2011-01-01から1ヶ月間の記事一覧

『スラムの惑星』(2010)と建築雑誌201101特集「未来のスラム」のレヴューを書いた。

10+1 web site 「2010-2011年の都市・建築・言葉 アンケート」に(遅ればせながら)答えて、マイク・デイヴィス著(酒井隆史監訳、篠原雅武・丸山里美訳)『スラムの惑星──都市貧困のグローバル化』(明石書店、2010)と『建築雑誌』2011年1月号特集「未来の…

書評:『韓国近代都市景観の形成:日本人移住漁村と鉄道町』

『図書新聞』2999号(2011.1.29付)に、下記の本の書評を書きました。 布野修司・韓三建・朴重信・趙聖民『韓国近代都市景観の形成:日本人移住漁村と鉄道町』(京都大学学術出版会、2010) この本については前にもこのブログでふれたことがありますが(これ…

伊東忠太の見聞野帳がテレビに出た。

今日1/19(水) 20:00-20:54、BS TBSのゆらり散歩世界の街角という番組でイスタンブールがとりあげられて、若かりし伊東忠太の肖像と、彼のフィールドノート(見聞野帳)のページも出ました。日本建築学会建築博物館所蔵資料(ちゃんと協力のクレジットに出て…

ジョン・ターナー情報まとめ(メモ帳)

ジョン・F・C・ターナー (John Francis Charlewood Turner) 1927- 英国の建築家。ペルーでスクォッター住宅に魅せられ、環境の自己組織化を肯定。セルフエイド型ハウジング・プログラムの推進者となる。(世界的に多大な影響力をもった主著『フリーダム・ト…

ベトナムより帰国しました。

ハノイでは旧市街(中部のホイアン、フエとも、計画性の南部の強いサイゴンとも異なる、まさに管建築 tube house と言うべき狭く深い町屋が個別に更新してきたプロセスの堆積としての都市組織)のあらゆる意味での密度・濃度の高さに驚き、また、フランス極…

謹賀新年/列壁都市・管建築

あけましておめでとうございます。 この数日ホテルのネット環境が不安定だったので、新年のご挨拶が遅くなりました。私たちはサイゴン(ホーチミン・シティ)からホイアンに移動して新年を迎え、さらにフエで三日ほど過ごしたのち昨夜よりハノイに入りました…