カラオケ2.0
昨日のランチで、友達が超安くておいしいフレンチに連れて行ってくれた!
相当な穴場なので、必殺技用にとっておくことにします。
その後ひっさびさにカラオケに行ったら、運良くカラ館が割引キャンペーン最終日だった。
僕と友達はカラオケが好きで昔はしょっちゅう行ってたんだけど、
最近はめっきりだったから、お互い歌い方を忘れていた感じだった。
「喉が硬い」「肺活量が減った」そんな言い訳が飛び交っていた。
で、途中、カラオケっていつからあるんかね、
って話になった。
きっといっちばん始めの頃とか、全然流行んなかったろうね、って。
カラオケが流行っている今だって、なんだかんだ親しい友達の中でじゃないと
歌いづらいっていう人もいるし、そもそも、人前で歌うことを嫌う人もいる。
昔はもっともっとそういうの強かったんじゃないかな、と思った。
まあ、今も昔も、のど自慢欲が高い人はいただろうけれど。
実際カラオケボックスなるものが世の中に投入された時の世間のモチベーション
はどんなものだったのでしょう。
多分、始めは、バーとかでお酒の酔いに手伝ってもらって歌うきっかけができて、
(人前で歌うのは、羞恥心と快感がシーソーするから)
シラフだったら絶対カラオケとかしてなさそうだよね。って話してた。
最近ウェブの本をよく読んでるから、やっぱりそっち系に発想が進む。
カラオケが出来る前が0.0で、今は1.0。
1.0はまだ閉じた環境の中で営みが行われてる。
カラオケの個室はちゃんと閉じてる世界だから、みんなシラフでも歌いにくるのだと。
一緒に行く人を自分で選べる。
そこらへんが結構mixiと似てる。
もし、個室のドアがなくて、外から丸見えになろうものなら、
もし、一人でカラオケにいって、どっかの知らない人達が歌ってる部屋に無作為に詰め込まれるシステムだったら、
もし、歌った声と映像の記録が残って、それが勝手に情報整理されて芸能プロダクションに送られるような、人材発掘システムができたら。。
なんとなく、2.0っぽいけど、ユーザーのモチベーションは明らかについていかないだろうな。
だけど、そのうち、このカラオケ1.0の状態で、誰かが常識をぶっ壊して、
2.0へ移行するかも知れないなと思った。
注:今の自分の解釈での、2.0の定義は『情報が「閉じてる」か「開いてるか」』、『そこに偶有性があるかないか』のようなところです。
情報が閉じてる場所は結構たくさんあるから、そこをつっついたら沢山価値をほじくり出せそうな気がします。
あと、一番不満だったのは、部屋が狭すぎる。
通いつめてた頃は、慣れてたから違和感なかったけど、
久々にいって、窮屈に感じてしょうがなかった。
あれは、部屋中に長イスがあるのが良くない。
イスが部屋を狭くしてる。
だから、立ち飲みバーみたいな内装にしたら良いとおもう。
そもそも立った方が歌いやすいし。
で、疲れた人用に、部屋の隅に座れる場所を作っておく。
そういう内装が好ましいかと。
あと、部屋広さにあわせて、無意識に発声量に限界を作ってると思う。
広いとこで歌えばそれに合わせて喉は開く。
だから屋外カラオケとか出来たらめっちゃ気持ち良いだろうなぁ、と。
思った。