走れ小心者 ARMADA はてなブログ版

克森淳のブログ。特にテーマもなくゆるゆると。

時代ともに失われるものとか

 『ハイパーホビーPRESENTSキャラクターランド』7号の辻真先インタビューに、テレビ黎明期において様々なゴタゴタから放送開始が20分、終了が40分遅れた番組があったと言うくだりが。ここまで酷い話もそうはないだろうが、当時のテレビは放送時間と言うものが今よりキッチリしていなかったのかも知れない。となると脚本家の高際和雄氏が言っていた「なんでプロレスは放送時間以内にケリが着くんだ?」と言う疑問が、別の意味を持って来る。もしかしたら放送事故が今より多かったため、昔のプロレスのそう言うところが余計目立ったのでは……。テレビの受容のされ方も時代によって違うと言う事も、時の流れによって失われてしまったのかも知れない。また、映画会社がテレビをなめていた時があったのも、単に新奇なメディアだったからだけではなさそうだな。