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授業研究AL&AL RSSフィード

現場の人たちでつながりましょう!

 メールアドレスを変えました。→akikb2@hotmail.com へ連絡下さい。 「アクティブラーニング(能動的学習)型授業」を日本に広めることをミッションとして活動しています。2013年3月に埼玉県公立高校教諭を定年退職しました。最後に6年間勤務した埼玉県立越ヶ谷高校で物理の授業を「アクティブラーニング型」に切り替え成果を上げることができました。この成果を基に多くの先生たちが実践できるように活動しています。情報収集や理論研究と共に啓発活動も重視しています。学校、教育委員会、各種団体主催の研修会講師を積極的に務めています。お気軽にお声をかけてください。 尚、AL&ALはActivelearning(能動的な学習)とActionlearnig(質問会議)の意味です。私の授業研究の2つの大きな柱です。ご質問、ご意見などお寄せください。大歓迎です。

産業能率大学経営学部教授(2014年4月〜)

河合塾教育研究開発機構研究員(2013年4月〜)

日本教育大学院大学講師(2013年4月〜)/河合塾コスモ名古屋講師(2013年4月〜)

日本アクションラーニング協会認定シニアコーチ

元埼玉県立越ヶ谷高校教諭(2013年3月定年退職)

小林昭文akikb2@hotmail.com

[キーワード]

アクティブラーニング(能動的学習) アクションラーニング(質問会議) キャリア教育 カウンセリング 選択理論 メンタリング 弁証法 物理  

2016-09-30

HKスペシャル「縮小ニッポンの衝撃」

【授業研究】9/25(日)夜に放映された標記番組の録画をようやく見終わりました。とてつもない内容です。大学の授業でも冒頭の10分間を学生に見せ、続きを見るように勧めました。学生たちは、東京が人口減少に転じる2020年前後に卒業します。それだけに、他人(ひと)ごとではありません。
 授業改善に取り組む先生たちにも見てもらうべき内容です。人がいなくなり、社会システムが崩壊し、町がなくなります。それもすぐそこに来ています。若い人たちだけの問題ではありません。現在、60歳前後の人たちがまだ生きているうちに起きる事実です。今の大人の皆さんの生き方を考え直すべき内容です。
 私自身も生き方を考え直さざるを得ません。授業改善の根本を問い直す必要があります。この未来に向かって生きていく子どもたちに、何を教えていくべきなのか‥。考えさせられます。

2016-09-29

「学生の承認欲求を過度に満たさないのですね」

【授業研究】大学の授業を外部の方が見学してくれました。終わってから、色々な話をしているときに、偶々、アドラーの話になったときにその方が言ったのが、標記のひと言です。
 その場面は、最後のリフレクションカードを書く時間になったときに後方の席の学生が、最後に質問したので質疑応答用のマイクを持っていました。「先生、このマイク前に戻しましょうか?」「ああ、ありがとう。ついでに、そばにあるスピーカーも前に持って行ってくれる?」「はい、わかりました」という会話です。
 「普通なら、あそこで先生はもっと色々言うと思います。それが、承認欲求を過度に満たすことになって依存性を高めるのだと思います。或は、ほめすぎることで『ほめられ競争』を招いたりするのだと思います。小林先生は本当に余計なことを何も言わないのですね。驚きました」と言われました。
 私にとってはいつものことでしかないのですが、言われてみると、普通の先生は色々なことをこのあとで発言しそうです。それが、「対等な人間関係」を崩したり、「安全安心の場」を崩したりするのだろうと思いました。見学してもらったおかげで、自分の言動を少し意識化できました。ありがたいことです。

2016-09-28

自分自身を疑う。

【授業研究】少し前に伺った研修会でいただいた謝金が見つかりません‥。記憶では「大きなビニールケースに研修会資料とともに入れた」はずでした。そのケースのままマネージャーのYさんに渡すためにバッグに入れたままにして、次のホテルに移動していました。出張続きの中で大学に出かけたので、大事なものは「研究室のロッカーに入れた」つもりでした。ところが、「ない」のです。
 研究室をあちこちひっくり返してみても見つかりません(-_-;)。自分の部屋も旅行用のバッグも全部開けてみても見つかりません‥。「ホテルに忘れた?」‥その可能性もあると思い、Yさんに3つのホテルに問い合わせてもらっても「ありません」の回答。昨日は、「今日こそ、探し出そう!」と授業の合間に研究室を整理。‥‥しかし、ありません。ロッカーにも本棚にもデスクにもありません。
「『研究室に置いた』は記憶違いか?」と考え始めました。それが記憶違いなら、他にも記憶違いがあるかも‥「『大きなビニールケースに入れた』も記憶違いか?」と自分を疑い始めます。自分の部屋を探しているうちに、そのビニールケースを発見。しかし、中身は「なし」。ここで『大きなビニールケースに入れた』は完全な記憶違いか、「一旦は入れたものの、そのあと出したことを忘れている」と推測。
 となると、謝金は別の形でどこかに入れてあることになります。また、記憶を手繰ります。謝金は郵便用の封筒に入れてあり、それをA4サイズの学校名付きの封筒に入れた記憶はあります。では、探索対象を変更しなくては‥。場所は「研究室→自分の部屋」、対象は「A4サイズの学校名入り封筒」です。新しい封筒類はデスクの左側のボックスに並べてあります。そこを見ると、「ありました」。
 私は若い時から、時々、「やろうと思ったこと」を「やってしまった事実」として記憶してしまうことがあります。今回もその部分がありました。更に年を取ってくると「認知症かな?」と気になることでストレスも増大します。いろいろな対応策をとらなくてはならないと反省しています。‥とはいえ、自分の記憶の間違い探しをしている時は、物理・数学の問題を解いている時のような楽しさもありました(笑)。
 自分の考えを「常に疑う」、自分の考えには間違えた「前提があるかもしれないと疑う」、などのトレーニングには役立ちました。

2016-09-27

静岡県立浜北西高校に伺いました。

【授業研究】99%の生徒が自転車通学というのどかな地域にある学校でした。温暖でよい環境のようです。卒業生が都会に出ていくわけでもなく、地元で就職・生活できるというのは、これからの日本では強みになるのだろうなあと感じました。
 授業改善は「研修課」が中心に毎年、研修会や授業見学等を実施しているとのこと。2時間のプログラムでしたが活発な話し合いと、多くの質疑応答ができました。終了後、理科の若手の数人にさらに「質問がある」と囲まれました。これは楽しい時間でした。
 この研修会には某社に出向している昔の同僚と、同社の社員も見学に来てくれました。帰りの新幹線では、研修会の話や昔話に花が咲き、1時間半はあっという間に過ぎてしまいました。楽しい1日になりました。

2016-09-26

アドラーの言葉に惹かれます

【授業研究】昨日のブログに書いたことで、私が授業改善の実践に評価的な発言をしたようにとられた部分があったかもしれません。私はみなさんよりもたくさんのAL型授業を実施してきましたし、たくさんの授業を見学してきました。その経験から見ると、それぞれの授業に見た目の上での優劣はあります。しかし、生徒にとってどんな効果があったのかはなかなかわかりません。そこでそれぞれの授業の優劣を評価することはしていないつもりです。
 ましてや、授業者としてのその人の優劣を評価することはできないと思っています。もし私が評価すれば、それが元になって「高く評価された」「低く評価された」と争いになりそうです。ある人が「A先生はまるで自分こそが小林先生の授業そのものを実践していると豪語していますが、全然違うんですよ!」と憤慨していました。この方自身が「自分こそ、小林の授業を最も理解している」と自分自身を誤解していると思っています。そんな発言でその方は「小林を最も理解しているのは俺だ」と自己評価し他の人の上に立とうとしているのかもしれません。その上で様々な実践をしている授業者を評価して序列を付けて、人を惑わせているのかもしれません。この方は授業者でもないことに私はとても不思議な気がしています。このような人は多くいそうな気がします。こうやって「評価する・される」渦の中に多くの人たちが巻き込まれ、対立していくことを恐れています。アドラーが承認欲求を否定すると言っていることの価値がよくわかります。
 私は授業改善を授業者一人ひとりの人間としての成長の原動力にしたいと思っています。お互いの授業実践はお互いの授業改善のヒントになると思っています。その意味では全ての授業実践には価値があります。私の授業実践も誰かの授業改善のヒントになる可能性が高いと思って発信しています。私が「気になる」「気が付いた」と発言するときは、ただそれだけの意味です。私と違うから駄目だ、などの意味ではありません。でも誤解が少なくなるように気を付けて発言しようと思います。