ブログトップ 記事一覧 ログイン 無料ブログ開設

Yunyの鉄は、熱いうちに鍛て。 このページをアンテナに追加 RSSフィード

はてな義援金バナー

月のほし*2012のとし・04の16のひ

[]いわき市塩屋埼の今をかいま見た

大学時代友達いわき市に在住していて、その子被災して情報面でサポートしたりした話は、前にも書いた通りです。

いわき市関連として、はてなダイアリー上では、以下の記録を付けています。まあ、その友達に誘われて遊びに行ったことがあった、って事から始まっているんですけど。

そんな風に関わってきたわけなんですが。


震災から1年以上経過したこともあって、彼女が今度はめでたく挙式することになりました(おめでとう!!)。それで、先日、いわき市へ行ってきました。

挙式するかどうか、は、かなり熟慮したようですが。こういうときだからこそとか、みんなに明るい話題提供とか、おうちの事情とか、まあ、いろいろ。1年経過して多少は原発も落ち着いたりとかしたこともあったらしい。挙式は震災でのびのびになっていたようです。

土曜日いわき市について。彼女結婚式の前日だというのに、出迎えてくれましたよ。午前中にすべての打ち合わせとか準備とかを片づけてしまったらしい。相変わらずやり手さんです。

で、時間ちょっとあったので、他の友人とも一緒に行ってみたいところを話して、被災したというのはどういうことなのか、端的に分かりそうな場所に連れて行ってもらうことに。行ってきたのが、久しぶりの塩屋埼だったわけです。


ルート途中の海沿いの住宅地は、土台だけが残されていて...。

f:id:Yuny:20120416231050j:image:w500

手前側が、土台だけの住宅地。本当になにもなくなってしまいました。津波で流されたり、その後の工事などで撤去されたりしてしまったのでしょう……。

奥の家は、津波で一階部分が破壊されたため、ベニヤ板か何かで応急補修してあるようですが...。家がこんなふうに壊れるのを、見たことがありません。

f:id:Yuny:20120416231051j:image:w500

近くにある豊間中学校2010年8月男子バレーボール部東北大会に出場した記念の垂れ幕が、そのままになっていました。この校舎は使えなくなっているようでした。左にあるのは、この地域ガレキの山。友人によれば、県内で何カ所か指定されているので、ここはその一つにすぎないとのこと。中学校土地を潰してガレキの集積所にしているようです。

f:id:Yuny:20120416231052j:image:w500

その中学校ですが。写真ではやや分かりにくいですが、赤ワク部分は屋外プールのスタート台です。完全にひび割れてしまい使えなくなってしまっています。

それからガレキ、って私は書かせていただいたのですが、もともとは、ひとびとの家だったわけです。本当はガレキって言葉で書きたくないんですけど。なんか、良いいいかたもなくて。言葉って残酷だなあ。

あれだけ、家が無くなったりしていたら。ここにお住まいだった方々、あるいは訪問なさった方々が亡くなられた場合もあったことは容易に想像できますよね。ささやかながら、ご冥福をお祈りしたいと思います。


さて、久しぶりに訪問した塩屋埼ですが。

f:id:Yuny:20120407181354j:image:w500

灯台へ上り道。少し上がったところに看板が立っていますが...。

f:id:Yuny:20120407181410j:image:w500

立ち入り禁止だそうです。仕方がありません。

f:id:Yuny:20090809115849j:image:w500

上記写真2009年8月に訪問したとき、上から見た絶景。いつか復興してまた見られますように!!

f:id:Yuny:20120407181240j:image:w500

美空ひばりさんの歌碑はうわさ通りに本当に無事でした。あの住宅地を見た後では、その奇跡ぶりがよく分かります。歌碑の前に立つと塩屋埼を舞台にした名曲『乱れ髪』の音声が聴けるシステムも健在です。これにはびっくりしました。

f:id:Yuny:20090809121704j:image:w500

上記は、2009年8月に訪問したとき写真。その健在っぷりが良く伝わると思いませんか?

震災前は、美空ひばりファンの足が絶えたことのない有名スポットだったそうです。こんな今だからこそ、この場所を訪問して、ひばりさんを思ってみるのも良いかもしれません。彼女がご存命だったら、今の東北をきっと激励に廻られたことでしょう……。


それから震災後のいわき市的にプッシュしているトマト産業についても書いておきます。

トマトビニールハウスで育てるので、放射能汚染からは隔離されている農作物です。

しかし、友人によれば、震災後の混乱で一時期はジュース加工用の発注が止められてしまって大変だったようです(ルートの中で前を通り過ぎただけですが、ビニールハウスがありましたので)。

JRいわき駅の改札口を出てすぐ右手に、お土産屋さんのコーナーがあります。そこで、トマトの直売をしていました。トマトジュースもその場で生搾りで販売。しっかりとコクがあり、旅の疲れが吹っ飛ぶおいしさで、一気にゴクゴクできましたよ。

インターネットショップもやっている、いわきトマトPRサイトを紹介しておきます。

不揃いトマト発注してみたり。どんなもんかな?


それにしても、2009年夏に訪問したときは、いわき駅前再開発工事結構やっていたような記憶があるのですが、震災の後を感じさせず、きれいになっていました。震災直後はモノが入らなくてゴーストタウンと化したこともあったらしいですが、今はヒトも往来し商業している町になっています。


さて。今回の旅の主目的、肝心のいわき市での挙式についても記しておきます。

その友達に聞いた話では、結婚式復興プラン実施しているらしく、いろいろ安くあげられた、とか。

あの、マグロ入刀もプラン内だったらしいです...。マグロ、おいしかったけどびっくりしました。あのあと、ケーキにも入刀していましたけど!!

広くて自然豊かな会場で、お料理もおいしかったですよ。

そして、各スピーチが、やはり原発問題や震災復興に触れていて。東京にいただけでは絶対に分からない、東北現実を伝えていただけたと思いました。

まだまだ、先は長いですけれど、友人たちの幸せを心からお祈りしたいと思います。

2012/08/18追記

先ほどの撮影地、豊間中学校周辺の被災直後の様子を撮影した映像が、Youtubeに上がっていたのでご紹介します。アップロード時期から見て、撮影時期は2011年3月下旬4月上旬かと思われます。

地図を入れこんで良く分かるように工夫した労作です。

D

よしてるよしてる 2012/04/19 22:03 私も11月に、茨城の友人に案内してもらったほぼ同じエリアを訪れましたのでこのエントリを読んでびっくりしました。豊間中学校、豊間の移動販売セブンイレブン、塩屋崎灯台・・・そしていわき駅周辺。いわきのトマトジュースを飲みながら帰りの特急に乗りました。関西在住者には感じることが難しかった現実を目の当たりにしました。http://d.hatena.ne.jp/yositeru/20111106

YunyYuny 2012/04/20 21:51 よしてるさん、日記を拝見しました。
私たちは結婚式前日の夕方なので、ほんとにちょっとだけ立ち寄った感じでしたが、
よしてるさんはかなり細かく廻られたみたいですね。

トマトジュース、おいしかったですよね。

そちらの日記にありましたが、この震災を忘れないこと。
私には大切な友人がいわき人なので、忘れようったってそりゃ無理な縁がありましたけれど。
災害後、ある程度復興してからの応援の一つの方法は、やはりその町の観光客になって、お金を落としつつその町の良さを知りに行くことだと思っています。

共感とかはなかなか難しいかもしれませんが、ともかく、自分の目で見てくること。
知りに行かなくっちゃ、話は始まらない。

今は、こうやってWeb上に記事を書いたりできますから、たとえば福島県に興味があって旅行を計画しているヒトが、ひょっとしたら参考にしてくれたりするといいかな、とかって思ったり。

私自身、しっかり働いて、お金を貯めたら、また福島の友人のところに遊びに行くつもりです。

よしてるよしてる 2012/04/27 04:56 ブログ読んでくださってありがとうございます。
「自分の目で見る」「観光」同感です。関西からは遠いですが、行けなくはない。数年に1回のペースでも、また行きたいなと思っています。

よしてるよしてる 2012/05/02 04:01 そうですね。応援は観光、私も同じように考えています。関西からはなかなか行きにくいですが、必ず再訪します。トマトジュースはそのときにまたいただくのを楽しみにしています。おいしかったですから。
webに記事を書くことでどなたかの参考になる、というのもそのとおりですね。意外なところから検索・リンクされたりしますからね。

YunyYuny 2012/05/03 02:34 >webに記事を書くことでどなたかの参考になる
そうですね。せっかく撮影した塩谷埼の写真なので、画質調整をして、もう何点か、Webに上げるつもりです。
あの歌碑は、まさに『不死鳥』でした。よく残ったなあ。

投稿したコメントは管理者が承認するまで公開されません。

スパム対策のためのダミーです。もし見えても何も入力しないでください
ゲスト


画像認証

トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/Yuny/20120416/p2