12 Pool

チーズに強く、そこそこ経済力もあり、派生もしやすい便利オーダー。

10 Double Extractor Trick (Drone x2)
12 Spawning Pool
11 Overlord
11 Double Extractor Trick (Drone x1)
13 Queen
15 Zergling x3
18 Extractor
17 Zergling
18 Extractor Trick (Zergling x1)
19 Overlord

余談だが、Very HardのAIにはこのオーダーで7-9分で確実に勝てる。(6pool程忙しいマイクロは要らない。)
17からのZerglingをDroneにしてエコノミーを強化したり、18 Extractorを11ExtractorにしてBanelingラッシュにしたり、Zerglingの代わりにRoach Warrenを作って7 Roachにしたり。

基本、内輪でAI戦に使う便利オーダー。

Modの作成方法

 Starcraft2は、エディタでかなり深い部分までゲームをいじることができるが、作成したデータをテンプレートにして、そこからさらに沢山のゲームやマップを作ることができる。

 例えば、オーソドックスなマップの場合でも、ユニットバランスを変えたり新しいユニットを作成したりした場合、意外と面白かったので他のマップに摘要したいという場合、Modファイルの書き出しが役に立つ。

 ただ、一つ注意点。Modファイルは数少ないB.N.上のファイル(10個)のひとつとして数えられてしまうため、大きなModファイルをいくつものマップに適用する場合には有効だが、そうでない場合は、コンポーネントファイルとして書き出し、必要な部分だけを新しいマップに移植する方が良い。

 とりあえずはSC2Mapsterの情報を(面倒くさいので)必要な部分だけメモしておく。詳しくはここ参照。

http://forums.sc2mapster.com/resources/tutorials/15317-tutorial-creating-a-sc2-mod-file-for-custom-data-edits/

用意する物
    • data moduleなど、好きなところを改造したMap
作成方法

 まず、作業用の新規ファイルを作る。普通にMapを作るときは気にも留めないが、新規作成のダイアログには、作る対象をMapかModかを選べるドロップダウンリストがある。また、必要な標準Modがあればこの時点で入れておく。Dependenciesで選択する。

 作成した作業用ファイルを、Compornent Listとして保存する。すると、.sc2modファイルと、同名のフォルダが作成される。ここで、作業用ファイルは閉じておく。

  • ※ファイルをいちいち閉じるのは、editorが開いてるファイルを認識しそこなうことがあるから。これが原因で時々uploadできなくなったりする。

 用意しておいた自分の改造マップを開き、同じくCompornent Listとして保存して閉じる。


 次はEditor外の作業となる。Explorerで保存フォルダを開き、作業用Modファイルと、改造マップの名前の付いたフォルダを開く。

 改造マップのフォルダには、変更した部分の情報が詰まっている。この中から、Base.SC2Dataと、enUS.SC2Dataの二つのフォルダを、作業用Modのフォルダに上書きコピーする。

  • ※元リンクではさらにLocalizedDataをそれぞれのフォルダに上書きしているようだが、しなくてもいいような気がする。

 次にComponentList.SC2Componentsファイルをテキストエディタで開き、unit dataだけならGameDataを作業用Modの同じファイルに書き加える。

 最後に、作業用Modファイルをエディタから開き、別の名前でModファイルを保存する。これが、最終的なModファイルとなる。

Modファイルの使い方

 ローカルの場合はDependenciesからModファイルを選択すればよいが、B.N.にMapをuploadする場合、先にModファイルを上げておく必要がある。その上で、Dependenciesの選択先をB.N.のファイルにする必要がある。つまり、編集する場合にも毎回、B.N.に繋がなくてはならない。

Modファイルを使わずにデータを移したい場合

 まず、Compornent Listとして改造Mapと新規Mapを保存。改造Mapから、先程書いた要領で、Base.SC2Dataフォルダをコピーし、ComponentList.SC2ComponentsファイルのGameDataを書き加えれば良い。

AIを強化する - 多人数用

 AI相手でしばしば起こるのが、戦力差が酷いのになんとか勝ってしまうこと。特に、少人数のハラスに対して、喩え相手は本陣侵攻中でもAI側は全力で全員が防衛に帰ってしまう点はいただけない。この点だけでも何とかならないかと考えたのが、このTrigger。

 3人マップなら、Trigger ModuleにこのTriggerをコピペしてしまえば、AIは喩え味方の拠点が襲われようとも、一度食らいついたWorkerやStructureへの攻撃はやめなくなる。

 もちろん、自陣の重要な拠点が攻撃されたり、戦闘が不利な場合は戦力を戻すが、侵攻のタイミングはちゃんとAI同士合わせてくれるので頼もしい。

 FrenzyTimerは30secに設定してあるが、マップによって調整してみてもいいと思う。

 4人マップも少し手直しすればそのまま使える。

続きを読む

公式マップの改造のTIPS

 公式マップを改造するためには、まずFile - Openから、Battle.netタブを開き、loginしてからBlizzardのマップを呼び出せば、ファイルが開かれる。

 改造の際、注意しなければいけない点がある。まず、呼び出したマップは、名前をつけて保存し、一度closeしてしまったほうがよい。開いたばかりのマップはロックがかかっているのか、保存が完全に行われない場合があるため。

 再度、ローカルに保存したファイルを開き、Map - Map Infoを開き、マップの名前を変更し、右上のCopy To All Localesを押す。そうすれば、わざわざアップロード時に名前について既存名の警告を見なくて済む。

StartLocationを自由に設定する 簡単な方法

 Triggerを使わず、簡単にStart Locationを設定する方法を見つけたのでメモ。ただ、いくつか条件があって、それから外れるとStart Locationがコロコロ変わってしまうので注意。

 まず、Player Propertiesで希望するStart Locationを設定する。

 次に、Game Valiantsを開いて、Default以外のValiantを作る。Game Valiantsは詳しい説明が無いので分かりにくい上、たまに条件が保存されてない場合もあるので注意。Generalで名前を適当に付け、左のリストから右クリックでDefaultに設定(他にない場合はDefault設定しなくていい)。

 Game Typeは適当に。Custom/Customで名前を適当に付けてやるのがいい。この名前はゲーム分類やLobbyで表示に使われる。

 Attlibuteを開いて、次の3つを設定してやる。

    • Premade Game - Yes
    • Teams [Premade] - 4v4(適当なもので) Lockedにする
    • Team [Premade: 4v4(適当なもので)] ここでチーム分けを行い、AIの配置されるTeam 2以降はLockedにしておく。

 これで、ゲーム開始時にAI追加ボタンを押してAIを追加して行くと、AIが4v4ならTeam2のPlayer 8から配置されていき、UserはTeam1のPlayer 1から配置されていく。

 AIがTeam2のPlayer 8から配置されていかない場合は、Attlibuteがちゃんと保存されてない場合もあるので注意。

  • ※配置後に混ぜるとおかしくなります。AIだけに対戦させてもおかしくなります。AIだけでテストする場合は、Player PropertiesからcontrollをComputerに変更してuploadしなおす。

イレギュラーな人数構成の場合

 例えば、3v5や3v3v3などの場合は、Attlibuteの内容を変更する。

    • Premade Game - None (つまり設定しない)
    • Teams - 3Teamsなど、チーム数を決める Lockedにする
    • Team [3Teams] チーム数にあわせて選択。チーム分けを行い、AIの配置されるTeam 2以降はLockedにしておく。

 あとは、AI追加ボタンで追加していけば、最後のTeamから埋まっていく。

その他、Game Valiantsについてメモ

 Lobby Delay - ゲームスタート時のカウントダウン。3にしておくと便利。
 Premade Game - Teams [Preamde]と組み合わせて使う(ものだと思う)。
 Teams - イレギュラーなparty構成用。
 Teams [Premade] - 1v1〜6v6のparty構成用。
 Color - 内輪のグループがあまり使わない色を設定しておくと便利。
 Controller - 基本、触らないでいい。全部Computerだとuploadできないので注意。
 Difficulity - 普段使う難易度に設定しておけば便利。

StartLocationを自由に設定する 追記

 Start Locationを自由に設定する場合、AIがExpandやOverlordのストック場所を本来のStart Location傍に設定してしまう問題があるが、ひとつ、妥協策を発見。というか、基本的な設定なのだが、AIが配置されるplayerスロットのStart Locationをrandomではなく、固定にしてしまう。

 前に書いたStart Locationの設定Triggerで、playerがuserの場合はrandom配置し、computerの場合は完全に固定にしてしまえばいい。もちろんこの場合、Team内にuserとcomputerが同居することはできないので、完全にcoopAI Mapに使う必要がある。computerを混ぜる可能性がある場合は、random配置は諦めよう。

問題点について追記

 もうひとつ問題点。前回記載したStart Locationを設定するTriggerは、本来のStart LocationとTriggerが新たに指定するStart Locationが同じ場所だった場合、AIが正しくExpandしなくなる問題がみつかった。

 原因は、Initialize AIにはAIのMain Townの設定とStart Harvesting(初期ユニットでの採取開始)が含まれているようで、それらは本来のStart Locationで行われるのだが、新たにMain Townの設定やStart Harvestingが重なると、AIに不具合が発生してしまうためと思われる。

 単純に、新たに指定するStart Locationと本来のStart Locationが同じ場合に、Main Townの設定とStart Harvestingを行わなければいい。

  • ※とりあえずは、前回のTriggerを修正しておく。

Spiral_Dance_4v4_AW


256x256MAP 4v4(COOP)

 Triggerをいろいろテストしてみたmap。4v4とあるが、実際は4v8AI、グルーピングは4v2v2v2v2になっていて、AI同士はneutral & shared vision。4v4AIも可能だが、Triggerエラーが出ると思う(気にしなければok)。

 4人以下でplayする場合、Team5から順にAIを外していけば良い。そうすれば、時計回り方向の入り口を固めれば良いようになっている(上から時計回りにTeam2、3、4、5と配置)。

 Player側は中央の2nd/3rd expandが用意され、入り口も三方を高台に囲まれた極めて有利な陣地。加えて、TriggerによるForce Field WallとGuardian Podに守られている。最下段はまた、約2分に1回のCreep Lavaの上昇により、ダメージとCorruption効果を受ける。

 Force FieldはCreep Lavaが上昇してくる十数秒の間だけ有効。警報が鳴っても実際にダメージを受けるまでは30秒弱あるので、Force Fieldのcountdownが実際の目安。

 Guradian Podは広範囲(20)にGuardian Shieldの効果を齎すが、PodのShieldが無い場合はエネルギーをShield再生に回すため、その間Guardian Shieldは無効になる。Pod自体は非常に脆弱(Life/Shield: 150/150)。

 AI側は70%以上のhandicapが望ましい。テストした結果、60%以下は簡単で、AIでも勝てる。

追加

 AI側のハラス対策として、本陣を巡回するTriggerを加えた。といっても、一部の対空unitをぐるぐる回すだけの単純な物なので、大したものではない。このハラス対策ユニットの分、攻撃が弱くなっているのでhandicapはもう少し高くてもいいと思う。

さらに追加

 expand後のAIが弱いので、AI用の近場のexpandを用意。さらに、本陣とexpandを入れ替えて、後背地にexpandが位置するように変更。

 また、Kingの要望で坂を封鎖しやすいようにしたが、逆に建築可能な土地が減っている。文句はKingに。

もひとつ追加?

 AIの初期workerを少し減らして、handicapを100%にしてもいいかもしれない。そうすれば1st rushが極端に強くなく、その後もrushが持続するかも。

1〜3人で遊ぶ方法

 1v2AI〜3v6AIでも遊ぶ方法を追加した。lobbyで、とりあえず敵側のAIをすべて埋めてから、Team5からAIを削除していけばok。3人の時はTeam5を、2人のときはTeam4,5を、1人のときはTeam3,4,5のAIを外せば、それぞれGuardian Podがある通路側からAIが攻めてくる。