Hatena::ブログ(Diary)

のらりくらり このページをアンテナに追加 RSSフィード

2010-07-11

キケン/有川浩

キケン

キケン

「あー、それ分かる!」を何度繰り返した事か。

『楽しかったあの頃』に戻してくれる、そんな一冊。著者があとがきに綴った一文、

老いも若きもすべての男子は自分の【機研】を持っています。

というフレーズに凄く得心し、ご多分漏れず「ボクの学生時代も……」と、ある種の残念自慢とも云える武勇伝をひけらかしたくなりました。何たる偶然か、ボクも作中の成南電気工科大学に似たり寄ったりな機械系学科のOBでして。ただ、ここで書くのはちょいとリスキー且つアグレッシブで長大になりそうなので割愛。べ、別に悪い事してた訳じゃないんだからね!(ツン) 犯罪一歩手前だった事は認めるけど……(デレ)。

若さっていいなー、同窓会したいなー、あいつ何やってるのかなーとか、そんな気分にさせてくれる。そんな男子必読書

2010-07-10

あるいは脳の内に棲む僕の彼女/松本晶

あるいは脳の内に棲む僕の彼女

あるいは脳の内に棲む僕の彼女

冒頭と終盤の衝撃、これに尽きる。

エロでグロだけど、ハイセンス。且つ、著者の医療職としての知識を下地にした、圧倒的な妄想力。来たらいいな(?)の近未来を見せつけてくれた。ネタ的にはオタク受けすると思うし、CARNERIANさんの装画に惹かれ、ある種の期待を持って臨んだ読者に対し、著者は期待の半分を叶え、半分を完膚無きまでに叩き潰す。飴と鞭、そんな内容。(ちなみにボクもその一人)

『そういう』趣味は無いけれど、背筋に蠱を奔らせつつ、気付くとその鞭を欲している背徳感に夢中になって、ページを捲る手が止まらなくなる。

確かに異色。議論を呼ぶのも頷ける。でも嵌まったら抜け出せない。

鳩とクラウジウスの原理/松尾佑一

鳩とクラウジウスの原理

鳩とクラウジウスの原理

第1回野生時代フロンティア文学賞受賞作。

なんてファンシーでロマンティックな話。選考委員の山本文緒さんも曰く、ストーリーが散漫としていて、伏線回収? 何それ? 的な終わらせ方も、私的には面食らった所があるけれど、何というか、微笑ましい。それだけで全て許せてしまえる。

著者の次作が楽しみだ!

さよなら、ジンジャーエンジェル/新城カズマ

さよなら、ジンジャー・エンジェル

さよなら、ジンジャー・エンジェル

新城先生の作品、個人的には久しぶりだなー。相変わらず設定が小気味良くて、そう来たか的な展開は個人的には楽しめた。惜しむべきはちょっと展開駆け足過ぎる感が否めず、帯では「ラブストーリー×ミステリー×ファンタジー」と謳っているが、どれも抽出量がやや足りず。ただサクっと構えず読む分には丁度良いのかも。

緒方剛志さんの装画に惹かれたら、手に取る価値あり。あれですよ、文化系女子萌えってやつ? 継美さんかわいー。

2010-07-05

iPhone4

f:id:Yukimaru:20100702003345j:image

入手してから大分時間が経ってますが、iPhone4買いました。ので報告。2年前に3Gを購入してますが、今回はハード一新という事で。

巷で剣呑としている「液晶に黄ばみが」とか「持ち方で電波感度が悪くなる」といった症状は色々試してみた所、ボクの機体では無いようで。アタリ引いたか、はたまたこれから発症するのか。ともあれ暫くは暇な時をみて検証してみようと思います。周りの知人も欲しい欲しいと言うものの初期ロットには手を出さないんだよなぁ。こういう類の検証こそが楽しいんじゃないですか。

アーリーアダプターの悲しい性というか、何というか……。

2010-06-28

神様のいない日曜日/入江君人

神さまのいない日曜日 (富士見ファンタジア文庫)

神さまのいない日曜日 (富士見ファンタジア文庫)

富士見ファンタジアレーベルの第21回目大賞作品。

大人…いや、大人になりたい大人の為の童話文学、的な? そんな読み手の琴線に触れてくる、優しく果たして残酷なフェアリーテイル。近頃の富士見ファンタジア文庫レーベルには見られなかったチョイス(全てを読んでいる訳では無いので確証持てませんが)で、どちらかと言うと文学的な匂いもしつつ、でもしっかりとファンタジー系ライトノベルでした。

しかし、上手い事1巻をまとめたなーという印象。まとまり良過ぎて単発かと思いきや、巻末には続刊の文字。んー、ここからの続きはどうなんだ…。最高のスタートダッシュを決めた作品に付きまとう「1巻越え」が課題になりそうな、そんな予感がします。が、世界観が好きなので続読リストに入れときます。

天地明察/冲方丁

天地明察

天地明察

読了して大分経っていますが、今更ながら。

本屋大賞を受賞されて一躍時の人となった冲方丁氏ですが、ボク的には名前に馴染みがある著者だけに、少し斜に構えて(誤解を恐れず敢えて言うと半信半疑で)読み始めてみた。

で、結果、すげぇと。時間を忘れて最後までページを捲る手を止めさせてくれなかった。つか、どんだけ才能あんだよこの人…。

どこかのインタビューでも御本人が言ってましたが、ライトノベル(既に冲方節は域を超えてると思うけど)やアニメ関係のお仕事も続けて行くと仰ってますし。その心意気や素晴らしいです。益々惚れた。

「ラブプラス+」を始めてみました。

ラブプラス+

ラブプラス+

周りの諸兄悉くが嵌り、諸手を挙げて勧めてくるもんだから始めてみました。初「ラブプラス」。とりあえずお姉さんスキーとしてネネさんから攻めてみようと思います。

2010-06-25

りーち☆えんげーじ!−子孫繁栄! 国立栄華学園中等部−/海堂崇

春を思う時期を恥ずかしげも無く描ける事は一種の才能のような気がする。

先人が創り上げて来た幾つもの「ハーレム系ラブコメエロコメ?)」となんら代わり映えはしないベタベタなシチュエーション且つ、既定路線を全くと言って良い程外れないテンプレ展開がてんこ盛り。終盤はやや食傷気味だったのだけれど、それでも読めるし楽しめるしニヤニヤさせられるのは、この作品が「エロ」を駆動源としていて、尚かつ読み手がオタクだからだと思う。

次巻は「ドキドキお泊まり臨海学校」らしい。

つまる所、二次元万歳という事で、ひとつ。