大切なモデルさん

アメリ」という映画がある。
俺は観たことがない。うちの嫁さんが好きな映画なだけだ。


 なんでもその映画には、父親の庭の人形を盗んで世界旅行をさせて
行く先々から、その人形が写った記念写真を送ったというシーンがあるらしい。
観たことがないからよくわからないが、さぞかしほのぼのしたシーンなのだろう。



 もう4〜5年前からだと思う。
仕事柄毎日県外を走り回っていると、雄大な風景や四季の花に出会うことも多いので、
デジカメを持ち歩いて時折折風景写真などを撮っていたのだけれど、
どうにもマンネリな写真ばかりで、だんだん写真にも飽きてきた頃、
ふとそんな「アメリ」の話を思い出して撮り始めたものがある。




 1個1000円のシャンプーボトルです。(苦笑)
元ネタは知らないが、「ガーコとケロタン」というバス・トイレタリーグッズで
展開しているシリーズの1商品なのだけれど、
これがさも自分で旅行しているような写真を撮ろうと思ったのが何かの間違いでしたw


・・・ハマってしまった・・・(笑)


 行く先々で、人目を気にしては写真をパシャリ。
最初は人の少ないところで撮っていたのだけれど、そのうち街中、はては海外で、
いろんな所で撮りました。
どこで撮っても、どれだけ撮ってもモデル代はタダですw
表情どころか手も足も動かしてはくれないので、角度を工夫して
喜んでいる風だったり、怒っている風だったりを演出しながら撮影していると、
周りのキモがる目を忘れられますw


 しかし・・・自分で言うのもなんなのだけれど、もう少しマシな対象物に
撮影意欲を持ちたかった・・・・