走れ小心者 ARMADA はてなブログ版

克森淳のブログ。特にテーマもなくゆるゆると。

掲示板に書いたこと

 以下、掲示板に書いたことを引用。

スマホWebコミックの広告を見ると、ホラーだのいじめだの生か死かのゼロサムゲームだのばかりで、正直嫌気がさします。もっとドタバタギャグとかないのかと言った人もいましたが、同意。拙作が商業ペースに乗るわけじゃないけど、描くんなら前述の題材とは違ったものを描きたい気持ちはあります。

 これがオレが、Webコミックを読みたくないひとつの理由である。もうひとつは、アプリをスマホに入れるのがめんどくさい。引用文にあるような広告ばかり見せられて、うんざりしているからめんどくさいと感じている部分もあるが。

 それはさておき、Webコミックの広告にダークな内容が多いのは何故だ。社会の闇ならツイッターでイヤと言うほど見ているから、今さらマンガで読みたくないわい! たわけうつけ間抜けー! ……ここで怒ってもどうしようもないが、ヤハリ。それにこの年になると、世の中が暗いのはイヤと言うほど分かっているから、フィクションの中くらいは明るい話を見たいのだ。あるいは世間のイカサマモノが、コンドールマンのモンスター一族のごとく、地獄に堕ちて責め苦を受ける話とか。自分で描ければ話は早いのだが、描いても描いてもそうならんのだ。これも何故だ。いや、自分の事なんだから、自分でどうにかするしかないのだけど。

 今、広島コミケ目指して描いているマンガは、世間のイカサマモノのひとりをモデルにしたキャラを酷い目に遭わせる予定だが、どこまでウケるか……。ウケなくても描きゃあいいのかも知れないが、わざわざ作品にするからには、人に見てもらいたいではないか!

追記:商業ベースを、商業ペースと勘違いしていた……、トホホ。

オタク老化問題

 ツイッターで、題名のようなハッシュタグとともに大喜利が始まったが、見ていて身につまされたというか、とにかくこたえた。書いてある事が、やがては(あるいは一部はすでに)我が身に降りかかるかと思うとなあ。

 それに20〜30年したら、今の団塊ジュニア世代のオタクが、寿命的にも経済的にもオタク市場から撤退せざるを得ない。その時オタクと言う集団が自壊するかも知れない。それをイヤでも思い知らされてなあ。後進の世代には、人口的にも経済的にも期待は出来んし。希望的観測で見積もっても、今よりパイは小さくなるだろう。トホホ、悲しいのう。

 直接は関係ないかもだが、最近図書館で『デジタル・アーカイブの最前線』と言う本を読んでいる。同書にはデジタルの記録があまりにも残りにくいため、歴史的に文化遺産などの記録の残らない空白の時代が来るのではと言う危惧が書かれていた。今のオタク界隈にも、文化遺産的な物が残らない可能性も大いにある。記録の保持の問題や、表現規制による散逸など課題は山積しているように思うし、まだオタクに経済的な余裕のある今なんとかしないといかんのでは? オレは経済的に協力は難しいけど……。ダメじゃん!

「田舎者」の接着剤たるネット

 ドナルド・トランプの当選は、「ポスト真実」とか「オルタナ右翼」とかじゃなくて、ネットがそれまで自分の町から一歩も出た事ない「田舎者」を接着した故な気がして来た。今までオレはネットは悪意の接着剤になっていたと思っていたが、実は「田舎者」の接着剤だったのかも知れない。自分たちの内輪の共同体の外側への想像力を持たず、知性を蔑視しミソジニーゼノフォビアを剥き出しにして生きる「田舎者」たちが、世界を席巻しちまったのかも知れない。かなり絶望的な状況だが、嘆いてばかりもいられない。少しずつでも反撃を考えねば……。

死にたい

 「他人にシケた面見せられない」と思い踏ん張って来たが、ヤハリ死にたい。なんか生きていちゃいけないような気がして。これが病気による思考の硬直なんだろうが、報われない人生が長く続いているのは辛い。とりま休もう、今日は『ラジプリズム』も聞かずに早く寝る。