One to Oneのこと。

One to Oneは、新しいMacを買うときに、オンラインのアップルストアか実店舗の方でのみ申し込める、アップルの対面ラーニングシステムです。
こういう仕事をしていると、逆に、なかなか人に習えるチャンスが無いので。自分で教えるのと同じく、習い事としてのMacも考えてみたりしていたので、MacBook Proを買うときに登録しました。それに、人の教え方を見て学ぶ(盗むともいう?)のも目的。当然、ヒトのネタをそのままは使わないですけれど。



ちなみに、年会費9,800円。安いと思う。お店で習うだけではなく、ならった OR すでにできるところをオンラインでチェックノートを作ったり、簡単ながらもWeb教材もあるので。自分でやりたいことを考えて、2時間を1コマとしてアップルストアで制作作業ができるのも大きいな。人に聞けるっていいことですよ。
アップルさん的にもお客さんの意見を聞いて、ソフトやハードのフィードバックができたりして。win-winでいいのでは? 


ゴールデンウィーク中、銀座のアップルストアで何度か教えていただいてきました。iPhoneの基礎、応用、iCloud、Final Cut Pro入門、GarageBand入門。やっぱり、習うと早いなあ。Macの参考書を読まなくても良いし、読むとしてもポイントがわかる。


そういえば、先日One to One受講生の発表会があったので、One to One受講のあと後半部分のみ拝見させていただきました。ご年配の方でも小学生でも、意欲的に作品を作っているので刺激になりました。
特に、年配の女性がKeynoteで発表なさった際、包装紙をスキャンして背景にしたり、毛筆画をメインコンテンツに使っていたりして、おしゃれでスローライフ感があってすてきでした。な〜るほど〜。
その他、退職後の楽しみにMacを使っておられるおじさまも印象的で、フォークソングGarageBandで制作して写真と合わせていました。
私が聞けた、Youtubeでチャンネルのある方を紹介します。


発表の場を設けているって、本当に大事です。one to oneの発表会は、半年に1回くらいやっているそうですね。


ちなみに、one to oneの予約は、iPhoneSafariでもできますが、Macからやった方が確実です。
これはアップルストア銀座の人に聞いたらトラブルの認識はしていて改修中だということですが、iPhoneSafariで予約をして会場に行ったら予約が取れていない、ということがありましたので。
iPhoneの『カレンダー』に登録できるファイルをダウンロードしても0バイトになっちゃって登録できなかったりも。Macの『iCal』なら登録できるので問題ないですけどね...。自社の製品で自社のサービスやっているんだからがんばってほしい。
あと、3階のステージでのステージワークショップになるのか、4階の方で少人数ワークショップになるのか、イマイチわかりにくいのも難点。オンラインアンケートで改善要望は出しましたけど。


ともあれ、Macは楽しいと再認識している昨今です。
Macはプロのものだけではなく、生活を楽しみたいヒトの持ち物だと思います。
実際、Windowsに比べて、動作が軽くて制作が楽です。いろいろと。
なんか作ってみたいものがあるヒトには、Macをオススメします。

Final Cut Pro X (FCPX)での静止画(フリーズフレーム)保存=シフト+H...なのか?

Final Cut Express 4(FCE)ではもう少し楽だったような気がする、動画から静止画を切り出してプロジェクト内で使う方法。
色々調べてみて、コマンドとしては、[共有]−[現在のフレームを保存]で良いとわかりました。まあ、保存先ダイアログとかが色々出てきて面倒なんですが、できなくはない。


でも、キーボードショートカット(旧FCE4、FCP7ではShift + N)が無いみたいで。


無いなら作れ、の法則。
幸い、FCP Xでは、キーボードショートカットのカスタマイズ機能があります。
[Final Cut Pro]メニューの[コマンド]の[カスタマイズ]を実行。
で、[共有]−[現在のフレームを保存]に「Shift + N」を割り当てようとしたら
ん?

    • 現在、キーボードショートカット”shift N”はコマンド”リタイミング:標準速度セグメントを作成”に割り当てられています。このキーボードショートカットの割り当てを変更しますか?

当然キャンセルです。コレジャナイロボ


作っている動画の静止画切り出しなんてよく使う機能だし、当然キーボードショートカットがあってしかるべし...と、FInalCut Pro画面右上のヘルプで「フリーズフレームを作成する」とそのまま入れて検索してみたら、ありました。
結論。再生ヘッドをタイムライン上の任意のフレームで止めたら、[Shift+H]です。
詳しい使い方はヘルプを参照。
タイムライン上で、ある一瞬だけを止めて何秒間か表示するような感じになります。


ただし、これでは完全ではなく。
タイムライン上で静止画切り出しをやりたい場合なら[Shift+H]で良いのですが、イベントライブラリ内のクリップに対して切り出したい時は[Shift+H]を押しても何も起こりません。
たとえば、ソース動画の写りが悪くて動画としては使わないけれど、一瞬が良かったので静止画としては採用するということが往々にしてありますが、その場合はその前後をIn点––Out点指定して採用してから、「E」でタイムラインに挿入し、タイムライン内でタイミングを合わせて[Shift+H]を押して切り取るということになります。


[共有]−[現在のフレームを保存]なら、ソース動画から直接書き出してほかのアプリケーションで使うとか、ソースでもタイムラインでも静止画に切り出せますし、純粋な静止画としての効果をかけられます。

結局、[Final Cut Pro]メニューの[コマンド]の[カスタマイズ]で、[共有]−[現在のフレームを保存]に、『Shift+W』を割り当てておきました。まあ、これでいいかな。

訂正

追試の結果。
ソース動画から直接静止画フレームを書き出すということはできないみたいです。クリップ欄の方の動画を再生した場合、[共有]−[現在のフレームを保存]がグレイアウトしてしまいます。キーボードショートカットを割り当てて置く分にはかまいませんが、結局、静止画を得たい場合には一度タイムラインに並べないといけないようですね。