a37t7jaの日記

2011-09-17

〈英文解釈〉と〈英文和訳〉という超能力

わたしはずっとずっと、英文解釈や和文英訳なんてねじり鉢巻で勉強しても英語を読めるようになるわけないじゃんかよー、と思っていた。

しかし、この広い世界にはこの方法で読めるようになる人間も存在するらしい。これは認めなければならない事実じゃないか、と考えを改めている。

たとえば、

ギリシャ語の活用なんて簡単でしょ。規則的なんだから、見ればおばえられるだろ?」

普通話中華人民共和国の標準語)の発音なんて簡単でしょ。聞けばわかるんだから。」

という凡人からみると特殊な才能を持つひとも数万人に一人くらい、あるいは数十万人に一人くらい存在するのである。

同様に、英文解釈や英文訓読をやって、英語のニュアンスや内包する意味をキャッチできる人もいるらしいのだ。数万人にひとりか数十万人にひとりか、わたしは正確には言えんけれど。

こうした極一部の天才が英文和訳をやって、下々の凡人がありがたくその訳をうけたまわる、というのが昔からの「語学」だったのだ。ええと、「語学」というのは、明治以来、ヨーロッパの文物・思想・技術を摂取・応用するために、英語・ドイツ語フランス語を読んで訳すことであります。ロシア語スペイン語は、この正統派の「語学」からみると、二流であります。さらに、シナ人の言葉とか南洋のドジンの言葉は、「言葉」と認め得るほどの敬意ははらっているものの、とうてい学問の対象になるものではありません。漢文ギリシャ語ラテン語サンスクリット語などを研究しても「語学」とは言いません。

でもね、その極少数の天才たちのマネを凡人がやっても、まったくダメだったんだよね。

凡人は、「英文和訳」ができればそれでOKと思うわけ。そして、文章の意味がわからなくても強引に和訳するわけ。さらに、強引に和訳した日本語モドキも、ちゃんと理解したうえで訳した日本語モドキも区別がつかない乱れた日本語なんだよなあ。とほほ。

〈驚く〉と〈驚かされる〉

これは、日本語では受身でも使役でもない。

〈驚かされる〉というのは、呆れてものも言えない、当惑する、という意味です。〈驚く〉とは意味がちがいます。もっとも、〈驚く〉にも、当惑する・あきれる・混乱するという意味が含まれているけれども。

それを

I was surprised.

の英文和訳として「わたしは驚かされた」なんて書き換えたら、日本語としておかしくなる。

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