a-dollのブログ

忘れたくない日々のあれこれの記録

突然の模様替え

雨の月曜日。
寝室を掃除していて突然箪笥の移動を思いついた。
桐の小袖箪笥と衣裳箪笥をシンメトリーに部屋の両隅において、間に小さなソファーをおいたら落ち着いた空間になるのではないか?と突然閃く。
部屋の模様替えは趣味の一つで低血圧が治って元気になる。
そこでクローゼットにおいてある衣裳箪笥を移動することにした。
引き出しや中身は出して軽くしても、木製の箱は重い。また骨を折っては拙いので、娘に頼んで手伝ってもらった。
小さな箪笥なので地震でベッドの上に倒れる危険はないけれど、念のために予防の金具を付けるつもり。


56年前に親が買ってくれた箪笥。傷がついて黒ずんで風格が出ている。艶出し布で丁寧に拭きあげ、金具もピカピカにした。
この箪笥を誂えた家具屋は父の会社が部品を納めているお得意先だった。蝶番とか、引き手とか、鍵とか諸々の部品は父の会社が納入したのかもしれない。
父の愛情が詰まっている家具なのである。
上にキルトをかけて模様替え完了。