質が原因であろうと」とか「ディーゼル粉じんの影響」とか。なのに一番明快な答えのワクチンには、全くの無言。

過去30年の予防接種量の増加は莫大ですから。

それと子供の糖尿病や関節炎も同じ自己免疫性反応です。
これは、脳ではなく間接の軟骨を襲うわけです。
糖尿病は、すい臓にあるベータ細胞を攻撃すると糖尿病になり、肺で自己免疫が起きれば喘息になります。

だからこういういろいろな病気は、異常免疫反応と繋がりがあり予防接種政策と関連して、様々なワクチンを定期的に追加している国では、1型糖尿病と喘息の件数も増加傾向です。

なので、ワクチンとの関係を示す状況証拠は、非常にはっきりしています。

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