piCalカスタマイズの基本的なこと

XoopsでpiCal 0.8の表示カスタマイズをするときの、基本的なところ。
今回は余計な表示を消すことについての覚書。ただし、phpを読めるわけじゃない人が作業後にメモしたいい加減なものなので、活用時には注意が必要です。

参考


まず、modules\piCal\language\japanese\pical_constants.phpを見て、どの文字変数名がどの項目になっているのかを調べておく。
たとえば、「_PICAL_TH_SUBMITTER」=「投稿者」とか。


イベントリスト表示(一日表示)のリストは、管理者のテンプレートセットマネージャーでpical_event_list.htmlを編集すれば消せる。
たとえば、投稿者関係を消したければ、thとtrのタグでまとまってる「submitter」関係2箇所を消すとか。名前はさっきのpical_constants.phpから類推できる。
95行目(多分)あたりの

      <table width='100%' class='outer' cellpadding='4' cellspacing='1'>

以下のところをじっくり読むとなんとなく分かるかと。thとtrの2箇所。閉じるタグ(</th>など)まで消す。忘れがち。


それから、イベントの個別表示の表示について。
modules\piCal\class\piCal.php
を開いて、「// 表示部」(多分1821行目あたり)以下にテーブルタグ(tr)で書かれている。
同じように項目名はpical_constants.phpから類推して、不要な部分を削除。閉じるタグ(</tr>)まで消す。忘れがち。FTPでアップする。

あと、iCal関係のアイコンを消すのは、同じくmodules\piCal\class\piCal.phpの1726行目付近。

	// iCalendar 出力ボタン
	if( $this->can_output_ics && ! $for_print ) {
		$php_self4disp = strtr( @$_SERVER['PHP_SELF'] , '<>\'"' , '    ' ) ;
		$ics_output_button = "
			<a href='?fmt=single&amp;event_id=$event->id&amp;output_ics=1' target='_blank'><img border='0' src='$this->images_url/output_ics_win.gif' alt='"._PICAL_BTN_OUTPUTICS_WIN."' title='"._PICAL_BTN_OUTPUTICS_WIN."' /></a>
			<a href='webcal://{$_SERVER['HTTP_HOST']}$php_self4disp?fmt=single&amp;event_id=$event->id&amp;output_ics=1' target='_blank'><img border='0' src='$this->images_url/output_ics_mac.gif' alt='"._PICAL_BTN_OUTPUTICS_MAC."' title='"._PICAL_BTN_OUTPUTICS_MAC."' /></a>\n" ;
	} else $ics_output_button = "" ;

を削除。あれば便利だとは思いますが……。使う人のITスキルと考え合わせるに、ボタンは減らしたほうがいいかと思います。


これで、余計な情報を見えなくする程度のことはとりあえずできます。