ヨーロッパ音楽祭巡り2017 4日目
さてこの日は、フランス国境を超えてストラスブールへ日帰り観光。
バーデン・バーデン駅のコインロッカーに晩のコンサート用の手荷物や靴を突っ込んで、DBの窓口でストラスブールまでの切符を買う。
もちろん、ドイツ国内の部分はバーデン・ビュルンベルクチケット(州内乗り放題チケット)を活用。
独仏国境の町ケール(Kehl)〜ストラスブール間はフランス側の切符だけど、ちゃんとDB窓口で買えますのでご安心を。これもねー、あんまり詳細情報が見当たらなくて事前にかなり調べたんだよね…。
実際の電車乗り換えは、ドイツ国内のAppenweier(アッペンヴァイラー)という駅で、乗り換える電車が50分待ちとかなんだけど…。
待合場所みたいなとこで一緒になったイタリア人ご夫妻と、中国人家族とすっかり仲良くなりストラスブールまでワイワイ雑談しながら移動。
しかもこの中国人ご家族はなんとザルツブルグ在住でした!!再会を約束して連絡先を交換し、ストラスブールで "Cya!"
近代的な見た目のストラスブール駅。駅前は広々してますが、開けすぎててどちら方面に何があるのか全くわからず。
インフォメーションで簡易マップを貰って、かの有名なストラスブール大聖堂目指して旧市街中心へのんびり歩く。
良いお天気なうえに町が凄く綺麗!というか、可愛い!!街角にも花が飾ってあったりして、「南仏!」っていう感じ。
ルネサンス三大発明の一つ、活版印刷術を実用化したグーテンベルク像。世界史で必ず覚えさせられるやーつw
大聖堂は凄かった…。いやーこれは本当に行く&観る価値あります。
有料だけど、お昼の12時半から1日に1度だけ、大聖堂内部に設置されている天文からくり時計が動くのを見ることが出来る。
知らずにちょうどタイミングが合って見られたんだけど、解説もちょっと面白かったりw
教会裏手なのに、ロック?フォーク?バンドのオジサマ達が演奏しつつ歌ってて凄い楽しそうだったw
凄い良いお天気でカヌー遊びしている子供たち。
で、かなり遅めのお昼はアルザス家庭料理。これも美味しかった。
ちょっと早めだけどお土産を買ってバーデン・バーデンへ戻る…電車の中で、年配の日本人女性2人組+外国人男性のグループと出会う。
例によって50分待ちのAppenweierで、なんとウィーン在住の音楽家ご夫妻+そのお母様と判明。日本語と英語とドイツ語が入り混じる会話で盛り上がりながらあっという間にバーデン・バーデンに到着して、連絡先を交換してまたもや "See you!"
そんなこんなで駅でコインロッカーから荷物を回収し、喫茶店で一息ついてまたもや祝祭劇場へ。
この日の晩は、前日に続いてゲルギエフ率いるマリインスキー歌劇場管弦楽団のラフマニノフ公演でした。
コンチェルトの方の協演はベフゾド・アブドゥライモフというウズベキスタン出身の若手ピアニストで、全然知らない方だったがかなり上手かった!やっぱりピアノいいよね〜と母親と夢見心地で話しながらホテルに戻ったのでした。