コンカレント・コンサルティング

これまで、コンサルタントは、各自の得意分野を単独、ないし少人数でコンサルティング業務をこなし、大規模な業務に至っていないのが現状です。残念ながらコンサルタント同士の潰し合が発生しているケースもあるようです。

また、基幹業務システム導入と呼ばれる大規模なプロジェクトにおいては、100名近いコンサルタントと呼ばれる人々が終結していますが、実態はコンサルタント終結しているというよりは、エンジニアが終結しているケースが多いようです。従って、私が考えているコンサルテーションは実施していないと感じています。

一方で、コンサルタントに対するお客様の要求や期待は大きく、我々コンサルタントも、年々業態を変化させていく必要がでてきました。日本経済が冷え込み、人件費カットや設備投資の凍結など原価削減にはしる企業が多い今こそ、コンサルタントの成果が試されるときです。そのためには、大規模なコンサルタントチームを結成し、根本から企業体質を改善していく Know-How を提供する必要があります。

コンカレント・コンサルティング(またはコンサルテーション)とは、まさに企業(お客様)に対して、いろいろなコンサルタントが、それぞれの持つ得意分野を集結させ、それらを同時並行にサービスとしてお客様に提供することを指します。

本サイトで、多分始めて「コンカレント・コンサルティング」という言葉を耳にすると思いますが、まだ一般的ではありませんし、概念として確立されているものではありませんので御了承下さい。そういう意味では、初めての概念かもしれません。