a_sue’s diary

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『黎明の星 上』 ジェイムズ・P・ホーガン 訳:内田 昌之 創元SF文庫 東京創元社

買ったのはここ
ホーガン節全開。現在の物理学やら考古学からはみ出す理論を振り回して新しい状況を描き出すところは初期から変わらないが、その後の作品から入ってきた微妙に政治的で悪い奴が陰謀を巡らせるところがホーガン。しかもわかりやすい悪役、わかりやすい陰謀。クランシーのように、相手にも相手の正義があるようにはとても読めない。そんなのいいから、ワンポイントのアイデアで薄い本書いてればいいのに。
とかいいながら、まだ上巻なので決めつけちゃいかんよね。

黎明の星 上 (創元SF文庫 ホ 1-25)

黎明の星 上 (創元SF文庫 ホ 1-25)