流れるような

やっと週末のコンペ用のプレゼンを作り終える。
研究の申請書をつくる中で、来年度のことも、色々見えてくる。
なんとなく、ひと山越えた気分。



自分の仕事は自分でつくるものなのだけれど、
ああ、そういうこともできるのかもしれないと、
急にできることが多くなって、うろたえる。


今日の授業で、生きることは夢を見ることだと、12歳の子たちは言っていたけれど、
こんな夢を見ることもできるのだと、
不意に現れてきた夢にたじろぐような。
私の夢は、いつも人と一緒にみるもので、
誰かに後押しされているものなのだと思う。


放課後は合唱の指導法の研修。
校内の先生の師匠の方がはるばる来てくださり、児童への授業と教職員対象の研修をしてくださる。
本当にすばらしい時間。
もっともっと歌いたくて、幸せな時間。
子どもたちは、授業が終わって教室に戻っても、ずっと歌っていた。
合唱の伴奏のピアノがまた美しく・・・
ピアノを弾きたいと思う。


5年生はビブリオバトルに向けて、練習。
何人かのスピーチを聞きながら、うるっときたり、感激したり。
3年生の頃、この子たちを担任した時のブックトークを思い出しつつ、
ああ、こんなふうに素敵な語りをするようになったんだなあって、じんわりする。



2月も、あと1週間。
毎日、同じ曲を聴きながら、自分を励ますように。


「まだまだだよ
 まだまだ行ける」(「敗者復活」タテタカコ


流れるようなピアノ。
5月の高速道路で聴いたこと、今でもはっきり覚えてる。
生きることは心細く、音楽なしでは難しいね。