VESTIGIAL TAILS/TALES : akihito aoi’s blog

2018/07/21

mediumのサイトをご覧ください。

vestigial tails/tales: aoi's journal

やっぱり画像の扱いとかメモのようにサラサラ書ける感覚とか、Mediumはわりと僕に合っているみたい。日本ではユーザー数が少ないのが難点なのでしょうが。

2018/05/12

ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展2018日本館のプレスリリースが出ました。福島アトラスも出展!

http://relayrelay.moo.jp/relayrelay/files/Pressrelease_VeniceBiennaleJapanPavilion_20180510_jp.pdf

会津建築家芳賀沼整が立ち上げた私たちのプロジェクトも参加します。青井哲人NPO福島住まい・まちづくりネットワーク福島アトラス制作チーム。展示されるのは『福島アトラス01』『福島アトラス02』『福島アトラス03』。まもなく産声をあげる『02』『03』はいま印刷所にいますが、先行してつくった見本刷りが本日貝島桃代さんのカバンのなかに入って日本を発ちました。明日にはヴェネチア入り。

こちらもご覧ください。

2018/05/01

日常的にはmediumで書いています。

vestigial tails/tales: aoi's journal

どうも今までのように長文ブログを書くのがしんどくなり、すると更新頻度もガタ落ちで、かといってtwitterは自分には何となく馴染めない気がしていたのですが、きっかけがあり medium に日常的なメモなど書くようになりました。よければのぞいてやってください。

たまに長いの書くときはこっちに書きます。

2018/03/23

2017年度 研究室の学生諸君の成果

研究室ウェブサイトこのページにも掲載しています。

修士論文

  • 芦谷龍征「自治会報誌『砧』にみる住宅地成城の戦後史」
  • 池田薫「多摩川流域における産業の空間編成に関する研究 ─ 日本最大の砂利産業の史的展開 ─ 」
  • 富山大樹「近世・近代における多賀神社境内環境の改変過程に関する研究 ─ 大江新太郎主導による昭和大造営の歴史的位置をめぐって ─ 」★建築史交流会発表
  • 中井希衣子「民間信仰組織の都市空間史 ─ 近代浅草における〈地域稲荷〉の変容 ─ 」★トウキョウ建築コレクション中島直人賞
  • 中村彩「東京港内港地区の埠頭形成史 ─ 品川埠頭の水際に着目して ─ 」
  • 西恭平「ドイツにおける国民国家形成と「表現主義建築家」 ─ シュプレーボーゲンをめぐる諸提案を通じて ─ 」★建築史交流会発表
  • 古谷優実「横浜戦後復興における防火帯建築の理想 ─ 官僚技術者内藤亮一と街区型建築群の面的開発に着目して ─ 」★トウキョウ建築コレクション川添善行賞

▷卒業設計
  • 相川敬介「大地を編む ─ 名も無きLandscapeと計画の結び目で ─ 小中学校+図書館提案
  • 生沼千里「Factory as a park ─ 自然・産業・人間の新しいネットワーク」★次点
  • 片山 美樹「Sense of wonder チャイルドスケール3つのオーダー:size, move, collective behevior」★次点
  • 櫻井 翔太「Patina for Antique Enthusiasts <調度品のオブジェクト解釈>」
  • 鈴木 俊希「アクティティが描く二枚の地図 ─ 歯抜け街の可能性 ─ 」★佳作(上位11)
  • 武田 峻哉「地域を醸す ─ 新しい酒蔵のかたち ─ 」
  • 棚橋 京平「高円寺南四丁目計画 ─ 都市の新たな平面における試論 ─ 」

2018/03/04

日常的にはmediumで書いています。

vestigial tails/tales: aoi's journal

どうも今までのように長文ブログを書くのがしんどくなり、すると更新頻度もガタ落ちで、かといってtwitterは自分には何となく馴染めない気がしていたのですが、きっかけがあり medium に日常的なメモなど書くようになりました。よければのぞいてやってください。

たまに長いの書くときはこっちに書きます。

2018/03/01

戦後空間シンポジウム01民衆・伝統・運動体のレビュー記事3本が『建築討論』誌で公開されています。

日本建築学会〈戦後空間WG〉主催「戦後空間シンポジウム01 民衆・伝統・運動体」(20171216)続報です。10+1 website 2018年2月号PICKUPに続き、日本建築学会のウェブマガジン『建築討論』にてレビュー記事が出ました。2誌連動企画。特集前言から引用しておきます。

10+1 website ではシンポジウムの枠組みと報告および討議の記録が掲載され、本誌では逆井聡人(日本近代文学表象文化論)、高田雅士(日本近代史)、辻泰岳(建築史・美術史)の3方にシンポジウムに参加のうえレビューを執筆いただいた。これまで建築ジャーナリズム内部の議論としてのみ語り継がれてきた50年代の「民衆論」「伝統論」が、どれほど大きな地図と錯綜した線のなかにあったのか ─── 議論のアリーナが設営し直されたという印象である。

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2018/02/17

戦後空間シンポジウム01 民衆・伝統・運動体(20181216)の内容、10+1 website にて公開

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去る2017年12月16日(土)に建築会館(日本建築学会)ギャラリーにて開かれた「戦後空間シンポジウム01 民衆・伝統・運動体」の内容が、10+1 website の pick up にて公開されました。

 建築論の1950年代を、冷戦の政治地図のなかに置き、文学等の他ジャンルとつなぐ横軸と、1920年代から今日までの反復強迫の縦軸とから捉え直し、「戦後空間」に走る力の作用線を描き出しています。ぜひお読みください。

主旨説明 青井哲人建築史/明治大学

講演1 文化運動のなかの民衆と伝統
鳥羽耕史(日本近代文学・戦後文化運動/早稲田大学/1968-)

講演2 日本とアメリカ建築的交流:「民衆」と「伝統」をめぐる文脈輻輳
Ken Tadashi Oshima(Architectural History, Theory and Representation/University of Washington/1965-)

コメント 日埜直彦(建築家/1971-)
討議

 シンポの構成は下記のとおりでしたが、字数等に制約があり、趣旨説明・講演1・講演2・コメントは青井が概要まとめ、討議部分は文字に起こしたが、会場に開いて以降の討議については活字化を見送らざるを得ませんでした。この点、活発かつ鋭いコメントを下さった来場者やWGメンバー各位にお詫びします。

 今回のシンポは2017年1月発足の「戦後空間WG」の公開キックオフでした。今後も大小のシンポジウムが続々企画されますので、みなさま議論にご参加ください!

2018/01/02

2018年元旦をもって日本建築学会の〘建築討論〙新サイトを公開しました。

screencapture-medium-kenchikutouron*

編集委員会2017年6月に発足し、前委員会を引き継ぎました。それ以来準備を進めてきた新しい〘建築討論〙が元旦より公開されています。medium を使い、書き手と編集者が共同でつくりあげるジャーナル的な月刊マガジンをお届けしますので、楽しみにしていただければ。


home https://medium.com/kenchikutouron
what  建築討論とはeditors and writers
archive 全記事アーカイブ


みなさま助言・情報提供・寄稿などなど、ぜひよろしくお願いします。

ところで・・・

mediumがちょっと面白いと思ったので、VESTIGIAL TAILS/TALES の medium 版を試しにつくってみました。

https://medium.com/vestigial-tails-tales-akihito-aois-notes

2018/01/01

謹賀新年2018

新年おめでとうございます。今年もよろしくお願いします。年始にあたり昨年(2017)を振り返って書き留めておくことにしたいと思います。

1(1-3月):〈NPO法人福島住まい・まちづくりネットワーク〉による原発避難12市町村復興を考えるための地図集『福島アトラス』に2016年秋から監修の立場で関わりはじめていたが、1月にいよいよ現地取材が佳境に。K尻さんと院生たちが記事作成。データ編を含む鬼のデザインワークは中野豪雄さん。3月10日最終校正のため中野事務所に缶詰。30日納品(しかし致命的なテキストのミスがありました。関係者各位には心よりお詫び申し上げます)。日本建築学会の戦後空間WGが1月に動きはじめている。香川県立ミュージアム森美術館からアプローチがあったのは2月初だったと思う。2月25日はJIA神奈川の卒制イベントでトーク。それと・・・浅子佳英さんから東京デザインテンという展覧会の話が前年末にあったのだが具体的なMTGが2月にあり、院生急遽ガンバル。僕も勉強。3月20日川口駅前のネウロズ祭でクルド人十数人にインタビュー。彼らの生きる政治的環境と、個人ネットワークと、日本での食い扶持について多くを学んだ。

2(4-6月):5月12日デザインハブミッドタウンに搬入。14日東京デザインテン開幕(〜5月21日)。4月26日オープニングのトークイベント。そういえば4月14-15日は某OB×OGの門出ってことで箱根富士屋ホテルに泊めてもらった。なかなかできないよい経験だった。5月14-15日は会津にて福島アトラス01の打ち上げ。首都大の饗庭伸さんたちとやってきた綾里PJの出版もこの頃かなり具体化した。6月25日tOR 05 丸子(武蔵小杉)街歩き。日本建築学会建築討論委員会委員長をと4月に打診あり、5月中に色々考えたり人に会ったりして新委員会を整えた。

3(7-9月):恩田重直さんのシンガポールからの帰国にあわせ7月14日に台湾科研の研究会。7月17日第1回建築討論委員会。僕の方針を提示し、アイディアを出し合う。デザインの改訂に予算をあてると原稿料が削られてしまうのが悩み。8月4日ウェブデザイナー白石洋太さんの助言でmediumの利用を決心。ウェブらしい軽快さと柔軟さ、同時に個人ブログとは違う共同編集マガジン的な「わかりやすい雑多さ」を考えつつあったように思う。8月2-3日は上越教育大の小島伸之さん(憲法学)・畔上直樹さん(近代史)がお招きくださり、双方の学生による他流ゼミ。これは面白かった。ヒートアップしてゴメンナサイ、上越の夜。8月10〜20日台湾調査(二林、西螺)。また新しい主題と、そして生き生きとした若き研究者に出会ったよー。8月31日〜9月2日広島にて日本建築学会大会。9月2日に地域文脈委員会シンポジウム。この小委員会の展開はちょっと強引だったかもしれないけど、よい方向に進んでいると思う。そういえば前日1日夜は日埜直彦さんとサシで飲みはじめ、だんだん大勢になり、ビルの一室で最近有名な人がレクチャしはじめたところで力尽き、内容はひとつも聞いていない。9月4日〜7日は綾里。今年からは筑波大学の木村周平さん(文化人類学)の科研。民俗学専門家数人とフィールドを共有できるという僥倖(!)。砂子浜大家の千田基久兵衛さんはじめ村の皆さんにもホントによくしていただく。

4(10-12月):10月10〜14日古建築実習で奈良京都方面へ。今年一番感心したのは京都の無鄰菴が、市が管理していた3年前と全然違って、指定管理者植彌加藤造園さんが見事に研究と維持管理と公開とをマネジされていることだった。福島アトラスPJは夏前から続編の準備を進めているが、8月24-26日の取材のときに02+03の分冊・同時発行というアイディアに至り、僕は引き続き監修者として全体を見るのだが、03は工学院大学の篠沢健太さん(ランドスケープ)に主導してもらい、03では必須の地形+生産イラストは以前に『建築雑誌』でお世話になったことのある野口理沙子 +一瀬健人(isna design)のおふたりに快諾いただく。先日ラフを見せてもらったのだが、もうね、スンバラシイんですよこれが。3月の刊行をお楽しみに(02も硬派に頑張ってます)。12月16日は戦後空間シンポジウム01「民衆・伝統・運動体」。戦後空間WGのキックオフ記念シンポで、鳥羽耕史さん(近代文学・文化運動史)、ケン・タダシ・オオシマさん(建築史)のご講演と、日埜さんのコメント。僕の進行以外はぜんぶ最高でした。2〜3月あたりの記事化をお楽しみに。

2017/11/26

【再掲】要申込 「戦後空間シンポジウム01 民衆・伝統・運動体」12月16日(土)田町の建築会館ギャラリー

戦後とはひとつの空間であった    この空間の存立構造を問う連続シンポの第1回目を行います。近代文学鳥羽耕史さん、建築史のケン・タダシ・オオシマさん(ワシントン大学)が講演(日本語です)、建築家の日埜直彦さんがコメント。なぜ、建築家は「民衆」や「伝統」に向かうのか。1950年代の運動は、私たちの何を決めたのか。民衆論・伝統論をめぐって日本の戦後建築を考える従来の視野が一挙にひろがります!

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このポスターの制作は早稲田大学中谷研究室の重本大地君(ありがとう!)。以下、開催概要です。

1950年代の「民衆論」「伝統論」は、従来あまりに建築ジャーナリズム内的な視野でのみ語られてきましたが、これを、より大きく、うんと立体的な地図を押し広げつつ、捉え直す必要があります。そうでないと、そこに「戦後空間」は見えてきません。たとえば、あれは何か「戦後」的な「新しいリアリズム」をめぐる広範な芸術諸分野の運動のひとつだったのではないか、という視野もそのひとつである。すると、分野横断的に、広大なソヴィエト連邦の西(東欧および西欧)と東(中国および東アジア)にあった左翼芸術家たちにとっての切実な課題と、アメリカとの関係を緊密化させていったモダニストたちの問いの更新への模索とが、実践の時代に差し掛かった50年代に接近し、「民衆」や「伝統」の把握の書き変えというかたちで焦点化されていたのではないか、という見立てができそうに思われてきます。さて。

戦後空間シンポジウム01
民衆・伝統・運動体    1950年代建築文学・日本とアメリカ

日時:2017年12月16 日(土)13:30~18:00
会場:建築会館ギャラリー(東京都港区芝 5-26-20 建築会館 1 階 ギャラリースペース)
主催:日本建築学会 建築歴史・意匠委員会(企画:同委員会 戦後空間WG)

主旨説明 青井哲人建築史/明治大学

講演1 文化運動のなかの民衆と伝統
鳥羽耕史(日本近代文学・戦後文化運動/早稲田大学/1968-)

講演2 日本とアメリカ建築的交流:「民衆」と「伝統」をめぐる文脈輻輳 Architectural Exchanges between Japan and the United States: Intertwined Perspectives of 'People' and 'Tradition'
ケン・タダシ・オオシマ Ken Tadashi Oshima(Architectural History, Theory and Representation/Japan Studies Program, University of Washington/1965-)
 *日本語で講演されます。
コメント 日埜直彦(建築家/1971-) 討議

参加費:会員 1,500 円、会員外 2,000 円、学生 1,000 円(資料代含む 当日会場でお支払いください)
定 員:60名(申し込み先着順)
申 込:Web 申し込み https://www.aij.or.jp/event/detail.html?productId=610559 よりお申し込みください
問合せ:日本建築学会事務局 事業グループ 一ノ瀬 TEL:03-3456-2051 E-mail:ichinose@aij.or.jp

<主 旨>

建築論・建築的実践が接続すべき人々(people)を呼ぶ日本語は、時代によってさまざまに変転してきた。国民、人民、民衆、人間、大衆、住民・・・。これが底流的に、あるいは反復強迫的に、〈戦後空間〉という磁場のひとつの極をなしてきたといってよいだろう。しかし、なぜそうなったのか。

このシンポジウムでは、1953~57年頃の「民衆論争/伝統論争」の《周辺》を問う。これら論争は、従来、丹下健三西山夘三近代主義マルクス主義対立)、丹下健三白井晟一弥生的洗練/縄文的野蛮)といった対立の図式として知られ、また民衆的エネルギー建築的表現という問題系においてメタボリズム運動の前史として捉えられることもあった。しかし、これらはあまりにも「建築」(建築ジャーナリズム)内的な論調であり、少し視野を広げるだけで50年代の建築をとりまく状況はかなり違って見えてくる。

ここでは文学をみてみよう。中央・地方の文芸誌の運動、文化サークル運動、生活記録運動、国民的歴史学運動、アヴァンギャルド文学・美術の運動・・・。そこには、戦前と変わらぬ教条的・定型的な抽象的議論をふりはらい、一歩踏み出して、作家(専門家)が民衆・社会にどのように方法的につながるかを模索する「新しいリアリズム」が実践を通して目指されていた。

このような視角から建築1950年代を見直すと、そこにも多数の小さな「運動体」の簇生、建築雑誌編集者たちの「運動」、あるいは農村を目指す「運動」などがあり、やはり「新しいリアリズム」の獲得が目指されていたことがうかがえる。朝鮮特需、ビルブーム。復興から成長へ、民主化から右傾化へ、という時代の趨勢は、進歩的建築家を糾合した戦後間もなくの運動体NAU(新日本建築家集団、1947-)を崩壊させたが、その後にこそむしろ実践の可能性が探索されたのだろう。

一方で興味を引くのは、「民衆」「伝統」をめぐる議論に、特徴的な「世界地図」が見えそうなことである。「新しいリアリズム」を目指す運動は、ソヴィエトの東西両周辺で起きていた。つまり東欧諸国(および西欧の左翼)と、中国(および東アジア・中米の左翼)である。そこには広大な〈国際空間〉がイメージされていた。

そのようにみるとき、他方で、アメリカ合衆国と日本のあいだにつくられた文化・情報の〈交通空間〉の重要性もまた明らかになってくるだろう。この線を通じての日米の人的交流もまた、「新しいモダニズム」という回路において「民衆論/伝統論」を活性化させただろう。

戦後空間シンポジウム01では、以上のように(1)文学の潮流を参照し、(2)アメリカとの人的交流を見ることによって、「民衆/伝統」をめぐる議論と運動についての私たちの見方を立体化し、「戦後空間」のひとつの捉え方の可能性を見出したい。