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2010-04-08

知識で見る物が違ってくるという話

最近、同じ物を見ていても、知識があるのと無いのとでは見えている物が違うとよく感じます。特に旅行などに行ったときに、旅先で見るものについての関心は、やはりそのものや景色についての情報を持ってるかどうかで、そのものの理解度や、それに対する感じ方が全然変わってきます。


旅行や外出先で何かを見たとき、自分はすごく感動していても、一緒に行った人が白けていたり、無感動だったりしているのを見て違和感を覚える事がたまにあります。


これは、おそらくその物に対する知識の有無なんだと思います。知識がないと、それがなんで素晴らしいのか理解できないのですよね。そういう部分を考慮せずに連れて行くと相手を白けさせてしまうという失敗になってしまうんでしょうね。


■同じ形の物を見ても、その人の知識によっては見えるものが違ってくる。



同じ物を見ていても、その物に対する知識がある人と無い人とでは見えているものが違って見えているのです。見えている形は同じでも、そこに付随する情報が違うと、それに対する認識はまったく違ったものになるでしょう。


たとえば史跡を見ても、その史跡に関連する知識がなければ、そこになんの価値も意味も関心も抱けないでしょう。史料館の展示物もただのがらくたでしょう。そのものに付随する知識、その物が持ってる物語や、その物がいかに貴重な物であるかという情報などを持っていて初めて、その物に対する関心や感動が生まれるのです。


同じ場所でも、無知な時に見に行ったものと、後に知識を付けたあとに見に行ったものとは全然違いますからね。たとえば中学のときに修学旅行京都奈良のお寺を回った時は、たいして関心もなく、どこを回ったかすら覚えていませんでしたが、歴史や神社仏閣に自主的に関心を持った大人になって行ったらとても感動しましたからね。中学の時は、なんてもったいないことをしたんだろうって思ったもんです。


■知識→関心→感動→楽しい!


旅行といえば、乗り物なんかもそう。わかりやすいところで言えば、鉄道なんかも、鉄道に関心を持ち、いろんな知識を得て乗ると、楽しさや感動を味わえます。めずらしい鉄道車両や、鉄道に関する面白い情報とか知っていれば、実際に乗ったり目にしたりして感動することができます。


道や地理に関心があれば、この道はこんなところに出るんだとか、こんな行き方もあるんだとか、この辺ってこういう場所なんだなど、道中も楽しむことができます。しかし、同じ旅行に行っても、何処をどう通って目的地に行ったかについてまったく無関心な人も少なくないです。こういう人は損してるなあって僕なんかは思います。


そんな感じで、無関心な人にはただの苦痛な移動手段も、知識を持つことで関心を得て、楽しみや感動に昇華できるのです。旅行というものをフルに楽しむためには移動手段や移動の途中でさえ楽しみに変えてしまえばいいのです。そうしないとモッタイナイくらいに思います。


■価値が見える人と見えない人。


たとえば骨董品なんかもそう。絵や芸術なんかもそう。そのものの見方が分かってる人でないと、価値を見いだすことができないし、それがどういう風に素晴らしいかを理解出来ないと、それを見たところでなんの感情も見いだせません。


知識の無い人にとってはただのがらくたでも、知識を持った人が見れば、素晴らしくて貴重なものであるという物はたくさんあります。


そういう意味でも知識というものは馬鹿にできません。物だけでなく現象についても、その現象に関する知識を持ってとらえるのと、まったく無知な状態でとらえるのとでは全然とらえかたが変わってきます。


■知識は馬鹿にできるものではありません。


物を知っていても、それだけでは駄目なんだよって声高に言う人もいますが、物を知っていないと見えてくるものが違うので、とにかく知識が豊かでないといけないなと思います。知識がないと見てる物の価値も理解できないし、関心ももてませんからね。知識というものは馬鹿にできませんよ。


応用する頭の良さなども大事ですけど、それには基本となる知識は不可欠だと思います。材料がないと、いくら腕が良くても美味しいものは出来ませんからね。


■知識が広がれば世界はもっと楽しい。


知識は世の中の見方を変え、人生を豊かに楽しくします。いろんなものに関心を向けさせ、いろんなものに感動できるようになります。知識の無い人が見過ごすようなものでも、感動を覚えないようなものでも、そこから何かを感じ取れるというのは素晴らしい事ではないでしょうか?


これから、僕もどんどんいろんな物に関心を持って、知識をえて、さらにそこから関心や知識を広げて行きたいと思います。世界を知ることは楽しいことなんだって最近やっと気がついた、そんな気がします。

空飛び猫空飛び猫 2012/01/31 05:08 素晴らしい!共感します。

この間旅から帰ってきたばかりですが、行き方や電車については知識がありませんでした。まだまだ勉強が足りませんね。

ウィーツィウィーツィ 2012/03/13 19:07 とても素晴らしい姿勢だと思います。知識がない人は興味や好奇心がそそられないのでしょうね… そこを刺激してうまいことのせられたら自ずから学んでいけると思うし、その人のタイミングみたいな物もあると思います。私は芸術のとらえ方なんて知識は解らないけど 自分の心が共鳴するものは感じることができます。あらゆること、もの、自分の心が知っていることが自分の人生の目的に繋がっているような気がします。

You-nagiYou-nagi 2012/03/13 23:18 飛び猫さん、ウィーツィさんコメントありがとうございます。

人間は目で同じカタチのものを認識していても、知識や関心の差によって見えてる(認識している)ものは違うんだなと最近も改めて思いました。

「知識は目を開かせる」っていう感じですかね。たくさんのものが見えると人生楽しくなると思いませんか?

知識ではわかんないけど心が共感するってあると思います。それが芸術というものだと思います。その共感を出発点にその作品に関心を持ちいろいろ知ったりするのも面白いかと。

あと、その対象のもの自体に知識はなくてもそれに関連するものを知ってるかどうかだけでも興味が違ってくると思います。

以前も、とある歴史資料館で知らない人物の解説文を読んでいたんですがどうにも頭に入らないなーって思ってたのです。ところが、その解説文の中に知ってる人物の名前を発見して、ぐっと関心が高まって、頭にすらすらと解説が入ってくるという経験をしました。

対象に関連することで知ってる部分を見つけるというのも「見る」為のひとつの方法だと思います。

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