∞∞この続きはコーヒーと一緒に∞∞

その日その時、感じたことを感じたままに。まるで誰かと語り合うコーヒーブレイクのように。

台風一過

【秋晴れが僕を救った?】

 「あれだけ猛威を振るっていたのに、もうこの青空」。東京から台風が過ぎ去った昨日の午後半ば、抜けるような青空とところどころに浮かぶ白い雲を見上げながら山手線に乗っていました。
 早朝からお昼ごろまで、徐々に強まっていく風雨の中では想像もつかなかった好天。まさに秋晴れという言葉がピッタリでした。しかもあれだけ寒かったのに、晴れた途端に一気に気温も上昇。まるで夏の終わりのような陽気に早変わりしました。まさに台風一過の好天でした。

 午前中、個人的なトラブルで非常に重苦しい気分に陥っていた僕ですが、この青空を見ていてすっかり気分も急上昇。「なんとかなるさ。なんとかするさ。時間が掛かってもあのイヤなヤツとだってキチンと折り合いをつけてやる」といういつもの僕が戻ってきました。
 「可能な限り争わず、可能な限り穏やかに」という以前の僕には想像もできなかった信条を掲げてはや数年。久しぶりにこの信条を破ることになるかもしれないほどの出来事に突然襲われた昨日の午前中。あの時の気持ちのままでいたら午後も自分でも信じられないほどギスギスしたものになっていたはずです。
 高ぶっていた気持ちを抑えてくれた秋晴れの青空。あんなに気持ちが晴れやかになった青空は初めてだったかもしれません。「青空よ、ありがとう」と改めて感謝の気持ちを捧げます。

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